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02/09/22 THE CONVOY SHOW Vol.21@日生劇場

2002年9月22日マチネ
THE CONVOY SHOW Vol.21
2階G列45番@日生劇場

初の日生劇場。ロビーに椅子があるのがいい。さて、今回はミュージカルというよりは、舞台っというかなんでもありのパフォーマンスショー。個性豊かな6人が繰り広げるショーは内容盛りだくさんという感じでとても楽しい。でも最初の方は正直笑いについていけなかった。昔から毎年みにきている人や少し上の世代の人にとっては実に共有できるネタが多いみたいで、そういう意味では「あわない」人もいると思う。でも、じょじょにタップ、和太鼓などパフォーマンスがでてくると面白い。お、まだまだやるかっみたいな感じで、結果的には満足度の高いショーでした。ちなみに会場の客はほとんど20代後半~30代の女性でした。


02/11/17 Fantasy on Ice@新横浜プリンスホテルスケートセンター

2002年11月17日
Fantasy on Ice
2階1列75番@新横浜プリンスホテルスケートセンター

ミュージカルじゃないけど、まぁ舞台といえば舞台のようなものだし。世界選手権とか五輪とかでいつもフィギアスケートは大好きでビデオにとってよくみてたんだけど、中でもリレハンメルや長野で活躍していたキャンデローロのエキシビションはとても好きだったんです。で、プロになったと聞いて、あぁ見れないのかーと思っていたら、たまたま書店で立ち読みしてたら、なんと3日後に新横浜で滑るとのこと。もしかしてと思い電話してみたら、残り1席に滑り込みセーフ。S席1万5千円。高いようだけど全然OK。当日は、女性ばっかだろうからちょっとやだなーと思ってたけど、別にそれは気にならず、なんといってもリンクと席が比較的近いので、双眼鏡いらずにとっても楽しめました。音楽にあわせておどったり滑ったりというのはとっても気持ちいい。今回は、キャンデローロ以外にもメジャーなスケーター達がたくさんきてましたが、TVで見るのと違ってダイナミックで速くてジャンプも高い。今日が誕生日のアレクセイウルマノフのすべりもユーモアあってダイナミックでとてもよかった。ルシンダルーのスピンは感動ものです。ペア、アイスダンス、どれも素晴らしく、今回はじめてみたアクロバティックなスケート(男性ペア)には、会場中拍手喝采で、はらはらどきどきの連続で笑いの渦。これは面白いです。こういうジャンルの大会があったら海外でも観にいきたい!日本からは佐藤由香さん、高橋大輔さん、浅田真央さんの3名が出てたけど、佐藤由香さんは回転もスピードもゆっくりでちょっと地味な印象。安定感はありますが。高橋大輔さんは将来性ありそう。浅田真央ちゃんって12歳なんだけどとてもどうどうとしてました。そしてキャンデローロのすべりはやっぱり素晴らしい。速くて高くて面白い。バクテンもしまくりで、今回日本初公開というプログラム「ミッションインポッシブル」も、観客を上手に巻き込む、これまた楽しいプログラム。来年またきたら、ぜひまたいきたいです。ちなみにスケートって、写真やビデオ禁止とかいいつつ、みんなばしばし写真とってます。しかも選手が観客の写真用にかたまって集合したりと、サービス満点。最後はアリーナ席最前列のお客さん(上の人もおりまくりだけど)とスケーター達が一人一人握手してまわるんですが、キャンデローロは会場を5週もしてました。すごいサービス精神。素晴らしい~!


04/01/11 Flamenco Live ~El Amanecer~@後楽園「プレステージ」

2004年1月11日
Flamenco Live ~El Amanecer~
@後楽園「プレステージ」

職場の同僚が出演するということで、観にいってきました。
初、生フラメンコです。今回はビデオ係も兼ねてるということで
一番後ろの席でしたが、定員30名くらいの会場が、もうあふれん
ばかりの人でぎゅうぎゅう詰状態でした。さて、で、なんと私の
同僚は1部、2部ともに「とり」。すごい。最初の全員での
フラメンコから私は圧倒されておりました。まさかあの前で
踊っている子がドットネットばりばりのエンジニアなんて
誰も思ってないだろうなーなんて思いつつ、最後のソロでは
圧倒されてました。フラメンコってタップもすごいんですね。
カスタネットの連打ってどうやってるんだろうとか、伴奏のギターと
歌がうまいんだけど繰り返しのような繰り返しじゃないような曲を
どうやって覚えてあわせてるんだろうとか、疑問がいっぱいでてき
ました。また機会があったらいってみたいです。


04/02/15 ソングアンドダンスIII@四季劇場「秋」

2004年2月15日(日)
四季劇場「秋」 1列6列21番 9450円
ソングアンドダンスIII

ヴォーカルパート
 李涛
 キムスンラ
 熊谷英雄
 井上智恵
 早水小夜子
 八月真澄

ダンスパート
 菊池正
 加藤敬二
 松浦勇治
 遠藤敏彦
 朱涛
 山口博之
 澤村明仁
 萩原隆匡
 滝沢由佳
 坂田加奈子
 高倉恵美
 鷹栖千香
 艾于涵
 大西奈穂
 伊東恵
 北聖子

行きたいなーと思いつつ、
チケットが手に入らずあきらめていたのですが、そんな時
ラッキーにも譲渡掲示板で少し安く譲っていただき(しかも6列目)
いってまいりました!

