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10/01/23 モダンスイマーズ凡骨タウン稽古場レポ

2010年1月23日(土) 14:30
モダンスイマーズ 凡骨タウン 稽古場レポ

昨年「まほろば」で岸田國士戯曲賞を受賞した、
モダンスイマーズ座付き作家の蓬莱竜太さんの書き下ろしによる
モダンスイマーズ新作公演「凡骨タウン」。
前作ロングラン公演で好評を得た「夜光ホテル」の続編です。
その凡骨タウンのお稽古場で、冒頭場面をみせていただきました。

今回の作品では、
前作「夜光ホテル」出演者の萩原聖人さんとモダンスイマーズに加え、
緒川たまきさん、佐古真弓さん、辰巳智秋さん、そして千葉哲也さんら
艶!と迫力!!が加わり、
悪ガキ集団「八鴉(はちがらす)」を取り巻く雰囲気が
スーパーグレードアップ!

まずは八鴉のリーダー「ケンちゃん」役の萩原聖人さん。
ケンちゃんの人格形成に大きな影響を及ぼしたと思われる
小学校時代も描かれているのですが、この場面が面白い!

その子供時代にも登場する、八鴉の上に君臨する大ボスが千葉哲也さん。
前作「夜光ホテル」では名前だけの登場だった早乙女さんが今ここに!
ドスめっちゃきいてます。

そのボスの妹が緒川たまきさん。
たたずまいからして雰囲気満点です。
(今回お写真でご紹介できないのがとても残念!)
そして声がいいっ!
ケンちゃんを見つめる眼差しと、
想いが乗った声に、ズキンときた管理人でした。

モダンスイマーズのメンバー
(西條義将さん/古山憲太郎さん/津村知与支さん/小椋毅さん)も、
前作夜光ホテルからさらにキャラが深掘りされてます!

佐古真弓さん、辰巳智秋さんも絡みが多く見所たっぷり!

テンションが常に超高く単純な無鉄砲ぶりが怖くも面白い
津村知与支さん演じる”ナー”(役名の上島直人のあだ名)と、
静かな水面のような落ち着き具合なんだけど芯が揺らぎつつあるケンちゃん
のやり取りは必見です(この二人のテンションの差がものすごいんです!)。


(※休憩中の写真ではありません)

ホテルの一室でのやりとりが続く前作「夜光ホテル」に比べると、
今回の「凡骨タウン」は、舞台構成も立体的で転換もあり、流れ的にもUPテンポ!
それでいて全体に漂う緊迫感は健在です。

また、夜光ホテルと、登場人物と背景が同じということで
連続ものではないですので、初めて観る方も全然楽しめる内容です。

苦悩、機微、喜怒哀楽を骨太な群像劇として描く、
蓬莱竜太さんの新作舞台「凡骨タウン」。

ちなみに”凡骨”とは、”何の取り柄もない”という意味だそうです。
この言葉に秘められているもの、そして彼らの人生の行方またその選択は...

芸劇eyesの最終参加作品「凡骨タウン」。
公演は2月5日から21日まで、東京芸術劇場小ホール1にて。

芸術劇場の小ホール1は客席数約300ほどの小さなホールです。
舞台との距離も近い!


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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
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好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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