12/01/09 アイ・ガット・マーマン ニューキャスト公開稽古レポ
2012年1月9日(月)
「アイ・ガット・マーマン」 ニューキャスト公開稽古レポ
宮本亜門さんが演出家デビュー作にして“芸術祭賞”を受賞したという伝説のミュージカル
「アイ・ガット・マーマン」。初演から25年、そして10年ぶりの再演です!
先に公演を終えたオリジナルキャスト田中利花さん、諏訪マリーさん、中島啓江さんによる
25周年記念コンサート版「Tribute to Merman」に続いて
ファビュラスキャスト、ニューキャストによる公演が始まりました!!
その注目のニューキャスト公開稽古の様子をお伝えします♪
ニューキャストは、樹里咲穂さん、西国原礼子さん(SDN48)、Mizさんの3名。
スレンダーなのに実にパワフル、美しいコメディエンヌぶりをいかんなく発揮されている樹里咲穂さん。
歌って踊って関西弁炸裂で大活躍でございます!
舞台経験という点からもこのキャストを引っ張って行く、頼りになるお姉さん!
マーマンと関わる男性を一瞬演じる場面もあり、そこでは瞬時に男役のカッコよさが!
先日の制作会見では日本のスーザンボイル(by秋元康さん談)から
日本のエセル・マーマンを目指すと意気込みを話されていた西国原礼子さん(SDN48)。
アイドルという先入観を見事に吹き飛ばしてくれるパワフルな歌声!そして目ヂカラ!!
小柄でキュートなルックスとパンチのきいた声が魅力のMizさん。
ドスのきいた台詞もバッチリ決まるやんちゃな末っ子。でも、ときおり見せる笑顔が超キュート!
とあるシーンではMizさんならではスタイルでステージを盛り上げます。
そのとあるシーンがこちら↓
(中島啓江さんもかつてはピアノの上に乗っていたそうです!?)
思いっきり泣いて、思いっきり笑って、思いっきりケンカして…
そして、思いっきり歌う!!
コロコロと変わる表情にこちらも自然に感情移入、
いつの間にか客席も巻き込んでみんなでマーマンLOVEに♪
三者三様、個性バラバラな三人が時に励まし合い、競い合いながら
マーマンの人生を大ヒットナンバーに乗せ歌い紡ぎます。
ショービジネスの世界で生きた偉大なミュージカルスターを、
同じくショービジネスの世界をまさに今、生きている三人の女優が演じます。
時折、"樹里"、"レイチェル(西国原さん)"、"Miz"といった女優さんに戻る瞬間も用意されていて、
元タカラジェンヌ、アイドル、シンガーというそれぞれのバックグラウンドも活かされた演出に♪
ネタバレになるので書きませんが(笑)、
時事ネタも放り込まれた"今だからこそ"の「アイ・ガット・マーマン」。
人生全力で生きていこう!と元気をもらえる作品です!!
!!
作・演出・振付:宮本亜門
ピアニスト:中條純子、大隅一菜
<キャスト>
~ニューキャスト~
樹里咲穂
西国原礼子(SDN48)
Miz
ファビュラスキャストはこちらの3名で上演!
~ファビュラスキャスト~
シルビア・グラブ
浦嶋りんこ
エリアンナ
<あらすじ>
1908年NY、一人の女の子が大きな産声を上げた。
その名はエセル・マーマン。
映画や舞台の世界に憧れる少女に育ったマーマンは、
クラブの歌手として働く内に才能を見いだされ、
ブロードウェイでついにデビューする。
一度聞いたら忘れられない大きな声、抜群のリズム感は人々を虜にし、
あのガーシュウインやコール・ポーターといった作曲家たちのミューズとなる。
5度の結婚や娘の死など、愛する人たちとの出会いと別れが悲しみの淵に立たせても、
その度に彼女は輝きを取り戻し、自分の全てをメロディに込めて歌い続ける。
一人の女優として、女として、マーマンが歩んだ人生とは。
<おけぴ制作発表レポ>
http://okepi.jp/kangeki/2011/12/20111219_2.html
<オリジナルキャストダイジェスト映像>
<プロモーション映像>
<公演HP>
http://www.tohostage.com/merman/index.html
<耳より情報>
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おけぴ取材班&撮影:chiaki 監修:おけぴ管理人