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08/08/27 音楽座ミュージカル七つの人形の恋物語@赤坂ACTシアター

2008年8月27日(水) 14:00
音楽座ミュージカル
七つの人形の恋物語
2階B列40番@赤坂ACTシアター


↑ ♪マークをクリックすると美しいあの曲が聴けます♪
本レポ最後にゲネの動画映像をUPしてます♪
いいっ! 2回目みて、はまった! 特に二幕がよかったー。 ゲネから演出もセリフ(歌詞も!?)も追加削除変更含めて 結構変わったのではないでしょうか。 ラストは、すーっと心に落ちてきて、 なんというか、こう水面から浮上した気分になりました。

まずは、ゲネレポでも書きましたが、
曲はほんとにもーまー素晴らしいっ♪
私の頭の中で再生スイッチが入ったままです。
こればかりは止めようがありません。
今流れてるのは、うーん、これどのシーンだろう、ムーシュが歌ってます(笑)
タララーン(↑)、タララーン(↓)、タララーーーーン、ターターター(↑)・・・って曲。
三重奏シーンでしたでしょうか。二幕でもでてきますよね。
また、一幕冒頭のダンスシーンの曲や二幕ジプシーシーンの曲もかっちょいい!
これ、CDにならないかなー。
安中淳也さんと宮崎祥子さんのデュエット、
この二人の包み込むような声質のハーモニーは絶品です!
二人の出会いシーンもいいんですよね。
ムーシュの、うぁああああっ、とか、え?とかいう反応も大好きです。

次に、ダンス!
最初のアンサンブルダンスシーンからして曲とダンスが気持ちいい。
黒いダンサーさん達は、動きがとーてーもー綺麗。
手の動き、倒れ方起き上がり方、もうぼーっと見惚れてしまいます。
そして宮崎祥子さんと安中淳也さんのデュエットダンス、
中でもお気に入りは冒頭ダンスと二幕のジプシーのシーン!!
冒頭のダンスは振付最高~。
ジプシーシーンは、曲は舞台全体の曲調を保ったままでのジプシー調がすごく素敵で、
もう振り付けはかっこいいし、ダンスは気持ちいいし、
めちゃめちゃお気に入りになりました♪

今日は2階席から観たのですが、
ダンスシーンの全体が見渡せて、より印象に残ったというのもあるような気がします。
また、2階席からだと、オーケストラピットがよく見えるのです。
指揮者の方が振りながらシンセを演奏されてるんですが、
この手の動きがまた見えるのがいいんですよね。
あーこの素敵なメロディーを今あそこで奏でてるーと。
さらに、二幕のジプシーシーンでは、パーカッションとヴァイオリンの方が
ステージ上で演奏してるのですが、その方達が戻ってくるのもばっちり見えて、
かといって気分が現実に引き戻されるかというとそういうことは全然ないんですよね。

また、ステージ床面が少し鏡っぽくなっていて、
セットが舞台面に投影されるんですね。
なので最初のムーシュとにんじんさん(吉田朋弘さん)の出会いのシーンで、
にんじんさんがセットからジャンプして降りてくる際、
うぉっそんな高いところからジャンプ?と思ってしまったくらいでした。
この鏡効果は、なんというか、水面というか、透明感というか、
そういうのもあるなーと2階席でみて感じましたです。

理解力ある人とか、原作読んでる人だったら一回ですっと入ってくるかもですが、
私は2回目みて、1回目よりいろいろ感じ入ってきました。
でも今日は、ミュージカル初観劇という子と一緒に観にいったのですが、
すごく感動して興奮して、ある程度内容を把握できたといっていましたし、
演出変更などでわかりやすくなっているような気もします。

シラノドベルジュラックとロクサーヌ、ミシェルとムーシュと人形、
レイナルドとアリファンファロン、ミシェルと父親、
にんじんとジジ、そういった関係が、最後にすーっとつながる感じです。
ラストは、お、一座の名前が・・・
ということはミシェルは・・
そして、おっ、この娘は・・・
ということは、ムーシュはバロットと・・・
なのかなーと勝手に想像して楽しんでます。

