監督: エリック・ロメール
製作: フランソワーズ・エチュガレー
脚本: エリック・ロメール
撮影: ディアーヌ・バラティエ
音楽: フィリップ・エデル/セバスチャン・エルムス
出演:
メルヴィル・プポー
アマンダ・ラングレ
オーレリア・ノラン
グウェナウェル・シモン
エイメ・ルフェーヴル
アラン・グェラフ
イヴリン・ラーナ
イヴ・ガラン
【おはなし】
夏のバカンスで海へやって来た青年ガスパールは、優柔不断さん。恋人とここで落ち合う予定なのだが、それまでにまだ数日ある。
ハンサムなガスパールは当然他の女の子と出会う。
【コメントー美人の投票箱ー】
「そらそうよ」 高校時代(92年~95年)、土曜の夜はよく夜更かしをした。 その日僕は母親を困惑させようと思い、「世の中は美人の方が得をするか?」という伺いを立ててみた。 映画「夏物語」には、三人の女の子が登場する。 ガスパールは夏休みのバカンスに海辺のホテルで一人過ごしている。 砂浜で出会ったマルゴは、カフェで働いていた。 そんな折、ガスパールはソレーヌというまた別な女の子に出会う。 そうこうしていると、恋人のレナがやってくる。 三人の女性の間を行ったり来たり。 こんな他愛もない恋の話を七十代半ばの監督が撮った。 「夏物語」の若き男女の恋模様をあれだけ生々しく描けるのは、きっと俳優たちにアドリブ的演技をさせているに違いないと踏んだが、とんでもない、後に知ったところによるとシナリオは全てロメール自身が書き、ほぼそのまま言わせているのだそうだ。 この映画で最も感心したのは女の子三人の顔である。 悩めるガスパールは最終的に決断をするのだが、三者三様の女の子を、見ているこっちの方が選んであげたくなってしまった。 彼の決断が、世の中の美人にまた一票入れたことになったかどうかは、この映画を見た人が決めるのが良いと思う。 ※ヌーベルバーグについては「大人は判ってくれない」の記事でも触れてます→こちら(07年6月15日の記事です) |
コメント (2)
エリック・ロメール監督最新作
『我が至上の愛~アストレとセラドン~』が
正月第二段銀座テアトルシネマほかにて公開します。
「これを最後に引退したい」(2007年7月インタビュー パリにて)と本人が公言している作品です。
投稿者: 我が至上の愛~アストレとセラドン~ | 2008年11月03日 01:26
日時: 2008年11月03日 01:26
我が至上の愛~アストレとセラドン~ さん
コメントありがとうございます。
絶対に見逃せない作品ですね。
これで新年が楽しみになりました。
投稿者: ブログ筆者よしだ | 2008年11月06日 11:00
日時: 2008年11月06日 11:00