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07/12/29 Studio Life アドルフに告ぐ@天王洲銀河劇場

2007年12月29日(土) 12:00
Studio Life
アドルフに告ぐ
1階G列16番@天王洲銀河劇場

濃密な1幕、そしてなんともいえない思いの2幕。
少ーしふっと持ち上げた笑いもあったりするけど、
全体的にはずしーんと重く、つらい、
だけど、観てよかったなって思える、そんな舞台でした。。

ナチス、ユダヤ人、虐殺、子供が・・・・
そして裏切り、自殺。。。人を撃ち殺すシーン、
女性をめぐる二人のアドルフのやりとり
そしてあのラスト。。
手塚治原作の、日本が舞台の3人の「アドルフ」の物語。
私は原作を読まずに観劇したのですが、
約3時間の大作にも関わらず、時間の経過は感じないんですね。
最後まで引き込まれてました。

シンプルなセットなのに、雰囲気にあっていて、
照明とかでうまく効果を出していて、
中央部のスロープの使い方がうまい。

今日観たキャストは、Mut(ムート)チームで、
アドルフ・カウフマンは荒木健太朗さん、前半の純な青年ぶりがえがった。
アドルフ・カミルは松本慎也さん、
ルックスと関西弁と演技がマッチしていてよかった!!

そして峠草平役の曽世海司さん、
キビキビした役とストーリーテラーぶりがいいっ。
そして由季江役の三上俊さんがめーちゃーめーちゃー綺麗!
いや、まじで、ほんとにですね、後姿とかもほれぼれしてしまう。
そしてふくらはぎ!美しいー!!!!
最後、峠に背負われた時のあのか弱い感じもよかった。。。
せめて子供が無事に産まれていればと・・(ストーリー的に)

ヒットラーの甲斐政彦、うまい。。
この方、前みた時とは全然印象違う役どころ。さすがだー。。

本多大佐の石飛幸治さん。
息子を手にかける場面はすごく伝わってきました。

全体を通して、男性が女性を演じてることを全く意識せずにみれました。
考えてみれば、出演者全員男性だったんだなぁと終わってから思った位。

そして、小説や漫画や映画とは違った、生の舞台ならではの表現の
素晴らしさを感じた舞台でもありました。
ぜひこういう作品、多くの人にみてほしい。です。


皆様からのコメント



私は12月28日昼のEチームで観劇しました。
私は、昨年(2007年)8月31日~9月2日に青山劇場で上演された「あらしのよるに」で狼のガブ役を演じた山本芳樹さんが余りに素晴らしかったので、Studio Lifeに興味を持ち、また、手塚さんの原作だということで観劇しました。
ですから、Studio Lifeが男性だけの劇団だということはHPで知っていましたが、本当に違和感なく観ました。
ま、私は宝塚も大好きですし、歌舞伎も好きですから、一方の性のみの劇団にまったく抵抗がないのですが。。。。

作品としては、私も管理人さんと同じく3時間以上もありましたが、まったく長く感ぜず、複雑な人間関係も手塚作品の持つメッセージ性も良く表現されていると思いました。
舞台装置もシンプルですが、中々上手く使っていて良かったです。

アドルフ・カウフマン役の山本さんは気弱で心優しい子供のころは、もう彼の独壇場と思えるくらいぴったりです。
そして、それが大人になり立派なナチスになってその豹変ぶりが良く現れていました。

まったく違う話ですが、私は本日、演劇集団円「あらしのよるに」を観ました。
そうです、上述しましたStudio Life「あらしのよるに」が余りに素晴らしかったので、別の劇団の作品を観たわけです。
原作者のきむらゆういちさんのサイン会もあったので、木村さんに伺ったらば、Studio Life「あらしのよるに」は来年再演されるとのことでした。
本当に素晴らしい作品ですので、是非是非再演の際は皆さんにも観て頂きたいです。
管理人さま、本年も宜しくお願い致します。



海燕さま、コメントありがとうございます!
演劇集団円、一度観てみたいなぁって思ってたんです。
今日の昼に湘南台でやってたんですねー!
(昔湘南台に4年ほど住んでて湘南台文化センターの
 お菓子教室に1年ほど通ってました(笑)
あらしのよるにの再演、ぜひぜひチェックしときます!
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします!
いっぱいいっぱい素敵な作品に出会いましょう!!



管理人様
コメント有難うございます。
円「あらしのよるに」にご関心をお持ちだったとは。。。。

感想としては、原作を全部読んでないので一概には言えませんが(前回8月のときに絵本を1と7巻を購入し、今回文庫版の絵本を2冊購入しましたがまだ全部読んでいません。文庫版は3巻で全部収納され、3巻はまだ発売されておりません。文庫版は1冊500円です。)。。。。
「あらしのよるに」は円が初めて舞台化しそのときはまだ絵本が2巻目までで、3巻は同時に、4巻は脚本を作った後出筆をしたようです。(全部で7巻です。)
そのせいか、円の作品は原作のごく一部分までで、狼とヤギのその後の運命を知りません。
ですから、絵本そのままの感じでかわいいお話の感じです。ただ、中に蛙が3匹登場しますが、これがもう本当に着ぐるみも含め、メチャメチャ面白くて、完全に子供達の人気も蛙君たちでした。
蛙以外のヤギやリス、猿の衣装はもう少し工夫をしてほしかったです。

それに対し、Studio Lifeの作品はミュージカル仕立てでダンス、歌も素晴らしく、友情、信頼といったメッセージ性が強く、もう本当に感動しました。

映画化もされているので、今度は映像も見たいと思っています。

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名前:山野上 寛
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現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

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感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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