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12/10/15 ミュージカル「レ・ミゼラブル」制作発表vol.1

2012年10月15日 12:00
ミュージカル「レ・ミゼラブル」制作発表vol.1

1985年のロンドン初演、1987年日本初演以来、熱狂的な支持を獲得し
世界中で愛されてきたミュージカル「レ・ミゼラブル」。
この作品から数多くのミュージカルスターが生まれた、まさに
“ここにミュージカルの歴史あり”といえる超大作が
2013年、新演出版「レ・ミゼラブル」として新たな一歩を踏み出します!

2013年4月の東京・帝国劇場を皮切りに、8月には福岡・博多座で、
9月には大阪・フェスティバルホール、10月名古屋中日劇場と、
全国四大都市公演に向けての制作発表が行われました。

既に発表されていたプリンシパルキャストに加え、この日発表になった
コゼット役追加キャスト、アンサンブルキャスト総勢68名が一堂に会すると
壮観!です。

まずはこの日のメインイベント!キャスト紹介の様子を。
出演経験に関わらず、全員がオーディションを受け、応募総数15,000人から
選ばれた精鋭たちです!

まずは、500回近くジャンバルジャンを演じているのがこの方、
山口祐一郎さん。
<大変残念ながら、この度山口さんの降板が発表されました。
2013年のレ・ミゼラブル公演に山口さんは出演されません。>


山口祐一郎さん

そんな山口さんも今回オーディションを受けたそうですが、
オーディションへ臨むときの様子など笑いを誘いながらの話しぶり、
山口節炸裂でした!
その中でも「今日も舞台袖で足が震えました。今度のレ・ミゼラブルでは
まったく新しいもの、全力で頑張ります。」
この言葉に自信と覚悟を感じますね!!

~山口祐一郎さんご紹介~
ご紹介の必要がないほどのご活躍ですが、
劇団四季時代は「JCS」にてジーザス、「オペラ座の怪人」ファントム
「WSS」トニーなど!
退団後も「エリザベート」トート、「モーツァルト!」コロレド大司教、
「ダンスオブヴァンパイア」クロロック伯爵、「レベッカ」マキシム
などそのままミュージカル史になりそうな出演記録ですね!
最近ではアース製薬のCMでお茶の間でもおなじみに!

<おけぴ de Who’s Who>
つい先日まで黄泉の帝王だった・・・その模様は
「エリザベート2012」開幕レポ 

いつも会見の場を和ませてくださる山口さん・・・
「エリザベート2012」制作発表レポ
「ミュージカル三銃士」制作発表レポ

対して初バルジャン!キム・ジュンヒョンさん。


キム・ジュンヒョンさん

「日本のレ・ミゼラブルに参加できることを非常にうれしく思っています。
難しい役だと思いますが、みなさんと力を合わせてお客様に感動を
与えられる作品を創るようにがんばっていきます。よろしくお願いします。」
ひと言ひと言、大切にしっかりと日本語でご挨拶されたキム・ジュンヒョンさん。

~キム・ジュンヒョンさんご紹介~
2005年より劇団四季で活躍(ジーザスクライストスーパースター、
ジーザス、アイーダラダメスエビータチェ役など)の後、
2010年からは母国韓国にて、「ジキル&ハイド」、「ゾロザミュージカル」で
タイトルロール、先日日本公演が行われた「ジャック・ザ・リッパー」の
アンダーソン役の経験もあるんですね。ふむふむ。
そして今年の12月からは韓国「アイーダ」にラダメス役でご出演!

続いて、ジャベール役のお二人です。

独創的なヘアスタイルでのご登壇は吉原光夫さん。
ジャンバルジャンからジャベールへ役変わりです。


吉原光夫さん

「バルジャンをずっと追い続け、恐怖を与えられ続けられたらいいなと。
稽古に入ったらまた変わるかもしれませんが。」

~吉原光夫さんご紹介~
アーティストカンパニー“響人”での活動をご紹介しましょう。
先日のアーサーミラー「橋からの眺め」(小川絵梨子演出)など
ストレートプレイにも力を注ぎ、演出家としても「La vie en Rose」などの
作品を手がけられています。
演じているというより、吉原さんを通じて役柄の生きざまを
目撃するような体当たりの芝居、バルジャンからの転身?、
どんなジャベール像を創り上げるのか、楽しみです!
<吉原さんはジャベール役に加えジャン・バルジャン役も日替わりで
務められます。>

