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08/10/06 平成中村座仮名手本忠臣蔵Aプロ@平成中村座

2008年10月6日(月) 11:00
平成中村座
仮名手本忠臣蔵 Aプログラム

先日観て来たBプログラムの前半にあたる
Aプログラムを観てきました♪

あっっという間の4時間でした。
三段目の”殿中”までの経緯がとっても丁寧に
わかりやすく描かれてます。

歌舞伎・忠臣蔵初心者の方はぜひイヤホンガイドを
借りることをおすすめします。
ちなみに私スーツでイヤホンガイド聴いてたんですが、
休憩時間、解説聞きながら通路歩いてるとプチSPになった気分でした(笑
そしてこのイヤホンガイドのおくだ健太郎さんの解説が
これまたわかりやすいのです。
「セクハラとパワハラのあわせ技」
「迷惑メール」といった言葉も飛び出し、
実に楽しくてわかりやすい♪
そして解説のお声もいいっ♪
ぜひAプログラム観劇の際にはイヤホンガイドを♪

さてこのAプログラム、魅力見所満載です。
まずは前半。
悪代官役ともいえる高師直(もろなお)役に中村橋之助さん。
この師直には、顔世御前(片岡孝太郎さん)の気持ちが
押し切られて傾いてしまいそうな色気が必要とのイヤホンガイド解説。
なるほど、確かに、かっこいい色気のある橋之助さんの師直でした。

そして血気さかんな桃井若狭之助役に中村勘太郎さん。
表情、声、動き、先月の赤坂大歌舞伎でもいいなと思いましたが、
ますますファン度UPです(これはDプロ観にいかないとですね)。

塩冶判官に中村勘三郎さん。
物静かで落ち着いたようにみえた塩冶判官が、
どうして殿中で師直を切りにいくに至ったか、
またどうして血気さかんな若狭之助が刀を抜かなかったかが
実にわかりやすく描かれます。なるほどーそうだったのかーと。

最初の大序のラスト、この塩冶判官、若狭之助、師直3人の
衣装が、黄色、水色、黒なんですが、これがとっても綺麗で舞台映えします。

こうした衣装や、奥行き感のある背景画、舞台転換、畳の花道などなど
こうしたセットも見所の一つですね。

三段目、いよいよ殿中でござるぞのシーンで、ラスト、
取り押さえられた勘三郎さんが両手をぐにゅぐにゅしていたのは悔しさから??

そして四段目、切腹シーン。。。
ここで花道より片岡仁左衛門さん登場!
もうここからは全てのシーンが一段階レベルアップした感じで見所の連続。
硬直した塩冶判官の手から剣を抜き取って納めるシーンはとても印象的です。

宙返りなどもびしっときまり、立ち回り的な見せ場も楽しめます。
芝居小屋の外のカラスのカァカァという声もなんかとても情緒がありますね。
(ただ、付近の警察か何かのスピーカー放送は一気に現実に戻りますが・・)

今日はお弁当(松!)も買って、見て楽しく食べて美味しく、まさに秋。

Dプロ観にいきたいな。。

歌舞伎初心者の方にもおすすめの舞台と思います(ぜひイヤホンガイドもご一緒にどうぞ)


皆様からのコメント



平成中村座Aプログラムは見所の連続でしたが、何と言っても圧巻は四段目切腹の場から!
花道から登場の由良之助は仁左衞門。
その存在感は圧倒的で、瞬く間に時間が過ぎて行きました。



Aプロ観劇して来ました!
 初・歌舞伎でしたが、小屋の雰囲気も「プチお江戸体験」が出来て楽しかったです♪ 花やしきの遊具の音と歓声などはご愛嬌ってことで(笑)
係の方々もちゃきちゃきと明るく、感じ良かったです。
 
 顔ぶれはそうそうたる方々でドキドキ。
場面のキメ姿の美しさにうっとり。。。特に勘太郎さんの怒気をはらんだ姿は(なにが、とうまく言えないのですが)とてもステキでした。

イヤホンガイドはお芝居が???にならなくて助かりました。解説のほかにマメ知識も聞けて、超オススメです☆



Bプロに続き、Aプロを観劇しました。
仮名手本忠臣蔵というものを漠然とは知っていたものの、その発端を見る事ができ感激です。
ご推薦のイヤホンガイドのおかげで、目からウロコがバッサバサと落ちていきました。
所作の美しさ、日本の洋式美、堪能しました。

マチネだったので、終演後の浅草探訪も最高でした。
甘味処でゆっくりして、人形焼きや揚げ饅頭を買い求め、
丁度ご開帳の浅草寺でおみくじを引き、最高の一日を楽しみました。



