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劇団四季 アーカイブ


00/08/31 ライオンキング@四季劇場春

2000年8月31日(木)ソワレ
ライオンキング
S席2階A27@四季劇場春

ラフィキ 青山弥生
ムファサ 新木啓介
ザズ 広瀬明雄
スカー 青山明
Yシンバ 廣瀬真耶絵
Yナラ 神原麻由
シェンジ 鈴木結加里
バンザイ 大塚俊
エド 富田晃正
ティモン 藤川和彦
プンバァ 小林アトム
シンバ 坂元健児
ナラ 樋口麻美
サラビ 秋山知子

初めての劇団四季の公演。
先輩に誘われてちょっと興味をもっていったけど、
結果的には完璧に魅せられてしまった。

まず最初のサークルオブライフでそのスケールの大きさに感激。
大きなゾウやキリンやらが客席の方から出てきて、みんなで大合唱、
これを見れただけでも今日来てよかったと思いました。

そして次に魅せられたのがラフィキの声。
舌打ちを交えた歌声、素晴らしかったです。

YシンバとYナラのコンビもいい感じでした。
そして1幕最後に登場した筋肉マンシンバ。
いやー、立派なお体で、その踊りと歌声、素晴らしい~。

で、私が一番印象に残ったのはナラ。
ちょっと男っぽいんだけどすんごくチャーミングなナラ。
このナラをもう一回みたいです。

カーテンコールの時の皆さんの表情も素敵で、ナラの表情が一番よかったー! 
ひとつだけ、これいらんなと思ったのは、
シンバとナラが向き合って愛を確認するようなシーンで、
その後でベタベタと踊っている3組のダンサーは余計だと思いました。
子供に見せるのはちょっとって感じだと思います。


00/09/22 壁抜け男@四季劇場秋

2000年9月22日(金)ソワレ
壁抜け男
C席2階8列9番@四季劇場秋<\a>

デュティユル 石丸幹二
イザベル 井料瑠美
部長・囚人・検事 光枝明彦
八百屋・娼婦 丹靖子
C氏(公務員)・警官1・刑務所長 高井治
デュブール医師・警官2・弁護士 喜納兼徳
B氏(公務員)・看守1・ファシスト 川原洋一郎
画家 半場俊一郎
M嬢(公務員) 佐和由梨
A夫人(公務員)・共産主義者 横山幸江
乞食・看守2・裁判長 千野昌保
新聞売り 有賀光一

演奏
ピアノ 戸田多佳子
リード 近藤淳
パーカッション 長谷川友紀

四季MLで譲ってもらったチケットで見に行きました。

急斜面の座席にちょっとびっくり。
C席なので一番上の方ですが、
舞台の上の役者さんの表情がなんとか見えるって感じです。
オペラグラスがあった方がいいかも。

で、一幕・・ この演目は、歌が中心。
ライオンキングのようなスケールや、踊りはあまりありません。
でもその代わり個々の役者さんの個性がとてもよく出ていて楽しめました。

八百屋の丹さん、いい味出してます。
でもやっぱりデュティユルの石丸幹二、かっこいい~。
声もいいし魅せられる感じです。

二幕の方がなんかテンポ感があって、
最後みんなで歌うところで、あぁ今日きてよかったーって思いました。

ところで、今回私が一番気にいったのはパーカッションの方の「のり」。
うーん、気持ちいい。ピアノの方もお上手です。
タラララタラララってひくところが一番好きです。
この演目、ひとつひとつの曲、そして役者さんの歌がいいですね。
派手な踊りはないけど、満足感のある公演でした。


00/10/20 夢から醒めた夢@四季劇場秋

2000年10月20日(金)ソワレ
夢から醒めた夢
1階19列9番@四季劇場秋

ピコ 保坂知寿
マコ 樋口麻美
マコの母 末次美沙緒
メソ 道口瑞之
デビル 光枝明彦
エンジェル 鈴木涼太
ヤクザ 野中万寿夫
暴走族 坂本剛
部長 広瀬明雄
老人 立岡晃
老婦人 斉藤昭子
夢の配達人 下村尊則

とっても楽しみにしていた夢から醒めた夢の初日。体調の悪い中頑張っていきました。客席内には、浅利慶太氏をはじめ、坂元健児さんや井料瑠美さんなど役者の方もかなりいらっしゃいました。さて、初めて観た感想。ストーリーといい踊りといい、歌といいほんとに舞台に酔うってこういうことだなぁって思いました。一幕の遊園地のシーンは、ほんとに心の底から楽しくなってきます。二幕でのストーリー展開は、事前に全然ストーリーを知らなかった私にとっては、どうなるんだろうとハラハラドキドキ。ピコの心の美しさに、私の心もちょっと洗われた感じです。ピコの保坂さん、かわいくてはまり役なんですが、歌はちょっとかすれていて音程も微妙に外れているようなところもあったり。。でもほんと気にならない程度ですけどね。逆に歌唱力に惚れたのがマコ役の樋口麻美さん。ライオンキングの時にもすごいなぁと思ったのですが、今回のマコ役ではまさに感動~。素晴らしかったです。最後にひとつ。メソが天国に行くのだけはなんか納得がいかないのですが。


00/10/21 ライオンキング@四季劇場春

2000年10月21日(土)マチネ
ライオンキング
S席1階C13@四季劇場春

ラフィキ 関口美知子
ムファサ 早川正
ザズ 明戸信吾
スカー 青山明
Yシンバ とうひろし
Yナラ 内田莉紗
シェンジ 鈴木結加里
バンザイ 藤原麻由
エド 米沢健児
ティモン 中嶋徹
プンバァ 小林アトム
シンバ 阿久津陽一郎
ナラ 石川ちひろ
サラビ 秋山知子

やった!四季MLで譲っていただいた1階最前列左通路側。最高です!ここを一度観てしまうと、遠くから観れない感じです。最初のサークルオブライフの時から、もう感動~。役者さんの細かな表情や動きまではっきり見えるし、生の声がそのまま届いてきました。ヤングナラの小像や大きい像の後ろ足に入っているヤングシンバがかわいかった~。今回とってもよかったなぁって思ったのは、エド。おもしろすぎ、最高です! あと中嶋ティモン。緑の中嶋さんが全然目に入りません。完全に一体化してます。私としては、前回に比べてラフィキやザズ、バンザイにちょっと物足りなさを感じましたが、最前列という最高の席で観てしまい、ますますはまりそうです。ちなみに筑紫哲也さんがいました。先輩が帰り際声をかけ、私もちょっと話しました。とっても気さくな方でした。


00/11/06 ソング&ダンス@川口リリアメインホール

2000年11月6日(月)ソワレ
ソング&ダンス
S席1階20列30番@川口リリアメインホール

[ヴォーカルパート]
 坂元 健児
 村  俊英
 荒川 務
 佐野 正幸
 鈴木 京子
 秋本 みな子
 井上 ちえ
 早水 小夜子
  
[ダンスパート]
 菊池 正
 脇坂 真人
 松浦 勇治
 吉田 潔
 山口 博之
 関  与志雄
 江上 健二

 西村 麗子
 古内 美奈子
 坂田 加奈子
 滝沢 由佳
 藤本 千夏
 遠藤 知子
 井藤 未佳
 大口 朋子

会社をはやめに切り上げて川口までワクワクしながら行ったのですが、素晴らしい~、期待を裏切りませんでした。坂元さんのアクロバットと声、そして体(笑)、ほんと芸術ですねあれは。荒川さんの魅力や、鈴木京子さんの歌声も素敵でした。個人的に今日一番印象に残ったのは、坂田さん。パガニーニのバリエーションズで舞台上で一人だけ踊るシーンから、その後に男性ダンスパートと踊るシーン。その美しくかつかっこよいいことといったら。。パシッパシッと決まるキメのポーズが最高です。あと、ま、これはあまり関係ないですが、今日はやたら高校生が多く、しかもかなりコアなファンに見えました。カーテンコールの時なんかキャーキャーワーワーとすっごく騒いでいますが、それがまたなんか会場を盛り上げている感じで今日は好感がもてました。


00/11/11 夢から醒めた夢@四季劇場秋

2000年11月11日(土)ソワレ
夢から醒めた夢
1階12列14番@四季劇場秋

ピコ 保坂知寿
マコ 木村花代
マコの母 末次美沙緒
メソ 道口瑞之
デビル 光枝明彦
エンジェル 鈴木涼太
ヤクザ 野中万寿夫
暴走族 坂本剛
部長 広瀬明雄
老人 立岡晃
老婦人 斉藤昭子
夢の配達人 下村尊則

四季MLオフの後の観劇。一階でしたが、バルコニーを貸しきっている方々の盛り上がりぶりはおそらくすごかったのでしょう。公演中、そしてカーテンコール時は役者さん達の視線がほとんど3階にいってました。2回目の観劇となると、ちょっと余裕がでてきて、脇にいる人たちにも目を配る余裕がでてきて、楽しかったです。ちょっとした動きとか表情がとてもいいですね。保坂さん、前回の観劇の後に李香蘭のビデオ(シンガポールで放送されたもの)を観て一気にファンになり、今回はとても素敵でした。木村ピコもとってもお似合いでいい感じ。ただ、デビルは前回ほど強い個性を感じませんでした。今回注目したのは、アンサンブルの、霊界空港で光の国行きを待っている少女達の行動。ちょこちょこしていて舞台袖でのちょっとした動きがとてもよかったです。


00/11/12 夢から醒めた夢@四季劇場秋

2000年11月12日(日)ソワレ
夢から醒めた夢
1階5列21番@四季劇場秋

キャスト 昨日と同じ

昨日に引き続き二日連続の夢醒め。特に今回の席は前から3列目で最高~。ただ、斜め前のおばちゃんがやたら大きく座高も高くてちょっと邪魔でしたが・・でも役者さんの顔まではっきりみえて気分は最高。今回は、一幕でのハプニングが結構ありました(ダンサーが転んだり、メソがパスポートの白と黒を一瞬出し間違えたり、デビルのマイクの調子がおかしくなったり)。でもそんなハプニングも予想しえないだけに観客としては楽しめます。今回もやはりそのシーンでの主役の人よりも、脇の人たちをずっとみてました。こちょこちょとした動きが非常にかわいいあの子供達はとても楽しませてくれます。また、保坂ピコ、3回目ですが、今回は声が高いところまでほんとに綺麗にでてました。木村マコも雰囲気がばっちしではまり役です。私としては是非樋口ピコ&木村マコをみてみたいのですが。。あと、開演前のロビーパフォーマンスをじっくりみてたのですが、一階でやっていた背の小さい女性達によるハンドベル、めっちゃかわいくて音楽がとても綺麗で、これだけでも観にきた価値あるなって思いました。


00/11/23 ライオンキング@大阪MBS劇場

2000年11月23日(木)マチネ
ライオンキング
1階I列33番@大阪MBS劇場

ラフィキ 金志賢
ムファサ ひのあらた
ザズ 伊藤謙吉
スカー 渋谷智也
ヤング・シンバ 武田克巳
ヤング・ナラ 奈倉早和子
シェンジ 首浦真由美
バンザイ 太田泰信
エド 富田晃正
ティモン 中嶋徹
プンバァ 深見正博
シンバ 阿久津陽一郎
ナラ 石川ちひろ

めっちゃくちゃ楽しみにしていた大阪版ライオンキング。ティモンの河内弁とプンバの京都弁(?)のやりとりがほんと最高です! もっともっとしゃべって~って感じです。阿久津シンバ、石川ナラは、観ていて気持ちいいくらいスカーっとします。ただ、金ラフィキは演技って感じで、笑いをとれるコミカルさがなく、また伊藤ザズには勢いを感じられずちょっと残念。でも今日一番残念だったのはエドですね。前回観劇した時のエドが最高だっただけに、今日のエドは無口でノーアクションに見えたくらい。全然しゃべらないし、全然動きません。米沢エドがもう一度みたい!!


00/11/25 キャッツ@新名古屋ミュージカル劇場

2000年11月25日(土)ソワレ
キャッツ
1階N列7番@新名古屋ミュージカル劇場

グリザベラ 範衛華
ジェリーロラム 村田恵理子
ジェニエニドッツ 石井陽子
ランペルティーザ 相川忍
ディミータ 増本藍
ボンバルリーナ 高橋智子
シラバブ 山内桜子
タントミール 久安正子
ジェミマ 王飛
ヴィクトリア 佐藤匡子
カッサンドラ 富田浩路
オールドデュトロノミー 石井健三
アスパラガス キムスンラ
マンカストラップ 福井晶一
ラムタムタガー 八巻大
ミストフェリーズ 蔡暁強
マンゴジェリー 辻仁
スキンブルシャンクス 百々義則
コリコパット 徐元博
ランパスキャット 沓沢修一郎
カーバケッティ 前川勝宏
ギルバート 趙宇
マキャビティー 赤瀬賢二
タンブルブルータス 中尾弘隆

初めてみた日本のキャッツ。ロンドンでの観劇や、ロンドン版のDVDを観まくっていたが、今いち猫の区別がまだついていない状態での観劇。いや、でもそれにしてもほんと楽しいミュージカルですねキャッツは。多くの人がこれにはまり、毎日のように劇場に通う気持ちがわかります。今日好きになったキャラクターはミストフェリーズ。ロンドンで観た時は、今いち印象に残っていないのですが、今日はとっても楽しませてくれました。歌がちょっとぎこちないけど、アクロバット演技は最高です。ラムタムタガー、かっこいい!! つりあがった目と、脇にいる時のしぐさとかも好きです。そして久安タントミール。素晴らしい~。ロンドンで観たタントミール以上です! スタイル最高だし、猫っぽいし、しぐさがまたいい!富田カッサンドラが一番最初、私の目の前を通過していったのですが、一匹だけとーっても小さいんですね。これもまた面白い。とにかく心の底から楽しめた2時間半、あっというまでした。


00/11/26 キャッツ@新名古屋ミュージカル劇場

2000年11月26日(日)ソワレ
キャッツ
2階A列32番@新名古屋ミュージカル劇場

キャスト 昨日と同じ

二日連続での観劇ですが、2回目ともなると、ちょっとずつ猫の名前を覚えてきます。ただ、ジェリーロラムとシラバブの区別がいまいちよくわからない。歌を歌っている時はどっちがどっちかわかるのですが、みんなで踊っている時などはほんとに混乱しちゃいます。ラムタムタガー、やっぱりかっこいい。メス猫が夢中になる気持ちがほんとにわかる感じがしました。あと、ジェリーロラム、アスパラガスと歌っている時に近くで見れたのですが、綺麗すぎる。。。しかも歌うますぎる。あー何もかも最高。ちなみにジェミマはなかなかグラマーでちょっとぷよんぷよんしてる。こういうのもいいね。


00/12/01 夢から醒めた夢@四季劇場秋

2000年12月1日(金)ソワレ
夢から醒めた夢
1階3列7番 @四季劇場秋

ピコ 樋口麻美
マコ 木村花代
マコの母 末次美沙緒
メソ 道口瑞之
デビル 光枝明彦
エンジェル 鈴木涼太
ヤクザ 野中万寿夫
暴走族 坂本剛
部長 広瀬明雄
老人 立岡晃
老婦人 斉藤昭子
夢の配達人 下村尊則

夢から醒めた夢、4回目ともなると、さすがにかなり観劇の際に余裕が出てきました。面白いです。ほんとに。何回観てもいいもんですね。樋口ピコ、最初は少し違和感がありましたが、さすがに歌がうまい。でも保坂ピコの時の笑いのポイント(「だといいな」とか「ほんもの?」とか)は、さらりと流している感じでちょっといまいちでしたが。。木村マコははまり役ですね。今回は1列目左端で、舞台左が見切れるのでタップダンスなどがみれなかったのですが、やっぱり一列目は最高。役者さんの表情が実によくわかりました。今日もロビーパフォーマンスはハンドベル隊のところにいきました。なんと最後はクリスマスソング(ジングルベルだったかな)。右端の女の子は宮崎さんでしょうか、写真をお願いしたら、かわいく迷いのポーズをとり、OKしてくれたのですが、撮影を頼んだ人がうまく撮れず、かなりショックでございました。


