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12/01/19 宝塚花組「復活」「カノン」宝塚大劇場日帰り高速バス遠征レポ

2012年1月19日(木)11:00
宝塚花組「復活」「カノン」@宝塚大劇場 日帰り高速バス遠征レポ

昨年初めて宝塚を観劇し、
あっという間にその魅力に取りつかれてしまった
おけぴスタッフМによる”宝塚大劇場「初」遠征 by 高速バス”レポ
をお届けいたします♪


2012年新春。 ついに憧れの「宝塚大劇場」への遠征を決行してまいりました。 感動!感激!大興奮のひとり旅。 「高速バス+新幹線」のお手軽日帰り遠征&花組「復活」観劇レポートをお届けいたします!

(あいにくの雨で寒そうですが・・心は熱く燃えました!)

初めての遠征。
利用したのは東京エリア・大阪間を結ぶ女性専用高速バス「プルメリアグランデ」。
(バス代は片道6800円でした。曜日や場所によって価格が異なります)

乗車したのは東京駅八重洲口からほど近い「東京VIPラウンジ」。
(出発場所は志木・池袋・新宿・東京から選べます)
このVIPラウンジはバスを予約した人なら誰でも利用できる待合ルームです。

洗顔や着替えの出来るパウダールームや、
携帯電話の無料充電スペース、マッサージチェア、お座敷ルーム(有料)等があり、
出発までの時間を有意義に過ごすことが出来ます。
この時期に外でバスを待つのはなかなかツライものがありますから、
こういった待合ルームがあるのは本当にありがたい。

お勤め先から直接、高速バスへ。という方にも便利ですね。
(出発直前の時間は女性用のパウダールームがかなり混雑する様子。
洗顔や着替えをしたい方は時間に余裕を持って来るのがおすすめです。)

出発は23時30分。
乗車後ほどなくして消灯時間です。
(車内アナウンスを合図に、全席いっせいにリクライニング)

個々にカーテンで仕切られているシートはこんな感じ。


ハンガー、ブランケット、枕、スリッパなどが付属しています

予約した最前列の1A席は、
足元が通常席より40cmほど広めのデラックスシート。
身長155 cmの私は、
ほぼフルフラットな状態で思いきり足を伸ばすことが出来ました。
しかも足元にはまだまだ余裕あり。
これは嬉しい♪

翌日に控えた観劇を万全の体調で迎えるため、
お得な高速バスで移動しても、疲れてしまっては意味がない!と
車内で快適に過ごすために様々なグッズを駆使しましたので、ちょっぴりご紹介。

まずは高速バスの必須アイテム、耳栓そしてアイマスク。
女性専用車ということもあり車内はとても静かだったのですが、
やはり高速道路を走る走行音は気になります。
また消灯後はカーテンを全てしめて暗くなるのですが、完全な暗闇とはいきません。
耳栓とアイマスクをつけるだけで快適度は確実に上がりますのでオススメです。

さらに今回試してみたのは「むくみ防止用ソックス」。
これが良かった!
就寝時に使用できるタイプが各社から発売されています。
私が使用したのは「夢見るここちのスリムウォークおやすみ用」というショートタイプのもの。
バスから降りるときに靴がブカブカに感じるほどで、倦怠感はゼロ!
翌日は元気に大阪そして宝塚の街を歩き回ることが出来ました♪
(“花の道”をすっきりした足で歩きたい!)

さらにマスクで喉の乾燥防止。
乗車前に保湿クリームをたっぷりとつけて、ささやかながらお顔の乾燥も防止です。

そして意外に重宝したのが、大きくて薄手のショール。
ブランケットは2枚配布され、大きさも充分ですが、
首元にショールを補助的に使い、
さらに万全な冷え防止策を取ることが出来ました♪


サービスエリアで休憩中のプルメリアグランデと乗務員さん。
車外に出るときはバス名と連絡先を記載したカードが渡されるので安心です

途中休憩を3回取って、
高速バスは予定より少し早目の翌朝6:50に大阪VIPスタンドへ到着。

こちらでゆっくりと身支度を整え、いざ宝塚へ!