Aプロを観劇して参りました。
平成中村座で歌舞伎デビューなんて、とっても贅沢でした。

お勧めのイヤホンガイドが、とっても役に立ち初心者でも存分に楽しむ事が出来ました。
立ち居振舞いの美しさ、表情の豊かさには本当に言葉もありません。表情や仕草で全てを伝える・・・本当にプロの仕事ですね。
私もやはり、切腹のシーンからの迫力ある見所が素晴らしかったです。
これを機に、機会があればまた歌舞伎を観に行きたいです。



ものすごい豪雨で 途中 勘三郎さんの声が聞こえ辛くなる程でしたが、お勧めのイヤホンガイドがあって、気にならずに済みました。おくだ健太郎さんの解説で 歌舞伎初心者の私も笑うべき所も乗り遅れないで、また歌舞伎の奥深い楽しみもわかる事が出来ました
母を連れて行き、母も夕方の鐘の音と烏の鳴き声に 自分の幼い時に母と過ごした夕暮れの情景を思いだしたと郷愁(70年位前)に 浸ってました。Aプログラムを観劇しましたが、Dまで 全部みたいと言ってました。
いつもミュージカルばかり観ている私ですが、歌舞伎も面白いかなと目覚めました。



Aプロ、見てきました。もちろん切腹シーンも感動的なのですが、私は大序の美しさが一番印象に残ってます。
歌舞伎は、記憶に残っていないころに一度行って、ん?よくわからない。と思って以来敬遠していましたが、今回、このAプロを見てからハマってしまい、A~Dプロ、制覇しちゃいましたよ!!
ホントにホントに美しいんですよね。
動きも声も、舞台セットも。
あんなに大げさとも思えるお芝居なのに、感情入って涙も出てきちゃうし(;;)
日本人に産まれて良かった。
個人的には、橋之助さんファンになってしまいました♪



歌舞伎の所作が、こんなに美しく、意味深く感じたのは初めてです。いつも天井桟敷での観劇の為か、その所作が絵空事のように見えていて、物語に入り込むことはめったに無かったように思います。松島屋、千両役者の花道、超カッコえー!これは必見ですね!



2度目でしたから今度はイヤホンガイドなしで観ましたが
イヤホンガイドの解説にあったところを確認するような
形で鑑賞しました。

予備知識がなくてもみどころをはずさないですし、
セリフと被って邪魔にならないようにガイドの
タイミングをはかってあり、いつも重宝しています。

舞台に近い席はひそひそ、隣の役者さんに話しかけたり
目と目で合図をしたり、細かな点に気づく楽しさがあり
遠くの席は、全体の流れがよくわかり、衣装や背景、
音楽の調和を感じることが出来ます。

おなじみの中村座のメンバーに今回は勘三郎さんたっての願いで仁左衛門さんの出演がかないました。
ただそこにいるだけで華のある仁左衛門ですが美しい
お姿はさることながら、丁寧な繊細な演技を見せて
くださること、勘三郎さんがシリアスな演技も実は
とてもお上手なことなど発見がいっぱいの今回の
中村座。
伸び盛りの若手の活躍も見逃せません。
他の用事を後回しにしても千秋楽は観なくちゃね。



初めて歌舞伎というものを観にいきました。

まず初めに幕が開いたところ。
足利直義を中心に、皆がじっと座っているその光景に感動しました。なんと美しく格好良いのだろう。
その瞬間にその世界に引き込まれてしまいました。

そして一人ずつ息を吹き込まれたように動き出す。
その動き出し方も、人物によりそれぞれ。
全てが新鮮で、とても楽しく観させていただきました!!

塩治判官、若狭之助、師直の三人のやりとりは
やはり印象的でした。
色々なタイミングや、三人それぞれの性格、
その時の感情など様々なものが重なって殿中に至ってしまった。その経緯を良く理解することができ、非常に物語を楽しむことができました。

また個人的には、塩治判官が切腹する間際、
世話役だった力弥が別れを惜しんで判官の前から離れようとしない、その無言のやりとりに涙してしまいました。

今回、本当にいろいろなことを学ぶことができ、
とても充実した時間を過ごすことができました!
これを期に、歌舞伎が好きになりました!!



過分なおことばを賜りまして
どうもありがとうございました。
自分としては納得のゆかない点も
少なからずあったガイドの出来具合でしたが、
すこしでもお役にたてたのであれば、
うれしい限りです。
今後ともよろしくお願い申しあげます。

おくだ健太郎
http://25522861.at.webry.info/

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名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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