10/01/24 ハッピー・マン@青年座劇場
2010年1月24日(日) 14:00
ハッピー・マン@青年座劇場
公演案内にマキノノゾミさんが
「坂本龍馬が上海で仲良しのパンダに助けられる」というお話と
書かれていましたが、確かに(笑)
幕末ブームに日本が沸く中、
”幕末外伝”のノリでみるととっても面白い!
20年前のマキノノゾミさんの二本目のお芝居なんだそうです。
それを今回、脚色=鈴木哲也さん、演出=磯村純さんでの再演。
十字型に敷かれた通路で
歌い、踊り、派手な殺陣!
それがまた近い!
そして冒頭から終始勢いのあるステージ!
殺陣、かなりはやいです!
最前列の人(自由席です)はかなりの迫力。
後半の展開も、かなりスピーディです!
音楽もノってます♪(歌はご愛敬♪)
このパンダ(野々村のんさん)が実にかわいらしくて
竜馬とじゃれあってる姿はかなり微笑ましい~。
ちなみに馬も登場しますよ(笑)
二人のハッピーマン坂本竜馬(高松潤さん)と高杉晋作(宇宙さん)の
若く勢いあるお芝居もさわやかっ。そしてこの二人を引き立てる
李麗華(松山愛佳さん)と五代才助(石井テルユキさん)の絡み具合もいい感じ。
ちなみに、李麗華のおにーちゃんが、先日まで音楽座ミュージカルにいらっしゃった
吉田朋弘さんで、悟浄役でもご出演!
また、印象に残ったのが
吉田松陰役の秦由香里さん(演劇集団円)の心地良く響く声、
すっごく楽しそうに演じている犬飼淳治さん(扉座)、
そしてスタジオライフの河内喜一朗さんが、歌い、踊り、八戒に!!!
最後のエピローグ紹介を聞いてると、各登場人物により興味が出てきますよ。
登場人物の関係はよくわかったのですが、複数ある勢力の関係が最初ちょっとつかめず、
また個性の強い役者さんが一人二役以上してたりするので、多少混乱したりも(笑)しましたが、
そのあたりの混乱も含めて、どんどん先へ展開してもってってくれる楽しい舞台でした!
この近さとスピード感がいいっ!
休憩なし2時間5分。