08/03/20 プリズンホテル@三越劇場
2008年3月20日(木) 13:00
プリズンホテル あじさいホテルへようこそ
1階15列12番@三越劇場
日本橋の三越デパートの6階にある劇場、三越劇場。
はじめて行ってまいりました!2階もある劇場なんですね。
後ろから2列目でしたが、オペラグラスなしでもなんとか
表情がわかるって感じでした。
舞台は、ヤクザホテルが舞台の人情物語。
原作(浅田次郎)読まずに観劇。
なんでプリズンホテル(監獄ホテル)っていうんだろう。。
ヤクザが経営してるから?
舞台は2幕後半からの展開、いいっ!
エピソードとか、べたべたな感じだけどいい!
チラシの出演順は多分有名な人順みたいな感じだけど、
観終わっての感想は、主役は野沢聡さんですね!
(野沢那智さんの息子さん。であり野沢直子さんはいとこ!)
最初登場シーンで、うぉっ声たかーって思ったんだけど、
そのキャラクターがじょじょに明らかにされていって、
下戸なのに酔っ払って歌うたったり、表情や仕草や台詞が、
精神年齢7歳のまま大人になってしまったという人気極道小説家役を好演!
背も高くてハンサムで多彩な演技、魅せられました!
そして2幕ラスト、3段階の涙腺ポイント!はまっちゃいましたです。
おとみ役の山口果林さん、チラシと全然ちがって驚いた!
いや、すばらしい、役に入り込みまくってますね。
ラストのあのご挨拶。。涙腺きちゃいました。
秘書役の渡辺志保さん、野沢聡さんと、いいペアでした!
少し過去を背負った感じと、強い心、そして衣装が似合ってキュート♪
そして、多岐川裕美さん。チラシ的には主役ですが、
舞台的には、なんというか縁の下の「花」。うん、そんな感じ。
ストーリー上の存在的には、後ろから支えてるおかみ。
一幕は終始うつむき加減だし。。。少し重い役ですからね。
でもそのわりには、あの宿題できなかったねって台詞、
なんでここでそんなふざけた台詞を・・と思ってしまったんですが。。
ちょっとクールな印象でございました。
ボスのあのガンのシーンは、うーん、私的にはなくても。。
ってか、病気ネタって笑えないし好きになれないです。
また、山口果林さんが2幕あぁなったシーンで、
えらいノリが軽い雰囲気になるのも、うーん、なんか抵抗あり。。
医師と看護師の存在もいまいちよくわからず。。
看護師役の方の語尾がとても耳について。。
そして、野沢さんがDVな性格役なんだけど、暴力をふるう
シーンはうーんやっぱりちょっと抵抗持ってみてしまうなぁ。。
暴力シーンに入るあの効果音が変に軽い感じにしてるのもちょっと・・・
あ、どなたかわからないのですが私は支配人役の方がよかった!
この方と息子の話とかもうちょっと観たかったです。
見所は2幕ラスト!!ハンカチ用意!
ちなみに舞台中に、「三越デパートへ探しにいったけど」みたいな
台詞もあったりします(笑)
そして、さすがにお客さんの年齢層は高め。
私の後ろの人たちもしゃべりまくりですが、
まーそれも劇場の雰囲気みたいになっちゃってて特に気にはならず。
それ以上に、劇場外の(多分)デパート内のアナウンスが聞こえてきて、
そっちの方が気になりました。
ちなみに三越劇場と同じ6階には、いろいろな展示即売会
みたいなのが開催されてます。
25分もある休憩時間にこうしたところを
ふらふらってのも楽しいですよ。
(そういう効果を狙ってるんでしょうねー)
例えば箸置きみたいなのに200万とか300万とかの
値札がついてたりして、値段を見るのもなかなか楽しいです♪