00/12/10 夢から醒めた夢@四季劇場秋

2000年12月10日(日)ソワレ
夢から醒めた夢
2階2列13番@四季劇場秋

ピコ 樋口麻美
マコ 木村花代
その他は同じ

この日は初めての二階席。前から2列目で結構いい席。最高~。1階で中途半端な距離から見るくらいだったら、2階で照明を楽しみながら観るというのもいいなぁと思いました。しかも全体が一望できるし、今まで観た中で一番素晴らしい舞台でした。今日は中曽根さんなど政治家の人たちがきてたようですが、そういうこともあったりして、「規制緩和」や「責任」とかいうところがいつも以上に笑えました。


00/12/16 夢から醒めた夢@四季劇場秋

2000年12月16日(土)マチネ
夢から醒めた夢
1階14列29番@四季劇場秋

ピコ 保坂知寿
マコ 木村花代
その他は同じ

大学の同期3人を誘っての観劇。で、みんなではまってしまいました。ピコの保坂さんがまた観れてとっても嬉しかったです。樋口ピコは歌が上手ですが、保坂ピコの歌声も好きになりました。木村マコはもう完璧に板についてますね。今回で私の夢醒め千秋楽となってしまいましたが、なんか悲しい~。もっと観たいのに。。。。


00/12/31 ライオンキング@大阪MBS劇場

2000年12月31日(日)マチネ
ライオンキング
2階F列10番@大阪MBS劇場

ラフィキ 青山弥生
ムファサ 新木啓介
ザズ 雲田隆弘
スカー 野中万寿夫
ヤング・シンバ 武田克巳
ヤング・ナラ 紀之岡彩翔
シェンジ 高島田薫
バンザイ 池田英治
エド 富田晃正
ティモン 中嶋徹
プンバァ 荒木勝
シンバ 友石竜也
ナラ 濱田めぐみ

面白かった! 席がちょっと舞台から遠かったけど、今回の舞台は前回大阪で観たよりも全然よかったです。友石シンバは確かに存在感が他のシンバに比べて弱めかなぁとも思ったけど、全然ok。濱田ナラの歌声は最高でした。前回今いちだなぁと思っていた富田エドも頑張っていたし(でもやっぱり米沢エドには全然かなわない)。ただ、ザズはいまいちでした。スカーの野中さん、いいですねー、実にいい。やくざだ~とか思いながら観てました。今回のライオンキング大阪公演では、夢醒めに出演していた人とかが結構出ていて、アンサンブルの方がたを観る楽しみもありました。ただひとつ残念だったのは、大晦日の公演なのに、なーんにもなかったこと。最後に挨拶くらいあるかなぁと思ったのに。。


01/01/17 オーヴァーザセンチュリー@四季劇場

2001年1月17日(水)ソワレ
オーヴァーザセンチュリー
2階6列28番@四季劇場

ヴォーカルパート
芝清道
明戸信吾
坂元健児
キムスンラ

ダンスパート
保坂知寿
早水小夜子
井上ちえ
坂本泰子
大平敦子
関口美知子
滝沢由佳
坂田加奈子
高倉恵美
遠藤知子
鷲尾由紀子
朝日夫美子
古内美奈子
西村麗子
野村奈美子
大石眞由
加藤敬二
菊池正
遠藤敏彦
脇坂真人
松浦勇治
関与志雄
山口博之
武藤寛
谷本充弘
大塚俊
大谷健
横沢健司

チケットが売り切れで、あぁもう見れないかなぁと思っていたところに掲示板で「譲ります」の記事を発見。そしてラッキーなことに譲って頂きました! 最高でした! 個性派の方が多数出演されていてその歌唱力やダンス力もさることながら、出演者の人数の多さにも圧倒されます。ただ、二幕のラストが、なんかスっと終わってしまった感じでちょっと残念。一幕は客席から観客をいっぱい連れてきてすごく盛り上がっていただけに、二幕にもかなり期待したのですが。でもほんとに素晴らしい公演でした。4月にまた再公演するらしいので、またいくぞー!


01/01/27 ハムレット@四季劇場

2001年1月27日(土)ソワレ
ハムレット
2階4列18番@四季劇場

ハムレット 石丸幹ニ
ヴォールティマンド 立岡晃
他はマチネと同じ

初日昼夜続けての観劇。上演が3時間と長いので、マチネとソワレの間が1時間くらいしかありませんでした(でもその間にいった喫茶店に俳優さんもいたりしてこれまた嬉しかったりして)。二階中央席でみて、これは中央から観るべきだとつくづく思いました。なにしろ舞台の奥行感、迫力がマチネの1階でみていた時と全然違う。ソワレはハムレットが石丸さんになったのですが、しぐさなどが下村ハムレットと違ったりしてとても楽しめました。個人的には下村さんのハムレットのコミカルな面や間のとり方が好きです(下村さんのスカーを一度も観たことがない。是非みたい!)。1日に3時間の公演を2度連続でみるのはさすがにちょっと疲れましたが、観にいってよかった!!でもやっぱり歌と踊りが入ったミュージカルの方がいいな。ちなみに今日は演目のせいもあるのか、男性が結構多いように思えました。


01/01/27 ハムレット@四季劇場

2001年1月27日(土)マチネ
ハムレット
1階7列30番@四季劇場

クローディアス 広瀬明雄
ハムレット 下村尊則
ポローニアス 日下武史
ホレイショー 早川正
レイアーティーズ 荒川務
ガートルード 末次美沙緒
オフィーリア 野村玲子
ローゼンクランツ/牧師 林和男
ギルデンスターン 川地啓友
フォーティンブラス 青山祐司
墓掘り1/亡霊 松宮五郎
劇王/重臣 光枝明彦
ヴォールティマンド 谷淳三
ルシアーナス 道口瑞之
オズリック 羽鳥三実広
マーセラス 深水彰彦
バーナードー 宮川政洋
フランシスコー/隊長 田中裕悟
コーニーリアス 藤田将範
妃/墓掘り2 有賀光一
船乗り 坂本剛

ハムレット初日。すごい豪華キャストなのでとっても楽しみにしてきました。この日はすごい大雪でしたが、会場には俳優さんが客席にもたくさんいてうきうき。ハムレット自体観るのがはじめてなのでどんなものかと楽しみにしてたのですが、今まで観た舞台に出ていた俳優さんや見たかった俳優さんがたくさん出ていたのでとっても楽しめました。逆に、みんな知らない人ばっかりだったらちょっと長くて疲れていたと思います。下村ハムレット、いい味出してました。ますますファンになりました。野村さんの歌声をちょっとでも生で聴けてとっても幸せで、末次さんはマコのお母さんのイメージからガートルードのイメージに変り、道口君は太くてとてもいい声、なんかもったいない配役の気がする光枝さん、などなど感じることが多かった観劇でした。


01/03/22 ジーザスクライストスーパースター@四季劇場

2001年3月22日(木)ソワレ
ジーザスクライストスーパースター
1階C列12番@四季劇場

ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 芝清道
マグダラのマリア 保坂知寿
カヤパ(大司教) 佐川守正
アンナス(カヤパの義父) 青木朗
司祭1 松下武史
司祭2 川地啓友
司祭3 明戸信吾
シモン(使徒) 喜納兼徳
ペテロ(使徒) 佐野正幸
ピラト(ローマの総督) 光枝明彦
ヘロデ王 下村尊則

なんと最前列センター。最高の席です。舞台が目の前に迫ってくる感じ。幕があいてから、最後まで、休憩なしというのもありますが、ほんとに目がはなせない舞台で、とーってもよかった。特に気にいったのは、ヘロデ王のシーンと、ソールガールズ、そして佐川さんの声。李香蘭のビデオをみせてもらって感動したあの佐川さんの声が生できけて感動、ほんとに低くていい声でした。また、下村さんのヘロデ王、最高です。短いたったあれだけの登場ですが、すごい強烈な印象を与えてくれました。全体的に、派手なダンスや踊りはないけれど、こう訴えかけてくるものをすごく感じた舞台でした。


01/04/07 ジーザスクライストスーパースター@四季劇場

2001年4月7日(土)ソワレ
ジーザスクライストスーパースター
3階2列4番@四季劇場

ヘロデ王が半場俊一郎以外上と同じ

四季初めてのバルコニー席。遠いだろうなぁと思っていたけど、思っていたより全然よくて、上から舞台全体を見渡せるのでみていて前回とは全然違って面白かったです。さすがに細かい表情とかはわからないけど、全体の動きや照明効果がとってもよくわかります。また、前傾姿勢もつらいかなって思ってたけど、思ったほどつらくなく、ふかふかの肘掛が快適でもありました。ヘロデ王はやっぱり下村さんと全然違う。。なんかあのシーンの印象は完璧に下村さんで出来上がっているので、今回の半場さんのは申し訳ないけど、かなりつまらなかった。ソールガールズはやっぱり最高~。


01/05/11 ライオンキング@四季劇場

2001年5月11日(金)ソワレ
ライオンキング
1階C列31番@四季劇場

ラフィキ 金志賢
ムファサ 新木啓介
ザズ 雲田隆弘
スカー 深水彰彦
ヤング・シンバ 山本世界
ヤング・ナラ 山本夏海
シェンジ 首浦真由美
バンザイ 池田英治
エド 富田晃正
ティモン 羽根渕章洋
プンバァ 小林アトム
シンバ 阿久津陽一郎
ナラ 樋口麻美

12月の大阪LK以来のライオンキング。やっぱり最前列は最高~! 予約初日にとるかいがあります。予約開始当日の夜だったけど,ネットでみると、土日の最前列であいてるのはこの日を含めてもう数日しかありませんでした。さて、久々のLKでしたが、なんかすっごく面白い!アドリブというか、役者さん個人個人の演技にすごい幅がでてきた感じでした。演出がこちょこちょと変わってますよね。子役は今いち元気がなかったけど、ハイエナ3匹はとっても面白い。今日のエドはヒットです。富田さん、前回の時と全然違いました。とても面白くて笑ってしまった。あと、ムファサ。これもはまりやくですね。で、ティモンとプンヴァ、大阪弁バージョンを聞いてその面白さが忘れられなかったんですが、よく聞いてみると江戸バージョンもやっぱり面白い。あぁ福岡版が聞きたい~という思いがますます強くなります。雲田ザズは大阪でみた時は全然だったけどかなりよくなってました。右側の壁にぶつかるシーン、めちゃくちゃ痛そうだった。樋口ナラ、歌声がほんとに綺麗でした。LK最高~!


01/05/26 Over the Century@四季劇場

2001年5月26日(日)ソワレ
Over the Century
@四季劇場

       荒川務
明戸信吾
キムスンラ
道口瑞之
保坂知寿
早水小夜子
井上ちえ
大平敦子

大学の同期会を兼ねての四季観劇。オーバーザセンチュリーは1月から2度目。前観た時が結構面白かったので、今日も楽しみにしてきたのですが、今日は「声」に魅せられました。特に井上ちえさんの声。あの声が聴けただけで今日はとーっても幸せです。なんていうのでしょうか、心の底から安らげる声です。保坂さんをはじめ他の方々の声も素敵なのですが、井上ちえさんの声だけは特別でした。あの声を聴きたいがために、もう一度行きたい。。とても行きたい。。


01/06/17 ライオンキング@四季劇場

2001年6月17日(日)マチネ
ライオンキング
3階A列38番@四季劇場

ラフィキ 金志賢
ムファサ 早川正
ザズ 広瀬明雄
スカー 深水彰彦
ヤング・シンバ とうひろし
ヤング・ナラ 高野朱華
シェンジ 高島田薫
バンザイ 池田英治
エド 宮川政洋
ティモン 羽根渕章洋
プンバァ 小林アトム
シンバ 友石竜也
ナラ 樋口麻美

先月に引き続きライオンキングで、バルコニー席初体験。バルコニー席、これ、なかなかいいですね。ほんとに。前の肘掛にもたれながら、ぼぉーっと観れます。私は今回一番はしっこだったので右端と上側が見切れてしまいましたが、そんなのは気にならないくらい快適。役者さんの顔も双眼鏡なしでもだいたいつかめます。今日一番思ったのは、やっぱりザズは広瀬さんが一番いいってことかな。あと、早川ムファサはすごくいい声してる。筋肉むきむき友石シンバは、元気で声もある程度でていていい感じなんだけど、存在感がいまいち弱い。樋口ナラはやっぱり歌も演技も最高~。今回は先月見た時からさらにいろいろかわっていて、例えば1幕最後で毛虫を食べる部分って、以前は箱が流れてきて、それを足で踏んでって感じだったのに、今日は箱がなく、新キャラ「バッタ」がでてきました(でもなんかちゃっちい)。あとは、そう、3階席なのでいろんな仕掛けが見えてそれもまた楽しめて、あ、しまうまの肉はここでこの穴に消えるんだ、とか、メスライオン達はムファサが死んじゃった時、微妙にムファサの寝る位置を調節してるんだとか。。また、今日はお客さんの反応がとっても大きくて、例えばティモンが川を渡るシーンで、プンヴァの掛け声で客席からドドーッと拍手がわきあがったのをはじめて観ました。ラフィキが「わかるかい?」と問う場面で客席の子供が「わかるよ」って答えたのもかわいかった。ちなみに何回も観ていて私が一番好きなのは、実は「ホタル」。夜星を眺めるシーンで、一番最初にホタルの光が飛び回るように全身黒タイツの女性が舞台左から右にゆっくりと舞いながら通り過ぎていくあのシーン。実に綺麗。もううっとり。ホタルが5分くらい飛んでてもいいなぁと思うのは私だけでしょうか。


01/07/14 キャッツ@MBS劇場

2001年7月14日(土)ソワレ
キャッツ
1階F列30番@MBS劇場

グリザベラ 範衛華
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
ジェニエニドッツ 服部良子
ランペルティーザ 松永さち代
ディミータ 増本藍
ボンバルリーナ 林下友美
シラバブ 中村友里子
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 王飛
ヴィクトリア 大月悠
カッサンドラ 富田浩路
オールドデュトロノミー 小林克人
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 渋谷智也
マンカストラップ 福井晶一
ラムタムタガー 八巻大
ミストフェリーズ 蔡暁強
マンゴジェリー 趙宇
スキンブルシャンクス 飯野おさみ
コリコパット 徐元博
ランパスキャット 辻仁
カーバケッティ 三宅克典
ギルバート 萩原隆匡
マキャビティー 南山光徳
タンブルブルータス 井水類

家族で見に行ってきました。去年名古屋でみたキャッツとは比べものにならないくらい最高!細かな動きや効果音などもかわっていて、特に二幕がすっごくよかった。初めて連れていった母親や妹や祖母も感激してました。今回は前から3列目と5列目に分かれてみたんですが、やっぱりキャッツは前で観た方が全然いいですね!印象に残ったのは、木村花代さんグリドルボーン。表情も歌も演技も最高。グリドルボーンになった時の目とかしぐさにくらくら~。そうそう、タガーが2階にいるドレスをまとったグリドルボーンをステージにひっぱっていく時「10分ですむから」って小声で言ってたような気がします。思わず笑ってしまいました。あとは、中村友里子さんシラバブ。声がいい。表情はちょっとかたい気がしましたが、歌声は最高でした。私の中では声の質が井上ちえさんと中村友里子さんが一番の好み。アンコールのタガーも、のりまくってました。観客ののりもよく、「タガー!」ってさけんでる子が何人かいて、客席もかなり盛り上がっていました。終わった後余韻をずっと楽しめる、そんな舞台でした。来月は最前列。楽しみ!!!