<おけぴ de Who’s Who>
ストレートプレイでもガッツリ芝居を魅せます!
響人第5回公演「夜の来訪者」稽古場レポ
響人第7回公演「橋からの眺め」稽古場レポ

演出家吉原光夫さんはこちら
響人第6回公演「La vie en Rose」稽古場レポ
穏やかな朗読劇にもご出演!
「モリー先生との火曜日」稽古場レポ

もうお一方、川口竜也さんは「レ・ミゼラブル」初登場です。


川口竜也さん

「この場に立てていることをすごく夢のようです。
ずっと思い続けていた念願の役ですので全身全霊を込めて
やらせて頂きたいと思います。」

~川口竜也さんご紹介~
川口さんといえば、やはり「ミス・サイゴン」のクラブオーナー!
特に橋本さとしエンジニアとのやり取りは笑いの中に即興芝居、
どう切り返すかの緊張感がありましたね。
そして、ハムレットでの墓堀りでの道化芝居も印象深かったですね。
1月には「シラノ」ご出演です!!

<おけぴ de Who’s Who>
墓堀りシーンにご注目!
ミュージカル「ハムレット」稽古場レポ
ミュージカル「ハムレット」ゲネレポ

続いて、ファンテーヌはこちらのお三方!
コゼット、エポニーヌ、ファンテーヌと女性プリンシパル
3つ目の役に挑戦するのが知念里奈さん。


知念里奈さん

プリンシパル3役目については
「とても光栄に思っております。目指すはマダム・テナルディエでしょうか(笑)」

~知念里奈さんご紹介~
実はこの日もわずか数時間後にシアタークリエでの
「DRAMATICA/ROMANTICA」出演を控えていた知念さん。
会見などで魅せる可憐さと、SHOWの時のカッコよさの
変貌ぶりが素敵です。
現在ツアー公演中のミス・サイゴンでも母を演じている知念さんの
さらに深まったファンテーヌに期待です。
12月には「ルルドの奇跡」ご出演です!

<おけぴ de Who’s Who>
ミュージカル座「ひめゆり」稽古場レポ

前回公演からレ・ミゼラブルに参加されている和音美桜さん。


和音美桜さん

「新演出でもまたファンテーヌという役に挑戦できることを光栄に思っています。
新しいカンパニー、新しいメンバーと作る「レ・ミゼラブル」を
心から楽しめるように頑張りたいと思います」。

~和音美桜さんご紹介~
和音さんもこの日はまさに「デュエット」大阪公演中、
会見後新幹線で大阪に移動というタイトなスケジュール!
宝塚歌劇団退団後も「三銃士」「ルドルフ」など数々のミュージカルでご活躍!
「ルドルフ」マリーの芯の強さからの「デュエット」での
コメディエンヌっぷり、この方の幅の広さに拍手拍手!
新たにどんなファンテーヌを見せてくれるか、楽しみですね。

<おけぴ de Who’s Who>
「和音美桜2010ファーストセレクション」稽古場レポ
響人第6回公演「La vie en Rose」稽古場レポ

そしてはじめまして!なのが里アンナさん。ミュージカル初挑戦です!


里アンナさん

「初ミュージカルが「レ・ミゼラブル」という歴史のある作品で、
そしてファンテーヌという役をさせて頂くことを本当に光栄に思っています。
期待を裏切らないように頑張ります。よろしくお願い致します。」

~里アンナさんご紹介~
里さんは奄美の歌姫とご紹介されていたように、ご出身の奄美大島の島唄、
特にゆったりとした荘厳さが特徴の笠利節を歌われます。
その中で2005年には山本寛斎さんのプロデュースイベントに参加、
2010年には「シルクドゥソレイユ」のオーディション(ヴォーカル部門)に
合格し登録メンバーとなるなどその歌声で次々に活躍の場を広げています。
ミュージカルの世界に精霊やどる歌声を響かせてほしいですね♪

そしてエポニーヌも個性豊かな面々が揃いました!
まずは、来年で「レ・ミゼラブル」参加10年となる笹本玲奈さん。


笹本玲奈さん

「今出演中の「ミス・サイゴン」も新しく生まれ変わりました。
そのサイゴンの演出家が「レ・ミゼラブル」も担当されるということで、
また新しいエポニーヌに出会えことを期待しています」。

~笹本玲奈さんご紹介~
「ピーターパン」でのデビュー以来、ミュージカル女優として
確かなキャリアを積み重ねてきた笹本さん。
ミュージカルだけでなく、こまつ座「日本人のへそ」や
11月の「こどもの一生」などストレートプレイでも着実に演技力を磨いています。
2003年からエポニーヌ役を務めてこられた笹本さんと
新演出の出会いから生まれる2013年版のエポニーヌ、楽しみです!!

