04/10/14 はなびらの骨@下北沢駅前劇場
2004年10月14日 (木)
下北沢駅前劇場 前売3,000円
しずくまちb「はなびらの骨」
一緒にお仕事をしている会社の方が、
役者さんとして下北沢の舞台に出るということを耳にして、
ぜひ観たいと思い、いってきました。
劇場は百数十名くらいの客席の小さめの劇場。
うん、演劇はこのくらいの大きさがいい。
でもこの舞台、なんと舞台上右手にも客席があり、しかも左奥にオケピまである。
オケピもチェンバロ(?)、ピアニカ、ヴァイオリン、チェロ等の生演奏。
休憩無しの1時間45分
(この劇場の椅子、この時間ずっと座り続けは少しつらい。
そういう意味では途中少し休憩があってもよかったかも)。
でもこの劇場のこういう独特の雰囲気、好き。
最初の出だしはぬいぐるみを使って、
しかもちょっと話がややこしそうで、
「ん?もしかして複雑なお話?」と少し構えてしまったんだけど、
物語が展開するに従い、個性豊かな役者さんたちが、
その複雑そうにみえた話をどんどんわかりやすく紐解いていく展開で、
次どうなるんだろう次どうなるんだろうと思いながら、
役者さんの迫真の演技や目の動き、挙動などをとても楽しめました。
しかもこの作品、オリジナルなんですね。すごいです。
先がなかなか予測できない展開で最後まで一息つく暇がありませんでした。
ただ、「ん?あれは結局なんだったんだろう?」という
疑問が残った状態で幕が降りたので、
もしこの舞台、一人で観ていたらちょっと消化不良という印象が残ったかも。
一番思ったのは、なぜお母さんを○○したのかかな。。
最後の暗転の後、まだ続きがあるかなってちょっと期待してしまったくらいなので。
でも、今回私は数人でみてたので、
「あれはあぁなんだよ」「そっか、そうかも。でもこうかも」みたいに謎解きができて、
逆にそういう楽しみ方があるのかもなーと思ったりしました。
こういうまた次回作をみたくなる劇団と出会えるのって嬉しいです。
アンケート書けばよかったなあ。
おすすめ度(1-10)→ 7.0
もう一度観にいきたいか→ はなびらの骨が再演されたら是非観たい