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04/11/04 椿姫@バイエルン州立歌劇場

2004年11月4日 (木) 19:00開演
平土間前部 4列 125, 127番@バイエルン州立歌劇場
130.5€
「椿姫」

ミュンヘン観劇第1弾はバイエルン州立歌劇場。
ラ・トラビアータ。直訳は「道を踏み外した女」。
日本でいう「椿姫」。指揮はズービンメータ。

ウィーン国立歌劇場と違うなって思ったのは以下の点

・場内、ロビーで記念写真をとってる人は皆無
・上演中はもちろん、カーテンコールでも
 写真撮影をしてる人は皆無。マナーが非常によい。
・服装に関しては、ウィーン国立歌劇場よりも
 ドレスアップしてる人が多い。特に女性は、
 目をひくような人がかなりたくさん。休憩時間
 にそういう人たちをみてるだけでもいく価値あるかも。
 ジーンズの客はほとんどいません。今回思ったのは、
 もし旅行中にいきたくなったら、男女限らず、上下服&靴
 を黒を貴重にした服でいくと多少溶け込めるかなと。
 目立つのは、色つきのよれっとしたシャツやジーンズ、
 スニーカーだとちょっと場違い感が強いです。
・ミッテルロージュがすさまじい。これ、普通の人
 は入れないんじゃないかなって感じ。入り口は
 ロープはってあるし。
・1階4列目中央だったんだけど、客席がフラット過ぎ。
 前に人の頭が大きい場合、見えないシーンがかなりでてきます。
・ウィーン国立歌劇場と違って結構グッズ売り場が
 ありますが、全然売れてませんでした。
・ここのクロークはお金がいらないみたい。変わりに
 チケットが必要
・会場スタッフはかなりお歳をめした方が多く
 例えば英語で休憩時間の長さを聞いてもドイツ語
 でしかかえってきませんでした。。

で、肝心の舞台は、素晴らしい!特にヴィオレッタ!
Stefania Bonfadelliさん。
この主役、病を患った高級娼婦という役柄で、太ったでかい
おばちゃんだったらどうしようと(ミュージカルだとまず
ありえないけど、オペラだと十分ありえる。実際初演は
100kgを超えるかなりのおばちゃんだったらしい)
思っていたのですが、なんとなんと、このヴィオレッタ、
まず見た目がとーっても美しい。そして声がこれまた素敵。
演技も最高。感動とは言語の壁を越えて伝わるもんだなと思いました。
アルフレッドのお父さんジェルモ役の人も表情豊かで声が
太くてこれまためっちゃよい。アルフレードも田舎出のボクトツ
とした感じがよかったです。3幕では結構本格的な手品あり、
また美術は結構モダンでシンプルなセットで、その分役者の
個性が全面にでた感じでよかったかなあと思ったり。

ちなみに字幕は舞台上の方に(あれもみるのは疲れる・・)
出てましたが、ドイツ語・・・まぁ役者が歌ってるのが
イタリア語だけにまぁ字幕はそりゃードイツ語かなと。。

会場の綺麗さや字幕等の設備面という点ではウィーン国立歌劇場に
軍配かなと思うんですが、観客の服装やマナーという点では
バイエルン州立歌劇場が1ランク上という感じがしました。
どちらかといえば、ウィーン国立歌劇場は観光客が多く(日本人も多い)、
バイエルン州立歌劇場は、上流階級の人やお歳をめされた方、
または若者でもちょっと気取ったデートみたいな感じの地元の
方が多いように思いました。

今回はちょっと頭痛がひどかったんですが、
体調がいい時にぜひもう一回観たいって感じでした。


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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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