08/03/14 宝塚花組舞姫@日本青年館
2008年3月14日(金) 15:00
宝塚歌劇団 花組 東京特別公演 初日
MUSICAL 舞姫 MAIHIME ~森鴎外原作「舞姫」より~
1階H列22番@日本青年館大ホール
美しい。。そして切ない。。二幕ラストは目に涙・・
い、いいっ!リピートしたいです。
音楽(甲斐正人さん)がこれまたいい!
旋律が美しい。
帰り道、あのホール横の駐車場みたいなところで
自然と鼻歌出てしまいました。
エリス役の、野々すみ花さん、美しい~。
一幕で、豊太郎に扇を教えてもらった後ひとりで踊り始めるシーン、
手先から足先まで全ての動きに魅せられました。
あのシーンだけでももう一度観たい。
ほんと、舞ってます。舞うってこういうことだなーと。
まさに踊り子、舞い姫♪
声もいい、歌も素敵、表情の変化もすごく伝わってくる。
二幕で、再び豊太郎が手にとって、エリスが扇を舞うシーンは
ジーンと感動。。
看護師さん、そこで声かけちゃいますかと(もちろん演出ですけどね)
プログラム(600円はいいっ!)を幕間にみてて、
1幕第2場、神楽面の女達が踊るシーンで兎を野々すみ花さんが
演じられてたんですねー!このシーン、いいなーと思って4名を
見てたんだけど、しまった、リピートして兎をたっぷりみてみたいです。
とよ!
太田豊太郎、愛音羽麗(あいねはれい)さん。
とってもりりしい。真っ白な軍服姿がすごく似合う!
敬礼がなんとなく初々しい♪(そういう敬礼方法なのかな)
台詞の声、いいですねー。
歌は、スポっと音程がはまった時が気持ちいい!
二幕でとっても印象に残ったのが豊太郎の友人相沢役の未涼亜希さん。
エリスにお金渡すシーン。。声・トーンがもうあのシーンでは
あれ以上はないってくらいぴたーっとはまって感じました。歌声もいいっ!
細菌を研究している岩井直孝君、キャラおいしい!
そのキャラを見事に好演されてたのが日向燦(ひなたさん)さん。
日向さんが、他の舞台でどういう役を演じられてるのかぜひ見たいです。
また、専科の3人が舞台をぎゅっと引き締めておられました。
エリスの母の光あけみさん、叩くのひどいけど見守ってたのね。
「責任」という言葉が重く響いてきました。
天方伯爵の星原美紗緒さん、すばらしき貫禄!首相!
そして豊太郎の母の梨花ますみさん。1幕ラスト、白装束。。あぁぁ。。
原芳次郎(華形ひかるさん)、100年後の日本、こうなってますよ。
芳次郎のあの無念が、とよのその後の気持ちの変化へとつながるのでしょうか。。
日本へ。。「はい」。。。と、あぁ。。。おぅ、エリス~・・・
二幕ラスト、一度幕降りた後、もう一度あがって、
エリスと豊太郎のあの絵。
うん、ちょっと救われました。
セットの使い方、うまいですよねー。
あのボードみたいなセット、何かが出てきたと思ったら
外套が各ボードの横に出てきて一瞬で路地に。
と思ったらその後は、襖絵みたいな感じで和風にもなったり、
こういうところをみてても面白いです。
最後、カーテンコールで1階客席スタンディングだったのにびっくり。
いや、スタンディングオベーションしたくなるくらい確かに素晴らしかったのですが
宝塚でスタンディングオベーションってちょっと新鮮だったので。
公演時間約2時間35分。途中休憩25分。
演出は植田景子さん。日本青年館で3月20日まで。
おけぴで舞姫を探してみる
宝塚歌劇団の公式HP公演情報
日本青年館の行き方 携帯版
>管理人さま
私は宝塚バウホールで、この『舞姫』を観ました。
ストーリー自体が悲恋物でしたので、どうかな、重たくないかな…と思って行ったのですが、美しくて切なくて、本当に観に行って良かったと思いました。
管理人さまは中日公演『メランコリック・ジゴロ』はご覧になっていない…のでしょうね…
『舞姫』直前の『メランコリック・ジゴロ』では…
みわっち(愛音羽麗)はフォンダリ一家の親父、まっつ(未涼亜希)はみわっちの息子、一発屋バロット、すみか(野々すみ花)ちゃんはスタン(壮一帆)の恋人レジーナ役でした。
みわっちは顔に傷痕をつけて、ダニエル(真飛聖)相手にすごんでたし、バロットは頭の回転が少し(というか大分)悪いし、すみかちゃんは「遺産」当てにしてハデに買い物しちゃって、品物返したくなくてわぁわぁ泣いちゃうし…
まめ(日向燦)ちゃんも品物を回収する店員さんで、なんとも言えない可笑しいキャラクターでした(^^;)
まめちゃんのコメディエンヌぶりは、2006年花組『Young Bloods!!-青春花模様』ではぴか一でした。
『メランコリック・ジゴロ』は、おそらくDVD販売があると思いますので、是非、ご覧になってください(*^^*)♪