おけぴ管理人の観劇感激レポ

ミュージカル「ZANNA ザナ」公開稽古レポ ミュージカル「オリバー」ゲネレポ
ミュージカル「アンナ・カレーニナ」囲み&公開リハーサルレポ 「4Stars」制作発表レポ
Google
 


おけぴ管理人が管理している"おけぴ"はこちら。観劇速報は管理人ツイッターから

07/10/25 犯さん哉@パルコ劇場

2007年10月25日(木) 14:00
犯さん哉(おかさんかな)
L列13番@パルコ劇場

いやー、よく笑いました。
とにかく出演者の方達の魅力とセンスで最後まで突っ走る感じ。
冒頭は正直、どういう展開の舞台なのか、ついていけるのか少し不安
だったけど、映像が映った後14歳の古田新太さん登場からは、
とにかくノリが楽しい!次から次へとライブ感あふれるコミカルシーンの連続!
ぼけとつっこみ、このつっこみが、うまい。。。
関西人の私としてもとても心地よかった。
ちゃんと1幕、2幕、3幕(?)、そして5幕とあって
ストーリーもなんとなくつながってますが(前半のネタが後半につながったりする)、
そこに感情的に入り込む感じという見方ではなく、
身体をゆるくリラックスさせて、生のライブ感を楽しむ感じ♪
そう、理屈じゃない!(笑)

ただ、ゆるーい感じになんだけど、そんな中から、ふっと考えさせられたりする
場面もあったりして、2時間10分休憩無し、途中、少し時間の経過を
感じたり感じなかったりといった場面があるも、3幕予告編からの展開で
またぐっと引き込まれました。あのテンポ感は気持ちいい。

映像も中央スクリーン、右上部スクリーンをうまく使ってて、
音楽と映像が、また観てて気分をあおってくれる感じでいい♪

下ネタが結構でてくるけど、結構幼稚な下ネタなので
そんなにエロエロではないです。
ミザリ・・・は今でも思い出し笑いしてしまう・・・

即興っぽいシーンも多かったですが、実際アドリブなんでしょうか、
それとも結構台本通りなんでしょうかね。。

以下、各キャストを中心に。
少しネタばれ含みます。

古田新太さん、おぉぉぉぉ、パンツ一丁。
しかも登場シーン、いきなり14歳からスタートです。
ほぼずーっとパンツ一丁。ある意味すごい。

そして冒頭の姜暢雄さん、ス、スタイルいいですねー。
ほんとに女性みたい。その後も登場のたびに、違う魅力に魅せられます。

大倉孝二さん、あのだめだめ大学生(浪人生?)キャラからはじまり、
その後もいろんな衣装でいろんなキャラで登場するけど、
彼はほんとになんというか、雰囲気を持ってますよね。いるだけで面白い。
天使のシーンとか好きですね。

犬山イヌコさん、いやー、おかーちゃんのシーン、
似合いすぎ。はまりすぎ。出産シーンのあの複雑な呼吸法、もう一度聴きたい。
ただ、あの巨大容器(?)をまぜまぜするシーンはちょっとうっときてしまいますが。。

中越典子さん、身軽だー。側転後のアタック、びっくりした。
ぼけシーンは客席がシーンとなってたけど、その後のつっこみ役が
おいしいとこもってくので、これもバランスなんだろうなぁと。

山西惇さん、いい味出されてますねぇ。
象の映像と飼育係みたいな無言の絵、あぁ言うシーン好きです。

入江雅人さん、八十田勇一さんなどなど、
出演者8人が一人何役も演じるのですが、皆さん芸達者なのでどのシーンも面白い。
多分一人でも、うーんっていう演技の人が入ってたらまた全然後味違ったかもです。

いきなりの客席降りもすごい。そして一人の観客へのあの叫び。
叫ばれた人は全キャストからの目線の集中砲火、どんな気分なんだろうなぁ。。

作・演出は NYLON100℃主宰のKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さん。
NYLON100℃の舞台も観にいきたいなと思いました。

客席は若い女の子達も多くて、笑い声がストレート。
また、結構若い人でも、舞台上に台詞に対して、
ベタベタのつっこみを客席から声に出してしはるんだなぁ
なんてことを感じながら観てました。
お呪いシーンを一緒に唱えてはった隣の席の方。
つい一緒に唱えたくなっちゃうんでしょうねぇ。


皆様からのコメント



>結構若い人でも、舞台上に台詞に対して、
ベタベタのつっこみを客席から声に出してしはるんだなぁ

私が行った日も↑こんな感じだったので、
私も遠慮なくブツブツ独り言のように突っ込んで観ましたよ。
大倉さんは素敵よね~。
存在だけで…そこに立っているだけで笑ってしまう。
巨大鍋での混ぜ混ぜシーンはオエッって、私も引きました。
賛否両論の舞台らしいけど、私は好きっす!



基本全部台本どおり&演出ガッチリ決め決めですよ。
KERAさんのブログにもそう書いてありますし

私はたまたま2回観たのですが
即興だったのは後半の呪文のシーンだけでした。



kaorukoさん、コメントありがとー!
もしこの作品をDVDではじめて観たならば、
最後までさめたまま、そんなに面白いかなぁって
思ってたかもしれないなぁ。
ライブならではの臨場感、舞台装置、音響、
役者さんの熱気と観客席の反応、そして自分自身の
「ゆるゆる感を楽しもう」という姿勢とか、
そういうのが影響するんですかね。
いや、でも、ほんと、大倉さんは面白すぎです。
kaoruko さんおっしゃるように、
そこにたってるだけで面白いというか印象的なんですよね。

リネットさん、コメントありがとうございます!
おおおお、台本通り演出がっちり!なんですね。
生の即興っぽく見せる演出って好きだなぁと思いました。
最初の台詞かぶりまくりとかは演出だろうなって思いましたけど、
途中、異様に長い沈黙の間とか、その後の少しぐだぐだ感とか、
これ演出なのかなとわくわくしながら観てました。
それにしても最後の呪文が即興ですか!
そ、それはすごい。あれ復唱するだけでも大変そう~




ぜんぜん笑えなかったよ~
悪ふざけにしか感じられなかった



きかさんコメントありがとうございます。
うん、きっときかさんのように感じられた方も
結構いるような気がします。
ケラさんのブログでも、
"今回の舞台ほど、楽しめる人と楽しめない人が真っ二つに分かれるに違いない作品も近年やったことがなく、それは脚本を書く前から判りきっていたこと、というか目指していたことなので、座長古田新太共々、その点ではおおいに満足している次第。"と書いたはりますしね。
いろんな感想があっていいんだと思います~



こんにちは! 紫です

今頃の告白?ですが、私も行きました、大阪で。
ケラさんの舞台で、
此の役者陣で
面白くないはずがない!!
凄く楽しい舞台でした。



紫さん、コメントありがとうございます。
犯さん哉をみたのは、とーい昔のような気が
しますが、まだ一ヶ月ちょい前だったんですねぇ。。

私も今でもまだ脳裏に残ってます。
インパクト的にでかかったですねーこの舞台は。

コメントを書き込む

お名前:
ホームページ: (なければ空欄で構いません)
コメント:

コメントの掲載について

コメントは内容を確認した上で反映されますので多少お時間がかかります。内容によっては、通知することなくコメントを受け付けないことがあります。ご了承ください。なお、もしエラーになるようでしたら直接 cs@okepi.jp にコメントをメールいただけると嬉しいです。










最近の観劇レポ

観劇レポ全一覧

おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

おけぴはこちら

RSS

送料
早見表