結果。。。うーん、なんなんでしょう。。。かなり消化不良です。。。
少し期待してた分落胆度の方が大きいかも。。
ダンスパートは加藤敬二さん、坂田加奈子さんがでて、
ボーカルにも歌声がめちゃ好きな井上智恵さんがでてたので
外すことはないだろうと思ってたんですが。。。
井上智恵さんのソロはほとんどなく
(後半にちらほらと。でも好きな音域の声ではなかった)、
基本的にヴォーカルは早水さんと八月さん中心。
ビジュアル的にも歌声的にももっと井上さんの声を聴きたかった。。。
早水さんの声、とても綺麗と思うんだけど好きではないんですよね何故か。。
一番登場の機会が多い進行役のヴォーカルがキムスンラさんなんですが、
んー、この役難しいと思いますが、いまいち。。
また、全体的にロック調なのはいいんだけど
逆にちゃちっぽくなってる感じがしました。
あと、タップも中途半端で、タップや太鼓、全体での手拍子のシーンとか、
なんかマッスルミュージカルを彷彿とさせるシーンもちらほら。。
一緒にいった友人はまったく面白くなかった様子。
ヴォーカルの厚みのなさと全体的な進行が、
もう一つぱっとしない原因だったような気がします。。
全国の公演で活躍中の人を一同に集めてソングアンドダンスして欲しいです。

おすすめ度(1.0-10.0)→ 1.2
もう一度観にいきたいか→ ただでも迷う


04/06/05 後輩のオーディション@日暮里サニーホール

2004年6月5日
後輩のオーディション
@日暮里サニーホール

フェリスの大学院にいってる後輩がオーディションを受けるんだけど
その譜めくりがいないということで急遽譜めくり係として舞台にあがって
きました。。今回彼女達が演奏したのはショパンピアノトリオの1楽章。
はじめて聞いた曲なんだけど、とても綺麗な曲だった。ってか、譜めくり
だったのでずっとピアノの音を聞いてたんだけど、いい音なんですよねー。
そして指も軽やかにまわって。。ヴィオラやヴァイオリンもうまく、
きっと彼女達オーディションに合格したんじゃないかな。
彼女達の演奏会があったらぜひ聴きにいきたいです。


04/08/21 Blast!@オーチャードホール

2004年8月21日(土)
オーチャードホール 3階3列39番 7,000円
Blast!

前にきた時も、ポスター見て「ふーん」と思って
特に行こうとは思ってなかったんだけど、
知人が急遽都合が悪くなって引き取り手に困っていたので、
どんなものなのかなーと思って行ってきました。

この舞台、個人的に面白かったのは2箇所。
二人の打楽器が技をこれでもかこれでもかと披露して、
最後は二人で掛け合いながら楽しく面白く表現する部分と、
打楽器奏者が次々でてきて舞台が暗転、
スティック部分が蛍光色に光ってその光をうまーく利用したパフォーマンス。
この2箇所は次々に技が繰り広げられて、舞台装置の使い方もうまく、
うきうきしながら見てました。

ただ、それ以外の部分は、うーん、ちょっと印象が薄いかも。
金管楽器も打楽器と同様にいろいろ動きを取り入れながら演奏したり、
高度な技術を見せてくれるんだけど、
確かにうまいと思うんだけど、パフォーマンスとしての魅力はどうかなーと。。。。
また、アンサンブルダンスチームの皆さんは、
バトンそこそこ、アクロバットそこそこ、旗?そこそこと、
どれもそこそこのパフォーマンスかなと。。。
どこかで見たようなパフォーマンスのちょっと簡単そうなバージョンみたいな。
いや、失礼。
ただ、オリジナリティさがあまりみれなかったのが残念。。

最後、カーテンコールが終わった後、
演奏したまま客席をぞろぞろ通って、ロビーにでていくのはいいんだけど、
これだと真っ先にロビーにでたお客さんしか楽しめないと思うんですよねー。
これだったら舞台でそのままやってもらった方がいいような気も。
ただ、ロビーパフォーマンスが終わった後、
気軽にサインとか握手とか一緒に写真をとったりしてたのはなかなかいいなと思った。