01/08/17 キャッツ@大阪MBS劇場

2001年8月17日(金)ソワレ
キャッツ
1階B列19番@大阪MBS劇場

グリザベラ 坂本泰子
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
ジェニエニドッツ 服部良子
ランペルティーザ 松永さち代
ディミータ 増本藍
ボンバルリーナ 林下友美
シラバブ 中村友里子
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 久安正子
ヴィクトリア 望月由弥
カッサンドラ 富田浩路
オールドデュトロノミー 小林克人
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 村俊英
マンカストラップ 福井晶一
ラムタムタガー 八巻大
ミストフェリーズ 蔡暁強
マンゴジェリー 趙宇
スキンブルシャンクス 鈴木涼太
コリコパット 谷本充弘
ランパスキャット 辻仁
カーバケッティ 三宅克典
ギルバート 千葉浩一
マキャビティー 南山光徳
タンブルブルータス 井水類

初!センターブロック最前列通路側。感激!とともにちょっと緊張。すごい、やっぱり最前列は最高です。とにかく猫と眼があう確率が高い。しかも一度合うとしばらく猫は眼そらしてくれないから、どきどきする(笑)。今まで5度ほどみてきて、一番好きなのは、グロールタイガーとグリドルボーンの絡み。このシーンは、展開のテンポと役者さんの演技が絶妙。木村花代さん最高です。あの特徴ある歌い方(口のあけ方)が好きです。この日は、夢醒めの鈴木涼太さんがスキンブルシャンクスということで楽しみにしてたのですが、確かにあの歌声。でも存在感という点では、他の猫にちょっと劣るかも。今回いいなぁって思ったのは、ジェミマ。一幕最初に、タントミールとジェリーロラムと一緒に歌うシーンで、おおおお、眼がぱっちりして綺麗~ってみとれてました。ミストフェリーズの蔡さんはばっちし。ファンになってます。一番最後のアンコールのタガーも、観客をひきつけて、またこようという気にさせてくれるし。ちなみにタガー席って、F列13番ですね。2回ともそうでした。


01/11/03 異国の丘@四季劇場秋

2001年11月3日(土)ソワレ
異国の丘
バルコニー席 1列21番@四季劇場秋

九重秀隆 石丸幹二
宋愛玲 保坂知寿
吉田 中嶋徹
神田 深水彰彦
西沢 深見正博
大森 川原洋一郎
杉浦 宮川政洋
平井 有馬光貴
宋美齢 武木綿子
李花連 坂本里咲
劉玄 栗原英雄
宋子明 日下武史
蒋賢忠 青山祐司
九重菊麿 武藤寛
アグネス・フォーゲル 末次美沙緒
クリストファー・ワトソン 広瀬明雄
メイ総領事 羽島三実広
ナターシャ 山田あけ美

前評判で、暗いよ~って聞いていたので、正直あんまり期待していなかったのですが、観終わって、「ずどーん」って感じで深く心に伝わってくるとてもいいミュージカルだなぁって感じました。確かに駅までの足取りは普段より重くなりますが(雨も降ってたし友達の傘は壊れるし)、このメロディーがずーっと残っていて、かなり印象的でした。遺言のシーンは忘れられないですね。あの部分が実話だと知り、じーんときてしまいました。ただ、個人的にはダンスシーンのあのオーヴァーザセンチュリーでみせていたゾンビの振り付け、あれは私的に受け付けられません。ない方がいい!好みの問題かもしれませんが。もう一度観にいきたい!あと、役者さんでは個人的に山田あけ美さんのナターシャがすごく印象的でした。


01/11/24 夢から醒めた夢@よこすか芸術劇場

2001年11月24日(日)ソワレ
夢から醒めた夢
@よこすか芸術劇場

ピコ    樋口麻美
マコ    木村花代

先日のBS放送で録画したビデオを何度も何度もみてかなり楽しみにしていました。場所もS席だったのでいいはずって思っていったのに、見事に期待を裏切られました。席はめちゃくちゃ後ろ。二階席じゃなくて、一階席最後方に近い。これでS席とはひどすぎます。舞台の役者さんは豆粒って感じ。表情もわかりません。生の舞台の臨場感も全くなく、なんかかなり拍子抜けで、夢醒めへの思いがひゅーっとどこかに飛んでいったような感じの舞台でした。全体でのダンスのシーンなどはなんとか楽しめましたが、個々の演技や動きがほとんどわからなかったので、ほんとに残念。


02/01/19 異国の丘@四季劇場秋

2002年1月19日(土)ソワレ
異国の丘
2階1列9番@四季劇場秋

前回はバルコニー席の観劇だったのですが、今回は前回観劇直後に予約しておいた2階最前列。すっごくよかった!!前回はながーく感じた遺言のシーンも、今回はなんだかいろいろ感じながら聞けました。また、一幕のダンスのシーンなども前回観た時よりすごくよくなってる気がして、最初から最後までどのシーンをとってみても完成度の高い素晴らしい舞台だったと思います。ただ、ナターシャは西村麗子さんでなく山田あけ美さんがいい!!でも大平敦子さんナターシャは観たい!!


02/02/11 オペラ座の怪人@京都劇場

2002年2月11日
オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 村俊英
クリスティーヌ・ダーエ 五東由衣
ラウル・シャニュイ子爵 柳瀬大輔
カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
メグ・ジリー 望月由弥
マダム・ジリー 横山幸江
ムッシュー・アンドレ 林和男
ムッシュー・フィルマン 佐川守正
ウバルド・ピアンジ 半場俊一郎
ムッシュー・レイエ 喜納兼徳
ムッシュー・ルフェーブル 深見正博
ジョセフ・ブケー 須郷裕介

連休で実家へ帰っていて、時間があったので、前日予約で電話してみたら、なんと10列目のセンターブロックがあいていたので即予約。こういう時四季の会は便利(前日予約も一般より1時間前から可能だし、代金も自動引き落としなので)。席はかなりよかったです。役者さんの表情も双眼鏡なしで十分楽しめました。私は日本でオペラ座の怪人を観たのは初めてだったので、今まであやふやだったストーリーがやっとつかめたという感じです。歌はかなりよかった。でもめちゃくちゃよかったという印象は残念ながら受けなかったです。観劇後、余韻にひたったりするのが全然なかったので。。特に二幕が物足りない感じでした。また、大道具や小道具も、なーんかちゃっちい。さらに演技も迫力がない。。ロンドンで観た時はとても感動したのに。。オペラ座地下の湖のシーン、シャンデリア落下シーン、怪人の小道具、マスカレードのシーン。。。。全部いまいち。うーん、次行くとすればやっぱりキャッツだなーと思った1日でした。


02/09/15 劇団四季 コンタクト@四季劇場

2002年9月15日マチネ
劇団四季 コンタクト
3階バルコニー1列22番@四季劇場

待ちにまったコンタクト。3部構成だけど、1幕の1部2部はあっという間。1部のブランコはずっとブランコのシーンだけで終わって物足りず。2部のレストランのシーンは、ちょっと間延びした気がしたけど、笑いあり楽しいダンスシーンありでとても楽しめました。3部は期待していたわりには期待はずれ。加藤敬二は最後までダンスが下手な役を続けてるし、なんだかソングアンドダンスの動き少ないバージョンみたいな感じで。ストーリーがあるんだかないんだかはっきりせず、歌もないし全体的にちょっとつまんなーいというのが正直な感想でした。


02/11/24 赤毛のアン@四季劇場

2002年11月24日
赤毛のアン
2階7列4番@四季劇場

アン・シャーリー 野村玲子
マシュー・カスバート 日下武史
マリラ・カスバート 末次美沙緒
ステイシー先生/スローン夫人 五東由衣
ギルバート・ブライス 田邊真也
ダイアナ・バリー 秋本みな子
レイチェル・リンド夫人 平野万里
バリー夫人 木村不時子
スペンサー夫人/パイ夫人 佐藤夏木
ブルーエット夫人 高島田薫
ジョシー・パイ 高城信江
プリシー/店員ルシラ 鈴木由佳乃
ベル 藤津愛弓
マクファーソン夫人 佐野葉子
ティリー 伊東瞳
ルビー 阿部幸
フィリップス先生 須郷裕介
郵便配達アール/チャーリー 布施陽由
農夫セシル 谷本充弘
キット 村瀬美音
牧師/駅長 田中廣臣
ジェリー 長田和之
ムーディー 竹原大祥
トミー 野島直人

赤毛のアンと聞いて、まずファミリー・子供向けだろうって思ってたんですが、観終わってみて、正直とても楽しめました。夢醒めと同じく最後は泣ける感じです。いいなと思ったのは、ステイシー先生の声。とてもいい感じで耳に入ってきます。あとは、フィリップス先生の変な挙動が面白い(笑)。野村玲子さんは、最初登場した時は、声高くして頑張ってるんだーって思ったんだけど、舞台が進むにつれて、低音と高音をうまく使い分けて、実にコミカルで楽しくなってって、ぐいぐいと引き込まれていきました。ステップもとても軽やかで、アン、まさにはまりやくだーって感じ。日下さんの演技も素晴らしい。でも歌はどうなんでしょう、あの音程はずしぶりも演技なのではと友人はいってましたが、いや、それにしては心地よくないはずし方だったように思えるんだけど。。日下さんのソロの後、普通ここで拍手でしょうーってとこでも観客席からの拍手が全くなかったのは、かなり寂しかったです。。ところで今日ははじめての2階後部席。ここでも結構楽しめますね。ただ、この位置だと双眼鏡は必須。夢醒めの時ほど「また行きたい」とは思わなかったけど、誰かにすすめるにはいいなと思えるミュージカルでございました。


03/01/24 クレイジーフォーユー@四季劇場

2003年1月24日(土)ソワレ
クレイジーフォーユー
2階3列32番@四季劇場

荒川務
濱田めぐみ
広瀬明雄
ほか

久々の四季劇場。今回の作品は、なんか予告やポスターを観て正直あまり期待していなかっただけに、終わった後の満足感がすさまじかったです。めちゃくちゃ笑いました。ってか、ほんとに楽しい。荒川さん、濱田さん、広瀬さんをはじめ主役陣もいいし、アンサンブルののりもとってもいい。個人的に一番気にいったのは、酒場での打ち合いのシーン。1幕の時に比べてグレードアップされた2幕の打ち合いは面白すぎます。また、1幕最後はめっちゃくちゃいい。コミカルな演技が随所にちりばめられていて、あーこのまま終わらないで~という感じでした。ストーリーもちゃんとしていて、伏線もあったりと、とっても楽しめるミュージカルです。ネタばれになりますが、おじーちゃんとおばーちゃんがまさかあーなるとは。。面白すぎ。ただ、2幕、なんか意外にあっさりした終わり方だなーっとは思いました。あと、そうそう、メソやってた道口君、なんか全然目立たなくて、あれーって感じでした。逆にティモンの中嶋さんは面白かった。結果的にはかなり満足! また行きたい!!


03/02/22 クレイジーフォーユー@四季劇場

2003年2月22日(土)ソワレ
クレイジーフォーユー
1階@四季劇場

荒川務
濱田めぐみ
広瀬明雄
ほか

2回目のCFY。今回は一階席。かなり後ろの端っこの方だけど、前回の2階とはまた違った感じでワクワクドキドキ。なんだか前よりもさらに楽しくなった感じが! やっぱり面白いCFY。荒川さんのキャラ最高です。広瀬さんのザングラーもリアクションが面白すぎる。アンサンブルにもう一押し、あともーちょっと何かこうインパクトが欲しいとこだけど、でも全然満足。何度でも足を運びたいって感じです。ところで、今回ミュージカル初という人と一緒に行ったんだけど「最後のシーンって、劇中劇なんだよね」と終わってから言われ、「あ!そうなんだー!」って初めて気づきました。全くそうとってなかった私はいったいなんだったんでしょー。。ちなみに一緒にいった四季にはまってる私の友人も気づいてなかったようです。


03/04/26 マンマミーア@四季劇場 海

2003年4月26日(土)
マンマミーア
2階6列10番@四季劇場 海

ドナ・シェリダン:保坂知寿
ソフィ・シェリダン:樋口麻美
ターニャ:前田美波里
ロージィ:青山弥生
サム・カーマイケル:芝清道
ハリー・ブライト:八巻大
ビル・オースティン:野中万寿夫
スカイ:田邊真也
アリ:八田亜哉香
リサ:中村ひろみ
エディ:川口雄二
ペッパー:大塚道人

予想していたより全然よかった!特に1幕がいいな。2幕の最後は、なんかすっと展開しすぎかなという感じがしなくもないかも。。保坂さん、いいです、よすぎです、ばっちしです。まさにはまり役ですねー。樋口さんもいい!声もとおってるし、キャラ的にもはまってる。個人的には木村花代さんのソフィを見たいけど。ターニャ、いいです。前田美波里さん、私は知らなかったんですが有名な方なんですね。彼女の存在感がこの舞台のよさをすごくひきあげてる感じがします。ロージィもこれまたいい!おばちゃん3人組最高でした!一方、男性陣は、うーん、芝さんの歌声ってちょっと高めであまり響かない感じですね。八巻さんはラムタムタガーとは全然違った印象で面白かった。野中さん、これは服のせいでそう見えるのか、結構横に大きくなられたような。。で、スカイ。スカイの存在感が薄すぎると思うのですが、これは阿久津さんの時でもそうなのかなー。線がとっても細い感じがしました。あ、あと印象的だったのは、ターニャとの絡みのシーンのある小柄な男性の方。エディかな。もしくはペッパー。どっちか忘れましたが、いい味出されてました。そして2幕終了後、いいですねー。あぁいうの好きです。2階席は、スタンディング率2割という感じでしたが、あれは全員でたってもりあがりたいところですね。また行きたいなと思える演目でした!


03/05/24 クレイジーフォーユー@四季劇場

2003年5月24日(土)ソワレ
クレイジーフォーユー
1階5列24番@四季劇場

ザングラーが光枝さんに変わって、体型が違いすぎるのではと少々心配でしたが、面白かった! (でもザングラーはやっぱり広瀬さんの方がいいな。言い回しの「間」的なのは広瀬さんに軍配って感じです)前見た時と、細かいところで演出がいろいろ変わってました。特に光枝さん部分かな。でもニ幕の盛り上がりは、今までよりもよかった! 今までのは一幕の方が楽しいって感じでしたが、今日のはニ幕が充実してた気がします。今もって自分の中でよくわかってないのがランクホーキンスが冒険家の部屋から出てきて「見なかった事にしてくれよ」という台詞。その後、冒険家の奥さんがちょちょっと襟元を直すので、あの冒険家の二人がいちゃいちゃしてたってこと??わかる方教えて下さい。


03/05/31 クレイジーフォーユー@四季劇場

2003年5月31日(土)ソワレ 千秋楽
クレイジーフォーユー
1階12列8番@四季劇場

この観劇記録を見た方チケットを譲っていただいて、いってきました千秋楽!千秋楽初体験でしたが、なんか観客の人もリピータが多くて思いがつまってる感じでいいですね。拍手のタイミングや大きさがいつもと全然違いました。興味深かったのは、二幕で2人のザングラーが同じ仕草をするシーン。椅子に座ってから二人が顔を見合わせるシーンでいつもだと笑いがおきるはずですが、この日はしばらく観客席はシーンとしてました。リピータが多いからじっくり観察してるような印象でしたね。さて、この日の感想はというと、やっぱり光枝さんの間が気になる。広瀬さんがぴったりすぎたからでしょうか。踊るシーンも光枝さんちょっとよろよろしてるし。。あと、エベレットさんも間がいまいち。ってか、若すぎるし。個人的に好きだったのは、ベッツィー役のヴァネッサ・ルートさん。めっちゃ綺麗です。で、このベッツィーと一緒にダンスのシーンとかで組んでいる三宅さんピート。ハリーポッターにめっちゃ似てると思うんですが。。千秋楽ということで、カーテンコールはいつも以上に盛り上がりました。幕が降りた後のオケピだけの演奏の時っていつもほとんどの人はもう会場を後にしてるんですが、この日は全員が総立ちで手拍子。気持ちいいですこういうの。で、それが終わったらまた幕が開いて、カーテンコールニューバージョン。出演者がペアになって舞台の袖からでてきました。このペアがボビーとボビーのお母さんだったりしてなかなか面白かったです。ムースはチェロとペアになってたり。最後はエベレット自身が幕を降ろすという演出もよかった。ゆっくりゆっくり降りていく幕を観ながら、あぁ終わったんだなーと実感しました。いい作品だった!


