09/07/04 OSK日本歌劇団 レビュー in KYOTO III 稽古場レポ
2009年7月4日(土) 13:30
OSK日本歌劇団 レビュー in KYOTO Ⅲ @京都四條南座 稽古場レポ
管理人初のレビューショー稽古場レポ!
(本レポ後半に、稽古場の様子や出演者メッセージ映像も!)
OSK日本歌劇団は、関西を中心に活動する女性だけの歌劇団で、
特徴はダンスや群舞の美しさ!
今回の公演は、第一部が”和”、第二部が”洋”、
お芝居ではなく、全てが、踊りと歌による華やかなショーです♪
管理人が一番楽しみにしていた群舞も、心の底から堪能して参りました!
その興奮冷めやらぬ状態でのレポをお届けします!
まずはこのスパニッシュシーン!

かっこいー!

二部の通し稽古。
これがすさまじかった。
心躍るひととき!心地よき満足感!
ショーのテンポ感が絶妙で、曲調、振付の切り替え、転換が気持ちいい!
男役がめちゃめちゃかっこよく、娘役がとーてーも美しい!!
次から次に大好きな料理が出てきて、
腹八分目くらいでどんどんおかわりしていくみたいな感じです。

一つ一つのシーンの中で、指先やつま先、身体の向きや動きまで
ほんとに丁寧に細かく作られているんですよね。そしてそれを
全員が共有してはじめて群舞の美しさが出てるんだなということを実感。
また、観客としては、例えばちょっと横の方を向いてしまった
そんな一瞬にもたくさんの魅力を見逃してる可能性があるんだということを改めて感じました。
だからリピートした時に、どんどん新しい発見がでてくるんでしょうね。
このふわっと感!この瞬間は逃したくないっ!

振付最高ー!
ちょっと変則的な動きや絶妙な上下動、MYツボです。

男役のシーンに、娘役が絡んでいくタイミングも気持ちいい♪


個性的な35名の劇団員の皆さんの、いろんな魅力が味わえますよ!
舞台袖に下がった直後の息遣いがすごくて、そのハードさを間近に実感。

桜花昇ぼるさん♪

ラインダンス、必見!

今日拝見したスパニッシュシーンの固め稽古では、
手先の角度や身体の線、目線など、
男役の魅力をどのように出していくか、
お客さんがどのようにしたらより楽しめるか、
今に満足せずどのように成長していくかという心構えなどまで、
振付の大谷盛雄さんが関西弁でビシビシと指導されていました。
"はいっ"と気持ちいい声で応えていく劇団員の方達のお姿も素敵!
(下記写真、ステージ上の一番右のジーンズの方が大谷盛雄さん)

今回の公演の振付陣には、OSKをはじめ、日劇、宝塚OGの方達のお名前も!
(二部振付は、大谷盛雄さん/矢倉鶴雄さん/はやみ甲さん/立ともみさん/真島茂樹さん。
一部は山村若さん/花柳寿楽さん/山村若有子さん)
第二部の作・演出は、マツケンサンバIIの作詞家でもある吉峯暁子さん。
第一部はの作:桃井文さん、演出・振付が西川箕乃助さんです。
今日拝見できなかったその第一部は、和もののレビューショー。
江戸時代から現在までの日本各地の昔懐かしい夏の風景を、
美しく、時にコミカルに魅せるさくらタイフーン!
和と洋のレビューを、休憩はさんで一度に味わえますよ♪
ここで、第二部のお稽古の様子を、ちらっと(約50秒)ご紹介!
- 動画解説 -
冒頭シーンは、桜花昇ぼるさん、高世麻央さん、桐生麻耶さん。
直後ダンスシーンの中央で飛び跳ねる珂逢こころさんのこの気持ちよさ!
そこから桐生麻耶さん、桜花昇ぼるさん、高世麻央さんと続き、
美しい群舞、びしっと男役、そして、はっっ!
お稽古後に、
桜花昇ぼるさん(中央)、高世麻央さん(右から二人目)、桐生麻耶さん(左から二人目)、
朝香櫻子さん(一番右側)、牧名ことりさん(一番左側)
にお話をお伺いすることができました♪
第一部の日舞の見所やテーマ等も話されてます。関西弁が心地いいです♪
お疲れのなか、本当にありがとうございました。
ちなみに映像が細長なのは
「靴下を映さないでね」という御要望にお応えいたしました。
p.s. 桐生麻耶さんの最後の”指の形”は、”2”ではなく”V”とのことです(笑
休憩が途中、五分、十分と入るのですが、休憩中も皆さんとても熱心。
先生やOGの方もつきっきりでお稽古されてました。
お稽古終了後も皆さん残って個別にお稽古。
手前にいらっしゃるのは、立ともみさんですね。

OSK日本歌劇団の名物ともいえる「桜咲く国」。
↓この桜の傘が咲く瞬間は、ぜひ皆さん劇場にて!

公演は2009年7月12日から20日まで。京都四條南座で。
昼の部は12時から、夜の部は16時から。
詳細はOSKのホームページにて。

写真・動画は許可を得て掲載しています。無断転載はご遠慮下さい。
そして下記は松竹さんがYoutube に公開していたお稽古場の動画です↓
(マツケンサンバの真島茂樹さんの振付シーンが楽しい♪)
