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08/08/15 こまつ座闇に咲く花@紀伊國屋サザンシアター

2008年8月15日(金) 18:30
こまつ座 闇に咲く花
9列12番@紀伊國屋サザンシアター

先日通し稽古を拝見させていただいてましたが、
その時とは、セリフを変えたのではと思ってしまうくらい、
伝わってくるものがより大きくなってました。部員紹介で涙がでました。。

一度通しで観てるのに、全てのシーンがほんとに印象的で、
もう一度観たいシーンはどれと聞かれると全てのシーンが候補になるくらいです。

第一場 御賽銭箱(おさいせんばこ)
第二場 御神籤(おみくじ)
第三場 神鈴(すず)
第四場 種銭(たねせん)
第五場 御守(おまもり)
第六場 太鼓(たいこ)

御守かなぁ。。種銭も好きだなぁ。。御神籤は楽しいし。。やっぱり選べないです。
アンケートとったらどれになるんだろう。第六場も前向きになれます。
各シーンに出てくるエピソードや食べ物、流行モノの話もまたいいんですよね。
(私の後ろに座ってたおばーちゃんの懐かしそうな相槌は心地よかったです)

間とかセリフの声とかが、ほんと心地よく、すっと入ってくるんですよね。
そしてぐっと重い中にふっと持ち上げる演出がとっても好きです。
暗転でギターの生演奏の曲が変わったと同時にあがる幕もいい。
カーテンコールの登場の仕方もいい。

そしてですね、この舞台のパンフレット、これとてもお勧めです。
まず冒頭の井上ひさしさんの前口上が面白い。

そして栗山民也さんの2ページに渡る文章は帰りの電車で
読んだのですが、とてもわかりやすく栗山さんの思いが
伝わってきて、今日の観劇の感激をよりひとまわり大きくしてくださいます。

お次、パンフレットの辻萬長さんの文章、舞台と同様に、
ぐっとくる部分とふっと持ち上げる部分のバランスが絶妙~。
「周りの戦争未亡人たちに実権を握られつつも、しっかり支えられて生きている(笑)」
という部分、思わず読んでて微笑んでしまいました。

ギター生演奏の水村直也さんのページでは、弾いてる曲のことや
(クラシックを水村さんが編曲して弾かれてたんですね!
 しかも弾き方も現代風にならないよう気をつけられてるとのこと)
お母上の話もぐっときた。。そして最後の「セリフと合う時もあれば、
合わない時があってもいいと思っていますよ」という部分もなんか好き。

このような感じで全出演者の文章が載っているのですが、
どれも読みやすく、すっと入ってきて、もう一回観たくなります。
そして皆さんお写真の顔がいいっ!(カメラマンさんグッジョブ!)

これだけ載ってて800円はお得。
なんか今回の感激レポ、パンフレットレポみたいになってしまいましたが(笑)
観劇前、休憩時間、観劇後、リピート前に一冊、オススメです。

終戦記念日という日にこの演目を観たこともより印象深く記憶に刻まれました。

公演は8月31日まで。紀伊國屋サザンシアターにて。


皆様からのコメント



8/27サザンシアターの闇に咲く花を見てきました。演出の栗山民也さんが好きでよく見ていたのですが、新国立劇場の舞台監督になってから見る機会がなく、今回井上ひさしさんとのコンビなので楽しみにしていました。戦後62年目の夏は戦争の番組が多かったように思っていた時なので暗いときついと思っていたのですが、生活のためにたくましく生きた庶民と女性の力強さ、人間性を考えさせられました。笑いながら、最後に涙を拭いていました。
またチャンスがあれば、このコンビの別な劇も見てみたいものです

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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