<おけぴ de Who’s Who>
エレガントな笹本さんをご堪能ください!
ミュージカル「ジキル&ハイド」ゲネレポ
ミュージカル「ジキル&ハイド」稽古場レポ
この方の原点はココ!
ミュージカル「ピーターパン」制作発表レポ
ストレートプレイでも肝の座った素晴らしい女優さん!
こまつ座「日本人のへそ」稽古場レポ

そして昆夏美さん!


昆夏美さん

「レ・ミゼラブル」は小さい頃からずっと夢見ていた作品です。
そしてエポニーヌというのは本当にやりたかった役で、
この2つの夢を同時に叶えることが出来て光栄です。
精一杯頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。」

~昆夏美さんご紹介~
2011年「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット役で
鮮烈なデビューを飾って以来、「有毒少年」、「ハムレット」、
「songs for a new world」と挑戦する作品ごとに新しい顔を見せてくれる昆さん。
エポニーヌも新しい挑戦ですね。可憐な印象の昆さん、
コゼットっぽいなぁと思われていた方も多いかと思いますが、
演出家が見抜いた昆さんの中のエポニーヌ要素を開花させてほしいですね!!

<おけぴ de Who’s Who>
彗星のごとくデビューしたのはこの作品!
ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ゲネレポ
ピュア度120%!
ミュージカル「ハムレット」稽古場レポ
ミュージカル「ハムレット」ゲネプロレポ 

人気声優として活躍し、近年は舞台でも積極的に活躍している平野綾さん!
帝国劇場初登場です。


平野綾さん

「この場に立てる喜びと緊張で泣いてしまいそうです。
私はまだミュージカル2作品目で圧倒的に経験が少ないので、
周りのみなさんにくらいついてゆきたいなと思っております!」

~平野綾さんご紹介~
ミュージカル「嵐が丘」キャサリン役で彗星のごとくミュージカル界に
登場した平野さん。先日の「ウサニ」でも可愛さ炸裂でしたね。
声の表現力はお墨付きですからね、どんなエポニーヌになるのか
どんな歌声が聴けるのか楽しみです!!

<おけぴ de Who’s Who>
「ウサニ」制作発表レポ

まだまだ個性的なキャスト紹介が続きますが、今日はこの辺で!
キャスト紹介は次回へ!
最後にこの日に行われた歌唱披露の様子を。

昆夏美さんによる「オン・マイ・オウン」

ご存知、エポニーヌのビッグナンバー!


可愛らしいイメージの役柄が多かった昆さんですが、地声での力強い歌声、
そしてあふれる涙をこらえるようにしながらの「愛してる」は切ないです。

続いて、キム・ジュンヒョンさんによる「独白」



この一曲の中に、バルジャンの荒んだ心、戸惑い、怒り、希望、
決意といった様々な感情が表現されるこのナンバーを激しく、
かつとても丁寧に歌い上げました!
会場中の空気をピリッと引き締め、心をとらえたジュンヒョンさんの
歌唱披露には、歌い終わってから一瞬静けさが訪れ、
そののち割れんばかりの拍手でした。

そして、会見の最後を飾るのはオールキャストによる「民衆の歌」!!
「レ・ミゼラブル」開幕が早くも待ちきれない!!

<おけぴ de Who’s Who>はこれまでにおけぴ管理人レポにご登場いただいた
中からご紹介させていただいております。
今回はじめまして!のキャストのみなさんにも今後、取材させていただく日が
来ることを楽しみにしています!

<全国四大都市一挙上演ミュージカル『レ・ミゼラブル』公演情報>

【東京公演】
2013年5月3日(金・祝)~7月10日(水)@帝国劇場
プレビュー公演2013年4月23日(火)~5月2日(木)@帝国劇場

【福岡公演】
2013年8月3日(土)~8月31日(土)@博多座

【大阪公演】
2013年9月7日(土)~9月23日(月・祝)@フェスティバルホール

【名古屋公演】
2013年10月1日(火)~10月20日(日)@中日劇場

作品公式サイト


おけぴ取材班、撮影:おけぴ管理人、chiaki


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もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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