オプションで新阪急ホテル・オリンピアの朝食バイキング(\1500)をつけることも出来るので、
そちらでのんびり過ごすのもいいのですが・・

今回私が楽しみしていたのはこちら!
サンドウィッチ ルマン (花の道セルカ店)」

言わずと知れた宝塚の名物店ですよね。

こちらのセルカ店では朝9時からモーニングメニューをいただけます。
サンドイッチ2種にコーヒー付きでなんとワンコイン500円!
フワフワの卵サンドと、しゃっきりレタスのハムサンドで幸せ気分に♪
「私・・ついに宝塚に来たのね・・!」と、
観劇前から気分が盛り上がりっぱなしです!
そしてお店には次から次へとテイクアウトの注文が。
みなさん幕間用に持っていかれるんでしょうね、と眺めているうちに
ついつい自分も「フルーツサンドとビフカツサンド入り」を注文してしまいました・・。


幕間においしくいただきました~

駅から宝塚大劇場へと向かう“花の道”

お腹もいっぱいになり、いよいよ大劇場へ!
(途中、音楽学校の生徒さんを見かけて大興奮!!)

東京から抱えてきた荷物は劇場外のコインロッカーに預けて準備万端。
それにしても、劇場内が広い!!
お店やレストランもたくさん入っていて、
「ここがムラなんだー」と、なんだかウキウキしてしまいます。
大劇場限定のお土産などに目を奪われつつも、まずは観劇です。

「復活」さすがトルストイ!そしてさすが宝塚!
文豪トルストイが描くいかにも人間らしい登場人物たちと、
宝塚的世界が絶妙にブレンドされていて見応えたっぷり。
特に過去に過ちを犯したロシアの青年貴族ネフリュードフを演じる蘭寿とむさんの演技が絶品でした。
「華やかなかっこよさ」のある役ではなく、抑えて抑えて耐え続ける演技。
過去の過ちを悔い “人としての在り方”を追求し、静かに苦悩する姿。
蘭寿さんのクールな美貌と役柄がぴったりとマッチして、
ロシア風の衣裳もとってもお似合いでした。優しい笑顔も良かったー。

そしてそして、召使の娘カチューシャ役・蘭乃はなさんの体当たり演技も必見。
可愛らしい娘時代から、身を持ち崩したうらぶれた姿までを大熱演です。
ネフリュードフを愛するが故に彼女が取った行動に思わず涙。
どうしてー!!と思いつつ、そうだよね・・それしかないよね、と・・(涙)。

ネフリュードフとカチューシャを見守り、
いつしか自分たちの真実の愛に気がついていく
シェンボック(壮一帆さん)と、アニエス(月野姫花さん)の存在、
華耀きらりさん演じるクララや、
ネフリュードフの婚約者・ミッシィ(実咲凛音さん)の描かれ方もぐっときます。
本当に登場人物ひとりひとりの心情が深い!
サイドストーリーを想像させる物語の広がり。
さすがトルストイ!そしてさすが宝塚!(・・以下、冒頭に戻ります)

第二部レビューの「カノン」は、うって変わって明るいイメージ!
宝塚の男役さんにしか着こなせないであろう、
ザ・宝塚な衣装の数々に目を奪われました。
ロケットダンスのマーメイド(?)たちの衣裳が、可愛くてセクシーで奇妙で大好き♪
花野じゅりあさんの脚線美に目が釘付け!!
カノン カモン カノン カモン♪
花組のみなさんの笑顔、きらきらと輝いていました・・。

高速バス移動で疲れて、観劇どころではないのではと思っていましたが、
全然問題なし!
居心地の良いバスのおかげ、そして何と言っても最高の舞台!のおかげで
大満足の遠征観劇となりました。

帰る前に寄り道したのはこちら♪
Salon de Takarazuka プチミュージアム


昨年の花組「ファントム」の衣裳展示や・・

歴代スターの貴重なお写真

ポスターなどなど(春日野八千代先生!)充実の内容

舞台で使われる小道具も、
こんなに本格的に美しく作られているのだと知って感激。

劇場内のキャトルレーヴや、レビューショップで
限定の缶入りゴーフルなど、
お土産に「宝塚」なお菓子をたくさん買い込んで荷物が増えましたが、
帰りは新大阪から新幹線で楽々です。

プログラムを熟読しながら、新幹線に揺られ
夕方18時には東京に到着。
前日、家を出てからたったの20時間で体験した夢の宝塚遠征。
こんなにお手軽だったら、バウホールへ、中日劇場へ・・と夢が膨らみます。

思っていたよりもずっと近かった宝塚。
これはハマってしまいそうです。

往復・高速バスでマチソワも行けるかもと、
来月もひそかに遠征を計画中のスタッフМがお送りいたしました!


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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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