03/06/15 李香蘭@四季劇場秋

2003年6月15日(日)初日
李香蘭
2階D列28番@四季劇場秋

李香蘭:野村玲子
川島芳子:濱田めぐみ
李愛蓮:五東由衣
杉本:芝清道
王玉林:道口瑞之

ついにやってきました李香蘭初日。ビデオでしか観たことがなかったので、ずっと生で観たいと思っていたので、結構期待してました。1幕。。。んー、どうもストーリーというより、歴史解説が大部分を締めてます。。それはそれで2幕につながるからいいのですが、短い時間にいろいろな事を表現しすぎるあまり、登場人物の関係をちょっと把握しづらいように思いました。。そして2幕、あの映像は、んー・・・確かに戦争の悲惨さを伝えるためというのはわかるのですが、特攻隊や身投げする人の映像だけを、誰もいない舞台のスクリーンでえんえんと流すのは好きじゃないです。さて、で、役者さんですが、濱田めぐみさん、素晴らしい~。声といい、感じといい、はまり役です。五東さんも声が素晴らしい。その一方、野村玲子さんは声がかなり厳しいように思えました。。台詞の部分などは時たま澄んだ声になっておおおって思うのですが、歌の部分がつらそうです。。。芝さんはいい感じではまってますね。で、道口君!クレイジーフォーユーの時のあのぼぉーっとしたキャラから、このかわりぶり。あまり登場の機会が多くないのが残念ですが気にいりました。終わってみて、もう一回観たいかといわれれば微妙。。李香蘭に焦点を当てたというよりは、歴史認識、歴史解説的な意味合いが強く (特に1幕)、でもその割には全てをさらっと流しすぎで、んー、楽しむ舞台というより、理解する舞台みたいな、そんな感じかなぁ。ミュージカル初めての人を連れて行く演目としてはよくなかったかも。。


03/08/17 美女と野獣@京都劇場

2003年8月17日(日)
美女と野獣
2階2C列6番@京都劇場

ビースト 柳瀬大輔
ベル 坂本里咲

2階2列目だったので結構みえるかなと思ってたんですが、舞台から遠い。。。双眼鏡は必須です。で、内容はかーなーりー期待してたんですが、うーん、前半は、進行のテンポ感がいまいちという気も。。全体で踊るシーンやコップを使ったシーンなど随所に楽しいところもあるのですが、盛り上がりにかける感じがしました。で、個人的にとくに思ったのは、ベルの坂本さん。。。んー、クレイジーフォーユーのテスがベルなんて。。。でも声はよかった! 個人的には木村花代さんベルをみたかった。。あ、井上智恵さんのベルもみたいな。。。ビーストの柳瀬さんは、あの大きなビーストのコミカルな動きが最高!最後の変身のシーンもお見事でした。あと、気にいったキャストは、バベットの井田安寿さん、めっちゃ魅力的でした。リピートしたいかといえば微妙だけど、ベルが木村さんか井上さんだったら行きたい!


03/09/13 夢から醒めた夢@大阪MBS劇場

2003年9月13日(土)
夢から醒めた夢
1階D列24番@大阪MBS劇場

ピコ 樋口麻美
マコ 中村友里子
マコの母 早水小夜子
メソ 道口瑞之
デビル 光枝明彦
エンジェル 有賀光一
ヤクザ 野中万寿夫
暴走族 坂本剛
部長 田中廣臣
老人 立岡晃
老夫人 斉藤昭子
夢の配達人 下村尊則

久々の夢醒め。しかも1階3列目センター席とあって、とーっても楽しみにしてました。結果、裏切ることなくやはり素晴らしいー。今回中村さんマコを拝見するのは、初めてでしたが、歌声いいですねー。ピコとのはもりとかもいい感じでした。早水さんもいい感じだけど、末次さんの方がもっと感情がストレートにでてる感じで好きかな。ヤクザの野中さんは、前よりももっといい味がでてました。部長田中さんは初めて拝見しましたが、広瀬さんとはまた違った部長でよかったです。エンジェルの有賀君は、有賀君のいい味がでたエンジェルって感じかな。樋口ピコは、保坂さんと比べると笑いをとる部分はいまいちですが、声もいいのでみてても聞いてても気持ちいいー。前回から、細かいところの演出が変わっていたようでしたが(あとはマコの名前候補を出すところとか)、遊園地のシーンの最後に二人の男の人が綱を軸に空中でまわる部分、前は最後片手でまわってませんでしたっけ?
そうそう、今回はお客さんがおそらくリピーターが少なかったせいか途中での手拍子や拍手があまりなくて残念。あと、私の前の女性がひんぱんに背伸びをしたりあくびをしたりして、途中スタッフに注意されたにもかかわらず、最後マコのお別れのシーンでは「はーぁっ」って舞台まで聞えるくらいの声だすんです。隣の男性もまったく注意しない。。。あぁいうのはいけませんねー。。


03/11/08 ライオンキング@四季劇場

2003年11月8日(土)
ライオンキング
1階C列30番@四季劇場

ラフィキ 原田真理
ムファサ 右田隆
ザズ 伊藤謙吉
スカー 渋谷智也
ヤングシンバ 吉武怜朗
ヤングナラ 鈴木優美
シェンジ 青木豊美
バンザイ 遊佐真一
エド 石路
ティモン 中嶋徹
プンバァ 北村がく
シンバ 北澤裕輔
ナラ 飛田万里
サラビ 石村友美

久々のライオンキング。演出とかもしかして変わってるのかなーと思って注意深くみてたら、なんだかしぐさとか台詞とかも変わってますねー。わかりやすいところでは、スカーがザズにその歌はだめだという歌が美女と野獣じゃなくて月がでたでーたーってなってたとことか。。うーん、これはどうなんでしょうか(笑)。。。あと、印象に残ったのはハイエナダンスがめっちゃかっこいい。特にその中の一人がめっちゃアクロバティックに踊ってて見てて楽しかったです。ムファサの右田さんははまってますねー頼もしい感じでした。北澤シンバは、なんかめっちゃかっこいいシンバだ。。ナラの飛田万里さん、キっとした強いナラって感じでかっこよかった。ただ、台詞の母音の部分が若干聞き取りにくかったけど。。。ティモンの中嶋さんはほんとなりきってて最高です。今回で9回目のライオンキング、また観たいな(笑)


04/10/11 南十字星

2004年10月11日(月)
1階4列24番
劇団四季「南十字星」

今日は劇団四季の新作オリジナルミュージカル「南十字星」を観て来ました。
舞台チケット譲渡掲示板で譲っていただいた、かなりの良席(実質2列目通路側)。
しかも定価以下で譲っていただきました。

泣きました。ほんとに。よい!よい作品でした。
1幕は、メッセージ性が強すぎる風に感じられたけど、
2幕では、あぁあの1幕があってこその2幕なんだなと思わされる展開で、
役者さんの発するメッセージが自然に胸にじーんと伝わってきました。
特に最後の監獄でのあの語りのシーンは見事としかいいようがないです。

歌や踊りが中心のミュージカルというよりは、
台詞や演技力を中心とした演劇的要素が強い作品のような気がします。
俳優座のお二人の役者さんもそういう意味ですごく存在感が大きかったと思います。
音楽の方は、李紅欄の音楽がかなり頭をかすめる旋律でしたが、
うーん、あの河の歌はいまいち好きではないかなー。
でも終わった後頭の中にがんがん響いてたけど。
ちなみに日本人・インドネシア人・オランダ人役が全員日本人顔で同じ背格好なので、
役柄を把握するのに少し苦労しました。
この作品、2回観たい!っとは思わないけど、
一回は観ておいた方がいい作品だなと思います。
ちなみに悲劇なので、異国の丘と同じく、帰り道の足取りはめちゃくちゃ重くなる作品です。
そうそう、舞台の上で水を使ったりするんですが、
一階席からはほとんど見えませんでした。
舞台装置と照明を堪能するには二階席かな。

おすすめ度(1-10)→ 8.0
もう一度観にいきたいか→ 2階席から大平敦子さん版を観たい


06/05/14 クレイジーフォーユー@四季劇場

2006年5月14日(日)
13:00 @ 四季劇場「秋」
クレイジー・フォー・ユー

久々のクレイジー・フォー・ユー♪
クレイジーフォーユーは5回目。
なにげに結構みてますね、私。

そして久々の四季劇場。
修学旅行とみえる学生さん達。
みんなライオンキングへ。
うん、最初に観るのはライオンキングいいかも。
たいていの人はあの最初の出だしでノックアウトされますよね。
一階通路側に座っちゃった日にはもう・・・

っと、ライオンキングのことを書いてしまったけど、
クレイジーフォーユーは、それに比べて、出だしは地味め。
どかーんというミュージカル特有の派手さはない。
でも、二回目以降、このはじまりも楽しくなるんですよね。

そして1幕後半のあのこれでもかというようなパフォーマンス
はとてもとても楽しくなります。一幕最初からずっとクレッシェンド
で最後どかーんって感じのこの流れ、うん、これもいい♪

樋口ポリーははじめてなんだけど、歌はさすが♪
ただ濱田さんの時の強気だけどちょっと恥じらいのある感じとかがあまりなくて、
最初っからなんか明るい都会っ子って感じでデッドロックに居なさそうで・・
真っ先にデッドロックから都会に出て行きそうな感じがこれまた・・・

ちなみに私の中では生まれて初めてみたライオンキングのナラが樋口さん
だったので、最初ずっとナラのシャドーランドのイメージだったんだけど、
今は夢から醒めた夢のピコのイメージなんですよね。なので今日も
あーピコがデッドロックにいるーって思ってしまって・・・・
でもこうして見比べれるのは楽しいです。

2幕からでてくる本物ザングラーの栗原さん。この方のザングラーも
はじめてでしたが、前の広瀬さんの印象が頭に残りすぎてて。。。
広瀬さんの時はザングラー、もっと髪白かったと思うんだけれども、
栗原ザングラーは若いですよね。。ホテルロビーでのあのシーン第2弾の
後の弧を描くジェスチャーも広瀬さんでは笑いがおきるんだけど、
栗原さんでは笑いもおきず。。。例のフランスミュージカルのとことかも。。。
でも二人のザングラーのシーンは見事でした。まさに息ぴったり。

そうそう、ムースが結構よく登場しますが、切手といい、臭いといい、
あのムースの演技の間、長すぎませんかね。毎回そうなので、
多分演出だと思うんだけど。。あまりうけないし。。
掃除をするおじーちゃんのあの長い間も、毎回うーんって思うんだけど、
今日はテスがうまかった。。

大好きなクレイジー・フォー・ユーなのでいろいろ書いちゃいました。
荒川さん、最高すぎます。天才です。面白すぎです。
彼のボビー&ザングラーがみれるんだったら、明日もまた観たい。。
と書きつつ、タップとダンスが異様にうまそうな加藤ボビーも観たい!

そうそう、今日は、最後、カーテンコールの後、オケピの演奏中も
手拍子が続き、演奏終了後に、二度ほどまたカーテンコールが
ありました。今回のCFYって毎回そうなのかな。なんかとっても
いい感じでした。いいミュージカルだ!

p.s.
あのー毎回わからないことが一つ。二幕でランクが、ホテルであの
冒険家夫婦の部屋からシーツ持ってでてくる際、「見なかったことに
してくれよ」といってきますが、あの台詞、どういう意味?


07/01/30 ライオンキング@四季劇場春

2007年1月30日(火) 18:30
劇団四季 ライオンキング
1階P列10番 @ 四季劇場春

久々&10回目のLK観劇♪
久々に「春」に入って思ったのが、
「おぉ、こんなに舞台近かったんだー」。
このところ帝国劇場や宝塚劇場など
の大きなところばかりで観てたこともあり、
春はステージがすごく近く感じました。
席もP列だったけど、表情まで観えるし
ノーオペラグラスでの観劇でした。

久々なのでキャスト知らない人ばかりかなぁと思い、
先入観をなくすためにあえてキャスト表を
とらずに1幕をみてみました。

まず最初のサークルオブライフ。
像、こんなに大きかったっけー!ということにすごく驚く。
めちゃめちゃ大きく感じました。

ラフィキの鄭雅美さん、おぉぉぉ、声が綺麗。
その綺麗さが私のラフィキ像と違ったので、
最初は違和感あったんですが、ニ幕でラフィキが
歌うところ(お前の中に生きているでしたっけ)ではその声に
聞き惚れてました。うん、綺麗な声だ。ラフィキっぽくないけどいい!

そしてティモン登場。お!おおお!!おぉぉぉ、中嶋徹さんだー!
今まで日本海外含めいろんなティモン観てきましたが、
中嶋さんのティモンが一番好きです!中嶋さんが目に入りません。

シンバの田中さんは、わ、若い。。。
ナラの織田さんは、日本語にまだ慣れてないのかなぁ。
シャドウランドは大好きな曲なので頑張ってほしい。。。
シェンジの高島田さん、この方も記憶に残ってた。声も響いて聴きやすい。
ムファサの内田圭さん、ムファサにしてはちと背低い気がするけど、いい声だー。
ニ幕のスカーとの戦いのシーンでは、オケのテンポがちょっと遅い気がした。
スカーがザズにその曲はだめだっていうシーンは、数年前に観た時も今日と同じ
月がーでったでったーだったんですが、美女と野獣とかの時の方がよかったなぁ。
夜の星空を眺めるシーンで、蛍を飛ばす黒い服の女性のあの動き、
やっぱりこれが一番好きかも。もっともっと飛ばしてほしい(笑)。

休憩時間に Wicked の宣伝ビデオ観てましたが、この作品の
世界感や1幕最後の歌DEFYING GRAVITY はとっても好きなので、すごく楽しみ!
だけどあの鳥を動かすおっちゃんだけは丸見えにならないことを望みます。


07/02/14 キャッツ@キャッツシアター

2007年2月14日(水) 18:30
劇団四季 キャッツ
2階3列38番 @ 五反田キャッツシアター

キャッツ楽しい~。音楽ののりとダンス、こういうのが
私は好きなんだなぁって改めて再認識しました。
かなり久々のキャッツ観劇。
大阪で三回、ロンドンで一回、名古屋で二回程みてきたけど
実は東京では初めて観るキャッツ。
だいたい一通り猫の区別がつくようになるととても楽しめます♪
はじめてみた時は、グリザベラとシラパブとジェリーロラムが
ごっちゃになってたんだけど、いまだにシラパブとジェリーロラム
はちょっと混乱しがちです(衣装似てますよね)。

ジェニエニドッツの鈴木由佳乃さん、
最初登場した時は衣装の中に埋もれてると思うくらい
ひときわ小柄な方なんですが、声、動き、踊り、いいっ♪
こちょこちょしてひょうきんな感じでかわいい!