おすすめ度(1-10)→ 4.5
もう一度観にいきたいか→ 一回で満足だなー


05/01/22 アレグリア2@原宿新ビッグトップ

2005年1月22日(土) 16時30分開演
原宿新ビッグトップ
アレグリア2

シルクドソレイユはラスベガスで2公演観たんだけど、
今回のはまー話題だし観てみるかなーと思ってとってしまったチケット。
SS席なのに前から16列目。
ううん、最前列と同じ金額ってのは納得できない。
しかも左前の席の人背高すぎ。椅子の高さを調節できないもんですかねー。。

さて、開場が1時間前だったのは、
舞台の中をピエロの人とかが歩き回ったりするパフォーマンスがあったからなのかなっ
と開演5分前について思ったりしてました。
これはラスベガスの時も一緒でしたね。
ラスベガスの時の開演前パフォーマンスは面白かった。
ハゲの人の頭をつるつるなでたり、
ポップコーンを客の顔にぶちまけたりしてましたからね。
さすがに今日はそういう手荒いことは全くなかったです(ある意味つまらん)

さて、で、いざ開演。
うーん、出だし、いまいちです。
舞台って出だしが肝心だと思うんだけど、
開演前のパフォーマンスの続きなのかーってくらい活気のない出だし。

そして最初のアクロバットは空中ブランコなんだけど、
丈夫そうな救命ロープがついているのでいまいち感動せず。

でもその後、舞台が割れてトランポリンがでてきてバク転技の連続になった時に、
あぁきてよかったーって思いました。
これ観るの大好きなんです。なにしろみてて気持ちいい。
あの高速バク転がめちゃめちゃ好き。
サービス満点でやってくれました。

あとは綱渡り(はしごを使ったバランスには感動!)と新体操(綺麗!)と
バーを使ったアクロバット(アンコール!)が印象的だったんだけど、
私はあのアクロバット技の間に舞台上で行われる二人のピエロの演技が
どーしても好きになれない。
これ、ラスベガスでもそうだったんですよね。
なんでここでピエロをもってくるんだろう。
しかもベガスと一緒で間が非常に長い。
ただベガスの時と違って結構笑いのツボはよかったんだけど、それにしても時間とりすぎ。

後半はベガスで見たMystereとほとんど同じだったこともあり、
またちょっと同じようなテンポでアクションが繰り広げられたので
眠くなっちゃったりしてました。

あと、アクロバットのダンサー達は素晴らしいんだけど
時々出てくる衣装を着飾った貴族風の人とか
腹の出たピエロ風の人とか(2人のピエロとは別の人)は、
なーんか中途半端な動きといいその存在意味が最後までわからず。
その点ベガスの Mystere は一人の女の子
(この子のアクションがまたすごいんだけど)を中心として、
一応筋っぽいのがあって楽しかったなーと思ったり。

おすすめ度(1-10)→ 6.5
もう一度観にいきたいか→ うーん、一回で満足。


05/02/20 オペラ座の怪人(映画)

2005年2月20日

六本木ヒルズで、ずーっと観たかったオペラ座の怪人
をついにみて来ました。事前にネットで席の予約が
できるのはとても便利。中央ブロック後ろから二列目
だったけど、全然問題なし。いい劇場です。

さて、で結果は。。。前半一幕に関してはほーっとんど舞台
と同じですね。なんか細かい演出まで。ここまで
一緒にせんでええやんってくらい。で、やっぱり
ミュージカル映画なんですね。てっきり曲は使う
けど台詞は歌わないと思ってたので。。歌いまくり
でした。ミュージカルが好きになったとはいえ、
やはり映画の中で歌われるとひいてしまいます・・

だけど一幕の最後のオペラ座の上でラウルと
クリスティーヌがキスしてファントムが吠えるシーン
あたりから面白くなってきて(前半は舞台と一緒
すぎたのと台詞を歌うのでかなりつまらなかった)、
途中舞台にはないファントムの生い立ちのエピソードや
(ただこのエピソードはちょっとどうかなと思うけど)、
最後のエピローグが私的にはポイント高しです。
ということもあり、二幕(後半)は、なんか歌が自然になじんできて、
これはこれでいいかもなーなんておもっちゃってました。

あとはクリスティーヌがよい!16歳!?信じられません!
ちなみに歌もめちゃうまだけど、これ歌ってるのは本人??
と思ってちょっと調べたらそうらしい!しかもこの
エミーロッサムという彼女、7歳にしてメトロポリタンオペラ
で歌っていたとのこと。ほんものじゃ。
しかもデイアフタートゥモローにでてたとしって、なぬっと
思いサイトをみてみると、おおお、確かにいたいたこの子。