広田さん二役、今日は混乱しなかったです。
(一緒に観てた子は同じ役者さんだと最後まで気づかなかったらしい)
逆に、同じ人が演じてるからこそ、ぐさっと胸が痛いシーンもあります。

歌は、一幕の三重奏(広田勇二さん、藤田将範さん、宮崎祥子さん)
やっぱりいいっ♪
特にムーシュ(宮崎祥子さん)が歌い始めるりんごはーっところが好き!

人形の中では、藤田将範さんのデュクロ博士が最高~。
ジジ(野田久美子さん)に、うっとおしいんだけど、
と言われた後のずっこけもパワーアップ!してました(笑)

カーテンコールの人形達の挨拶も素敵です。
最初開演前にロビーにかざってある人形みると、
ちょっとこわいかもって思うかもしれませんが、
このカーテンコールではかなりこの人形達に愛着出てきますよ。
終演後は、役者さん達がロビーに出てきてくれることもあり、
かーなーりーロビーがごったがえすので、人形との記念撮影は
開演前がおすすめかと思います。

入り口で無料でプログラムが配られるんですが、
このプログラムのボリューム、質がすごいのです。
キャスト紹介はもちろん、歌詞、稽古場写真なども豊富!
少しはやめに劇場にいって客席でプログラムじっくり読むのもいいですよ♪

公演は8月31日(日)まで。赤坂ACTシアターにて。
当日券は開演1時間前から販売してるようです。




ゲネプロの映像をUPしました!




参考:映像の流れ&管理人の一言コメント
→冒頭のアンサンブルシーン(らららーらーの振付大好き!踊りだそう!)
→心地よい三重奏の部分(りんごはー♪)
→キャプテンコックとムーシュ(あなたの本当の名前は・・)
→キャプテンコックと七つの人形(後ろの人形の動きに注目)
→人形達&ボスケ(人形達のメドレー。最後はボスケ!)
→ロクサーヌー!(劇中劇シラノドベルジュラック。下手側の手に注目。おらですよぉぉ-)
→ムーシュとバロットとの出会い(蝿よ。ぶんぶん飛んでる蝿)
→ジプシー(最初一緒に踊ろうといわれた時のムーシュ首くにゅっがかわいぃー)
→後半の1シーン(ラストシーンじゃないよ。さぁこのあとどうなるか!)


(映像撮影・編集 by おけぴスタッフ吉田)


皆様からのコメント



私は8月23日の初日に観劇しました。
FCに入っているので、終演後パーティーがあり、少々疑問に思っていた点などキャストに直接伺いました。
私はゲネには行かなかったのですが、キャプテン・コックが前日とは急遽変更になり生還になったとパーティーでの話でした。
ただ、私は死んだ方が良かったと思っています。なぜなら、寂しさと愛を隠しながら自虐的とも言える暴力的な行動をとるキャプテン・クックの本当の意を継ぎ、純粋な魂を持ったムーシュによって愛に溢れた人形たちとムーシュの劇団が再生されていくと言う方が理解しやすいと思いました。

全体的に流れるような音楽がとても心地よかったです。
シンセサイザーが非常に効果的でしたね。

私は、ムーシュを陵辱する場面のダンスに圧倒されました。あのダンスによって全てを表現していますが、あの表現力溢れる振り付けが本当に素晴らしいと思いました。
黒いダンサーの中で2人が男性です。びっくりでした。そう言えば「リトルプリンス」でも男性がドレス姿で踊っていましたね。

TBSの社長も挨拶で言っていましたが、難解な部分もありますので、何度か観るとまた違った感想になるかと思います。

公演は首都圏でも赤坂アクトシアター以外でも9月27、28日(土、日)に相模大野グリーンホールにて上演されます。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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