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12/12/03 ミュージカル「光化門恋歌」製作発表レポ

2012年12月3日14:00
ミュージカル「光化門恋歌」製作発表レポ

ユン・ヒョンリョルさん、リサさん、ソンジェさん

明治座創業140周年記念として2013年の幕開けを飾るミュージカル
「光化門恋歌(こうかもんこいうた)」の製作発表の様子をレポートいたします。

愛するがゆえに身を引く男・サンフン
サンフンを兄のように慕いながら、愛する人だけは譲れない男・ヒョヌ
二人の男性の愛に悩むヒロイン・ヨジュ

過去と現在のクロスオーバーという構成もドラマティックな
切なく美しい愛のトライアングルがついに東京初上陸!
1月の上演に先立ち、楽曲披露とキャストによる挨拶&質疑が行われました。

この日登壇されたキャストのお三方を役柄の紹介と
互いの印象を交えながらご紹介!

まずは、数々のミュージカルで主演を果たすユン・ヒョンリョルさん。

「私が演じるのは、現在のサンフンが過去の自分を思い出す、
思い出の中のサンフンです。
ヨジュ、ヒョヌの両方とも好きだったから、広い心でふたりを包み込んだ
愛の深い人物です。
そして彼はその愛を音楽で表現したのです。」

若き日のサンフン役:ユン・ヒョンリョルさん

この夏はミュージカル「モーツァルト!」にて抜群の存在感でとってもセクシーな
コロレド大司教を演じられていました。
その後、ミュージカル「二都物語」ではシドニー・カールトン役で主演など
まさに第一線で活躍中のミュージカル俳優さんです。

歌唱披露では、歌唱力の高さは言うまでもなく、
サンフンというキャラクターの温かさが伝わる誠実な歌声にキュン♪

「少女」という美しいナンバーをご披露いただきました。

韓国語での歌唱ですので意味は分からないのですが
(上演時は日本語字幕がつきます!)、
包み込むような大きな愛の中にある切なさがしっかりと
伝わる情感豊かな歌声でした!

<ヒョンリョルさんの印象>
リサさん「自分の出番でない時、舞台袖からヒョンリョルさんの
歌声を聞いていると感動して涙が出てくる。それくらい素晴らしい歌声です。」

ソンジェさん「音楽的にも尊敬していますし、実の兄のようにリードし、
芝居をしやすくしてくれる先輩です。お酒が好きなところが一緒で、
大好きです。」

そしてヒョンリョルさん、会見でのお話しされる声もしっかりと響く低音で
とても魅力的なのです!!芝居部分もますます楽しみになりました。

こちらは二人の男性に愛されるヨジュ役のリサさん。韓国初演からこの役を
演じています。

「私が演じるヨジュはふたりに思いを寄せられる天真爛漫な女性です。
深く悩み、後になってその思いを伝えるシーンは悲しいけれどとても感動的です。
ヨジュを何百回も演じてきましたが、今でもいやになることはない、
愛らしい女性です。」

初演からヨジュ役を演じているリサさん

歌手活動からミュージカル界にも活動の場を広げ、「エビータ」
タイトルロールなども演じる実力派ミュージカル女優さんです!

歌唱披露では、ヨジュが歌手デビューを果たす日に愛するヒョヌが
政治犯として逮捕されてしまうという場面で歌う、愛の激しさと運命の
大きな力を感じさせるビッグナンバーで会場を圧倒!

情熱的なナンバー「彼女の笑い声だけ」

終盤のハイトーンは絶品!この激しさ、たまりませんっ!
是非、劇場で体感したいと思わせるリサさんの歌声です。

<リサさんの印象>
ヒョンリョルさん「これまで(リサさん出演の)他のミュージカル作品を
拝見し、ファンでした(笑)
また、歌手としても先輩なので、共演できて光栄です。」

ソンジェさん「それぞれ忙しい中、揃って稽古する機会は多くなかったのですが、
わずかな稽古の中で呼吸をぴったり合わせることができました。
それは、リサさんが合わせてくださっていたからです。
素晴らしい女優さんとご一緒できて光栄です。」

こちらはヒョヌ役のソンジェさん。
大人気K-POPグループ超新星のメンバーでもあり、
ミュージカル「美女はつらいよ」日本公演にも出演されましたね!

