08/06/09 コクーン夏祭浪花鑑 ゲネプロレポ@シアターコクーン
2008年6月9日(月) 15:00
コクーン歌舞伎
コクーン夏祭浪花鑑 ゲネプロ
@シアターコクーン
この演目、実は私が初めてコクーン歌舞伎を観た演目なんですよね。
それから5年。あの時の興奮再びです。
1幕は、比較的静かな展開。
中村七之助さんが綺麗です。今回もコクーン一階中ほどの通路を通りまくり
ですが、その通路通る際、背が高い!(でもあんまり出番ない)
ちなみに、下手平場の途中を役者さんが通ったりします。
上手、下手とも平場通路際のお客さんはめっちゃ見ごたえありそう!
(だけど平場はちょっと腰痛そう・・と思って私は椅子席でみてました)
1幕開演前に、前方席の客いじりがありましたが、おそらくヨーロッパ公演
から帰ってきたばかりとあってそれがらみのネタだったと思うんですが
これは本公演でも毎日あるのかな。
2幕は、怒涛の立ち廻り。この立ち廻り、公演日程がたつに
つれてどんどん進化していきそう。そしてあのラスト。
おおおおお、きたきた!このシーン、あのステージ後方からもみてみたいな~。
ちなみに2幕の中村勘三郎さんと中村勘太郎さんの二人の立ち廻り、見事!気持ちいい~。
コクーン歌舞伎って歌舞伎導入編という意味でも、おすすめです。
ストーリーを追うというより、各シーンをだいたいおおざっぱに把握しておいて
(例えばあぁ袖を交換したんだなとか、彼が悪者っぽいなとか)、
あとは見えをきった顔や、走り去る走り方、立ち廻り、演出、美術などなど
各シーンの見せ場をどんどん楽しむといいんじゃないかなぁと思います。
中村勘三郎さんは、元気いっぱい!あの独特のお口元好きです。
中村橋之助さんが素敵でした。かっこいい♪
そして笹野高史さんは、元気でいじわるな親父さんでした(笑。
最後あれどうなってるんだろう・・・
ロビーに置いてあった食い倒れ人形は、どうやら本物っぽい
みたいですが、公演期間中ずっといらっしゃるのかしらん。