監督: ジェームズ・キャメロン
製作: ゲイル・アン・ハード
製作総指揮: ジョン・デイリー/デレク・ギブソン
脚本: ジェームズ・キャメロン/ゲイル・アン・ハード
撮影: アダム・グリーンバーグ
特撮: スタン・ウィンストン
編集: マーク・ゴールドブラット
音楽: ブラッド・フィーデル
出演:
アーノルド・シュワルツェネッガー / ターミネーター
マイケル・ビーン / カイル・リース
リンダ・ハミルトン / サラ・コナー
ポール・ウィンフィールド / エド・トラクスラー警部補
ランス・ヘンリクセン / ブコヴィッチ
アール・ボーエン / ドクター・シルバーマン
ベス・モッタ ジンジャー
リック・ロソヴィッチ / マット
ディック・ミラー / 銃器屋の主人
ビル・パクストン / パンク
ブライアン・トンプソン / パンク
【おはなし】
サラ・コナーを抹殺するため、未来からとても強い殺人マシンが送られてきた。
【コメントーコンピュータの電源ー】
親戚宅で見る映画というのがある。 父方の祖父母のおうちに行くと、日曜洋画劇場は決まって「ターミネーター」だった。 小学生だった僕(82~88)にとって一番の楽しみは二階の叔父の部屋に忍び込むことだった。 兄は真っ先にテレビのところへかじりついた。 いつの間にか帰宅していた叔父が、部屋のドアを開けた。 夕飯の後、テレビには誰が見るともなく「ターミネーター」が流れていた。 皆の話が盛り上がってきた頃合いを見計らって、僕はテレビの前に座った。 特撮は見応えがあった。 決して死なないターミネーターは、マシンであるがゆえにプログラミング通りに活動する。 二階にある叔父のパソコンと、このターミネーターがどちらもコンピュータであるということに、僕は全く気付いていたなかった。 息もつかせぬアクションシーンの連続に、気づけば兄も画面にくぎ付けになっていた。 「はい、帰るよー」 ターミネーターはうちの姉によって消された。 まだうちにはビデオがなかった。 |