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10/01/22 黒色綺譚カナリア派 雨を乞わぬ人@中野ザポケット

2010年1月22日(金) 19:00
黒色綺譚カナリア派
音楽劇「雨を乞わぬ人」
@中野ザポケット

天治村という閉鎖された村。
その村のさらに閉鎖された空間”蔵”で育てられた巫女のお話。
巫女は、空をみたこともなく、泣くことを許されず、
ただ次の巫女を産むために毎夜村をあげて饗宴。。
そこに、都会から女子大生が恋人と共にやってくる。。。

最初客席入ってステージみると、もうその時点で雰囲気が伝わってきます。
さらに冒頭シーンで、赤澤ムックさんの出産シーン。
で、あの出来事。。
ぐぉー、あれはめちゃめちゃ痛そうです。。。。

そこから紡がれていく物語。
中心になるのは巫女。
この巫女役の牛水里美さんがそれはもう終始笑い続け、飛びはねたり駆け回ったり、
テンションを高い状態でキープし続けた状態での演技、素晴らしかった。
ふっとみせる表情や目の奥に、
ほんとうの気持ちがみえるような見えないような絶妙な感じ。

舞台中、一気に動き始めるのが、甘雨(カンウ)の登場。
この甘雨役の桑原勝行さん、
いい感じにいっちゃってます。いいっ。
このあたりから、村の内部がぐじゃぐじゃになってきて、
いろいろなエピソードが絡み合い、
その後が気になるシーンも随所に出てくるのですが
(ズイウの行く末がちょっと気になってます)、
そのまま突き抜けて、あのラストシーンへと突入します。

ラストシーンは圧巻です。
ぐばばばばばばばば!という感じで、美術効果すさまじい!

観終わって、管理人的には、あの閉鎖空間の中で育てられた巫女の精神状態以上に、
天治家の長男、翠雨(スイウ。眞藤ヒロシさん)が
気になりました。彼はどうなってしまうのか。そしてあの村は。。

公演は24日まで、中野ザ・ポケットにて。


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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