シラバブの南めぐみさんはかわいい声してますねー。
表情や動きもいいんだけど、ほんのすこーしだけふっくらした感が
これまたかわいらしさをひきたててる感じがします。
高音もなかなか素敵。なんかまだまだ成長しそうな勢いを
残しつつ、今のままでもなんかこうすっごく応援したくなる猫
みたいな感じでいいです。最後のナンバーの時はずっと2階の
こっちの方に目線がきてたので嬉しかったです。
(隣の友人もやはりシラパブに魅せられてしまったよう)

そしてタガーが阿久津陽一郎さん!おおおお!
でかい! 八巻さん、荒川さんのタガーもそうでしたが
ラムタムタガーは皆個性がでる感じで面白い!
ナンバー最後の「ごむ~~~」の部分、
すごい、今までみたのと全然違った。これもいい!
カーテンコールの時も、タテガミで手拍子あおって
最後はミストフェリーズのマネでふっとライトを
消す演出、あれ、いいですねー。
ただ、私としては、タガーのソロナンバーが終わった後に
上手にひっこむ時にタテガミをびしっとするのはなにげに
とても好きなシーンなんだけど、今日はそこがちょっと
なよっとした感じでタテガミを立ててたのが残念(マニアック・・)。

ミストフェリーズの松島勇気さん、いいっ!!
きりっとしたダンス、とにかく動きがかっこいい。
そしてあのソロナンバーでの回転。最後のあの表情。
いいわー。松島さんのミストフェリーズもう一回観たいです。

スキンブルシャンクスのシーンはほんとに楽しいですねー。
アスパラガスの回想シーンもいいシーンだし、「喝采浴びた
当たり役、この世の名残に見せようか」というシーンで
客席から拍手が起こるのも素敵。ジェリーロラムが寄り添う
のもすごく素敵、歌もいいし、ほんとにいいシーンだ。
今日のジェリーロラムは今風なお姉さん猫って感じで新鮮でした。
ジェリーロラムといえば、そのために大阪に何度も通ってみた
木村花代さんのグリドルボーンのシーン、あれをもう一度観たい!!

ちなみに、泥棒猫マンゴジェリーとランペルティーザのナンバーって、
前は互いに180度ひっくりかえってくっついた形での側転って
なかったでしたっけ。あれ好きだったんだけどなぁ。

あと、今日は二幕はじまって直後、2階席にゴーーー
という音が響き渡ってましたが、あれは空調ではないですよね。。
春一番?か、雨だったのかなぁ。。。

観劇ノススメ

【キャスト】
グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋 夢子
ジェニエニドッツ 鈴木由佳乃
ランペルティーザ 谷内 愛
ディミータ 遠藤瑠美子
ボンバルリーナ 松下沙樹
シラバブ 南 めぐみ
タントミール 河西伸子
ジェミマ 熊本亜記
ヴィクトリア 宮内麻衣
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 田島亨祐
マンカストラップ 青山祐士
ラム・タム・タガー 阿久津陽一郎
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 萩原隆匡
スキンブルシャンクス 岸 佳宏
コリコパット 王 斌
ランパスキャット 三宅克典
カーバケッティ 劉 志
ギルバート 范 虎
マキャヴィティ 片山崇志
タンブルブルータス 張 野


07/03/14 コンタクト@四季劇場秋

2007年3月14日(水) 18:30
劇団四季 コンタクト
2階1列9番@四季劇場 秋

5年ぶりにみたコンタクト。
コンタクトってふれあいってことだったんですねぇ。

5年前の感想とは一転、第三部の
加藤さんと坂田さんが中心となる
黄色いドレスの女がとーってもよかった。

坂田加奈子さん、動きがお美しい~。
ダンスはいうことなく素敵。
セリフは(最後のシーン以外)ないんだけど、
ダンスによる演技ってのをとても感じました。

そして明戸さんのバーテンダー、二部で
夫をやってた人と同一人物とは思えない~。
アンサンブルの人のダンスも気持ちいい。
私も踊りたくなっちゃうくらい(踊れないけど)

一部のブランコのシーンは、ブランコに乗る女が
金髪の外人でびっくりした!
セリフはない役だけど、他の演目にもでてるのでしょうか。
ま、まさか Wicked!? まさかねぇ。

二部は、間がながいですねー。
個人的にパンを運ぶ役の方がいいです。この方、キャスト表
からも誰かわからなかったんですが、三部でもいいキャラしたはりました。

余談ですが、「黄色いドレスの女をしらないか」ってセリフを
聞いたら、すぐに私の脳が「ジェリクルキャッツをしらないか」に
変換してしまい、また、三部の留守電のスピーカーから流れる
カウンセラーの声が、LKのシンバに星となったムファサが語るシーン
がよびおこされ。。。四季の発声法のせいかなぁ。

観劇ノススメ



07/04/24 ユタと不思議な仲間たち@四季劇場秋

2007年4月24日(火) 18:30
ユタと不思議な仲間たち
1階9列8番@四季劇場秋

今からちょうど6年前に相模大野で観て以来のユタ。

二幕で、小夜ちゃん(ペドロの発音風。ヨにアクセント)の声にうっとり。笠松はるさん、
澄んだいい声したはります♪ 登場機会が少ないのでもっと出て歌って~って感じ。

一幕は、最初いじめシーンからはじまるのですが、これは6年前もそうだったんだけど、
いきなりそこまでいじめちゃいますかというくらいのいじめシーン。
子供の喧嘩レベルと考えると別に深刻ではないかとも思うんだけど、役者さんの年齢が
明らかに10代ではないので、ちょっとひどいいじめに見えてしまうんですよね。
かばんでばしばしなぐったり、蹴ったりしてますからねぇ。。。

ユタの藤原大輔さんは、セリフの話し方が独特というか、語尾までしっかりはっきり、
あまり感情出さず抑揚付けずに話す感じなので最初ちょっと違和感あったんだけど、
歌はいい声してるし(最初全部歌でセリフ言って欲しいって思ってしまった)、
身のこなしがとても軽やかで、二幕は全然気にならなくなって、
逆に彼の話し方がユタの個性みたいに思うようになってました。

今日の一番のマイヒットはもうダントツ小夜子役の笠松はるさんなんですが、
次に注目してたのがダンジャ役の増本藍さん。キャッツではよく拝見
してたのですが(ディミータだったかな)、5人で歌うシーンでは
とっても歌声が綺麗に響いてきました。
また、空中シーンでは、回転がすっごく綺麗で会場からも拍手が。

ペドロの田代隆秀さんはなかなか味があってよかったです。
今6年前のキャスト表みてたら、ペドロ(光枝明彦さん)、ゴンゾ(芝清道さん)、
ヒノデロ(下村尊則さん)、うわー、すごい面子だなぁと。

カーテンコールの後、キャストが客席に降りてきて、みんなで「友だちはいいもんだ」を熱唱。
今日は結構おじさん達が多かったのですが、まわりはほとんど歌ってました。
で、その後、キャストがだーっと客席後方に走っていって、ロビーでまってますーとの声。
ん?と思って、ロビーに出ると、おおお、ロビーにキャストの方達が。
お客さん一人一人と握手してはるではありませんか。これはユタ2007版の演出みたい。
おおおおっと思い、ロビー出るところで、ダンジャ役の増本藍さんに握手。
そして、劇場出るドアのところで、おおおおお!小夜ちゃんだ!小夜ちゃんと握手できて
一言話せました♪ 小夜ちゃん舞台で観るよりもちっちゃくてすっごくかわいかったです。

あとは、いくつか感想小ネタを少々(ネタバレあります)

・3時から雨が降るシーン、3時前に二度程雨が天井からぱらついてました・・
・3時に降った雨が、雷がおちて雨が止むというシーンは今回もやはり抵抗が・・・梅雨の間中やまないのかと。
・途中から小夜子が弟背負わなくなりましたね。
・梅雨前なのにユタが長袖だったり大作が冬服なのは東北だから?(考えちゃだめですよねこの辺は)
・クルミ先生の丹靖子さん、棒で叩くシーンはラフィキがシンバを叩くシーンをつい連想してしまった
・座敷童子の登場シーンのゆらゆらレーザー、かっちょいいですよね。先日のNACSのオーロラもあれでした。
・空中シーンにいく前に、どうしてもつってるケーブルが見えてしまう。あれ見えないようにしてほしいなぁ。
・二幕最後に、あの小夜子が歌う曲、昭和の名曲みたいな感じの曲、小夜ちゃんの声はいいんだけどなぁ。。
・最後、見送ったところで、さっと幕が降りてくるのは、えーもーちょっとーって思ってしまいますね

でも、今日は小夜ちゃんの歌声、これで大満足♪
いい声聴くと、その後のご飯も美味しい~♪

観劇ノススメ


07/05/10 キャッツ@キャッツシアター

2007年5月10日(木) 18:30
劇団四季 キャッツ
2階1列85番@キャッツシアター

木村花代さんグリドルボーン!!!
これは観なければ、ということで急遽いってきました。
そしたら、バストファージョーンズの声がめっちゃよくて、
誰だーって思ったら村俊英さんではないですか。おおおおお!

ということは、そう、二幕のアスパラガスとジェリーロラムのシーンが
村さんと花代ちゃん!めっちゃ酔いしれてました。すばらしいデュエット♪
このたっぷりとあるデュエットシーンがキャッツで一番好きなんです。
もちろん見せ場はその回想シーンなんですが、このグリドルボーンになる前、
ジェリーロラムが、客席に拍手あおるシーンあたりが一番好きなんですよね。
なんか、小学校の時の遠足の前の晩みたいな、そんな感じ。

キャッツは、このアスパラガス→スキンブルシャンクス→ミストフェリーズ
という3連荘が大好き!

スキンブルシャンクスの岸佳宏さん、いいですねー。声も動きもぴったり!
シラバブの南めぐみさん、2月観た時も彼女だったんだけど、シラバブっぽくていい!
ミストフェリーズは、杜彦昊さん、踊りはさすがにきれがあるけど、セリフと歌がんばれー。
ラムタムタガーの金森勝さんは、キム・スンラさん??
えー、キムスンラさんは名前そのままがよかったなぁ。今日のタガーは、盛り上げ方は
よかったんだけど、足が全然あがってなくて、歌やセリフも元気がなくて、
ちょっとやる気のないタガーにみえてしまいました。でも客とのやりとりはうまい!
そしてカーテンコールの盛り上げ方はうまかった!
あれ、役者さんによって全然違うんですね。
それとも日によって変えたりもしてるんでしょうか。
今日は拍手をあおっといて、一瞬止めて、ライトをばしっと手ではらいのけて
会場真っ暗という終わり方でした。

そして木村花代ちゃんのジェリーロラム、グリドルボーン!
サイドにいる時のしぐさや、甘え方、動き、お姉さん猫ですね。余裕があります。
カーテンコールでジェリーロラムがグリドルボーンのしっぽで遊ぶのがまたたまりません。
グリドルボーンの握手席に座りたい。。。今日はビクトリアと握手できました♪

ちなみに今日は高校生だらけ。
私が座ったブロック、私と隣以外、全て女子高生。
とってもマナーよかったです。素晴らしい。
拍手とか、一般のお客さんより大きいです。歓声もひときわ大きいです。
また、手拍子も、誰もやってないとこでも小さくたたいてたりして、
それはそれで好感もてます。ねー楽しいよねーっていいたくなる感じ。
でもやっぱり前のめりになってしまうのは仕方ないのかなー。

木村・村ペアの二幕、ぜひDVDにしてほしい!
あのシーンだけでもいいので・・・

観劇ノススメ

グリザベラ 奥田久美子
ジェリーロラム=グリドルボーン 木村花代
ジェニエニドッツ 高島田薫
ランペルティーザ 磯谷美穂
ディミータ 遠藤瑠美子
ボンバルリーナ 南千繪
シラバブ 南めぐみ
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 王クン
ヴィクトリア 宮内麻衣
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 村俊英
マンカストラップ 青山祐士
ラム・タム・タガー 金森勝
ミストフェリーズ 杜彦昊
マンゴジェリー 百々義則
スキンブルシャンクス 岸佳宏
コリコパット 王斌
ランパスキャット 張沂
カーバケッティ 劉志
ギルバート 范虎
マキャヴィティ 赤瀬賢二
タンブルブルータス 張野

p.s. カーテンコールコーナーにあったブログパーツ、ちょっとはってみました


07/05/11 オンディーヌ@自由劇場

2007年5月11日(金) 18:30
劇団四季「オンディーヌ」
2階3列18番@自由劇場

昨日のキャッツに続き、2日連続の四季観劇。
久々の自由劇場♪ 以下、ちょいとネタバレモードです。

二階、舞台までが近くてオペラ無しでも全然OK。
舞台は3幕構成で、途中20分休憩が2回。

舞台装置がすごかった。
1幕は、湖のほとりの小屋のセットで動きはほとんどなく、
このまま3時間なのかなぁと思ってたんだけど、
2幕最初でセットがぐぉんぐぉん動き出し、真っ二つに
なったり、後ろから滝が現れたりして、ドキモを抜かれました。
3幕は奥行き感ある舞台で、最後、後ろにある広大な湖に
帰っていく姿とか、すっごくいい感じ。

そしてオンディーヌの野村玲子さん、すばらしい、まさに水の精!
透明感ある声、そしてお姿、15歳まであと一ヶ月の少女でした!
ハンスの石丸幹二さんも、オンディーヌが一目みて綺麗っていうのが
すっごくうなずけるお美しさ。貴公子~。ただ浮気性のこのハンス君ですが、
1幕でハンスがオンディーヌとの結婚を決断するのが早すぎる気がするのですが。。
でも3幕のオンディーヌとのシーンは見ごたえ、聞きごたえあります。

ベルトラム、深水彰彦さん、いい味出したはります。
ただ、ベルトラム、なんかかわいそうだ。。。
ベルトラムをもうちょっと描いてほしかったなぁと。。

詩人、味方隆司さんだー。彼の夢の配達人も好きでした。今回はなんか若返ってみえた。
王妃イゾルデ大橋伸予さん、いいですねー。あの落ち着きがいい。
ベルタの坂本里咲さん、こちらもあそこまで極端な描き方でなければ、
ちょっとかわいそうな役柄。しかも最後は全て失ってしまう。。
そして個人的には大平敦子さんベルタもみてみたい。。
日下武史さんは、決して登場シーンは多くないけど、ぴりっと舞台が引き締まりますね。

2幕の純粋なオンディーヌのシーンは、とっても見ごたえあります。
3幕最後の語りシーンは、長いですが深い。いろいろ考えさせられます。
ただ、3幕はじまってしばらく、おいてきぼりをくらいました。
2幕と3幕の間の20分間にいろんなことがおこりすぎだー!

アンサンブルの青いひらひら衣装がとっても綺麗。
でもアンサンブルの役者さんの経験値にちょっとばらつきがある気がしちゃったのですが。。。

キャストが変わったらまた観てみたい演目です♪

観劇ノススメ

オンディーヌ 野村玲子
騎士ハンス 石丸幹二
水界の王 日下武史
ベルタ 坂本里咲
ユージェニー 木村不時子
オーギュスト 維田修二
王妃イゾルデ 大橋伸予
山口嘉三
ベルトラム 深水彰彦
侍従 鈴木周
ウルリッヒ 香川大輔
裁判官I 川口啓史(劇団俳優座)
裁判官II/劇場支配人 高林幸兵


07/06/05 解ってたまるか!@自由劇場

2007年6月5日(火) 18:30
2階1列24番@自由劇場
劇団四季「解ってたまるか」

チラシをみて事前に抱いていた印象とは全然違う舞台でした。
チラシには笑劇ってかかれていて、また何かの宣伝で抱腹絶倒の嵐と書かれていたので、
コメディかなと思っていたのですが、人質をとり立て籠もる殺人犯というシリアスな舞台設定に、
皮肉や風刺的な笑いや演技が続くという感じの舞台でした。
ただ、難解という感じではなく、ストーリーやセリフの意味を
いろいろ考える面白さはあるなーと思います。

最初に解放されたドイツ人の畠山典之さんが今日のマイヒットキャラでございます。
そして静御前さんでしたでしょうか、りんごの歌、それまで重いストレートで
きていた分、すごく開放された気持ちになる歌声でした♪
それにしても静御前、あそこで発狂していたのはなぜ??

