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08/04/10 レベッカ@シアタークリエ

2008年4月10日(木) 13:30
ミュージカル レベッカ REBECCA
16列28番@シアタークリエ

オープニングの大塚ちひろさんの歌声がいいっ!

1幕冒頭の彼女の歌声聴いて、あ、この舞台いいかもって思ってしまいました。
やっぱり舞台は最初のつかみ、大事ですね。
実はこのところ、iPod でダンスオブヴァンパイアのCDをよく聴いていて、
1幕最初は、おっサラの声だ!って思ってたんですが、
途中から、サラからこの舞台での彼女の声に印象が変わっていきました。
表情、衣装、フレーズの歌い終わり方、高音!とても素敵♪
カトレア~、私もつつじが好きです~。
仮装パーティシーンは、もうね、うっとりですよ。
去年がどうのとかそういうのどうでもいいです(笑
綺麗ですもん。最初黒髪で登場した時、別人かと思いました。
爪噛む仕草もかわいー。
1幕、丘の上の帽子が、作業用ヘルメットに見えてしまうのは私だけかな。

山口祐一郎さんは、若い!若くみえる。
あのかたまった感じの歌い方や独特の手の動きも、
山口さんならではって感じで楽しめます。
衣装もいろいろバージョンありますしね。
でもお金持ちのわりには、あれ、さっきと同じ衣装なの?って
シーンもあったりして、でも旅行中だからあんまり替え持ってきて
ないのかーと思ったり、でもあんだけお金持ちだったら。。
とか余計なことを考えてしまいました。
今回、山口祐一郎さん、歌い方がやさしいですねー。
また、曲の数がそれほど多くなくそこが残念です。

シルビアさん、いい味だされてますねー。
かーなーりーこの役にぴたりとはまっておられると思います。
ちょっと嫌な役ですが、それをうまーく演じたはります。
なんというか、気持ちよくすっと役を演じてはる感じ。
そうそう、マイクの効果、あまりかけないんですね。
特に1幕は生声っぽく感じました
(1幕でそう感じなかったのは大塚ちひろさんと
山口祐一郎さんと石川禅さんの3人)。二幕は響いてたのだけど。。

石川禅さん、いい役ですねー。なんともいえないやさしい
雰囲気を出されますよね、それでいて紳士!

マキシムのお姉さん(伊東弘美さん)も、キャラクターの出す雰囲気が
すごくいいっ!この方が登場するだけで、ほんわかっと舞台の空気がなごむ感じがします。

吉野圭吾さん、ちょっぴりぃー悪い役、
ノリが軽い(笑)。ソロダンスシーンもあって、いやー、足細くて長い!

また、仮装パーティ用に大塚ちひろさんをドレスアップする時の
クラリス役の河合篤子さんの表情と仕草がいいです!

そしておおお、中村友里子さんだ!キャッツのシラパブ好きでした。

一方で、うーむ、ベンのあの(あえてですよね)外した歌い方は、
私としてちょいと苦手でございまして。。。
また、ヴァン・ホッパー夫人は、ちょっとコミカルな役でもあり美味しい役なんだけど、
どうしても怖い印象を持ってしまって。。歌も少しきつそうでした。

ストーリーは大筋はわかりやすいのですが、一点私としてわからない点が。
二幕、どんどんサスペンスっぽい展開になっていくわけですが、
二幕、沈んでた舟で発見された人がレベッカ?じゃぁ最初に発見された人は誰?

