07/12/02 ウーマンインホワイト@青山劇場
2007年12月2日(日) 13:00
ウーマンインホワイト 千秋楽
1階F列23番@青山劇場
この作品、しかも千秋楽に、少し傾斜がかかりはじめたF列
センターで観れて、ほんとによかった!
最初、別所哲也さん登場で、
お、おお、別所さん声素敵~って思いながらシーンが転換して、
ステージ上手側から、
すらっとした背の高い若奥様っぽい役者さん登場。
歌い始めて、おぉぉぉ、声綺麗ー、
しかも顔も演技もきりっとしてて、
この人初めて観た、なんていう人なんだろう、お気に入りかもー
って思ってると・・・・
彼女から「妹が」という台詞が。。。。
ん? 妹がいるということはお姉さん?
それって主役の姉妹ってこと!?
ということは、おおおおおおおおおおおおおおおおお!
笹本玲奈さんじゃありませんかー。
全然わからんかったー!!
よくよくオペラで拝見すると、確かに面影が。
すっごく姿勢がよくて、すらっとしてて、
まるでメリーポピンズ先生のよう!
MAのマルグリットやレミゼのエポニーヌとは全然違う、
堂々たる大人役にびっくりいたしました。
笹本玲奈さん、素晴らしかったです。
表情、歌声、演技、しぐさ、動き、シルエット。。。全部いい。
途中、ソロの歌の後で、客席拍手がずーっと続く時もしばしば。
いや、ほんとーに素敵。
最後のシーンのあの振り返りも、ぐっときますね。
ってか切ない・・・・あぁマリアン。。。
精神病院で、ローラが生きてるとわかった時。。おぅ。。。
そして別所哲也さん、カテコで、自分より20歳も若い姉妹に
恋されて。。。最後の青年役と思って頑張りました、なんて
おっしゃってましたが、いえいえ、お若い!
カテコの最後、メインキャストの方達がお一人づつ挨拶された後、
最後の最後、別所さんがなんと笹本さんを抱きかかえ。。。
おぉぉぉぉぉ、その後笹本さん万歳してやったーと。
ここにまたなんかぐっときてしまいまして。。
別所さん、素敵な役者さんだなぁ。。
ただ、あの二幕の別所さんの仕草は、
面白いんだけどちょっと過剰に感じてしまって。。
ハートライト(別所さんの役ね)ってそんなにお調子者だっけって思ってしまいました。。
そして石川禅さん!とってもひどい悪者役を、ほんとに好演。
判子強要シーン、手をあげるシーン、カジノシーンとか、
みてるこっちがドキドキしちゃうくらい。爪噛むしぐさも怖い・・
最後は意外にあっけないですね。
光枝明彦さん、70歳って・・・すごいー!
ローラの神田沙也加さんとアンの山本カナコさんの演技もよかった!
ロンドンで観てたんですが、
ロンドン版は、美術セットがほとんどスクリーン投影だったし、
白いドレスの女と妹がほんとに似てて途中こんがらがったりとか、
ロンドン版では、正直音楽どうなのよーって思ったんだけど、
日本版では、繰り返し流れるあの旋律は、なかなか心地よくもあり。。
舞台上方のオケピで振ってる塩田明弘さんが時々ステージの方を向いて
振ったりしてたりするのも楽しかったです。
管理人さんと同感です!
別所さんと石川禅さんの格闘シーンは
レミゼラブルのバルジャンとジャベールのシーンより
緊迫して、すごい迫力でした。
そう!でもその後のパーシバル卿は以外にあっけなくて
もっと追いつめられて狂気な一面を見せて
薄笑いをうかべながら(コワ~)鉄道に飛び込む
・・・なんていうのもアリなんじゃないかしらと思いました。
それから村人の衣装が幼稚園の音楽会の衣装のように見えて(失礼!!)
笹本さんは素晴らしい!
これからの日本のミュージカルを背負う方ですね。
ソワレ公演の日、マチネは帝劇でモーツァルト!観劇されていて、忙しい中でも勉強もされているんだなぁと
再演が決まったようで、楽しみです。
コンスタンツェさん、どうも~
うん、あの格闘シーンはすごかった。すごい迫力でした。
そうそう、その後、ね、狂気的になってってのに一票!
>>これからの日本のミュージカルを背負う方ですね。
私もまさに、観ながらそれ、感じました。
素晴らしいなと。パワーとオーラをびんびん感じました。
再演、決定なんですか、おぉぉぉ。
確かに、でないとカテコであそこまで言わないですよね。