12/02/04 音楽劇「カラミティ・ジェーン」公開稽古&初日レポ
2012年2月4日(土)
音楽劇「カラミティ・ジェーン」公開舞台稽古&初日観劇レポ
実在した伝説の女ガンマン・カラミティジェーンの生涯を
歌ありダンスありで魅せる音楽劇「カラミティ・ジェーン」
予想以上に笑い、予想以上に泣きました!
湖月わたるさんの魅力炸裂です!
男勝りなジェーン、女としてのジェーン、母親としてのジェーン。。
不器用だけれど、まっすぐに生きたジェーンの
かっこよさ、切なさ、可愛らしさを、様々な顔で魅せてくれる湖月わたるさん。
金髪ショートの湖月わたるさんが、めちゃめちゃかわいいですっ!
そんなジェーンが生涯でたったひとり愛した男。
ビル・ヒッコックを演じるのは石原プロ期待のホープ・金児憲史さん。
湖月さんも見上げるほどの長身(188cm)で、男くさいビルを熱演!
このお2人の並びが本当にかっこよかった!
「みんなの前では女扱いするな!」という湖月ジェーンの強がりがまた可愛い♪
似た者同士の2人に果たして幸せは訪れるのか・・?
バッファロー・ビル役のパパイヤ鈴木さん。
ダンスだけでなく歌も踊りもマーべラス♪
巧みなトークで観客の心をわしづかみです。
ジェーンを見守る優しさにジーン~
キラキラ衣裳と真っ赤な幕が、ショー気分を盛り上げます。
(この場面でにこやかに踊る金児さんの笑顔がツボな管理人です♪)
(後方に金児さんが!)
そしてこの舞台、出演者全員のキャラが立ちまくりなのです!
キャラメルボックスの岡田達也さんが素敵な語りで客席を西部劇の世界に誘い、
マンガチックなキャラ作りで悪役をとっても楽しそうに演じる
山本芳樹さん(StudioLife)の小悪党ぶりも楽しく、
友石竜也さんの気持ちのいい動きと声も、この作品にぴったり!
そして!素晴しい歌声と、はっちゃけ演技を見せてくれたのが入絵加奈子さん。
ぐぐっと舞台を引っ張り、ジェーンとの掛け合いは息もぴったり!
凸凹コンビ最高です!笑いすぎて涙が出てしまいました!
○コ○ミ姿での脚線美や妖艶なドレス姿など七変化する湖月さん(左)と入絵加奈子さん(右)
自分の生き方を貫き、凄絶な人生を生き抜いたジェーン。
男勝りだけど、彼女なりに女性として母として人を愛し、懸命に生きるジェーン。
そんな彼女に差し伸べられる、いくつもの救いの手。
大興奮のウェスタンショーとガンファイトの一方で、
細やかに表現されるジェーンの生き方に、強く胸打たれた管理人です。
特に二幕のあの場面のジェーン、もの凄く好きです。
ハンカチは必須でございます。
ダイジェストの公開稽古終了後、初日の開演を前に、
”私たちの愛の形を届けたい!”と語る湖月わたるさん。
”自分は外見だけドーンと作って中身はみなさんに詰めてもらった”と笑顔で話す金児憲史さん。
”始まる前から千秋楽がさみしい!”とパパイヤ鈴木さん。
懸命に生き抜いた一人の女性の物語。
音楽劇「カラミティ・ジェーン」は、
2012年2月4日(土)~11日(土) ル・テアトル銀座
2012年2月17日(金)~19日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。
<出演>
湖月わたる
金児憲史
パパイヤ鈴木
入絵加奈子
岡田達也(キャラメルボックス)
山本芳樹(Studio Life)
友石竜也
春海四方
海津義孝
伽代子
南海まり
秋山エリサ
渡辺芳博
安達星来
後藤浩明(piano)
<スタッフ>
作:ジャン=ノエル・ファンウィック
訳:浜文敏
脚色、演出:吉川徹
<ストーリー>
時は1800年代、西部のとある町サルーン。
男まさりのカラミティ・ジェーンは、二丁拳銃のビル・ヒコックと出会い恋に落ちる。
二人は共に賞金稼ぎの旅を続け、やがて結婚してデッドウッドの町に居を構える。
ジェーンには赤ん坊が生まれ、平凡な家庭生活が訪れる。
しかし、ジェーンもビルもそんな生活に満足できない。
折りしも西部の町は急速に発展を遂げつつあり、
二人は次第に追い詰められていった。
とうとうビルはジェーンのもとを去ってしまう。
独りになったジェーンは生活のために赤ん坊を養子に出さなくてはならなくなった。
ジェーンはたったひとり、遠く離れて暮らすわが子に仕送りを続けるため、懸命に働くのであった。
時は流れ、食料店主バークと再婚するが、それも長続きせず幸せには程遠い日々。
そこへ、かつての仲間、元ガンマンで西部の大立者バッファロー・ビルからの手紙が届く・・・。
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ながーい手足にウェスタンハット姿(湖月わたるさん)は文句なしのかっこよさ!!
おけぴ取材班&撮影:mamiko、おけぴ管理人