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12/06/06 明治座「大江戸緋鳥808」記者懇親会レポ

2012年6月6日(水)12:00
明治座創業140周年記念「大江戸緋鳥808」記者懇親会レポ


(未沙のえるさん、東幹久さん、大地真央さん、湖月わたるさん、貴城けいさん)

大地真央さん演じる、“美貌の花魁高尾太夫”と“くノ一”
二つの顔を持つ緋鳥(ひちょう)が大江戸八百八町を舞台に大活躍!
「仮面ライダー」「サイボーグ009」を生み出した、
天才漫画家・石ノ森章太郎作品初の舞台化でも注目の
「大江戸緋鳥808」記者懇親会の模様をレポートいたします。

宝塚時代はもちろん、退団後もタカラジェンヌ憧れの的という大地真央さん、
後輩にあたる湖月わたるさん、貴城けいさん、そして大地さんと宝塚同期生の未沙のえるさん。
男性キャストから東幹久さん!
とても華やかなキャストの皆さんと演出の岡村俊一さんに作品への意気込みを伺いました。

みなさんのコメントを演出の岡村俊一さんのお話を交えてご紹介しましょう。
まずは、緋鳥を演じる大地真央さんについて。

(岡村俊一さんより)
「大地さんとは明治座公演「女ねずみ小僧」に続いて二度目ですね。
今回は、昼は“花魁”夜は“くノ一”という、
時代劇版の「仮面ライダー」と思っていただくとわかりやすいかと思います。
原作の漫画はかなり刺激的ですが、その辺はマイルドに仕上げようと思います(笑)。
緋鳥という一人の女性がどんな気持ちで仮面ライダー(世直し人)をやっているのか
その辺をじっくりお楽しみいただきたいです。」

(大地真央さん)
「5年ぶりで明治座さんでのまた公演が出来ることをとても光栄に思います。
そして、宝塚の後輩のお二人、そして27年ぶりに(笑)同期生の未沙のえると
共演できることもとてもうれしく思っています。
東さんとも初めてご一緒しますが、いい化学反応が起きそうです。
原作のような濡れ場は今回ございませんが(笑)、
(ポスター撮影時に)花魁姿の衣装の重さに、これは覚悟がいるぞと思いました。
緋鳥という役を死に物狂いで作り上げ、いい作品にしたいですね。
夏は走りますよ!」

続いて、将軍家継の一人娘・直姫役の湖月わたるさん、

(岡村俊一さんより)
「言うなれば、仮面ライダー2号を湖月さんにやっていただきます。
華麗な殺陣もたくさんご披露いただく予定です!」

(湖月わたるさん)
「今回はまず、大地真央さんとご一緒できるというだけで、
もう、嬉しくて嬉しくて。この幸せを味わいながらしっかり頑張りたいです。
役については、今回初の姫役ですので(笑)
気品やその血筋なりの正義感、そして緋鳥との心の絆を表現したいと思います。
歴史ある明治座さんの舞台ということで身の引き締まる思いです。」

町娘お七役には貴城けいさん

(岡村俊一さんより)
「貴城さんにはヒロイン的な存在でお七を演じてもらいます。と、ここまでが強い女性3人ですね(笑)」

(貴城けいさん)
「初めて明治座さんの舞台に立つこと、大変光栄です。
憧れの大先輩との共演ということもあり、たくさんのことを吸収しながら、
大きな懐の中でのびのびと演じたいです。
町娘という役をいただき、“娘”という言葉に戸惑いつつ、
ポスター撮影でとてもかわいいピンクの着物を着させていただきました。
これまでは和物の舞台といっても甲冑やあおてん(男役が被るかつら)ばかりでしたので(笑)、
町娘の所作などもしっかり学んでいこうと思います。」