ファントムはちょっと人間臭すぎる感じがしたけどこれは
まーこのストーリー展開だったらそれもありなのかなと。
ラウルは私のイメージとは違ったけどこれはこれでありと思いました。
それにしてもメグジリーとマダムジリーは顔が似てる。。
新支配人の二人はちょっとキャラ弱いな。前評判で
耳にしていた美術に関しては、最初の劇場のシーン
は見応え有でした。綺麗。シャンデリアが落ちるシーンとかも。

ただ、全体的には、台詞を歌われた時点で私としては
うーんって感じ。特に前半。舞台のストーリーを思い浮かべ
ながら「まだあのシーンとあのシーンがあるでしょ、えー、
このまままだまだ続くんやなー」とか思っちゃってましたから。
時間だけみても長い。でも終わり方が満足なので5点。

このオペラ座の怪人、考えてみれば私、過去かなり
いろいろみてるかも。最初に観たのはロンドン。
ここで衝撃を受けました。まずその美術。そして
音楽。そしてストーリー。その数日後に旅行先の
デンマークで再び今度はデンマーク語のファントムを観劇。
何いってるか全くわからなかったけど、
とにかくファントムがかっこよかったのを覚えてます。
その後、京都劇場で四季のを観たけど、いまいち
感動せず。ファントムがなんかでぶっとしてたし。
そして去年は、なんと1年間にオペラ座の怪人だけで
3つの舞台みたんですねー。

 ・ALW版  (2004/04/09 シカゴにて)
  今回の映画と同じ、キャッツ等で有名なアンドリューロイド
  ウェーバーが作曲。天才ですね。この曲のできがとにかく素晴らしい。
  しかもテーマが一つでなく、頭に残る曲が何曲もありそれだけで
  コンサートができるくらい(やってほしい)。
  ストーリー的にはあまり山場もないのに満足度はとても高い。
  これ、DVDあったら絶対買うのになーと思うんですけど、
  映画版のDVDがでても買わない気がする。

 ・コピット版 (2004/07/25 宝塚歌劇)
  曲や歌はそこまで頭に残らないものの脚本や出演者が
  素晴らしく、見せ場(泣き場)が多い。リピートしたかった
  がチケットは即完売で、ヤフオクでは数倍~10倍になってました。
  宝塚って確か同じ組では同じ演目しないんですよね。次どこかの
  組でまたファントムやらないかなー。

 ・ケンヒル版 (2004/11/11 来日公演初日)
  昨年11月に日本に来日してたんですが、ドタバタ喜劇。私が行った
  公演初日はPAがひどく、役者もひどく、いいとこなしでした。。
  ただ、原作に忠実なのはこのケンヒル版らしい。


06/01/22 大相撲初場所千秋楽@両国国技館

2006年1月22日 (日) 8時30分開始
3人マス席西9側27@両国国技館
『大相撲初場所 千秋楽』

sumo.jpg

舞台かな。。うん、舞台といえば舞台ということで
書いちゃおう。10年ぶりの相撲観戦です。
しかも初マス席。楽しいですマス席って!

チケット発売日に申し込んでもらった
んですが、千秋楽のマス席、発売日
だったらとれるみたいですね最近は。

マス席、いいです!今回は端の3人席
だったのですが、3人席、おすすめです。
物置スペースができて便利です。

そして、お弁当、いいですねーこのお弁当。
力士の名前がついたお弁当、これを食べながら
みる大相撲。よいです!

今日は2時頃からいって十両の取り組みから
みてたのですが、お客さんの反応ってほんとに
素直。みてて面白いです。高見盛の人気はすごい。
みてても面白かった。負けちゃったけど。
あと、琴欧州もすごい人気でしたねーやっぱり。

そして今日は優勝の可能性があるのが二人で、
白鵬が2敗、栃東が1敗。
まず白鵬と琴欧州が対戦して白鵬が勝利。
これで、結びの一番の朝青龍と栃東戦が
俄然面白くなりました。

いざ決戦。栃東、見事!
そしてこの直後、私の後頭部に座布団直撃!
そう、横綱が負けて、一階席は座布団が
飛びまくり。ほんとに空中を舞いまくってました。
でもこれ、人に当たりまくってるし、どうなのよー
という感じではありましたが。。

でも面白かった!やっぱ生はいいです!
表彰式も最後の方までみてました。
副賞が楽しい。牛一頭とか、野菜4トンとか、
じゃがいも1トンとか、大量のしいたけとか。。

siitake.jpg

観戦後は、ちゃんこ屋でご飯食べて解散。
うん、楽しかった! ただちょっと途中取り組み
によっては、だれたりもしますね。でもマス席って
食べながら、飲みながら、話せながら観戦できる
のでおすすめです!


