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07/07/31 宝塚雪組エリザベート@東京宝塚劇場

2007年7月31日(火) 18:30
宝塚歌劇団雪組 エリザベート - 愛と死の輪舞 -
1階18列16番@東京宝塚劇場

アンサンブルさん達の動きが楽しい~!群舞最高~♪
最初オープニングの、あの白い衣装で白い仮面かぶった
娘役さん達の動き、白がとっても映えて、美しい!
多少動きや高さがばらばらなのも、なんかいい。

そして東宝版でも好きだった女官の方達の動き、
宝塚版では、女官が3人一組になって歌うシーンが
多いんですが、この3人一組っていい!
(大好きなジーザスのソウルガールズも3人一組!)
女官がかかとをあげたりさげたり、両手を
握って前に出したりひっこめたり、この動き好きなんですよね~。

ただ、東宝版では大好きな1幕ミルクのシーン、宝塚版では
あまりダンスはないんですね。このミルクの曲は、
両手で容器をばしっとたたく東宝版がとても好きです(あの叩く音が好き)。
でもミルクの最後、銀橋にみなさんがずらっと並ぶ!
これはすごい、前方席で観たら圧巻だろうなー!

そしてハンガリーのシーンでの、あのアンサンブルの踊り!
1幕と2幕、2回あったでしょうか。
一斉に、頭ひっこめて両手広げる動き、あれ大好き~!
1幕は、黒天使さん達も一緒にやってて、あやつってるようでもあり、
ちょっとかわいくもありました。
ちなみにこの黒天使さん達(東宝でいうトートダンサー)、
オペラグラスとかでみると、お一人お一人結構個性があって、みてると楽しいです。

っと、以上のように、今日は宝塚エリザベーと初観劇
だったにも関わらず、比較的メインキャスト以外を
中心に楽しんでたような気がします。

そのメインキャストさんですが、トートの水夏希さん、
ふっと笑われるお顔がとても印象的。
二幕で「死は逃げ場所ではない!」の後の上手から
銀橋にいたるシーン、かっちょよかった。
そしてお芝居が終わった後の、フィナーレ前半でのあのダンス!
とても幸せそうなダンスで、非常に軽やかなステップ。
左手にほどこされた模様も印象的で、
その手や指の動きやしなやかさが、これまた美しかったです。

エリザベートの白羽ゆりさん、星組の愛するには短すぎる観劇の時とは
全然違う印象で驚きました。星組公演の時は声いいなって思ってたんですが
今日は前半は、あれ?って感じだったのですが、
最後ルキーニに殺された後の歌はとっても素敵♪ 
そして、衣装ですっごく変わらはりますね。
1幕最後のエリザベートの白い衣装は登場の瞬間目を奪われました。
精神病院訪問の時のあの衣装も素敵!!
また、1幕で自殺未遂シーンの後の、あのカーテン開けてからの、
夜になってトートがふっとあらわれてっていうシーン、すっごく素敵!!
これは素晴らしい演出だ。もう一度観たい。。あまりにも綺麗で
トートがいつあらわれたかわかりませんでした。

この自殺未遂シーンの直前の間ですが、音楽もないシーンとした
時間が結構長く続いて、客席もシーンとして張り詰めてる空気が漂って。。
こういう静かなシーンで客席も静まり返ってると、あぁマナーいいって
素晴らしいことだなーって思ったりします。
(このシーンではなかったですが、飴の袋びりびりしてる方は
 結構いらっしゃいました。かなり遠くの包み紙の音も聞こえました。気をつけよう!)

あと、これは東宝版でもそうなんですが、結婚式のシーンで、
エリザベートが「はいっ」って言うシーンで、「はいっはいっはいっ」ってコダマしますよね。
あの時、つい、はいって一緒にいいそうになってしまいます(もちろん絶対声に出しませんが)。

ルキーニの音月桂さんもいいですねー。
二幕最初、ルンルンって入ってくるルキーニはとても新鮮でした。
その後のアドリブっぽいセリフも面白い♪カフェのエプロンシーンも似合ってるし、
舞台上手や下手で壁にもたれかけている時の表情や目線みてても、入り込んでて面白いです。
ルドルフの凰稀かなめさんは、背高いですね~。

あと、終わった後聞いてびっくりしたのが、
マダムヴォルフやってた方(晴華みどりさん)がエトワールの方と一緒だとは!
これはいわれないとわからなかったです!

曲はフィナーレも全編エリザベート、ひたれます♪
お芝居の後こうしてエリザベートのいろんな編曲(タンゴ版とかも!)
を聞きながら、美しいダンスを観れるってとっても幸せです。
ロケットやフォーメーションみたいなのもすっごく綺麗で
気持ちいい!(でもあのロケットの衣装はなんかあまり好きじゃないです)。

東宝版を何度か、そしてウィーンに2回も行って観てきましたが、
そんなに細部まで覚えているわけではない私ですが、いろいろ
歌い始まるタイミングの違いによる新鮮さ、表現のわかりやすさ、
少しエロティックなシーンの見せ方や表現の違い(それにしても宅配って...)、
最後の終わり方など、とっても新鮮に観れました。
エリザベートはほんとにいい演目ですね。オケの楽器の使い方も印象的で、
一つ一つはよく覚えてないのですが、二幕最初のシーンで旋律を
フルートで吹いたりするのは、おぉぉぉっと思ったり。

思うにですね、東宝版って私はストーリーや役柄に入り込んで観劇する
感じだったんですが、宝塚版は、なんというかエンターテイメントな感じで、
衣装やダンス、表現、表情、目線などを観客として楽しんで観てる感じでした。
なので、リピートしてもっといろんな視点から観てみたくなります。
といっても、チケットはかなり入手困難状態なので、今回の公演は
もう難しいので、次回どこかの組で上演されたら是非また行きたいです。

今これを書きながらも、ずーっと頭の中で曲が流れてます♪

グランデアモーレ!!!

あ、舞台写真がこちらにいくつかありました。これ、もっと掲載してほしい~。


皆様からのコメント



細部に渡る、詳細報告に感謝感激です。
エリザベートは好きな作品なんですが、
今回は1度だけしか観れませんでした。
しかも、見落としが多くて。。。
リピートして、色んな角度で観てみたい
作品です。

宝塚はフィナーレも素敵ですよね。
一瞬で夢の世界を作ってしまうとこに
いつも感激します。



noriさんコメントありがとうございます!
そう、ほんっとにフィナーレ素敵でした!

"一瞬で夢の世界を作ってしまうとこ"
そう、そうなんですよね。すごいことですよね。
オープニングからもう夢の世界にズドーンと
入っていきますよね。私も、あの最初のトップさんの
ご挨拶の時点で気持ちは夢の世界です♪



2009年の1月に星組で再度公演が決定したみたいですよ、サヨナラ公演みたいですが…



な、なんと、2009年1月まで決まってるんですか。
しかもサヨナラ公演!?

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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