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08/03/21 きみがいた時間 ぼくのいく時間@サンシャイン劇場

2008年3月21日(金) 19:00
キャラメルボックス
きみがいた時間 ぼくのいく時間
1階23列8番@サンシャイン劇場

愛。

愛する人を助けたい、
そのために全てを捨てて39年間待ち続けられるか。。
39年間ですよ39年間。。。

スパイラルが1年、いやせめて5年くらいだったらよかったのに。。
と思ったりもしたけど、そうすると、その後ほぼ同年齢の秋沢里志自体が
二人存在することになってしまう。。ううむ。だから39年位がいいのだろうか。

というようなことを考えながら劇場を後にする私でございましたが、
とってもいい芝居でした!
上川隆也さん、私の中ではまじめキャラな印象だったのですが
この舞台、特に前半では、はじけた感じの演技や
個性的なダンスみせてくれたり、オーバーリアクション連発だったりで、
上川隆也さんってこんな役者さんだーと思うシーンの連続です♪楽しい。
でありながら、後半では、魅せられました。
若い里志と老いた里志、舞台上に二人同時に存在するような印象なのです。
上川隆也さんの見所満載って感じです。

タイムマシンあり、ダンスあり、笑い少々、涙ぽろぽろ、アドリブも(笑)、
音楽もいい、雰囲気がいい!

1幕のいろんなキャストさん達のオーバーリアクションは、
全部その後の展開につながっていくんですねぇ。
ストーリーテラーの妹役の岡内美喜子さんのつっこみがまたいい。
より脳裏に刻まれて、あとにつながっていくんですよね。

今回、キャラメルボックス公演史上はじめて休憩(15分)があるとのこと。
なんと!その休憩時間に、新聞を売ってるのです。1幕の概要をまとめた
という新聞。これが100円。はい、買いました。いいですこれ。
幕間に前半の復習ができて、暇つぶしにもってこい!
リピーターとしては、これが毎回変わったりしたらなお楽しいでしょうね!

そして2幕。2幕後半は、泣けます。。
会場入り口に積んであるポケットティッシュは受け取っておきましょう。

私は最後の最後のあの瞬間が好き。ほんとにそうなったかに見えました。

岡田達也さん、先日手話の舞台ですごく印象に
残る演技をされていたのですが、
今日も柿沼浩二を好演。マックブックとホテルの交渉シーンは迫真の演技でした。
確かに里志にしてみればホテルをつぶしてしまうので排除したい。
でも浩二にとってみれば、そこまで育ってきた環境を考えると、
あそこでホテルも純子も一度になくしたに近いわけで。。おぅぅ。
あぁマックブックがー。

ヒロイン紘未役の西山繭子さん、不思議な魅力の雰囲気を持った方ですね。
この舞台、上川隆也さんがいろんなシーンで発する「ひろみ」という言葉に
ほんと気持ちが入っていて。。あぁ。。。出産、入学式、そして。。あぁ。。

また、よき理解者である純子(坂口理恵さん)。
ラストで台詞であぁは言ったはりましたが、うーん。。。。やっぱりちょっと切ない。

余談。上川隆也さんの台詞にあった、かぼちゃの語源、はじめて知りました。

今日は最後列でしたが、オペラグラスなしでもぜんぜん表情がわかります。
ただ、座席が前後かなりつまってる感じなので、一度入ると
とっても出にくいですね。

2時間半(カテコが10分くらいあるので合計2時間40分くらい)
の舞台でしたが、もっともっと長くいたように感じました(いい意味で)。

チケットもパンフついて6300円。おすすめ!

p.s. 開演前にこれでもかというくらいの携帯切ってねアナウンス(笑)
 その効果で上演中、携帯・バイブ、一回も聞こえず。すばらしい。


皆様からのコメント



管理人さん!
私もこの舞台見ました。
上川さんのお芝居を生で見るのは初めてでしたが、期待通りの好演でした。
ストーリーもSFタイムトラベルモノですが、テーマが相手を思いやる愛情という普遍的なものでしたので、奇想天外な絵空事というより心にストンと落ちてくるものでした。
私も純子さんの存在は切なかったです(涙)。

キャラメルボックスの公演自体初めてでしたが、劇場に入ったときの活気や管理人さんも書いていらっしゃるような幕間の新聞など劇団としてのサービス精神に溢れる空間でしたね。



4月1日見てきました。
キャラメルボックスを見るのはこの舞台が初めてです。
期待して見に行きました。
一幕の初めのダンスの感想は人それぞれですね。私的にはもう少しかな、でした。
が、徐々におもしろくなり、途中で最後の落ちに気づき感動して終わりました。
伏線の引き方がいいですね。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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