監督: ロブ・マーシャル
製作: マーティ・リチャーズ
共同製作: ドン・カーモディ
製作総指揮: ニール・メロン/クレイグ・ゼイダン/ジェニファー・バーマン/サム・クロザーズ/メリル・ポスター/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン
共同製作総指揮: ジュリー・ゴールドスタイン
原作: ボブ・フォッシー (ミュージカル『シカゴ』)/フレッド・エッブ (ミュージカル『シカゴ』)
原作戯曲: モーリン・ダラス・ワトキンス
脚本: ビル・コンドン
撮影: ディオン・ビーブ
美術: ジョン・マイヤー
衣装: コリーン・アトウッド
編集: マーティン・ウォルシュ
音楽: ジョン・カンダー (ミュージカル『シカゴ』)/ダニー・エルフマン
出演:
レニー・ゼルウィガー / ロキシー・ハート
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ / ヴェルマ・ケリー
リチャード・ギア / ビリー・フリン
クイーン・ラティファ / ママ・モートン
ジョン・C・ライリー / エイモス・ハート
テイ・ディグス / バンドリーダー
ルーシー・リュー / キティー
クリスティーン・バランスキー / メアリー・サンシャイン
コルム・フィオール / マーティン・ハリソン
ドミニク・ウェスト / フレッド・ケイスリー
【おはなし】
血だらけの手を洗うヴェルマ!真っ赤に染まる洗面台!
あとは、歌と踊りを楽しみましょう。
【コメントー二つの腹話術ー】
03年、僕は演劇の公演を控え戦々恐々としていた。 僕たちは公演ができるかどうかの瀬戸際に立たされていた。 四つはなんとかなったのだが、最後の一つがどうしても完成しない。 ミュージカル映画「シカゴ」は、楽しい作品だった。 ミュージカル専門ではない俳優がミュージカル映画に出演することは多々あるが、これはおそらく映画の場合編集段階で、ある程度ゴマカシが効くからだろう。 リチャード・ギアは頑張っていた。 良かったのはキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。 虚構と現実が交錯し、ショーなのか現実なのか判然としない場面が、このミュージカルのおもしろいところで、最終的に犯罪も何もショーにしちまえという発想は好きだ。 そして印象的なのは腹話術の場面。 参加したお芝居は、内容はともかく無事終了した。 椅子にかけたリチャード・ギアの膝に乗るレニー・ゼルウィガーは人形のメイク。 売れない芸人ナカさんとケン坊の下ネタ満載の会話。 ※フレッド・アステアついて「イースター・パレード」の記事で触れています→こちら(07年9月4日の記事です) |