江戸の絵師・参次役には東幹久さん、

(岡村俊一さんより)
「悪(ワル)を気取っている二枚目・参次。
強い女性3人を武器を持たない男がどう乗りこなしていくか。その辺もご期待ください。」

(東幹久さん)
「参次は政治などに無関心な男、それが緋鳥という強烈な人間に出会って、
関わって、どう変わっていくのか。
そのあたり、お互いに何かを感じながらの微妙な気持ちの変化が演じるポイントになると思います。
時代劇ならでは、長屋の人情などその時代の良さも伝わるといいですよね。
夏ですし、大汗かいて、みんなで良いものを作っていきたいです。」

そして宝塚歌劇団退団以来、初の舞台となるのは未沙のえるさん。

(岡村俊一さんより)
「未沙さんについては、はじめに大地さんから「おじさんの役がいい」
と言われたんですよ(笑)。でもね、今回は長屋のおばさん、
おふじを演じてもらうことになりました(笑)」

(未沙のえるさん)
「みなさん、はじめまして、クリスマスに生まれたので“のえる”です(笑)
以後、お見知りおきを!
今年2月に宝塚を退団し、初めての舞台が明治座140周年記念作品、
そして同期生の大地真央が主役のこの作品です。
女優としてとても良いスタートを切らせていただきます。
おふじを心を込めて演じますのでよろしくお願いします。
湖月さん、貴城さんともこれまでたくさんご一緒してきましたが、
“女優”としてはお二人が先輩ですから、後輩のつもりで頑張ります。」

そして、大地真央さん、未沙のえるさんの27年ぶりの共演については湖月さんからも

「私が宝塚の舞台を好きになって、
入りたくて夢中になっていた時にトップスターさんだったのが大地真央さん。
そして、未沙のえるさんとのゴールデンコンビです!
またここで生でお二人の共演が見られるなんて!!
ファン心理が抜けなくてすみません(笑)」

恐縮しつつ喜びが隠せない湖月さんがとてもかわいらしかったのが印象的でした。

その後の囲み取材でも、やはり大地さん、未沙さんの久しぶりの共演についての話題が!

(未沙さん)
「大地さんは出会ったころから変わりませんね。
でも、あのころはもっと弾けていたかな(笑)
二人でコンビを組ませてもらっていてね。」

(大地さん)
「漫才コンビね!」

(未沙さん)
「でも、やっぱりトップスターですからね、彼女は同期の誇りです!」

(大地さん)
「彼女(未沙さん)も同期の三枚目、お笑い部門担当の誇りです!
共演は久しぶりですが、14歳と19歳からのお付き合いですからね。本当に楽しみです!」

最後に、大地さんから

「こうやって元宝塚のメンバーが揃っていますので、
歌や踊り、エンターテイメントの部分もお楽しみいただけるのではないかと、私も楽しみにしています。
不思議なもので、宝塚の人たちってすぐに分かり合えるのでいいチームワークになるんです。
そのうち東さんも“元宝塚”みたいになるんじゃないかしら(笑)。」

これには東さんもびっくり!!な制作発表でした。

「大江戸緋鳥808」は2012年8月4日より明治座にて!
公式HP

<あらすじ>
誰にも揚げられないことで名を馳せる、
美貌の花魁・高尾太夫。実の名は緋鳥、“くノ一”である。
明るくさっぱりとした人柄から大勢の者に慕われるが、
望まれずに生まれ、戦うために生きた過去に、緋鳥はぬぐい去れない孤独を抱えていた。
時を同じくして江戸幕府ではお家騒動が勃発。
その背景に見え隠れするのは、かつて緋鳥を裏切った忍び集団、卍党であった。
自分の生きる場所は、戦いだけなのか。
将軍家綱の一人娘・直姫、江戸市井に暮らす絵師・参次、お七を巻き込み、
緋鳥の本当の戦いが、今始まろうとしていた。

<キャスト>
大地真央
湖月わたる 貴城けい/ 原田龍二/ 市瀬秀和
未沙のえる/ 山崎銀之丞/ 東 幹久

<スタッフ>
原作:石ノ森章太郎 原作「くノ一捕物帖」より
演出:岡村俊一
脚本:渡辺和徳



おけぴ取材班&撮影:chiaki 監修:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
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大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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