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11/08/18 ピグマリオンゲネレポ@あうるすぽっと

2011年8月18日(木)@池袋あうるすぽっと
アトリエ・ダンカンプロデュース
「ピグマリオン」ゲネプロ&囲み取材レポ

初舞台にして主演を果たす市川知宏さん、現在19歳!

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の元になった戯曲が、
今回の舞台「ピグマリオン」。
「マイ・フェア・レディ」は花売り娘イライザが主役ですが、
「ピグマリオン」は言語学者ヒギンズを中心に描かれています。

その言語学者ヒギンズ役を演じるのが、
第21回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞し、
ドラマ「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」にも出演中の
市川知宏さん。
公演が終わると20歳を迎えるという節目の時期の舞台への挑戦です!

そして、音声学の天才ながら、屈折した言語学者ヒギンズと、
ひょんなことからヒギンズのもので喋り方のレッスンを
受けることになる花売り娘イライザを演じるのは高野志穂さん。
高野さん演じるイライザは貧しくとも自分をしっかりと持った女性。

市川知宏さんのヒギンズは駄々っ子のようでとても横柄。ヒギンズは引きこもり!?

そんな二人の関係に訪れる変化・・・
市川さんの長身は舞台栄えして、この何ともツボな身長差!

そして事態は思わぬ方向に。

脇を固めるのは尾藤イサオさん(イライザの父)、みのすけさん(ピッカリング大佐)。
高野志穂さん曰く「尾藤さんが舞台に登場すると、そのエネルギーで一気に空気が変わる」
その通り、舞台がパッと明るくなります。

みのすけさんの大佐は英国の階級社会を感じさせる佇まい。

イライザに好意を寄せるフレディーを演じるのがD-BOYSの加治将樹さん。
笑顔が爽やかで真っ直ぐな青年フレディーです。ヒギンズと好対照!

ヒギンズを母のような眼差しで見つめるのが家政婦のピアス夫人を演じる浦嶋りんこさん。
終盤には、その美しい歌声が堪能できます!
劇場全体に響き渡り包み込んでくれるような歌声です♪

脚色・演出はTHE SHAMPOO HAT赤堀雅秋さん。
絶対的な階級社会での人間関係、ヒギンズの人物像を鮮やに且つ鋭く描いています。

ゲネプロに先立って行われた囲み取材では・・・
「舞台の稽古は肉体的にも精神的にも思っていた以上に大変だった。本当に難しい。」
と話す市川さんに、ご自身も初舞台が主演だった高野志穂さんからエールが
「19歳でよくここまでめげずに食らいついている!
初舞台で主演のプレッシャーはとてつもなく、
しかも今回とても大変な役。色々な葛藤があると思うのですが、
それを稽古場では外には出さずに常にニュートラル。
周りも変に心配せずにすみます。とても大人です。」

取材中の市川さんと高野さんの雰囲気から、
カンパニー全体が初舞台の市川さんを支え、盛りたてている様子が伝わってきました。
ほぼ出ずっぱり膨大な台詞に挑む、市川知宏さん10代最後の大仕事!
記憶に焼き付けてきて下さい!

池袋・あうるすぽっとにて(上演時間は休憩なし2時間10分)
2011年8月19日~9月4日まで
公式HP
アフターイベントも要チェック!

英国調で、こだわりのインテリア?!ヒギンズの部屋のセットも見所!

おけぴ取材班&撮影:chiaki 監修:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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