で、今日はちょうど終演後にステージトークがあって参加してきました。
ステージトークが終わったのは22時過ぎでしたが、結構多くのお客さんが
参加されて、ティモンでよく拝見してて今日は絹川警部を
演じた藤川和彦さんが司会。藤川さん、頭きれますねー。話もうまいし、
ぽんぽん話題がとぶとぶ。でもすごくわかりやすいし面白い司会でした。
一方で役者さんの方達の、舞台とは違った一面もみえて楽しかったです。
(個人的には加藤敬二さんのトーク聞きたかったんですけど、いらっしゃいませんでした)
ただ、役者さん自身のキャリアについてや、転換についての話題がほとんどで、
今回の作品のセリフやストーリー、演出の意図(静御前の発狂)などについて
それぞれの役者さんからもう少し深くお話が聞きたかったわ~。

個人的には、加藤敬二さんがあれだけ出ずっぱりなのであれば、
やはりどうしてもダンスシーンを期待しちゃうんですよね~。
でも加藤さんの演技もすごいなとちょっと思ってしまいました。

また、あまり今まで拝見したことのない方が多く出演されてた
こともあるのかもしれませんが(ご年配の男性登場人物めっちゃ多い)、
コメディを「演じてます」的にみえてしまい(真面目な堅い演技にみえてしまい)、
表情や演技やセリフの間や動きとか、コメディとして魅せれる役者さんが
脇にもっと出ていたらまた違った印象なのかもなぁと思ったりもしました。

ただ、最後の東京の背景画、あれはお見事、綺麗です!
そして役者さん自身が動かしているという舞台転換、あれも2階で
みてて気持ちよかったです♪ 自由劇場は舞台機構がみてて気持ちいいですねー。


07/06/15 ウィキッド Wicked@四季劇場海

2007年6月15日(金) 18:30
劇団四季 ウィキッド wicked プレビュー公演
1階3列17番@四季劇場「海」

グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ(エルファバの妹) 小粥真由美
マダム・モリブル(先生) 森以鶴美
フィエロ(恋人) 李涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史

男性アンサンブル
 三宅克典
 脇坂真人
 品川芳晃
 白倉一成
 西野誠
 清川晶
 上川一哉
 成田蔵人
 永野亮彦

女性アンサンブル
 あべゆき
 荒木美保
 今井美範
 宇垣あかね
 遠藤珠生
 有美ミシェール
 長島祥
 間尾茜
 レベッカヤニック

劇団四季のwickedブログ記者招待というのがあるみたいよと聞いて、
応募してみたところ、なんと当選!
受付ではチケットが裏返しになってて、お好きなものをと
いわれたのですが、残り二枚で、えいやっととったら、
1階3列。やったー、3列目センター~♪って思って
劇場内に入ったら。。。。最前列センター!!!うぉ!!
生オケなんですね!この開演前の音出しがすごく好き♪
時々フレーズをふいてくれたりすると期待感が高まってたまりません。

去年nyで観た時は、英語だったこともあり、細かい部分が
よくわかってなかったんですが、今日は実によくわかりました!

もうですね、濱田めぐみさん、エルファバ、超はまり役!
今まで私の中で濱田さんといえば
 濱田さんといえばナラ(ライオンキング
 ↓
 濱田さんといえばポリー(クレイジーフォーユー
 ↓
 濱田さんといえばアイーダ(アイーダ
と推移してきましたが、今日観て、濱田さんといえばエルファバになりました!
すごい、素晴らしい! nyで観たエルファバの方よりも、ナイスエルファバ。
1幕後半から、もうストーリー以上の感情が伝わってきて、決意がすっごく
感じられるあの1幕ラストの defying gravity。。曲も歌も素晴らしければ、
照明と光の演出も見事で、ほんとに浮いてるようにみえます。1幕後半は、涙です。
1幕終わった後振り向いたら、観客席、みんなハンカチもってました。
思うに、男性よりも女性の方に、より、ストレートにエルファバの思いや感情、信念が
伝わってる気がしました。ny公演で若い女性客であふれかえってるのもわかる気がします。

また、これはnyで観た時もそうだったんですが、
1幕終わった時の感動と満足感って、2幕観終わった時より大きいです。

あとは、思ったことを箇条書きにでも。。ネタばれ少し含んでるのでご注意を。

・シズ大学。。。どうしても日本の大学に聞こえてしまう(笑)。南海キャンディーズの静ちゃんみたいな。。
・グリンダの沼尾みゆきさん、声いいですねー。そして後半、
 もう、どんどんよくなってってました。エルファバとグリンダの関係、二幕の見所です♪
・1幕パーティシーンの、エルファバの「キラキラ~」第一声、めっちゃかわいい
・nyで観た時は、フィエロが、アニメ美女と野獣のガストンみたいな人だったんだけど、
 今日は李涛さん、好青年って感じでした。
・妹ネッサローズの小粥真由美さん、1幕車椅子の時の歌、すっごくよかったです。
 二幕ではちょっと声の印象違ったけど。
・ヤギのシーンは、nyで観た時は紙食べてたんですけどね。。今日は出してましたね。
・竜巻で家が飛んできたところあたりから登場するドロシーという名前、オズの魔法使いに
 つながるいろいろなネタ、このあたりはオズの魔法使いの映画みないとなと(みたことないので)
・グリンダがエルファバにマントをかけるところで、首の前で磁石の「カチッ」という音が
 聞こえてしまいました。これは最前列だからか。。いや、あまりにもシーンとした
 シーンだからだと思います。。。あれは、一瞬現実に戻ってしまうので是非無音にしてほしい!
・1幕のエメラルドシティ、めっちゃ楽しい!グリンダ、緑色のめがね、似合う!
・ボック(金田暢彦さん)のグリンダへの愛は長いねー。ボックとネッサローズのやりとりは
 nyでみたときはちょっとつまらなかったんだけど、今日は面白かった!(私の英語力も問題だったか。。)
・最初の猿がターザンみたいにして私の頭の上に跳んできてあせりました(嬉しかった♪)
・アンサンブルさんのダンスや衣装が楽しい!特に、ひときわ背が高くて1幕で
 ダイナミックなダンスをされてる(パーティシーン等)方、
 お名前は、永野亮彦さんでしょうか、めちゃめちゃ魅せられました。
 パーティシーンで上手でボックとネッサローズがやりとりをしてる真後ろあたりにいらっしゃる方です。
・最前列は、舞台上方のドラゴンが頭を90度以上まげないとみえない感じなので
 この作品を観るときは、もう少し後ろだといいのかも。いやでもやっぱり最前列最高!
・猿の動きが好き。階段の登り方とか一つとっても動き面白いです。見てて飽きない。
・濱田さんの唇の動きもちょっと注目すると面白いです。特にかみ締めてる時がいいっ!
・nyで観た時、めっちゃ気になったドラゴンを操作してるtシャツのおっちゃん
 (あれも演出らしいのですが)は、今日は全然気になりませんでした(いた?)。
・休憩時間に、男性トイレに行列。。。男性トイレでの行列は久々だ。。しかも年齢高い。。。
・カーテンコールの時は、エルファバの笑顔から濱田さんの笑顔になってました♪素敵

最後はスタンディングオベーションしたくなって、立ちました。
うん、よかった!もっと拍手していたかった位!

休憩中に、同じブログ記者で観劇されてた、左右の隣の方と少しお話
させていただいたのですが、彼女達のwickedレポ、熱いです。紹介しておきますね。

 ・alles gute!!
 ・☆kangeki☆のひとりごと

次は20日に観劇予定でーす♪


07/06/20 ウィキッド Wicked@四季劇場海

2007年6月20日(水) 18:30
劇団四季 ウィキッド Wicked
2階6列3番@四季劇場「海」

グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 濱田めぐみ
ネッサローズ(エルファバの妹) 小粥真由美
マダム・モリブル(先生) 森以鶴美
フィエロ(恋人) 李涛
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 武見龍磨
オズの魔法使い 松下武史

男性アンサンブル
 三宅克典
 脇坂真人
 品川芳晃
 白倉一成
 西野誠
 清川晶
 上川一哉
 成田蔵人
 永野亮彦

女性アンサンブル
 あべゆき
 荒木美保
 今井美範
 宇垣あかね
 遠藤珠生
 有美ミシェール
 長島祥
 間尾茜
 レベッカヤニック

先週の公開プレビュー観劇に引き続き、2回目、海外あわせると3回目のウィキッド。
今日は2階席下手サイド♪

2階、いいです!おすすめかも。
舞台上方のドラゴンの動きが、かなりの迫力で
伝わってくるし、ステージの床に映る照明の模様、
これもかなりみごたえあります。スポットの当て方
一つとっても美しくて綺麗♪

そして最初のオープニング!いい!
先週のプレビューの時、テープ、飛んでましたっけ。。
オープニングの時にテープが舞台から客席にどかーん。
高揚感をあおるこういう出だし、ほんっとに好き。
やっぱりミュージカルって一幕最初の印象ってほんと大きいと思います。
ライオンキングとかキャッツもそうだし、モーツァルトやエリザベート、
海外物だとヘアースプレーとかも衝撃的な幕開けでした。そうきますかと。

ここで、ちょっとNYで観たウィキッドと覚えている限りで比較してみました。
下記ネタばれ少ーし含みます。ご注意あれ。

・NY版では、最初グリンダの名前が、ガリンダだったんです。思い出しました!
 で、確かディラモンド教授が、ガリンダって言えなくてグリンダになったと
 記憶してます(英語版みた方、あってますかね?)。この部分、丸ごと
 なくなっちゃったんですね。
・NY版では、ディラモンド教授(ヤギ)、紙食べて飲み込んでましたが、
 四季は完全に出してますね。今日はさらに落としてました。。
・NY版では、舞台上方のドラゴンを、Tシャツの太ったおっちゃんが操作
 してるのが丸見えで興醒めだったんですが(演出らしい)、四季のは
 全体的に暗めで、操作してる人はいるんですが全然気になりませんでした。
・ボックは小人なんですよね。NY版では背がかなり低い役者さんだったんですが、
 四季の金田ボックはあまり低くないので、一段上がるギャグとかもあまり伝わらないっぽいなと。
・NY版では、エルファバは、大柄でちょっとおたくっぽい感じで
 パーティのダンスとかもほんっとにぎこちなく踊ってたんですね。
 それと比べると、濱田さんは最初からきりっとした強さを感じて、
 そして綺麗、そう、濱田エルファバ、全然みにくくなくて。。。
 いや、これはこれでありなんです。ただ、あの一幕のエルファバを取り囲む
 環境の変化を感じ取るには、NY版のあのちょっともっさい感じのエルファバの方が
 より感情移入してたなぁと思いかえしたりしてました。もう一回NY版みたい。。
・二幕は、NYで観た印象より、四季の印象が断然いい!ってかこれは私の
 英語力にもよることが大きい気もするけど、なんかとっても一つ一つのシーンが
 きめこまやかな感じ。じわじわと感情が伝わってきます。
 特に二幕後半のグリンダとエルファバが一緒に歌うシーン。このシーンの
 沼尾グリンダのあの歌いだし、素晴らしい!グリンダとエルファバの気持ちが
 ほんとにじんわりと心に響いてきました。

あとは今日気になったシーンなどをいくつか書いてみます。

・1幕の「ポピュラー」のシーン、エルファバが去った後に、自分の顔みて
 ぐふっと言うグリンダ。お、おもしろいぞ。あれ、先週言ってたかなぁ。。
 このポピュラーも頭に残るいい曲ですよねー。
・エメラルドシティの衣装がほんっとにいい。そしてアンサンブルの方、
 とーてーもー似合ってる。ウィキッドはこのシーンに限らず衣装や照明も
 楽しめます。そういう意味で照明を楽しめる2階席はおすすめかも。
 2階6列でしたが、オペラグラスなしでも楽しめる感じでした。
・前回お気にいりだったダンサーの方、最後、ミ・ス・グ・リ・ン・ダ
 って言葉を発する猿(なんて名前でしたっけ)役もされてるんですね!
 この方のお名前、永野亮彦さんであってますでしょうか。ダンスもひときわ異彩を放ってます。
・猿がいっぱい出てくるシーン、前回もそうでしたがLKのハイエナダンスを連想してしまう。。
・フィエロの李涛さんの声、なーぜーかー、LKのティモンを連想してしまう。なぜだろう。。
・フィエロのターザンシーンは。。。。やっぱりあれを連想しますよね(笑
・2幕グリンダがエルファバにマントを着せるシーン、2階6列まで磁石の「カチッ」が聞こえてきました。
 そういうマントだと思わないといかんですかね。。。

それにしてもウィキッド、楽しい!これはロングラン、わかる。
劇場出たところにあるエメラルドシティの庭みたいなスペースも素敵です。
夜はライトアップされていて綺麗! あーまた観たい。。。


07/06/29 ジーザスジャポネスク版@四季劇場秋

2007年6月29日(金) 19:00
ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン
1階5列9番(実質3列目)

ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 芝清道
マグダラのマリア 木村花代
カヤパ(大司教) 青木朗
アンナス(カヤパの義父) 喜納兼徳
司祭1 阿川建一郎
司祭2 田辺容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 飯田洋輔
ピラト(ローマの総督) 村俊英
ヘロデ王 下村尊則

なんと、ジーザス、豪華キャストじゃないですか!
しかも、マグダラのマリア役に大好きな木村花代さん!
これは!と思い、おけぴで譲り受けて、行って参りました。

木村花代さん、素敵すぎます!!
ソロナンバーがある三つのシーン、特に2つめのソロ、
声がめちゃめちゃ綺麗。たっぷりと優しく包んでくれるように
聴かせてくれます。綺麗で澄んでいて、歌に嘘がない、心が洗われる感覚。
鳥肌たってしまいました。。
ただ、旋律は時々キャッツのあの曲が頭をよぎっちゃうんですけどね
ま、同じロイドウェーバーですからね。
木村花代さんを中心に観るなら次回は上手の方で観たい!なと。
上手で歌わはる時、観客が普通視線だけそっちに送るのですが、身体ごとそっちに
のりだしてみんな聴いてるのも印象的でした♪

そしてしょっぱな、もう、芝清道さんのユダが舞台後方からひょこっと
顔を出しただけで、あの存在感。すごい! 
高音部が多少どうなろうが、芝さんは、ユダにはまりまくってる気がします。
ジーザスの中で一番私がだいっすきなシーン、
後半でユダが3人のソウルガールズを従えて熱唱するスーパースター。
前にみた時よりもソウルガールズの存在感がすこーし控えめになってる気が。
私このソウルガールズの「ごめんなっさいっ!」っとかのあいのてが
めちゃめちゃ好きなんですが、今日はちょっとおとなしめに聞こえました。
でも丸坊主の3人組、やっぱりいい、このシーン!!