06/03/02 南の島のティオ・3

2006年3月2日(木)
G列33番@青山円形劇場
「南の島のティオ ホセさんの尋ね人」

ひさびさの青山円形劇場。
ピアノ演奏(小原孝さん)つきのリーディング(朗読)、
しかも青山円形劇場ということで、今まであまり
出会ったことのない舞台で楽しみにしてました。

小原さん、ピアノの強弱がうまい。特に強いタッチでも
全体でみると優しいみたいな感じ。。流れるようで楽しい感じ。
ピアノソロが自然と入ってきて、いい具合のところで
リーディングがすっと入ってくる、絶妙だなーと。
あーピアノが弾きたくなりました。

前半は目をつむって聴いてました。
後半は、ステージのピアノの向きが180度かわったので、
ピアノの小原さんをぼーっとみながら鑑賞。
ストーリーのボリューム的にもちょうどいい感じでした。
朗読の朝礼志さん、うまかったです。聞き入りますね。。

最後、この舞台のために小原さんが作られたという
テーマ曲を披露されました。聴いてる時は、うーん、
歌は微妙だなーとかおもってたんですが、帰りぎわ、
口づさんでる自分がいました(笑)

平日昼間ということもあり、お客さんの年齢層は高め。
小説や物語をこういう形で楽しめるのはいいものだと思った
昼下がりの午後でした。


06/05/06 RENT(映画)@MOVIX京都

RENT (映画) @MOVIX京都

東京厚生年金会館で観て、音楽に惚れ、
シカゴで見て感動し、ブロードウェイで観てノックアウト。
で、今日映画版、観てきました。

なんと、8人中6人がブロードウェイのオリジナルキャスト!
すごーい! NYで観た時はモーリーンの彼女が白人だったので
今回は黒人でそこがおって思ったくらい。
オリジナルキャストはいつまでブロードウェイでやってたんだろう。
私が2年前に観た時と同じキャストの人もいるんだろうか。
でも、ほんとNYでの感動がよみがえってきました。
一緒に観にいった友人は感動して泣いてました。

私は英語の舞台でイマイチ理解できてなかったことが
わかったりして、すっきり! 「ムー」って「モー」だったんですねー(笑)
アメリカだったら、観客席も「ムー」って叫びそう。
また、歌詞が字幕で読めるのもとてもいい。じーんとしながら
聴いてました。Seasons of love、最高ー。

今回は京都で観たんですが、関西は神戸と大阪と京都の
三箇所しか上映してないんですよね。なぜ?

RENTのCD、またiPod に入れなおしました。
映画版DVD、発売されたらこれは即買いです♪


06/05/08 Shizuka Arakawa フレンズオンアイス@新横浜PHスケートセンター

2006年5月8日(月) 19:00
SS席 南7列24番@新横浜PHスケートセンター
Shizuka Arakawa フレンズオンアイス

昨日プロ転向を発表した荒川選手のプロ初舞台、
いってきましたー。

いやー、よかった!目の前が座高の高いおっちゃん
だったことと、双眼鏡を忘れたことを除けば、すごく楽しかったです。

テレビで観るのと全然違いますね。氷を蹴る音や、
目の前を通り過ぎる時の迫力とスピード、
スケートリンクの奥行き感、照明と音楽。
そして目があったのではと錯覚する感覚。

で、演技中、きめのたびにおこる拍手拍手拍手。
観客の皆さん常に手をたたいてる感じですね。

荒川静香、彼女は私の中では雪の上で踊る
すらりとした鶴みたい。すらりとした手足と伸びやかな
スケーティング、そしてイナバウワー。みてて気持ちいいです。

あとよかったのは中野友加里さん。前半のスケーティング、
ドーナツスピンのフィナーレは鳥肌たちました!
高橋大輔君もさすがですね。スピード感が他のどの選手より
感じました。ステップに注目!とアナウンスされてましたが、
いうほどステップの見せ場は少なかったように思ったけど。。
で、海外からのゲストのペアの選手もこれまたよかった。
目の前でスロージャンプされたら、もう感動がとまりません。

全体的には、プロよりもアマチュアの選手の方がみてて
美しくて勢いがあって楽しかったです。なんかプロの選手は
乗りとパフォーマンス重視みたいな感じで・・

恩田さん、トーク面白い~。もっと聞きたかった・・

最後全員がでてくるフィナーレ、これまたよかった。
連なってのスケーティングって観てるだけで気持ちいい。
これ、もっと長くみたかった。。

最後、スケート連盟の会長代行に若手育成のための
チャリティのお金の寄付みたいなのを渡してたけど、
スケート連盟って会計いいかげんでいろいろ問題に
なってるところですよねー。

あと、前にアイスショーみた時もそうだったけど、終わった後の
ファンサービスがすごいですね。一人一人と握手したり
声かけたり。そういうのってとてもいいと思うんだけど、
記念撮影はしないでーとアナウンスを無視して
お願いしてる男性観客が多数いたのはどうなのかなと。
記念撮影って「自分と一緒に撮って下さい」というものですよ。
そういう人に限って、お花とか渡さず記念撮影だけお願いしてる感じ。
時間食うし、なんだかなーというふうに見えました。。

でも、いやー、やっぱり生は違います。また観たい!