人気K-POPグループ超新星のソジェさん

「ヒョヌは『先輩のためなら僕がもっているもの全部譲れるけれど、
愛する女性だけは譲れない』この台詞のとおり、
愛に積極的な男らしいキャラクターです。」

吸い込まれそうな瞳が印象的なソンジェさん。
役作りの難しさ、先輩にアドバイスをもらって乗り越えたことなど
大阪公演を経てのコメントに初々しさも感じられましたが、
日本での活動というとソンジェさんがちょっと先輩ですよね。
日本語での流暢な「おはようございます!」など、雰囲気を
和やかにしてくれる気遣いも素敵です!
優しそうな素顔のソンジェさんが強引なヒョヌですよ!
どう演じ、どんなヒョヌを見せてくれるか楽しみですね。

<ソンジェさんの印象>
ヒョンリョルさん「純粋でとても性格が良いんです。人気アイドルなので
忙しいスケジュールの中で一生懸命に稽古に励む姿を見て、頼もしい
後輩だと思いました。」

リサさん「韓国でも日本でも人気者、どんな方かなぁと思っていましたが、
純粋で優しい良い子です。またご一緒できてうれしいです。」

魅力的なキャストはもちろん、この作品は韓国の国民的歌手イ・ムンセさんの
ヒット曲で綴られているのも人気の秘密です。
作曲者の故イ・ヨンフンさんの遺志を継ぐ形で実現したこのミュージカル。

楽曲については

その言葉にうっとりしてしまいました

ヒョンリョルさん
「いい音楽は世代を問わず共感されます。僕自身、(年代的に)彼の曲にとても
親しみを持っていたわけではないのですが、公演を通じて曲に接している中で
ストレートでない詩的な歌詞の美しさを感じています。
例えば、ある曲の中で手紙にしたためた思いを歌います。
『思い出は本当の愛より悲しい。
今、涙が流れるのは、今この時間にあなたが僕の事を考えるから』
日本のみなさんもこの美しさに共感していただけると思います。」

切ないラブストーリーが胸を打つ美しいメロディ、歌詞に乗り
豪華キャストによる情感あふれる熱唱で綴られる作品。
韓国ドラマ好きにも韓国ミュージカル好きにもたまらない舞台になりそうです。
お三方のほかにも実力派ミュージカル俳優さん、人気K-POPアイドルの
みなさんと多彩な顔ぶれでお届けする韓国オリジナルミュージカル
「光化門恋歌」お見逃しなく!

<おまけ>

リサさんへの質問「実際どちらがタイプ?」に両サイドから思わず笑みが。

お答えは「プライベートではお二人とも純粋で真面目で真心こめて
接してくれますので、選べません(笑)
劇中の二人については、若い頃だったら積極的なヒョヌに惹かれたと
思いますが、結婚をする年頃となった今は、優しいサンフンが理想的な男性です。」

なんだか満足気なお二人の男性が微笑ましいシーンでした!


あらすじ紹介
作曲家として大成功したサンフンのもとを一人の青年ジヨンが訪ねてくる。
彼はサンフンのヒット曲を使ったコンサートを開きたいという。
ジヨンが語るコンサートの構想には、サンフンだけが知っている
悲しい愛の物語が描かれていた。

20数年前の光化門。人気作曲家のサンフンはライブハウスで出会った
美しい歌声の書店店員ヨジュに心惹かれ、自分の曲を歌ってほしいと依頼する。
だが肝心の自分の気持ちだけは伝えられないままだった。
そんな中、サンフンの後輩で学生運動のリーダー・ヒョヌもまた
ヨジュに心を寄せていた。やがてヨジュは強引だが心優しいヒョヌと恋に落ちてしまう。
その後、ヨジュは歌手としてデビューする。
しかしまさにデビューのその日、ヒョヌが政治犯として逮捕されてしまうのだった。。。

明治座創業140周年記念 ミュージカル「光化門恋歌」(こうかもんこいうた)

<公演日程>2013年1月1日~26日

<キャスト>
現在のサンフン役/パク・ホサン、コ・ヨンビン
過去のサンフン役/イ・チャンヒ、ユン・ヒョンリョル、ユンホ(東方神起)
ヨジュ役/リサ、チャン・ウナ
ヒョヌ役/ジオ(MBLAQ)、スンホ(MBLAQ)、ソンジェ(超新星)、キム・テフン
ジングク役/キム・テハン
ジョンスク役/キム・ヨンジュ、ヤン・コンニム
ジヨン役/キム・テフン、パク・ヒョンシク(ZE:A)、
チェ・ミンファン(FTISLAND)、ソンギュ(INFINITE)、ウヒョン(INFINITE)

※配役はステージによって異なります。
※韓国語上演・日本語字幕あり

明治座HP内 公演特設ページ

光化門恋歌公式HP

大阪公演をチームワークに磨きがかかったカンパニーに乞うご期待!

おけぴ取材班・撮影:chiaki / 監修:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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