ジーザスの柳瀬大輔さんは、さすがの安定感。もうね、絵になります。
終始きりっとしたお顔としぐさが印象的で、セリフにも重みを感じます。
そうそう、むちで打たれるシーンの背中の傷がめちゃめちゃリアル・・・
十字架シーンとかは、おなかとかも全然動かなくて、すごいなーと。

村俊英さんのピラト。優しそうなピラトだー。いい声だー。
そして下村尊則さんのヘロデ王!!!す、すごい衣装だ。。
あのシーンだけなのに強烈なインパクト。
上手にいる花魁姿の女装した男性二人も必見です!
カーテンコールもなんかヘロデ王、楽しそうでした♪

ところでシモン、結構目立つ役ですよね。
でも神崎翔馬さん、セリフや歌が全然伝わってこなくて、発音もなんか変。
歌い方もなんかがなってる感じで、結構長く歌うシーンなので、
このシーンが今回唯一残念でした。

そうそう、最初のシーンでマグダラのマリアの花代ちゃんと一緒に
香油をかけようとする女性、どなたでしょうか。その後のシーンでも
かわいらしくて印象に残ってます。

エルサレム版は過去2回、ジャポネスク版は過去1回観てますが、
ジャポネスク版の方が好きです。セットはシンプルなんだけど、
あの大八車の組み合わせが見事で、セットがストーリーにとけこんでる感じです。
音楽も、和な音とかが曲の後ろぽーんと響いたりしていて新鮮。
休憩なしの1時間45分、もういっぺんリピートしたいなって感じです!



07/07/06 エクウス@自由劇場

2007年7月6日(金) 18:30
エクウス(馬)
2階3列3番@自由劇場

マーティン・ダイサート 日下武史
アラン・ストラング 望月龍平
フランク・ストラング 維田修二
ドーラ・ストラング 木村不時子
へスター・ソロモン 中野今日子
ハリー・ダルトン 緒方愛香 ジル・メイソン 田村圭
ナジェット 田島康成(劇団昴)
看護婦 岡本結花
馬たち 岡本繁治 芹沢秀明 徳永義満 渡邊今人 森健太郎

実は今まで観たことがなかったエクウス、
今日はじめて観てきましたが、観応えある作品でした。
以下一部ネタばれ注意。

圧巻は二幕。
望月龍平さんと田村圭さんの体当たりの演技。
四季で男女全裸の絡み、びっくりしました。
照明でうまく調整はしたはりますが、それでも、びっくりしました。
ただ、いやらしいとかはなくて、ストーリー上、嘘のない感じで
自然に入っていけるんですよね。

全体的にシーンとした場面が多く、一幕は正直3回ほど眠りに落ちたのですが、
起きてもつながっている感じ。客席もシーンとしてるので、客席の背もたれの
ミシっという音さえも響いてしまうのではと気になるくらい静かでした。

ただ、時間の経過が気になるような感じではなく、かといって展開に
ハラハラドキドキという感じでもなく、うまくいえませんが、
一つ一つのシーンを堪能できて、それが全体的につながっていくような感じ。
場面場面での日下武史さんのセリフや望月龍平さんの行動は、
どれもびしびし伝わってくる。特に望月龍平さんは、感情が入り込んで
いく様がすごく伝わってきました。身のこなしも軽い!

そして馬たち、この馬たちの表現がとてもうまい。
蹄をうまくつかったしぐさや、あの冠部、アランやジルになでられてる時の
あの動き。ほんとに馬のようでした。

セットはとてもシンプルなんだけど、時には診療室(?)、時には納屋、っと、
自然に頭の中で転換されていくんですよね。あのてすりが、柵に見えたり、
無機質な壁に見えたり。。不思議です。

かるーく観にいくような作品ではないですが、ちょっと今日はストレートの
演劇にひたってみようかなって思った際には、おすすめの作品と思います。
終わり方も印象的。もう一回観てもいいなと思いました。


07/09/24 エビータ@グリーンホール相模大野

2007年9月24日(月祝) 13:00
劇団四季 エビータ
1階18列45番@グリーンホール相模大野

めっちゃよかった!
特に歌声が素晴らしかった!
エビータ井上智恵さん、ペロン渋谷智也さん、そしてチェ佐野正幸さん
久々に観た井上智恵さん、安定して聴けます。歌声心地よい~♪
このメインキャスト3人の異なる声質が見事に絡み合って、
とっても気持ちいい♪心地よすぎて寝てる人も多かったですけど。

1幕最初で、エビータが帽子を後ろにくるくるって飛ばすシーン、
見事にきまってました。かっちょいー。
そう、今回は美術がいい!のです!素敵です!
舞台上にのっかってる円形ステージには照明が仕込んであったり、
リフトも何パターンか仕込んであって、専用劇場かと思うくらいのセット。

エビータ、実ははじめて観たのですが、私の感想としては
ストーリー云々よりも、とにかく歌声。この歌声だけで満足。
ストーリーは、李香蘭の川島芳子みたいにストーリーテラーの
チェ(佐野正幸さん)が語る形で進行しますが、
そんなにドラマチックな盛り上がりがあるわけではないんだけど、
各シーン各シーンの歌声やハーモニー、コーラスが見事なので
もっとこの幸せな時間を体感してたいっていう感じでした。
ほんとに素晴らしかった。ブラボー!
最後スタンディングしてた人がいたの、うん、気持ちわかる。

マガルディの内田圭さんも、太くて気持ちいい歌声で
楽しませてくれるし、アンサンブルの人達もいいっ!特にコーラス部分、
見事なハーモニーになってて、今回のキャストのCDが欲しいくらい。

あと、一幕で、エビータがペロンの愛人を追い出すシーン、
愛人さん(ミストレス)、そのまま去るのかな、
歌ってほしいなって思ってたら、スポットがじょじょにあたり、
おっ歌いそうな雰囲気、おっおっと思ってたら
めっちゃいい声でした。お名前は久居史子さん。覚えとこ。

音楽や佐野さんの歌い方、声が、
どことなくジーザスクライストスーパースターの芝ユダが思い起こされ、
「~ですか」って口調が耳に入ると、柳瀬ジーザスが思い起こされ、
7月に観たジーザスのインパクトが大きすぎるのか、印象がかぶってしまうのか。。

二幕ラストで、舞台後方の渋谷さん、エビータを見つめる眼が
とっても包んであげる感じで優しい気持ちになれました。素敵なおじさま♪
LKの渋谷スカーの印象はどっかいっちゃいました。

ほぼ全編歌で綴られるので、「歌ばっかりやね」っていってたお客さんもおりましたが
そりゃーあなた、ミュージカルですから。アンサンブルの踊りも結構あるし、
メインキャストの歌、アンサンブルの歌も満喫できて、
最後カーテンコールでは、チェが照明をさっと消すおまけサービスも
ついて、大満足の相模大野プチ遠征でした。

そうそう、今日は劇場に着いたら、1階席と2階席で入り口が違う。
私は2階B席だったんですが、「舞台装置の改変で見切れるようになった
ので1階席に振り替えます」と。ラッキー♪とっても観やすかったです♪

劇団四季さん、キャストを事前公表しないようになっちゃったけど、
せめて当日(できれば前日!)、そして翌日くらいまではその日
誰が何やったかを出して欲しいぞ。


07/09/29 キャッツ@キャッツシアター

2007年9月29日(土) 13:00
劇団四季 キャッツ
2階4列77番@キャッツ・シアター

久々のキャッツ。
初めてキャッツを観るという友達との観劇。
幕前にストーリーは?と聞かれ「猫の紹介」と4文字回答。
で、そこに付け加えて「そっから一匹の猫が選ばれる」と。
うん、まーそんな感じですよね。

なんだけど、やっぱりこのキャッツの魅力は猫の世界に浸れること。
一匹一匹の猫がとても魅力的で、客席下りもたくさんあるので、
猫が身近に感じられて、しかも曲や踊りも楽しいし、ほんと見事。
1981年に作られたとは思えない。。
特に好きなのは2幕。
グロールタイガーの劇中劇、スキンブルシャンクス、ミストフェリーズ、
カーテンコール、この4シーンが観れるだけで幸せ♪
1幕だと、やっぱりタガーのシーンかな。前回観た金森勝さんとは一転、
今日の金森さん観て、金森タガーもいいな!と思いました。
動きはちょっとのんびり型だけど、キャラ的に愛されるタガーみたいな。
最後の高音はめっちゃすごい。他のシーンでも客席下りしたタガーを
いろいろ観てると、いろいろ客にちょっかい出してて面白かったです♪
いきなり後ろからタガーが肩に触ってきたらびっくりしますよね。
あと1幕だとバストファージョーンズ(田島享祐さん)のシーンも好き。
今日はバラを投げた時、欲しがってたっぽい女性に
見事に届き、おぉぉぉとちょっと感動。

ちなみに1幕最後のナンバーの直前ってかなりテンポが遅くなりますよね。
いつもここで少しだけ睡魔に襲われます。

グリドルボーンは遠山さやかさん。雰囲気があっていい!
グロールタイガーとのシーンでは、誘惑の仕方がチャーミング。
声は高音が素敵で、これからもっともっとよくなっていきそう♪

そしてシラバブの南めぐみさん!かわいー!
ここ最近のキャッツ観劇では、過去2回とも彼女のシラバブでしたが、
子猫な感じがとってもいー。
後ろに去っていく時のお尻がとってもキュート。
そしてグロールタイガーの語りのシーンでの
シラパブのしぐさや動きみてると、これまたほんとにかわいー。
(このシーンは舞台上のいろんなところでいろんな猫が小芝居してるので
どこを観ようかとっても迷います)
また、スキンブルシャンクスのシーンで、雄猫の上に
雌猫が乗るシーンで、一番下手側で、タガーの上にシラバブが乗りますが、
最後までタガーがだだこねてますよね。このやりとりもひじょーに微笑ましい(笑)

金子信弛さんのミストフェリーズは、側転時の足の動きがとっても綺麗~。
最後ライトを消す時の表情もくしゃっとした感じで好印象♪

マンカストラップの西門宇翔さんは趙宇さんでしたか。
マンカストラップは、リーダー猫でそれぞれの猫を紹介する時に
まずマンカストラップから入ることが多く注目度が高いので
その分セリフの妙なアクセントはやっぱりちょっと気になる。
「つ」と「す」の発音が普通の日本語の流れとは違ってそこだけ
妙にひっかかって聞こえました。。また、最初にジェリクルキャッツを・・
ってところが「ジェリコーキャッツ」ていう英語っぽい発音に
なっていて少し驚いたんだけどその後はジェリクルキャッツになってましたね。

グリザベラの重水由紀さんのメモリーは、うーん、声にいまいち
はりがない気がして陶酔できませんでしたが、お調子が悪かったのか。。

あと、グロールタイガーの劇中劇に入る前に、「みせようか」で
客席から拍手が起きるの、好きなんですが、あの観客の拍手のタイミングが
今日はちょっとはやすぎな気がしました。リピータさんが多いからとは思うんですが、
あそこは彼が言った後に拍手が起きた方が自然と思うんだけどなぁ。

それにしても、ほんとキャッツは、劇場に入った瞬間から
会場の壁一面ゴミだらけで、猫の世界に浸れていいですね。
開演直後の回転席がぐわんぐわんまわるのも上からみてるとなんか楽しい。

キャッツは今まで何度も観てきたけど、
一番最初に観たのは2000年にロンドン
その時は、すっごくいい席だったんだけど、とにかく大興奮。
ラムタムタガーが私の目の前でいろいろパフォーマンスやってくれて
とっても緊張しつつ感激したのを今でも鮮明に覚えてます。

その後は、2000年の年末に名古屋にマチソワ遠征して四季のキャッツを観て、
八巻大さんのラムタムタガー、福井晶一さんのマンカストラップに魅せられて。。
この時は、ヴィクトリアとジェリーロラムとシラバブが終演後にこんがらがって、
パンフレットの絵と照らし合わせて覚えたりしてましたねぇ。
(メインのシーン以外だと衣装がどれも白系なので)
そして2001年は大阪遠征。この時のメンバーは豪華でした。
グリドルボーン木村花代ちゃんとグロールタイガー渋谷智也さん、
ミストフェリーズの蔡暁強さんにシラパブが中村友里子さん!

でも今日こうしてまた観て、毎回、新しい発見がある気がします。
演じてる役者さんによってもいろいろ細かな部分とかしぐさとか違うし、
とにかくまずは安心して観れる、というのが大きいですね。
ライオンキングとかだと、シンバかナラへの依存度が大きいけれど、
キャッツは、メインキャストがそれぞれの猫!って感じなので
この猫がよかった!って猫が三匹くらいみつかった状態で
今日来てよかった!って感じになります。

やっぱいい作品だな、キャッツは。


07/10/23 ウェストサイド物語@四季劇場秋

2007年10月23日(火) 18:30
劇団四季 ウェストサイド物語
C席2階8列16番@四季劇場 秋

劇団四季のウェストサイド物語は初の観劇。
前に海外の来日版を観たことはあるのですが、
トニーがぼってりした人で衝撃だったのを思い出しました。

さて、今宵のウェストサイド。
設定の年齢よりメインキャストの方達の年齢が倍くらいなのでは
と余計な心配したりしてましたが、実際観終わって、もうそんなこと
全然感じなかったです!!

リフの松島勇気さん、前にミストフェリーズの時に魅せられましたが、
今日のリフも、いやー、きれがある。かっちょいい。そして歌声も素敵♪

そしてベルナルドの加藤敬二さん。細い!線が綺麗!でやっぱりかっちょいい。
そしてなんというか、雰囲気がある!舞台がぱっと引き締まる感じがします。

そしてトニーの鈴木涼太さん!
最初の歌の出だし「く~る~」を聞いた瞬間、いいーっって思っちゃいました。
トニー、すっごく好青年、若い、かっちょいい。

マリアは、笠松はるさん。ユタで小夜ちゃんを好演してた方ですね。
「おやすみ~、夢でまたあおうー」の鈴木涼太さんとのはもりは、
めーちゃーめーちゃー気持ちよかったです。美しかった。
ただ、マリアとして観ると、残念ながらあまり感情移入できず。。。
結構ぽっちゃりしてみえるのも大きいかも。。あとお化粧かなり濃い目ですよね。。
ダンスシーンでは一人腕がだらりーんとしてたりするのが、ちょっと気になったりも
しましたが、歌もまだまだ伸びそうだしこれからが楽しみな方だと思います。

アンサンブルさん達のダンスシーンもみもの。
私的なツボは、中盤、決闘シーンの前と後に、アンサンブルの人たちの
金網の越え方。トゥーッって感じで足をぴーんと揃えて超えるんですが、
あれがすごくみてて気持ちいい。金網、実は下の方、穴開いてて入れるのに
あえて上から乗り越えていくあたりも素敵♪

休憩20分を挟んで、18:30開演で終わったのは21時過ぎ。
今日は2階C席での観劇でしたが、C席はほぼ満席。
でも2階S席は結構空席が目立ってました。やっぱり値段の差?
C席3150円、S席10500円(会員9450円)。
うん、だったらC席で3回観たい。C席、オペラなしでも全然OKです♪

最後に、正直にいいますと
直前までキャスティングされていた木村花代マリア、樋口麻美アニタ、
の(私の中での)ピコマココンビを観れるとかなり楽しみにしていただけに、
劇場入場直後は、かなりへこみました。。
というわけで、このコンビが観れるならもう一度観にいきたいです。

あ、劇団四季のキャスト問題、いろいろあって、今って前日のキャストは
ネットで観れるんですね。これ、数日前くらいまでは観れるようにしてー。


08/05/30 赤毛のアン@自由劇場

2008年5月30日(金) 18:30
劇団四季 赤毛のアン
1階9列5番@自由劇場

久々の劇団四季観劇。
赤毛のアンは、2002年に野村玲子さんで観て以来。
楽しかったー!帰りの足取りがとーっても軽いです♪
(雨でめちゃめちゃ寒い日でしたが・・)

今回のアンは、吉沢梨絵さん。いいっ!めっちゃいい!
高く出される声は、野村玲子さんの声だーって思って聴いてましたが、
私的には時々発声される低めの部分の声が好き!
表情、笑顔、しぐさ、そして瞳!あの半円になる目!たまりませんです。
とにかくしゃべりまくるアン、そのものでした!
そして特に私が気にいってしまったのが、吉沢梨絵さんのダンス。
みてて気持ちいい。足あげ(なんていうんですかね)や足さばきが、
ひゅっとひゅっと実に軽やかで、音が全然しないんです。
ドタドタという音が聞こえないこの無音がまた気持ちいい!
(その他のシーンでもこの演目、ほとんど足音が聞こえないんですよね。
 唯一ドタドタという音が聞こえたのはカーテンコールで
 アンサンブルキャストが集合する時くらい!)