06/12/28 武蔵野女子学院筝曲部 @ 宝寿

2006年12月28日(木) 12:30

今日は小平にある宝寿という
認知症高齢者のグループホームの忘年会で、
歌い手さんやみなさんの歌のピアノ伴奏者という
ことでいってきました(経営者の方の親戚と私が
お知り合いで、急遽ピアノ伴奏の方がこれなく
なったということでお声がかかったという流れで。。)

で、まー私は、ゲイシャワルツやりんごの唄や、
大きな栗の木の下でのどんどん速くなるバージョンとか、
故郷、焚き火、お正月、幸せなら手をたたこうといった
曲をみなさんと(私も)一緒に歌いながらピアノ伴奏を
したわけですが、この私の伴奏の前に、武蔵野女子学院
の筝曲部の中高生によるお琴の演奏がありました。

お琴の生演奏は、聴くの、実際はじめてかもしれません。
いいもんですねー。指の動きやはじき方を見てるだけでも楽しいし、
半音あげる時に弦を押すんですが、あの動きがまたいい。
私、ハープを弾く女性の手のしなやかさと、音を消す時のあの
ほわんという感じがとても好きなんですが、それに近いものがありました。

で、最後の童謡メドレーは先生と高校生による演奏だったんだけど、
先生はさすが。ビブラートがかかるとこれまたいいですねー。
また、普通の琴よりかなりでかいコントラバスみたいな琴も登場して、
これがまた深くていい音出すんですよね。

今まで琴って旋律だけみたいなイメージがありましたが、こうして
一斉に、旋律、伴奏、合いの手みたいなのをそれぞれの琴が奏でて
一つになると、とてもいいもんだなぁと思いました。

楽譜をみせてもらいましたが、すごい、全然わからん。
一通り読み方を教えてもらったんだけど、私の学習能力の低下やばいかも。

昨日の狂言に続き、こうした和がもってるよさって大事にしたいですね。

今日で今年の観劇はおそらく最後。今年もたくさん観ました♪
最後は自分で演奏(伴奏だけど)することになったのも、
またピアノを弾き始めようかなぁというきっかけをくれた気がします。
ではではみなさん、よいお年を。来年もよろしくお願いします。


07/03/19 坂田健史WBA世界フライ級タイトルマッチ@後楽園ホール

2007年3月19日(月) 20:50
坂田健史 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ
立見席@後楽園ホール

学生の時、友人に強引に連れられてきて以来、
十年ぶりの後楽園ホール。立ち見席を買った
んだけど(立見席でも5000円するのです)、
リングサイドの二階席って感じで、オペラグラスは
全然不要。顔や表情までくっきりみえます。

坂田健史選手のメインの世界戦まで、6試合位
前座試合があるんですが、私が会場に着いた6時半の
時点では、3回戦。末永達也選手vs田中慎GO選手。
末永選手、輪島スポーツ所属、と思ってリングサイド
みると、おおおおお、輪島さんだー。スーツきたはりました。
この試合、田中慎GO選手のくねくねしながら挑発するような
シーンが多かったけど、みてて特に嫌な感じはしなくて、
ラウンド終了ごとにお互いタッチするのはいい感じでした。
で、このくねくね君が勝者。

4回戦。大迫亮選手vsチャイチャナウィンディージム選手。
チャイチャナ選手はタイのボクサー。が、見た目的に、ちょっと
おなかまわりがぽっちゃり。。一方、大迫選手、ガタイも大きめで
顔つきがめっちゃこわい。いい意味でかっこよくこわい。
試合もかなり大迫選手の一方的展開。チャイチャナ君、何度も
スリップやら膝がっくりで、とうとう、ダウンももらい、
最終的にレフリーストップ。大迫選手、対等な相手との試合をみてみたい。

5回戦。龍見三太郎選手vs加治木了太選手。
さんたろーって客席の声援が、ずっと私にはがんばろーって聞こえてました。

6回戦。セミファイナル。ここからラウンドガールが登場。
池田光正選手vs瀬藤幹人選手。3,4,5,6回戦とどんどんとレベルが
あがってくる感じで、この6回戦は、攻撃vs防御みたいな感じで、
なかなか見ごたえのある戦いでした。キャラ的にも、
イケメン風vs雑草魂系で、池田選手が負けた後、リング中央で
ふかぶかと礼して泣いてたのにちょっとじ~んと感動。

