04/09/23 カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師@新国立劇場
2004年9月23日(木)
新国立劇場 2階1列3番 9,450円
カヴァレリア・ルスティカーナ / 道化師
カヴァレリアルスティカーナと道化師の 二本立てのオペラ観劇。
初台を去ることになってからオペラを観始めて、
なんだか 少し複雑な気分。自宅から徒歩3分なんですよね。
さて、その演目は、まずカヴァレリアの方は、
ストーリーがとてもわかりやすくて面白い。
事前に予習をしてなくてもとっても 楽しめました
(本当は予習をしたつもりだったん だけど間違えて道化師の方のDVDをみてた)。
歌からも感情とかがとってもよく伝わってくる感じだし、
アンサンブルのコーラスとかも綺麗で、満足度の高い公演でした。
ただ、村娘役の サントゥッツァを演じてた人が、結構なおばちゃんで、
主役トゥリッドゥの母親役とのシーンでは
どっちが村娘でどっちが母親かわからなくなったりも。。
あと、今日思ったのは、同じ白人同士で役組むと、
時々すごく似てたりしてどっちがどっちかわかんなくなったりするんですが、
恋敵が片方外人、片方日本人だったりするととっても明確に分かって
私のような素人にはぱっとみとっても理解しやすくてよいなとも思いました。
また、カヴァレリアに使われていた曲で、
サントゥッツァがアルフィオに不倫をばらした後に
悲しく肩を落とすサントゥッツァのバックで流れる曲、すごく聞き覚えのある曲でした。
この曲がますます好きになりました。この曲なんだろう。
そして休憩後は二本目の道化師。
こちらは、最初にちゃんと役柄関係を把握してないと、
後半の劇中劇の面白さが半減してしまうというもの。
私は昨日予習をしたにもかかわらず
(引越準備しながらだったのであまりよく見てなかったかも)
トニオとカニオの関係がよくわからなくなってしまいました
(トニオとカニオがなんか似てるんですよねー)。
でもなんとか最後の方はわかった気になってました。
そうそう、劇中劇が23時から公演しますという部分、
これまたすごい時間からやるんだなーって思ってたら、
夕方7時くらいのことらしいですね。
字幕で23時って出るから、??って思ってしまいました。
終わってみれば、両方とも作品の上演時間は1時間少々と短いし、
わかってみればわかりやすいストーリーで、
作品の見ごたえ度も十分あると思います。
個人的にはカヴァレリアの方が好きだな。
おすすめ度(1-10)→ 7.5
もう一度観にいきたいか→ 全く違うキャストでみてみたい