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04/11/01 エリザベート@アンデアウィーン劇場

2004年11月1日(月) 19:30開演
平土間前部 1列5-6番@アンデアウィーン劇場
72€
「エリザベート」

美術がすごいらしいのと本場は違うということで
事前ネット調査では絶賛されていたウィーンのエリザベート、
ついに今日観て来ました。

三ヶ月前に予約したのでなんと中央ブロック最前列。

出だし、最高です! 
これはすごいぞという迫力と歌と演技に
じーんと鳥肌がたつような感じでした。
ルキーニもキャラが見事にマッチ。
この時点では10点満点!

そして真っ白い衣装のトート登場。
おおお、かっこいい。でもちょっと背小さいか。
で、トートの歌声。。。うーん、。。。
なんかちょっと軽薄な感じ。。
しかもトート見た目若すぎるような気が。。
日本では内野さんと山口さんだったけど、
彼らより一回りくらい若い感じで、
ちょっとヤンキーあがりみたいな感じのトート。
この時点で9.5点にダウン。

シシィ。。。
うーん、ちょっとお年を召されている感じだけど、
アリアの歌声はとってもいい。
伸びがあって透き通っている感じで。
ただ、ニ幕は一幕ほど伸びがなかったような気がしました。

そして話題の美術。ってか、私的には全然だめ。。。
まずシシィがブランコから落ちるシーン、
なんかおもちゃがたくさんぶらさがった
カラフルな木にシシィが登っていって上から落ちる
という感じなんだけど、
何あの派手な木っていう感じでした。
また、カートの車みたいなものにのって登場する
シーンや鉄筋の橋げたの写真が舞台全面に
背景として登場するなど、時代設定とミスマッチに
感じるものが多くてなんだか??って感じ。
あと、やたら平面的な絵の背景も多かったし。
二幕は動くクレーンみたいなのを効果的に
使ってたけど、あれは何を意味していたのだろう。。。

子供ルドルフは、近所の子供レベルの歌唱力演技力
でかなりショックだったし、大人ルドルフは、
結構歳いってる感じで、声に伸びがなくトートとの
はもりもいまいちでした。

あと、ストーリー的に日本版にあってウィーン版にない
シーンが多く、ハンガリー国王のシーンは一切なく、
またルドルフがクーデターをたくらむシーンや逮捕される
シーンもなく、観客の拍手もほとんどないナチスのシーンが
唐突に登場したり(日本版でも感じたけどこのナチスの
シーン必要かな。。ウィーン版はこのナチスのシーンは
とても長かった)。。

あと感じた点を箇条書きにすると
・ミルクのアンサンブルのダンスシーンは、日本の
 ダンスとは違ってたけど(日本の方が好き)、かなり
 迫力があった。
・女性版トートダンサーも登場してその中にトートが
 紛れ込んでいたりして新鮮だった
・精神病院のシーンは短めでよかった(東宝版長すぎ)
・2幕で、オケピのトランペットの人が舞台上にでてきて、
 パラパラと難しそうなフレーズをうまく演奏してめっちゃ
 盛り上げていた
・1幕で後ろの女の子がずっと椅子をぼんぼんけってきて
 とても気になった。休憩時間に注意したら親が謝ってきて
 二幕は全然気にならなかった。やっぱいった方がいいですね。
・カーテンコールはフラッシュたきまくり写真とりまくり。
 事前にスタッフにカーテンコール写真OK?と聞いたらNO
 といってたんだけど、事実上黙認って感じなんですかね。
・ソフィーの召使の中で一番えらい人がめっちゃ
 美形で綺麗だった

なんか全体的なストーリーの構成よりも、そのシーンそのシーン
で盛り上がればいいやん的な感じに受け取れた気もします。
会場の1割くらいは日本人でそれもびっくりでした。


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名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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