そしていよいよメインイベント!
坂田健史選手vsロレンソ・パーラ選手。
WBA世界フライ級チャンピオンをかけた戦い。
ここで垂れ幕に注目。
王者との戦いのはずなんですが、「前チャンピオン」になってます。
しかも「前」っていう文字を後からはっつけたようにもみえます。

そうなんです、この前チャンピオン、計量でオーバーしてしまったらしく
その時点で王者剥奪。しかも2kgもオーバーって。。なめてるのかと。。
もう少しオーバーしてたら試合自体成立しなかったようです。
というわけで、王者を剥奪されているので「前チャンピオン」との対決。

場内が暗くなって、テーマ曲とともに坂田選手入場~。
会場内はかなりの盛り上がり。と、リングサイドにカメラマンが集結。。
なんだって思ったら亀田兄弟がきておりました。
続いて前チャンピオン入場~。会場内から大ブーイング。まーこのブーイングは、
計量オーバーというやる気のなさに対してでしょう。

カーン。第1ラウンド。
おおお、坂田選手、攻めてます。さすがに世界戦だけあって、
一つ一つの動きが今までの試合とは違う感じ。無駄がないというか。
パンチがあたると、会場内から拍手と声援とやじが。やじも
面白くて、亀田がみてるぞーとか、笑えるやじもありました。

カーン。第2ラウンド。
お、坂田選手、なんかいい感じで攻めてます。
今日の試合、勝てるんちゃうかなって思いがうまれます。
そして第2ラウンド終了。

カーン。第3ラウンド、あれ、ロレンソ・パーラ選手、椅子から
立ち上がりません。何時間稼ぎしてるねんって思ってみてたら、
レフリーが手を大きく交差してます。。ん? え? ええええ?
坂田選手ガッツポーズ!!

テクニカルノックアウトとの場内アナウンス!
なんじゃそりゃー。ロレンソ・パーラ選手、戦意喪失って
やつでしょうか。計量オーバーといい、このタイミングでの
試合放棄といい、なんやねんー!
3ラウンド14秒TKOってことみたいですが、
ロレンソ・パーラ選手、3ラウンド、椅子から一回も立たず、
試合放棄です。かんがえられへんー。


でも、坂田健史選手世界チャンピオン!!やった!
インタビューの声がめっちゃ嬉しそう!
私まで嬉しくなるくらい。これからずっと防衛し続けてほしいです。

なかなか貴重な世界チャンピオン誕生の瞬間に立ち会えて嬉しかった!
たまにはこういう観戦もいいもんです♪


07/06/02 法曹三田会@ロイヤルパークホテル

2007年6月2日(土) 13:30
番外編
法曹三田会@ロイヤルパークホテル

ちょっと番外編です。
法曹三田会という慶應出身の弁護士さん達の会合の
余興として、慶應ワグネル・ソサイエティー
元コンサートミストレス(ヴァイオリンのトップ奏者)
住友奈々さんのピアノ伴奏者としてピアノ弾いてきました。

ピアノって私もそうだったんですが、高校まではずっと一人で
弾く楽器みたいなイメージだったんですよね。でも室内楽とか
で他の楽器とあわせて弾くようになって、あの一緒に盛り上がる感や
ぴたっと音がはまったときの心地よさはほんとに気持ちいいです。
今日のヴァイオリニストの住友さんも優しい音色で気持ちよく
弾かはるので、伴奏しててとても気持ちよかった。。音楽って素敵。

さてそんな本日の曲目は。。。

 愛の挨拶
  →エルガーの定番曲。私も何度も伴奏したことある曲ですが、
   左手の跳躍が実はちょいと苦手。が今日はなんでもないところで音を外してしまい反省。。
 チャルダーシュ
  →モンティの名曲。浅田真央さんも演技に使用してた曲。
   テンポの緩急が気持ちいいんですが、今日は自己譜めくりに失敗。
   意外なところに盲点が・・・また、ペダル使いすぎ。。これも改善せねば。
 いつも何度でも(千と千尋)
  →木村弓さんの曲。これ、3拍子なんですよね。心地よいメロディー。
   弾いてて気持ちいい。
 となりのトトロ
  →お子さんがいるとのことで選曲。
 ホール・ニュー・ワールド(アラジン)
  →こちらもディズニーの定番。あっという間に終了。
 you raise me up
  →これ、めっちゃいい曲!
   荒川静香さんがエキシビションで使用した曲なんですが、
   今回使用したヴァイオリン&ピアノの伴奏譜のアレンジがとっても
   気持ちいい♪ 住友さんのヴァイオリンに乗せて、ピアノとぴたっと
   あった時の快感はたまりません。うーん、ほんとにいい曲だ。
   ipod にいれたい!
   →追記:買いました。ipod一曲150円で。声、す、すばらしー!!