一幕は、この2幕につながるいろいろな伏線シーンや展開が楽しめるのですが、
ベン(治田敦さん)やベアトリス(伊東弘美さん)、
ヴァンホッパー夫人(寿ひずるさん)、ファヴェル(吉野圭吾さん)、
フランク(石川禅さん)などが、2幕では、え?そのくらい?
みたいな登場の仕方でちょっとものたりない感はありました。

でも2幕、ぐん、ぐんぐんって変化していく大塚ちひろさんの
表情はなかなか見ごたえあります。
でもやっぱり1幕の大塚ちひろさんが好きだなぁ。。

セットは比較的シンプルな印象でした(あまり大きく変化しない)。
でも雰囲気ある感じで素敵です。あの最初の幕は、いいですね。
音楽は、シルヴェスター・リーヴァイさんぽいですねー。モーツアルトの
アンサンブルシーンが頭の中をよぎります。
低弦のボッボッボボッボッみたいなところが。
でも、曲、好きです!

ちなみに振付も、モーツァルト!っぽいところも多々。
生オケなんですね。途中、金管の吹き方とか
外し方とかタイミングとかノリで、生なんだろうなぁ
とは思ってましたが、カテコでセット右手から指揮者
が出てきた時には、おおおっそこにいたのかーと。
オケの人たちはどこにいるのでしょう?上手と下手の2階セットの中?

あ、カテコで山口さんつまづいてました。
こういうハプニングもいいですねぇ。

休憩時間、地下でつながってる日比谷シャンテにいってみました。
美味しそう。。。
これ、幕間の時間中(25分間)に食べ終わることは可能なんだろうか。
ブロードウェイみたいにプレシアターメニューとかあるのかな。

この舞台、結構アンサンブルさんにもスポットがあたっていますが、
全体的には、とにかく大塚ちひろさんにSPOTあたりまくりです。
また、これだけのメンバーが揃っていてこの楽曲でこの規模の公演で、
シアタークリエは、正直もったいないと思いました(小さい)。
もっと大きな劇場で、歌声を豪快にスコーンと聞きたいし、
オーケストラも、オケピで堂々と演奏してほしいなぁ。。。などと思ったり。。

リピートしたい?と聞かれれば、6月頃、もう一度観てみたいです。

上演時間:約3時間(途中25分間の休憩あり)


皆様からのコメント



管理人様、こんばんは。私も4月12日に『レベッカ』に行って参りました。
ヒロインの大塚ちひろさん、本当に良いですよね。声がとても聞きやすく、キャラクターも彼女のイメージに合っていたと思います。もっともっと伸びて欲しい女優さんです。
あとはミセス・ダンバースのシルビアさん。ウィーンではもっとベテランの女優さんが演じていらっしゃいましたが、負けてないです。表情も声も迫力があって、存在感がスゴイですね。
もう少しアンサンブルにパワーがあるといいなぁ、と思いましたが、十分楽しませて頂きました。私も5月か6月にまた観に行きたいと思います。



ん~。
シルビアさん以外は印象に残らなかったというのが正直な所です。
音楽も残念賞。
ストーリー展開も今ひとつでした。

出演者の個人的なファン以外の人が見たら以上のような感想だったのではと思います。



おぉ~!! 奇遇ですね。
私も同じ日15列目で観劇してました!!
祐様カテコでつまづいたの見て笑ってしまいましたぁ!!

ストーリーは解りやすくて良かったですがイマイチ盛り上がりに欠けたかな?という感じでした。

祐様目当てで見に行きましたが、今回はシルビアさんに惚れてしまいました♪



同じ日、3列上手で見ていましたが、、、
ちなみにつまずいたのは山口さんではなく大塚さんでしたよ。
でとっさに大塚さんを支えようとして山口さんがバランスを崩したのが真相です。
その後登場の度に、大塚さんが転ばないよう手を差し伸べてましたよね?
上手からはよく見えていたのですが・・・正面から見ると山口さんがつまずいたように見えたのでしょうね。



管理人さんからお譲りいただいたチケットで行ってまいりました。ありがとうございました!!

クンツェのミュージカルはどれも素晴らしいようですが、
レベッカもよかったです。
曲もストーリーもよかったです。

ただ、大塚ちひろさんのための舞台という感じですね。
山口祐一郎さんはじめ他の方の曲が少なかったのが残念です。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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