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07/11/20 モーツァルト!@帝国劇場

2007年11月20日(火) 17:45
モーツァルト! 井上君初日
1階Q列45番@帝国劇場

数年ぶり、初演以来のモーツアルト!
いやー、やっぱりいい作品ですねー。盛りだくさん!
アンサンブルの豪華衣装シーンは、観てて贅沢な気分になれます♪

まず歌声で聴かせてくれたのはヴァルトシュテッテン男爵夫人の香寿たつきさん。
いいっ!”星から降る金”最高!
1幕で、おとぎばなしを聞かせましょうのシーン、下手から椅子を出してきて
一言話すあの高橋由美子さんナンネールのつなぎ、うまいー、
雰囲気作りがめちゃめちゃ見事です。ナイスアシスト!そして香寿たつきの美声♪

コロレド大司教の山口祐一郎さん、ほんと、やっぱり、すごい存在感。
でーんと構えてて、惹き付けられる魅力、オーラ満載。
道中のトイレシーンは、今回もやりすぎちゃうのんくらいの演技。
ま、観てて、ふっと抜けるのでこういうのも楽しいです。

レオポルドの市村正親さん、いやー、お父さん、
前に観た時以上に、父親の熱い想い、感じました。
モーツァルトを見つめる目線や台詞に込められた思いみたいなのが
びしびし伝わってきます。そして低音、市村さんの低音の歌声がとっても素敵♪

シカネーダー吉野圭吾さん、楽しすぎ!
登場シーンで、構えてる時から、もう気持ちはワクワク。
客席手拍子が一気に起こったのにはちょっとびっくり。
全体の中にいる時も動きがキビキビしていて
すらっと背が高くて足も長くて、ほんと見てて気持ちいいです!
実際のオペラ魔笛でパパゲーノ、吉野さんにやってほしい~。

アンサンブルでは、ウェーバー一家の徳垣友子さんのノリが楽しすぎです。
舞台下手で踊る時も、はじけ具合がとっても豪快で面白い。

そして魔笛シーンの夜の女王のやまぐちあきこさん。
ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・ハッってのが続くのですが、
いい声だった!私、この後の部分が好きなんですよねぇ。あぁ続き聴きたい~。
※11/28追記:これ、録音のようです。最後の部分明らかに”あえて”歌ってない感じでした。。
ちなみにモーツァルトの魔笛は、ほんとにオペラとはいいつつも、
当時は多分考えられないくらいPOPな、ほんと衝撃的なオペラ
だったんだと思います。パパゲーノとパパゲーナのシーンとかめちゃめちゃ楽しいし
曲もほんとに面白いのです。夜の女王のアリアといい、モーツァルト、ほんと、天才!

コンスタンツェのhiro さん、
現代っ子風の女の子って感じで初々しさもあって、ほぉぉぉと。
(パンフレットではそのまんま hiro さんって感じですが。。)
ただ、「ヴォルフガング」ってモーツァルトに向って話す時、
どうしても棒読みというか感情が無く不自然に聴こえてしまうのが残念で。。
歌声は、気持ちよくスポっとはまる部分とかすれてつらそうな部分があったりしましたが、
公演後半、特にお芝居面でどんどんよくなってほしいなぁと。。
あ、ピアノソロで歌い始める”ダンスはやめられない”は、
オケピのピアノさんがかなり緊張してるように聴こえました。。。
ここはちゃんとピアノ弾いてあげんとねぇ。

オケピといえば、タンバリンの音が好き。気持ちいい♪
長谷川友紀さん?)

モーツァルトの井上芳雄さんは、もう安心して観てられるというか、
より役に入り込んでる気がしました。
動きもなんか綺麗だし、髪型もかっちょいいっ!
群集の中で歌う時は、歌声がかきけされちゃう感じで、あぁ声が聴きたいーと思っちゃいますね。

ナンネールの高橋由美子さん、さすがです。前半の私はプリン~セス~での部分はちょっと
元気ないように感じましたが、後半はもう魅力されまくり。最後のエンディングのながーい間もよかった!

そう、今回の舞台、TV放送だったら放送事故になるくらいの長い間がいっぱいあったのも印象的でした。

(初演時しか観てないので、再演を知らないのですが)
背景の美術とかも、結構変わりましたね。

アマデの野本ほたる君、女の子みたいなかわいらしさと
男の子のきりっとした感が両方あって、いいっ♪ アマデいい~。
※追記:野本ほたる”ちゃん”でした。女の子だったんですねー!
楽譜を一生懸命書いたり、とことこ歩くさまや、男爵夫人が歌ってる時の
あの前かがみ、いい、いいねー。子役全パターン観たいなー。
カーテンコールになってはじめてみれるアマデの笑顔がまたかわいー。

シルヴェスター・リーヴァイさん、なんとカーテンコールで日本語挨拶!
しかもめっちゃお茶目な感じ。市村さんと手つないで
幕降りきるまでしゃがんで手ふりまくり。いいキャラだー。
こんなすごい音楽作っちゃうのにー。

今日は公演2日目だからかそこまでの一体感や感動は味わえなかったけど
(なのでまわりのアンサンブルさんの表情とか中心に観てました)
これから一ヶ月半の間に、どこまで盛り上がっていくか楽しみです!
次は来週観にいく予定です♪
今度は中川君モーツアルトだー!!

p.s. 公演プログラム、ヴァルトシュテッテン男爵夫人のページだけやたら色あせて見える


皆様からのコメント



M!は私も大好きな作品です。
違ったらすみませんと前置きさせてもらいますが
多分なんですけど、
夜の女王のあの声は録音だと思います。
前回の時と声が変わってませんし
あきらかにやまぐちさんの口の動きとあってません。



通りすがりさん、コメントありがとうございます。

な、なんと、どうなんでしょう。
今回の舞台、初演の時のアリアより
全然よかったので、おぉぉぉって感動したのを
妙に覚えてるんですが、うーん、Q列なので
くちもとの動きまではわかりませんでしたが、
生だったーと思い込んだままでいたいような。。

来週28日に観劇の時、よーく聴いてきます♪

→28日追記:確認してきましたー。
ご指摘通り、録音でした。。。
最後の部分明らかに歌ってないし。。
(録音ってわかるようにあえてその直前で歌うまね
やめてるのかなぁ。。)
残念。。。

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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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