06/11/15 MADAMA BUTTERFLY@メトロポリタンオペラハウス
2006年11月15日 19:30
1階A列14番 @ THE METROPOLITAN OPERA HOUSE
MADAMA BUTERFLY 「蝶々夫人」
最前列! しかも指揮者はレヴァイン!
セビリアの理髪師の時ほどの感激はなかったですが、
いい舞台でした。演出がちょっとモダンだったから、
場所によっては好き嫌いが出たせいかなーと思ったりもします。
例えば、蝶々夫人の子供や、侍女の一部に、浄瑠璃人形を
使ったりしてるんですが、黒子があやつるこの人形の動きは
素晴らしい! 特に蝶々夫人の子供の動きにはびっくりしました。
(ただ、3幕最初の、人形と日本人っぽい人の踊りは意味がわからなかった)
舞台装置はかなりモダンな感じで、舞台上面が全面鏡になってて
ステージがうつし出されてるという構造。で登場する着物姿の
女性達が、なんというか、どぎつい着物と化粧で、さらに髪結いが
紙(!?)なんですよね。最初一列で着物姿の人がステージに
奥からあらわれてきた時は、こわすぎてどきっとしました。
PLAYBILL みたらコスチュームデザイナー
は中国の方。日本人にやってほしいなぁ。
蝶々夫人は、表情とか演技がすごく伝わってくるものがあって、
声もとてもきれいで、この方はすごいなと。
スズキも、いいキャラでした。目線とか。声もすごくいい。
男性陣は安定してていい感じだったけど、声があまり聞こえない
人もいたり・・
また、新体操の紐みたいなのを使った演出とか、提灯をいろいろ
アレンジしてみたりとか、モダンな演出をいろいろしてたみたい
ですが、うーん、オーソドックスなのが観たかったかも。
最前列右ブロック。でも舞台との距離はちょっとある感じ。
双眼鏡もってきてもいいなと思ったりする位でしたから。
ただ、客のマナーはここでもいまいち。がさごそやるし、
携帯はなるし。。ちなみに服装も最前列でもラフな人はラフでした。
蝶々夫人、はじめて観ましたが、蝶々夫人めちゃめちゃ
でずっぱりですね。ほとんど最初から最後まで。こりゃー
大変な役どころだなーと。しかも設定が15歳だなんて。
今日の方は、15歳といわれると確かにちょっと無理が
あるけど、でもそれ以上に魅力的な演技と声でとても魅了
されました。うん、満足♪