12/01/26 CHESS in concert 公開舞台稽古レポ@青山劇場
2012年1月26日(木) 13:30
CHESS in concert公開舞台稽古レポ
チェスで相手を詰めていくようにどんどん高揚していく歌声!
コンサート形式とはいえども、
舞台上に生きている役としての”歌”を
オーケストラの厚みにノって、流れるように堪能できる
ライブ・ショー・ミュージカル!!!
ソロ、デュエット、コーラス全曲全部聞き所です!
ハーモニーが美しすぎます!
先日のインタビューでも感じていましたが、
キャストの皆さんの作品に対する想い・モチベーションがとーっても高く、
舞台上からそのテンションがガンガン伝わってきました。
まずはこのお二人、安蘭けいさんと中川晃教さん♪
(このお二人の出会いエピソード等も交えたおけぴ管理人インタビューはこちら)
公開稽古終了後の囲み取材で、
「まずは、一端落ち着かなくては」というくらい興奮がおさまらない様子だった安蘭けいさん!!
フレディとの感情むき出しの激しいナンバーから、
東側を思わせる憂いを秘めたナンバーまで美しく伸びのある歌声!
そして一幕と二幕で、髪型もドレスも表情も変化!その変化がまたとっても素敵!
中川晃教さんは、まさに”水を得た魚”のようなハマリっぷり!
スコーーーーーンと伸びるハイトーンから、切ないバラード、
そしてノリノリの”One Night In Bangkok”は劇場全体の空気を一変させますよ!
(”Fuuuuuuuu!!!”が大好きな管理人です♪)
中川さん自身”コンサート形式”を120%楽しまれている様子が、
もの凄く伝わってきました!
そしてソビエトのチェスチャンピオン役の石井一孝さん。
一幕ラストの”Anthem”で解き放つパワーは圧倒的です!
その歌声の引力たるや、客席の胸を打ちまくり、
私管理人も、カメラを構えながら鳥肌ジンジンジンジンが止まりませんでした!
(役として歌うことについて語ってくださった石井さん浦井さんの管理人インタビューはこちら)
(椅子左側は大野幸人さん、右側が石井一孝さん)
浦井健治さんは、キャストの中でも際だって妖艶なヴィジュアル!
ゲームの支配者・審判員アービター、ものすごい存在感です!
タテノリでロック、そして重低音な浦井健治さんの歌声、素晴らしいですっ!
アンサンブルさんを従えて歌う”The Arbiter”はメチャメチャカッコイイ!!!
(この曲、実は中川さんが密かに歌いたかった曲なんだそうです[囲み取材にて])
AKANE LIVさんの華のある歌声、表情もたっぷり楽しめます♪
フローレンスと並んだ時のブラック&ホワイトの衣装のコントラストも見事。
CHESSの妖精に扮するのは大野幸人さん。
アービターの分身の様でもあり、
美しいマイムや舞を魅せてくれるこのCHESSの妖精、管理人的にもツボキャラです!
コンサート版ゆえの芝居の展開における制限を補うように、
ストーリーがスムースに流れるように見事に誘ってくれます。
(演出は荻田浩一さん♪)
そしてアンサンブルさん達の小芝居も楽しく、
またなんといってもコーラスの歌声の美しいこと!
さらに13名とは思えないオーケストラの華やかさ、
島健さんのアレンジ&演奏で次々に展開する音楽も魅力の一つ!
ストレートなロックで感情をぶつける曲から、クラシカルで壮大なナンバーまで
登場人物の裏腹な気持ちや駆け引きが見事に音楽で表現されています♪
ザザザザーザザーザーザー、ザザザザーザザーザーザー♪
ヴァイオリンの刻みも快感!!
CHESSのゲームと人生ゲームを重ね合わせたかのような物語ですが、
CHESSのルールを知らなくてもまったく大丈夫!
本当の勝利、勝者は誰?
駆け引きや勝負、そしてその裏にある人間的な生々しい感情。
白と黒、表と裏、愛と別れ、そのコントラストを感じるだけで
この作品の世界観を楽しめます!
ぜひ、ぜひミュージカル版上演も切望いたします!
フローレンス:安蘭けい
フレディ:中川晃教
アナトリー:石井一孝
アービター:浦井健治
スヴェトラーナ:AKANE LIV
コーラス/アンサンブル:池谷京子/横関咲栄/角川裕明/田村雄一/ひのあらた
チェスの妖精:大野幸人
公演は1/26~29まで青山劇場にて、2/10-12は梅田芸術劇場メインホールで上演
上演時間は一幕60分、休憩20分、二幕50分。
青山劇場公演、見切れ席等の当日券&立見席があるとのことです!
そして2/10~12の大阪公演はまだ席あり!
≫梅田芸術劇場のホームページはこちら
≫おけぴ管理人の安蘭けいさん中川晃教さんインタビューはこちら
≫おけぴ管理人の石井一孝さん浦井健治さんインタビューはこちら
新聞の写真にもご注目!
おけぴ取材班&撮影:nats、chiaki、おけぴ管理人