07/04/14 HONOR@シアタードラマシティ
2007年4月14日(土) 18:00
TEAM NACS 「HONOR 守り続けた痛みと共に」
9列34番@シアタードラマシティ
NewOSK春のおどりに続いて本日二本目の観劇「HONOR」。
ハケンの品格に出ていた大泉洋さんが出てることと、
HONOR はすごく面白いという噂を聞いていたのだけど、
どういうタイプの舞台なのかは予備知識一切なしで観劇。
いやー、めーーーっちゃすごかった。素晴らしい~、感動しました泣きました。
終演後、客席がいっせいにどばっとたち、
総立ちスタンディングオベーション。普段遠慮がちな私もすぐ立ってしまった位。
最初はじまって、正直、客席の層がちょっと若めで、彼女達の反応をみて、
笑いのポイントとかにちょっとついていけるかなって不安さが若干あったんです。
が、最初のシーンの後、大泉さんが声のトーンを切り替えて、
舞台上手で、今からはじまりますみたいな宣言を真面目なトーンで宣言された時、
あ、この舞台、いいかもっていう予感に変りました。
そしてこの最初いっけんはちゃめちゃにみえたセリフや演技が全て
ちゃんとストーリーにつながり、すごい、うまいっと感動の連続。
脚本がとてもよくできてるんですおね。
そしてですね、小学生から83歳のおじーちゃん、娘役、妻役などを
たった5人だけで全て表現してるのがびっくり。
また、その見せ方・登場の仕方もうまくて、こんがらがらない。
キャスティングも見事。一人一人の役者さんの高い演技力に脱帽です。
今回のマイベストキャラは5人全員。5人全員素晴らしかった。
また、今回、3回涙ぐみ、最後の背景が変わるシーンで感動してついに涙こぼれました。
近くの席からは、嗚咽の声が聞こえてきたくらい。客席が涙した一体感ってのを感じました。
これって映画で感じる一体感と違って、舞台ならではの感じだなと思います。
同じ客同士に感情のリンクが起きてるんですよね。。
そんな涙シーンの後に、すっと笑いをもってきたりして、これがまたうまい。
心地よい笑いなんですよね。
途中、ここで終わりかなっていう部分があったんですが、そこでは全然終わらず、
暗転の後さらに舞台は続いて、素晴らしい感動のラストシーン。
最後の「ちえ」の登場のさせ方とか、ほんとうに素晴らしい。
最後のカーテンコールの挨拶を聞いていても、すっごく好印象。
今までの舞台、もう一度全部やってほしいって思ってしまいました。
カーテンコールで、今日のトップランナーで放送されるって聞いて
放送みたのですが、このタイミングで放送みれたのもラッキー。
5人の人柄、いいですねー。
北海道を拠点にしてるってのもなんかいいなって思いました。
また、途中、公演のシーンが少し流れたけど、
あの生のよさを、映像で伝えるのはとっても難しいなと思いました。
やっぱり舞台は生に限るなと思わせてくれる舞台です。
オーロラを創り出すシーン、オーロラが現れるシーン、
そして最後の背景が落ちるシーン、こうした感動はライブでないと体感できない!!
ミュージカルじゃないのに、帰り路、流れていた曲を口ずさんでました。
この感動で5800円とは。
次回公演、がんばってチケット入手してみたいです!