04/11/03 白鳥の湖@ウィーン国立歌劇場
2004年11月3日 (水) 19:30開演
8番ボックス席 2-3番@ウィーン国立歌劇場
127€
「白鳥の湖」
初日ミュージカル、2日目オペラ、3日目バレエ
という素晴らしい内容です。しかもこの日は
BOX席。BOX席初体験です。
ボックス席はその名の通り本当にBOX状態で
区切られていて、パーソナルスペースという
感じ。コートをかけるところもあるし、荷物
もおける。ただ、1人とか2人とかでBOX席
を予約すると、他のグループの人達と共有する
ことになります。私達も、ご夫人一人、フランス
からの観光客2人、日本人観光客一人と一緒
のBOXでした。でこのBOX、1列目と2列目
では値段の差もあるのですが、もう見え方は
雲泥の差。もちろんとるなら断然1列目!
ただ、舞台に近くなればなるほど首を舞台側
に傾けることになるので、めっちゃくちゃ首
とか肩がこります。バンテリン持って来ればよかった。
この日はボックス席から会場のあちこちを観察
してたんだけど(すごい見晴らしがいい)、
超ネクタイはあまりいない。もちろん貴族
みたいな人やゴージャスに着飾った人も結構
います。ボックス席では明らかに観光客と思える
服で入ると、逆に他のお客さんに迷惑だと思う
のでご注意を。また、最高席のミッテルロージュ
は、ボックス席からもよく見えて、ついつい
その位置を見てしまうので、やっぱりお洒落
していかれた方がよいかと。
舞台の内容はといえば、素晴らしいー。
特に白鳥!白鳥ですあれは。見とれてました。
プリンシパルの方が、ちょっとジャンプ力や
ダンスにきれがみれなかったのが残念。
また、これ、2回休憩があったんですね。
あと、パンフレットの最後のページに日本語
であらすじが書いてあってそれが実によく
まとめられていました。白鳥の湖って演出
によってストーリーが違ってくるんですね。
今回の白鳥の湖は、湖の白鳥は、魔法使いによって
白鳥にされてしまい、自分を本当に愛する人に出会えば
人間に戻ることができる。で、狩で湖を訪れた王子が
白鳥を好きになるのですが、魔法使いが自分の娘を
舞踏会に送り込みます(最初この娘と白鳥が一緒の人
なのかと思った。ストーリー上は別人だと知った
のは終演後。演じてるのは同じ人ですよね??)。
王子はこの娘に惚れてしまい、母親に紹介してしまいます。
が、その時魔法がとけてこの娘は消えてしまい。。
湖を訪れた王子はそのことを悔やみますが、
そんな王子を白鳥は許してあげ。。でも王子
はもだえながら身を投げ。。という感じだったかと
思います(記憶がちょっと定かではないのですが)
でもボックス席を大満喫、バレエにも陶酔できた
ウィーン最後の夜でした。
その後はホテルに帰って倒れるように寝てしまいました。