07/09/22 FROGS~フロッグス@東京芸術劇場中ホール
2007年9月22日(土) 19:00
FROGS ~フロッグス 裏ガエルバージョン
2階D列38番@東京芸術劇場中ホール
めーちゃーめーちゃーよかった!
いや、正直ですね、行く前は、イケメンの子達が主演で、
観客は若い女の子達ばっかりそうで、ちょっとどうかなぁって
思ってたんです。
でも、演出が「岸谷五朗」。ここにかなり惹かれまして。
先日観た ささやき色のあの日たちもなかなかよかったんですが、
その後、HUMANITY の DVDが出てることを知り先週購入。
で、HUMANITY まずは本編みて大興奮。楽しすぎる!
これを生で観なかったことをめちゃくちゃ悔やみました。
多分観てたら、私の2006年のBEST1 だったと思います。
でその本編の後に岸谷五朗さんと寺脇康文さんの副音声解説バージョン、
これをみてもうすごい!と。連続で2回続けて鑑賞してしまいました。
ということがありまして、岸谷五朗さんの演出はとても
観たかったのでいってきたわけでありますが、
す、すす、素晴らしかったです。
8人全員がめちゃめちゃ踊れて、コメディセンスも楽しくて、
アドリブもきいて、かっこよくて、トークも楽しい。
さらに演出もよくできてて、ストーリーも最後ひねりがある。
笑いもあれば、後半はぐっとくるシーンもある。
メッセージ性も自然で、テーマもしっかりしてる。
さらに、1時間40分で値段は全席指定で5000円!
コストパフォーマンス満点!
しかも今日はトークショー付!!
ほんっとにめちゃめちゃいい舞台!!
本編とトークショーの間に10分休憩があり、その間に
昼も観劇していたという隣の子に聞いたんですが、
昼があまりにもよかったので夜も観にきましたと。
わかりますその気持ち(私も明日行こうか悩んでます)。
でこの夜公演はスペシャルステージ、つまり本公演とは
配役を入れ替えた「裏ガエルバージョン」だったとのこと!!
それは本公演がみたくなるってもんではないですか。
しかも早口言葉シーンは、毎回違うようだし、表と裏では
それぞれでよさが違うと。うーん、表、観たい。
今日は、後半、セリフを忘れたのか、一瞬シーンとなるシーンが
あったんですが、そこにすかさず入った「今の沈黙はなんだったの?」
みたいなアドリブのセリフ、絶妙~!まさかこれも演出じゃないですよね
(昼の公演ではなかったらしいのでアドリブと思うのですが)
そしてお父さんの声として登場する岸谷五朗さんの声。
後半、テル最大の見せ場では、まるで岸谷五朗さんがそこに
父親として存在してるかのような空気を感じました。
(寺脇康文さんの声や小倉久寛さんの声もあったんですね!!)
出演者8人全員が、演技、ダンス、素晴らしかったのですが、
特に印象的だったのがテル役の鈴木和也さん。
トークショーでも司会をしたはりましたが、うまい!
多才すぎます。一瞬のおばーちゃんシーンで笑いをとるあたり、
そして後半のあのカケルを説得するシーン。かなりぐっときました。
トークショーで、会場に来てた自分の父親を紹介するあたりも
のりがほんとーにうまい。こういう息子さんをもったらお父さんも
嬉しいだろうなぁと思いながら、1階席にいるらしいお父さんが
みえない二階席から想像してました。
ダンスは、アマネの中村康平さんのダイナミックなダンスと
ピョン吉役の柳澤貴彦さんのきれのあるダンスがめちゃめちゃ
かっちょよかったです。でも全体にわたって、ダンスシーン
だけでなく一つ一つの動きが気持ちよくて、とっても身軽。
しかも動きがカエルっぽいダンスだったりするんですよね。
メインステージは基本的にシンプルな四角い何もない舞台なんだけど、
そこを縦横無尽にかけまわる彼らは、ほんとに気持ちよさそうでした。
2階D列、つまりほとんど最後列でしたが、オペラグラスは不要!
オペラグラスを使ってると、全体のダンスシーンが楽しめない感じ!
一人一人の顔をINPUTするのに使ったくらいで、基本的に使いませんでした。
明後日の月曜日までとのこと。
当日券も出てて、おけぴでもぽこぽこ出てます。
これはもっと長く公演してほしい作品だなぁ。。
10代、20代の女性がほとんどだったように思いますが、
(テニスの王子様からきてるファンが多いんでしょうね)
老若男女問わず、誰でも楽しめる作品と思います。
裏ガエルバージョン配役
カケル・・・・平間壮一
アマネ・・・・中村康平
テル・・・・・鈴木和也
フクロウ・・・松永一哉
ヒロシ・・・・植原卓也
ピョン吉・・・柳澤貴彦
執行者・・・・青柳塁斗
執行者・・・・桜田通
今月は RATS(鼠) → FROGS(蛙) と来て、来週 CATS(猫) 行ってきます♪
なんとなくつながってるようなつながってないような。。