08/10/04 MusicalShow D 永遠という名の神話@博品館劇場
2008年10月4日(土) 13:00
Musical Show D 永遠という名の神話
K列22番@博品館劇場
DIAMOND☆DOGS の東山義久さんの
10周年記念ミュージカル。
演出は宝塚歌劇団のオギーこと荻田浩一さん。
ジェームスディーンの物語なんですが、
東山義久さんがジェームスディーン役を”演じる”というところが面白いです。
東山義久さん、美しいです。特に目が綺麗。
セットも薄暗く青く、なんというか映画のスクリーンの中のような
イメージで展開するこの舞台、スクリーンから出演者が飛び出したように
鮮明に映え、ダンスシーンなどはほんとに綺麗です(うっとりー)。
一幕冒頭は、衝突事故。いきなりここからでちょっとびっくりしましたが、
そこから彼の足取りを東山義久さん演じる”役者”を通して観ていくんです。
わずか24歳で、生涯わずか3本の映画だけに出演したジェームスディーン。
しかも生前に公開された映画は最初の1本だけ。ブロードウェイの舞台にも
たっていたジェームスディーン、観たい。。。DVD、ないよねー。。。
24歳でなくなったジェームズディーンが出演した3本の映画
「エデンの東」「理由なき反抗」「ジャイアンツ」、
この3本の背景が舞台の展開と共に描かれます。この映画観てみたくなります。
これらの映画見た後にこの舞台みたらまた違った感想持つのかもしれません。
登場人物も、映画俳優がたくさん。
舞風りらさん演じるジュリー・ハリス&ピア・アンジェリ、
良知真次さん演じるサル・ミネオ&ポール・ニューマン、
原知宏さん演じるマーロン・ブランドなどなど。
特にこの3人はダンスでもめちゃめちゃ魅せてくれます。見惚れました。
平澤智さんと佐野大樹さんはストーリーテラー的存在。
朝澄けいさん、戸井勝海さん、峰さを理さんが舞台を引き締めます。
一人複数役という人が多いので、出演者がもっといるように感じました。
”歌”というよりも”ダンス”な感じのミュージカル。
じんわりとココロに残るいい作品です。
カテコ最後のステージ上手での東山義久さんの決めポーズもかっちょよかったっす。
(客席から「キュンっ」って音が聞こえてきた気がしました)