マシューの日下武史さん、味ありまくり!階段後ろ向きとか、
いつもは気になってしまうような長ーい間が、なんか心地いい。
ごにょごにょ口ごもってしまうのとかも楽しい。
ラストのあの一瞬手前の微笑み、印象的です。

そしてマリラ役の木村不時子さん。
ラストの椅子での語りはジーンときてしまいますねぇ。

ギルバートは石井雅登さん。低く甘い歌声♪好青年♪

有賀光一さん、久々に拝見!変わらない!実にさわやか!!!
動き気持ちいい!

そして友人ダイアナ役の五十嵐可絵さん。いいですねー。
アンと本当に仲いい感じでした。酔うシーンがまたお見事っ!
ちなみにダイアナのお母さんは斉藤昭子さん、
夢醒めの老婦人のイメージがこびりついております管理人でございます。

ジョシーの長谷川ゆうりさんもよかった!
学芸会シーンのアメリカンガールのお衣装がお似合いです。

それにしてもこの子供達ががんばって発表している学芸会を
郵便で中断するとは・・・・
この学芸会に来たフィリップス先生とプリシーですが、
そのプリシーを見て私の前に座ってた子供は、お母さんに
「太ったの?」と質問。お母さんちょっと返答に困ってるようでしたが、
そう、これは教育上どうなんだー。

ちなみに私の前の列は子供達多数。反応が素早くて笑うところで笑うので
これはこれで微笑ましいんだけど、子供が笑うと、親が「シーッ!」っと
それを静止してたのですが(別にいいのに)、そのシーッの音の方が気になります。
この演目、子供達にとってはちょっと長いんですかねぇ。
二幕は前の子供さん、少し座席拘束にお疲れのようで、
ごそごそ動いたり半分立ち上がったりしておったのですが、
びっくりしたのは、立ち上がったりするとすかさず劇場スタッフが
親に注意しにきたこと。す、すばやい。

p.s. チラシにある赤毛のアンの吉沢梨絵さんのお写真は
せーっかくの魅力が私にはあーんまり伝わってこないのです。
笑顔やダンスシーンなど、印象的なシーンをみせてくれればなぁと。。
そーしたら情景が目に浮かびまた観にいきたくなるのに・・・と。


08/11/11 劇団四季キャッツ@キャッツシアター

2008年11月11日(火) 13:30
キャッツ
1階11列37番@キャッツシアター

11月11日。
25年周年の日!
観てきましたー!!!!!!

キャッツシアターに到着、入り口入ると、
なんかいつもと熱気が違う感じ。
こういう記念日の公演って私初めてかもです。
自然とワクワク感が高まります。
ロビーもごったがえし、記念ケーキやら
壁にかけられた猫の写真を眺めながら、
私も25周年記念日にひたってきました。

開演前のあの静寂。すごい静寂でした。気持ちいい静寂。
満席。見渡したところ空きが一席もない満席。
この会場から起こる拍手、気持ちいいー!

そしていざ開演。
やっぱりね、出だしってすっごく大切だなーと
改めて思いました。だってこのキャッツのオープニング、
もう気持ちの高騰ぶりといったら、何度観ても心臓が高ぶる
のがわかります。さらに猫が近くまでくるわけですからね。
ジェリクルソングからネーミングオブキャッツ。
上から靴がどーんとおちてきて一瞬の静寂のあと
また気持ちがどーんとヒートアップ。うーん、うまい。

私、キャッツは1幕も2幕も最初が好きなんですよね。
1幕はジェニエニドッツからタガーまで、
2幕はガス→グロールタイガー→スキンブルシャンクスが大好き。
ミストフェリーズも好きだけどここはもう私の中では余韻。
バイバイグリザベラは余韻の余韻。
最後の猫のごあいさつは余韻の余韻の余韻。
そのあとの握手、カテコは余韻の余韻の余韻の余韻。
なので終わった後すごく満たされた気持ちで帰れます。

今日はさらに、特別カテコ!
これが感動的でございました。
後ろに白い布がどばっとあらわれて、そこに映像が投影
されるんですが、この映像がまた鮮明でびっくり。
25年前からのキャッツの歴史が映像で語られるのです。鳥肌ものでした。
阪神タイガース優勝の年に大阪で公演してたんですね!
私はあの時はキャッツの存在も知らなかった小学生でしたが、
あの時キャッツをもし観にいってたらその後の人生に影響したかも
などと思いながら映像を観てました。
品川キャッツの時はゆりかもめからキャッツシアターを見た記憶があるんですが、
これもあの時観てたらまたその後の人生変わったかもなぁと。
ちなみに私がキャッツを初めて観たのは2000年にLONDONで、
帰国後、四季のキャッツを観てみたくなり、名古屋まで
キャッツを観にいきました(夜観て泊まって昼観て帰ってきました。ソワマチ?)

本編では、南シラバブのかわいらしさは健在ですねっ。
そしてカーテンコールの猫のアクションがダイナミックなこと!
動きが大きい!みてて気持ちいいです。

ちなみに私が大好きな猫3匹。
ヴィクトリア、ジェリーロラム、シラバブ。
最初に名古屋でキャッツ観た時、こんがらがった三匹です。
三匹とも、色白いし、綺麗ですしね。今は区別つきますが、
はじめてみたらこの三匹はほんと混乱すると思うんですよね。
私の中でのイメージは、
シラバブは10代のかわいい娘さん、
ヴィクトリアは20代の綺麗なお嬢様、
ジェリーロラムは30代の素敵なOLさん
って感じです。
それぞれによさがありますよねー。
さらにいうと
ジェニエニドッツは40代の元気なおばちゃん、
グリザベラは50代のスナックのママさん、
タントミールは我が道を行く年齢不詳のお姉さん
といったところでしょうか。

キャッツは、ミュージカル見たことない人を連れて行くと、
特に子供とかにはほんとにいいと思うんですよね。楽しいし。
握手できちゃうわけですし。
今日はランペルティーザの握手席でした。
横のブロックにミストフェリーズがきていて、
握った手を話さなかったりしていて、みてて面白かったです。

ここまでキャスト(猫)とじーっと目あわせられる演目ってのも
ほんと珍しいですよね。

キャッツシアター、終わるまでにもう一度観ときたいな。
花代ちゃんグリドルボーンもう一度観たいなぁ。。。



09/01/23 劇団四季 アルデールまたは聖女@自由劇場

2009年1月23日(金) 18:30
アルデールと聖女
A席1階15列18番@劇団四季自由劇場

今から55年前に劇団四季が旗揚げ公演として上演した演目。
そんなに昔の演目ということは、結構古くさい感じなのかなと
思ったりしていたんですが、これ、55年前、1954年に
上演したというのってすごいかも・・・と思いました。
今日観てた感じも、なんというか、その55年前の公演を
まさに観てるような(当時知らないですけどね)、そんな
風にも思えて、浸ることができました(昔くささがいい感じで出てた!)。

最初は独特の発生法になじむまでに少し時間がかかりますが、
そんな1幕は40分で終了。休憩後の二幕は、登場人物間の人間関係が
いろいろでてきて、最後の幕切れは、あぁぁぁぁ。

チラシの裏にも書いてありましたが、結構笑えるところがあったり、
動きも面白かったりするのですが、語られるセリフには今の時代にも
通じるような、ふと考えさせられるセリフも入っていて、
なかなかいい演目じゃないですか!

伯爵(味方隆司さん)- 伯爵夫人(野村玲子さん)-男爵(栗原英雄さん)
の三人の関係と動きとセリフ、見所です。

私的には木村花代さんが出演されていたのが嬉しい誤算(チラシには名前なかったので)。
笑うことのない役でしたが、久々に木村花代さんがみれて嬉しかったです♪

事前に配役表みると、あぁ、アルデールって出てこないんだなぁとか思っちゃいますよね。
なので、いくらドアをコンコンしても、でこないんだよなぁって思ってしまう。

間はかなりゆったりめ。
レオンっレオンっの斉藤昭子さんが登場してから最後に一気に動きますね。
将軍(志村要さん)が下女(団こと葉さん)の体をさわるのが
かなり遠慮がちなのも、当時の社会情勢などを考えての演出(!?)だったりするのでしょうか。
あと、田邊真也さんと木村花代さんのキスシーンがやたら木村さんの体がそってたのも、
当時の頃の演出と同じということなんでしょうかね。

あ、気になったのはマイク。
ステージの中央ちょっと左側の位置にたってしゃべられている時の
聞こえ方がとっても変な感じ。これ、ステージで音拾ってるんですかね。
まさかこの聞こえ方まで当時を再現!?

ちなみにこの旗揚げ公演の時のメンバーってどういうメンバーだったのでしょう。
なんとなく気になりました。その時のメンバー名知りたいなぁ。。


09/01/27 劇団四季 ライオンキング@四季劇場春

2009年1月27日(火) 18:30
劇団四季 ライオンキング
1階O列28番@四季劇場春

久々の四季劇場春でしたが、見やすい!
今回O列センターブロック端での観劇でしたが、
持って行ったオペラグラス、一回も使わずでした。

さて久々のライオンキング。
大満喫!!
今でもシャドウランドが頭の中をぐるぐるぐるぐる♪

ライオンキングは、日本ほか、イギリス、アメリカでも
観劇していて、数えたところこれで11回目なのですが、
雌ライオンのダンスは、全体的な統率感や風情や動きがそろっていて、
(たまたま海外でみた時の雌ライオン達が主張的だったのかもしれませんが)、
四季の雌ライオン達が大好きであります。
今日も雌ライオン達のダンス・動き、よかったです♪
あのマントのような布を効果的に使いますよね。
体をくねくねとくねらせた動きも好きです。

前回観劇時から、お?という演出の変化もぽこぽこありました。
ティモンとプンヴァのやりとり、スカーの行動、背景美術も?
前回観劇から結構間があいてるので、私の記憶違いかもしれませんが。

今日は印象に残るキャストも多数!
一番はシェンジ(雌ハイエナ)の高島田薫さん。
声の通り、歌声、動き、そして、セリフの間とトーンが最高です。
すばらしい。。。。意識的にあけられてるであろうあの”間”が素敵!

ティモン(藤川和彦さん)とプンヴァ(福島武臣さん)、いいコンビでした♪
スカーの渋谷智也さん、渋い
お父さんライオンムファサは劉昌明さん。威厳ある感じで深い声も素敵。
ナラ(田村圭さん)は登場の時の立ち姿や、
手がだらんとしてたのが気になったんですがシャドウランドは鳥肌。
シンバの飯村和也さん、身体能力が高い!勢いを感じます。

ただ、アンサンブルの中に、ちょっと調和がずれて感じられてしまったのが残念。
そして、2幕で私が大好きな”ほたる”のシーン。あそこはうっとりするように飛んでほしいです。

ハイエナダンスは楽しかった-。お一人背がぐんっと大きい方はどなたでしょう。

今回は、ライオンキング初めてという友人を連れて行ったのですが、
1階通路側席で、冒頭のサークルオブライフの客席登場シーンで驚き、
ハイエナの客席登場シーンでハイエナに突然振り向かれてすごく驚いてました。
いや、ほんとよくできてる作品と思います。またリピートしたいです。


09/05/23 劇団四季春のめざめ@自由劇場

2009年5月23日(土) 13:00
劇団四季 春のめざめ
四季自由劇場

ブロードウェイで観てとっても興奮した SPRING AWAKENING。
楽しみにしていた四季による日本公演、観てきました♪

天井がどーんと高いステージ、
そのステージを取り囲む絵画、
シーンごとに照明にポっと照らされていきます。
このセットはとても雰囲気が好き。

オリジナルのCDをずーっと聴いていたので、
”ブラーブラーブラー”が”ギャーギャーギャー”になったのには
ちょっと抵抗があったのですが、
楽曲の持つパワーがすごく伝わってきました。
懐からの心のマイク取り出しパフォーマンスや
(ちょっと出しにくそうだったけど)、
飛んだり跳ねたりといったアクションなどなど、
重いテーマや暗いシーンを跳ね飛ばしてしまうほどの
パワーを感じますよ。

メルヒオールの柿澤勇人さんがとてもいい♪かっこいいー。
厂原時也さんモリッツは、私の頭の中にあったイメージと違ったんですが
逆に新鮮なモリッツでした!
そしてゲオルグの白瀬英典さんの歌声がすんばらしい!
ライオンキングのシンバ全開のような歌声の気持ちよさ♪必聴です。

そして、いろいろ言われている一幕の某シーンより、
二幕のハンシェン(南晶人さん)の某濃厚シーンが
私にはとても衝撃でした。

いろんなキャストで観てみたい作品です♪


10/06/30 サウンド・オブ・ミュージック@四季劇場秋

2010年6月30日(水) 13:30
劇団四季 サウンド・オブ・ミュージック
@四季劇場秋

芝清道トラップと井上智恵マリアのデュエットダンスが
とーっても素敵でした♪
コンクールシーンでの芝パパ、歌うますぎです!

子供達の”さよなら、ごきげんよう”のポッポーの振り付けも楽しい!
まるまるとしたシスターマルガレッタ矢野侑子さんの
声・動き・表情も気持ちよかった!
(カーテンコール、ずーっと笑顔で笑ってはりました(笑)

修道院長(秋山知子さん)の歌声も気持ちいい。
私のお気に入り(My Favorite Things)、
この曲大好き!(でもこの曲の邦題は好きじゃない)

子役は7人。
いやー7人も育てるのって大変なんだろうなーという
余計な心配しながら観てました(笑
私が家庭教師としてあの家にいったら、
最初7人の名前が覚えられないです。

子役も7人いればいろんな子役がいますが、
一人とか二人とかだったら結構子役の演技も気になるのですが
7人いると、全体としてのバランスみたいな感じになるし、
また各子役にスポットがあたる場面はそんなにないので、
子役7名をひとまとめとして楽しめました。

1階席はほぼ満席。
帰りに劇場出る際、観劇した子供達は
思い思いに歌いまくってました。
こういう影響はみてて気持ちいい!

さくさくと展開して全体的にテンポ感がよく、
セットの出来やセットの動きも気持ちいいです♪

予想以上によかった!




10/12/25 サウンドオブミュージック@四季劇場秋

2010年12月25日(土)13:00
サウンド・オブ・ミュージック
@四季劇場秋

土居裕子マリア最高です!
歌声はもちろん表情や声、
仕草まで全部好き‼

マリア先生と一緒に踊るクルトになりたい。。
面白くて楽しくてわかりやすくて、
マリアが子供達の事を大佐に伝える場面で涙。
佐和修道院長の歌声にも鳥肌。いいっ!

そして、カーテンコールがクリスマスバージョン!
子供たちに羽が!
シスターののりが気持ちいいっ!
満足度が非常に高いサウンドオブミュージックでした♪

土居マリア最高!メリークリスマス!

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