09/03/10 劇団四季 春のめざめ製作発表レポ
2009年3月10日(火) 15:00
劇団四季 春のめざめ 製作発表レポ
@ホテルニューオータニ
原題 SPRING AWAKENING、
邦題 春のめざめ の製作発表にいってきました。
この作品、一昨年ブロードウェイで観劇して
大興奮した演目なので、今回劇団四季がどのように
これを上演するのか非常にワクワクしています。
ブロードウェイに一昨年行った際、そこまで期待してなかったんですが
見終わった後の衝撃はすごかったんですよね→レポはこちら
渡米前にCDも聴いていたんですが、観劇前には曲聴いても何も感じなかったのに、
観劇後に聴き直したらこれがはまるはまる。。。
歌のシーンも、その時の心情をマイクを握りしめて一曲一曲ロック調に
歌いきる感じなんですが、このパワーがすごいのでございます。
卑猥な感じというよりは、演じてる若者自身から
強烈なメッセージがストレートに伝わってくる感じなんですよね。
今回の作品、性に目覚めていく少年少女達のストレートな描写が
多く表現されていることもあり
劇団四季の内部でも意見はいろいろとわかれたようですが、
この作品の持つ普遍的なテーマは劇団四季がとりあげるべきであるということで
上演を決意されたとのこと。
私的な興味は、この作品をやるなら、ぜひとも若い役者の方達に
やってほしいなという点と、小さめな劇場でやってほしいという点でした。
で今日配られた披露キャストを観ると、皆さん生年月日が
掲載されていて、もっとも若い方で19歳。上でも25歳。
おおおお。いいかも。
(撮影:横井克裕 )
今日は
MAMA WHO BORE ME
と
THE BITCH OF LIVING
の二曲披露されました。
(四季のHPから動画を見れます)
まだちょこっと堅い感じではありましたが、
若い方達なのでこれからぐいぐいとパワーアップしていく予感あり!
また、ここにあの髪型、そして衣装、セットが加わると、
雰囲気がらっと変わると思います。
この二曲、先ほども書いたのですが、観劇前に
聴くのと、観劇後に聴いたのでは全然印象が違います。
はやく観たくなりました!
今回上演される劇場は、四季の自由劇場。
この劇場は客席数約500。うん、この位がMAXかなと。
この作品が果たして日本の観客にどう伝わるか。
劇団四季としては、高校生が親と一緒に観に来て会話のきっかけになったり
幅広い層に観に来て欲しいとおっしゃっていましたが、
若い層にも観て欲しいし、この若者達から発せられるメッセージを
ぜひ大人の方達にも観て受け止めて欲しい、という制作陣の熱い思いも伝わってきました。
(撮影:横井克裕 )
オリジナルの演出を尊重し、英語の正直なニュアンスを大事に
訳されたということで、あの歌が日本語になったらどうなるのか、
かなり興味津々。Totally Fucked のブラーブラーブラーブラブラブラ~
はそのままになるのかなぁ。。。
あと、キャストも、一人で複数役を演じる Adult Women, Adult Men
がどなたになるのかも興味あるところです。
公演は5月2日(土)より、四季自由劇場にて
3月14日の一般発売を前にはやくもチケットの半分以上が売れて
上演延長が決定したとのこと。
(撮影:横井克裕 )
最後に今日の製作発表のミュージカルナンバー披露メンバーと
その他の出演候補メンバーをご紹介。
<女性キャスト>
勝間千明
金平真弥
岸本美香
林香純
松田佑子
<男性キャスト>
柿澤勇人
加藤迪
白瀬英典
竹内一樹
三雲肇
南晶人
その他の出演候補メンバー
有村弥希子
浦壁多恵
玉石まどか
谷口あかり
撫佐仁美
おおお、浦壁さんが候補メンバーに!
(撮影:横井克裕 )