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11/08/22 ミュージカル「ボニー&クライド」製作発表レポ

2011年8月22日(月)
ミュージカル「ボニー&クライド」 製作発表レポ

会場に収まりきらない濱田めぐみさんと田代万里生さんの歌声!
耳福!!
これぞ音楽の力!!

2009年にアメリカカリフォルニアで世界初演として上演され、
今年ブロードウェイで11月4日にプレビュー、12月1日にオープニングする
ミュージカル「ボニー&クライド」が、2012年に日本上陸!

音楽は、フランク・ワイルドホーンさん!
ボニー役は濱田めぐみさん、クライド役は田代万里生さんでの日本初演です!

上演台本・演出を担当される田尾下哲さんがこだわる”音楽の力”。
それを体現するためのキャストと楽曲がこの日発表され
興奮をおさえきれなくなった管理人です!

映画『俺たちに明日はない』の脚本家デヴィット・ニューマンさんが
ボニーとクライドのことをミュージカルにしたい、
それもただ映画をそのままミュージカルにするのではなく、
彼らの人生に立ち戻ってミュージカルにしたいという思いから生まれたこの作品。
本作で作曲を担当されたフランク・ワイルドホーンさんは、
ニューマンさんとお友達で、一緒にミュージカル作りをしていた最中に
ニューマンさんが亡くなられてしまったそうです。
その彼の意思を受け継いでこの作品を完成させたことを、
感慨深げに製作発表で語っていらっしゃいました。

MITSUKO、ドラキュラ、GOLD、と、ヨーロッパや日本を舞台にした
フランクワイルドホーンさん作曲のミュージカル作品が今年次々に上演されますが、
この「ボニー&クライド」の舞台は、”アメリカ”!
しかもワイルドホーンさんいわく、
「いままで、日本で発表してきたどの作品とも違う…
アメリカ的というだけではなく、非常にテキサス的!」

ここであらすじを簡単にご説明いたしましょう。

舞台は、1930年代世界恐慌時代のアメリカ、
貧富の差も拡がり人々のストレスは膨れ上がる一方…
そんな時代に現れたアンチヒーロー、ボニーとクライド。
映画スターを夢みながら場末のカフェで働くボニー、
派手なギャングにあこがれるクライド。
時代の閉塞感から抜け出したい彼らは街を飛び出し、
車を盗み、銀行強盗を繰り返す前代未聞のギャングカップルに…。
世間の目はそんな二人に釘付けに。。。

そのボニーを演じるのは、
劇団四季で名実ともに看板女優をつとめ、昨年末に退団されたばかりの濱田めぐみさん。
「今年、地球上でいろんなことが起こっていますけれども、
チャレンジという言葉がとても印象にあります。
私にとっても新しい創造に向けての第一歩。
それはこの作品だけでなく全世界が一丸となって
前に進むべきタイミングなんだなと思っています。
次のステップにチャレンジしようと思って足を踏み出しました。
皆様と力を合わせていい舞台にしていきたいと思いますので、
よろしくお願いします。」

クライド役には
確かな歌唱力、若さと器の大きさを併せ持つ田代万里生さん!

「念願のワイルドホーンさんの作品出演です。
自分にとっても挑戦ですし、
”ボニー&クライド”みたいなミュージカルは他にないと思います。
音楽稽古も始まったばかりですが、
濱田さんの素敵な歌をずーっと聞いていたい!
と思うような稽古になっています。
劇中でもボニーの歌声に聞き惚れてしまうというシーンがありますけれども、
そこはそのままでいけます!
また、ワイルドホーンさんの作品はたくさんありますけれども、
ベストミュージカルになるようにがんばりたいと思います!」
と笑顔で話される田代さんでした♪

そしてこのお二人が、そのワイルドホーンさん作曲のナンバーを、
製作発表の会場で歌ってくださいました!

まずは一曲目♪Dyin' Ain't So Bad

死ぬのもそんなに悪くないかもしれない、彼と一緒なら…と歌う濱田ボニー。
夢を糧に生きたボニーがクライドを思い浮かべ、歌うドラマチックなナンバーで、
濱田さんの、澄んでいて、それでいて力強く、とっても伸びのある歌声を
低音から高音までたっぷりと堪能できるナンバーです♪
旋律が心地よく耳に残ります♪
(ワイルドホーンさんも製作発表の後、歩きながら口笛でこの曲を吹かれてました♪)

そして二曲目はデュエット♪This World Will Remember Us

テーマ曲であり、作品中に何度か登場するこの曲、
歌詞と歌っているときの二人の目線でボニーとクライドの関係性がとてもよくわかります。

歌いあげた濱田めぐみさんのお顔に“閉塞感に耐えきれないボニー” が!
「俺は歴史になる、死んだ後で」と歌う田代万里生さんに“クライドの顔”が!
まさに役柄で歌っているお二人に、オーディエンスがみな陶酔!
さらに、濱田ボニーのノリ具合がかわいくセクシー!これもツボ!

この二つのナンバーを聴いたことで、ワクワク感は急加速でございます!
Youtube でも聴けますので、ぜひご試聴下さい!
(下記動画の6:45あたりから。濱田さんのノリ!デュエットの二人の視線にもご注目)

今回初共演のお二人ですが、デュエットを歌うお二人は、
まるで“恋人であり、友人のようであり、血のつながりもありそうな”
そんな関係にみえて、その様子がボニー&クライドの運命そのもののようで
不思議な感覚を覚えました。声質も相性ぴったりです!
(歌い方、目線、表情、動き、特に小さなkickがかわいかった!)

♪この足跡 残したいー 平凡じゃ残せないー
 ♪二人を忘れーなーいー ー ー

公演は2012年1月8日~22日まで、青山劇場にて。
公演HPはこちら
歌声が楽しみなキャストも勢揃いっ!
海辺で撮影されたというチラシのお写真も素敵っ!


そのチラシ写真を指さして「海は写ってないですけど」と話す田代万里生さん

<なんと!>
この製作発表の後、
なんと演出の田尾下さん、作曲のワイルドホーンさん、ボニー役の濱田さんに
独占インタビューさせていただきました!
近日公開予定ですのでどうぞお楽しみに!



おけぴ取材班:nats、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人


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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
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好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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