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08/11/16 SAMURAI7@新宿コマ劇場

2008年11月16日(日) 13:00
SAMURAI7
22列24番@新宿コマ劇場

コマ最後の時代劇 by 森山栄治さん談。
この森山さんが、1幕2幕の開演前に
ちょっとした前説をするんですが、これが楽しい。
出演する役者さんみずからこうした前説をして
注意事項とか説明してくれると、
携帯電源とかそういうのより耳たてて聞きますよね。

そして楽しいなーと思ったのは、観客参加型ですとかいって、
なになのかなーと思ったら、まずは掛け声。
開演10分後にこのタイミングで掛け声かけてくださいーと。
う、うまい。楽しい演出だ。開演10分後にっと具体的に指定するあたりがGood。
そして2幕は、このタイミングで万歳しましょうと。
で万歳の直前に森山さんが「イマデスッ!」って小さく素早く言うんですが
これがまた大筋を邪魔するわけではなく楽しい。
まさに参加型エンターテイメント♪

原作の七人の侍は、コンピュータグラフィックスを研究していた大学時代、
研究室の先生が、七人の侍は基本だからみとくべき
ということでみんなで見たのを覚えています。確かに面白かった。
この SAMURAI7 はそのアニメ版のさらなる舞台版。
時代設定は未来なんですが、結構すっと入り込める内容になってます。

7人の侍役の方達は、みなそれぞれに味があっていいんだけど、
キクチヨ役のレイザーラモンの住谷正樹さん、
真面目によかったです!いいお芝居、いい動きをされてました!
中河内雅貴さん、私が座った22列から肉眼でみても、
オペラグラスでみてもめちゃめちゃかっこいい。そして立ち姿も美しいー。
山崎銀之丞さん、不思議なオーラを出されいていいっ!
メイクでの印象では若い方と思っていたら、なんと最年長!!
そして主役の加藤雅也さん。でーんという存在感。頼もしいー。

一方で、コマチ役の子役の子の立ち姿が浮いてしまってる感じで、
立ってる際、位置調整ばかりしてるように見えたのが残念でした。
なので、コマチとキクチヨのシーンも、うーん・・・と。

また、赤ちゃんの鳴き声、あれ、実際に観客席で赤ちゃん泣いてるのかと思った。
舞台上手側で泣いてる設定なのに、下手側から聞こえたんですよね。

全体的に音がどっかんどっかんくるので、これスピーカーの近くだとどうなんでしょうね。
でもこうした音に、後ろの映像、そしてお芝居がリンクするとめっちゃ気持ちいい!
そしてとにかくこの舞台、殺陣満載です。
もっとアクロバット的動きがあるのかなと思ったんだけど、
アクロバット的動きはそれほどでもなく、とにかく次から次へと、斬って斬って斬りまくり!
殺陣シーンはみものです。展開的には、あんまりセットが大きく動かないので、
ちょっとあっけない感はありましたが。。
あ、あと、セリフの直前に音のボリュームを調整する部分が妙に気になりました。

この舞台、若い観客の子達の反応を観てると、とっても入り込んでる感じ。うん。
一方でちょっと私は距離置いてみてる感じ。
私、”ノリ”と”勢い”みたいなのについていけてない? 歳? なのかしらん。。。


皆様からのコメント



管理人様、こんばんは。

本日、SAMURAI7観て参りました。
アニメから影響なのでしょうか、10~20代の女の子が殆どだったので、オバサンは少々浮いてしまったかも、、(^^ゞ

結構「感動的」内容の台詞も多かったのに、テンポが速すぎ台詞の余韻を楽しむ暇が無かったのが残念でした。
スピーカーのボリュームを少し下げて、役者さん一人一人の台詞をもっとじくっりと聞かせて欲しかったです。

それにしても皆さんイケ面揃いで、良い目の保養になりました。(笑)



おけぴで紹介していただいて良かったですよ。

そうでなかったら観に行かなかったかもしれない私が
すっかり引き込まれました。
加藤さんは以前は、二枚目の方だなって印象だけで特に思い入れはなかったのですが、
「アンフェア」や黒木瞳さんのドラマでバレエが好きなちょっと変わった店長をなさったころから、味のある人だなと思っていました。

コマの広い舞台に加藤さんの長身が映えてかっこよかったですし、テレビではボソボソ話す人かと思いましたけど、ちゃんとセリフも聞こえてきました。
舞台に合う人なんだと思いました。

住谷さんはもっとお芝居に出てほしいと思うほどの好演、熱演でしたo(*^▽^*)o

それ以上に驚いたのが山崎銀之丞さんで、金八先生の時のコミカルな理科の先生でしか知りませんでしたけど、役になりきっていて配役を見るまで山崎さんと分かりませんでした。

原作は人気アニメなんですね、会場には若い女の子たちがたくさん。(男の子もね)
私は知らない方ばかりでしたけど、なかなか素敵な俳優さんがそろってました。
夢中になる女の子の気持ちがわかる気がしましたもの。

原作も俳優さんも知らなくても、それなりに楽しめたので、映画の七人の侍にも興味が湧きました。



初めまして。初書き込みです。
お侍アニメファンで、舞台化にはかなりの不安と、でも期待を持って待っていました。私は22日夜と千秋楽を見たのですが、アニメファンを裏切らないよいできだったと思います。若い子はアニメファンではなくてテニミュから流れた役者さんのファンさんが多いと思いますよ。実は私(40代)を始めアニメファンはオタクの中でも古株又は出戻りが多いのです(笑。つまり結構皆年行っている(子持ちの方も結構います)。一度は離れたオタクな世界に引っ張り返す魅力がアニメにありました。しかも放映から数年経っても離れられない。それだけに舞台化はどうなるのか心配だったのですが。やってくれました。改めてリアルのお侍様方に惚れ直しました。加藤さんは自分のカンベエを作っておられましたが、それが決してアニメカンベエファンの期待を裏切るものではなく、納得させるものであったと思います。
それにあのロボロボなアニメをどうやるのかと思っていたら、それにとらわれることのない舞台らしい演出がなされていて、本当に再演して欲しいと心から思えるぐらい楽しめました。
印象としてはアニメからもう少し原作に全体にシフトした感じです。機会があればアニメの方も是非一度ご覧下さい。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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