そして、最後は「若き血」。はい、慶應の定番曲です。
伴奏したのははじめて。この伴奏譜、慶應の付属校の塾高で配られた
譜面らしいんだけど、時代によって伴奏譜が変わってるとのこと。
今回使用したのは昭和版とのことで、平成版との違いをみてみたいところです。

ちなみに今日演奏していた時間は、ちょうど話題の慶早戦と同時刻。
今日は斎藤佑樹君なげなかったんですね。明日、どうなるのかしらん。

余談ですが、いま、リムスキーコルサコフの熊蜂の飛行にはまってます。
ほんとに蜂が飛んでるかのような曲です。
もともとオペラ用に作られた曲で、ピアノ版もいろんな人が編曲してるんですが、
中でもすさまじいのがジョルジュ・シフラ版。すさまじいでございます。
聴いたことない方は一度ぜひ聴いてみてほしい。。
そしてピアノで腕試ししたい方はぜひチャレンジしてみて!


07/06/13 夕学五十講 塩田明弘さん@丸ビル

2007年6月13日 18:30
夕学五十講 第15回
ミュージカルを100倍楽しむ方法(講師:塩田明弘さん)

慶應丸の内シティキャンパスという社会人教育機関主催の
イベントで、先日までmaを指揮されていて、これからレミゼも
指揮される、ミュージカル指揮者、塩田明弘さんの講演会が
あると聞いて、レミゼspをマチネに観て、その足で、
とっても楽しいお話をおききしてきました!

しーかーもー!特別ゲストが長谷川友紀さん!
私、この方、2000年に壁抜け男を観た時に、パーカッションを
たたかれてたのを観て、なんて楽しそうに、気持ちよく
叩かはるんだーっと気になって、お名前で検索した覚えが
あって、その後も観にいったミュージカルのオケピにいらしたりして、
お名前はすっごく覚えていたので、とても嬉しかったです。
しかも、しゃべりがうまい!そして笑顔が素敵でお美しい!
ご姉妹でミュージカルナンバーをパーカッションで演奏したという
dvdを出されたとのこと、会場で売ってたら即買ったのに~。

講演会は2時間だったんですが、塩田さん、maで
オフステージトークの時も思ったのですが、話うまいー、
そして声がいい~! 今日は、長谷川さんが楽器の実演する時に、
レミゼのどこどこで使ってる音ですよーとか、
よさーくーとか、塩田さんが歌いながら長谷川さんが
それにあわせたりするのですが、この塩田さんの歌が実にいいお声。
あーずっと歌ってて~そして長谷川さんそのまま演奏続けて~って感じでした。
プロフィールみると、塩田さん、声楽課もでたはるんですね!
ほんと、いいお声でした。

お話は、オーケストラピットについてや、正指揮者になるまでの
副指揮者の下積み時代のお話や、バイトの話や、ミュージカルの歴史
などほんとに盛りだくさんでした。

質問で印象的だったのは、ミスサイゴンとかだとコンピュータ制御のため
舞台転換と音楽をあわせるのが大変ということや、よいと思ったら拍手、
だめと思ったら拍手しないといった感じで率直に表現してほしいということ、
また、拍手が鳴り続くシーンで右手をふっと下げたら会場の拍手もふっと
やんだ時にすごく嬉しくなるということ、夢はブロードウェイでふりたい
とおっしゃってたということかな(ぜひ実現してほしい!)。
そして、一番嫌なことはという質問では、やはり携帯電話と
おっしゃってました。皆さん、携帯はバイブじゃなくて、ちゃんと切りましょうね。

そして私も「ミュージカルで振りたい、演奏したいと思ったきっかけ」
という質問をさせていただいたところ、
長谷川友紀さんが、「ミュージカルは、楽しい、悲しいといった表現したい感情と、
演奏する意味がすごくつながっている」とおっしゃってたのが印象的でした。
また、塩田さんはラ・マンチャの男でミュージカルに目覚めたそうです。。

今日の会場、聴衆の方はミュージカル好きな人がすごく多かったです。
こういう講演、もっともっと多くの人に聴いて欲しい!


07/07/15 ミュージカル座ファン交流イベント@Bflat

2007年7月15日(日) 18:30
ミュージカル座ファン交流イベント
@B flat (赤坂)

劇団主催のファンイベントに参加するのは実は初めてかも。。
ミュージカル座のファン交流イベント、HPで見て
その豪華出演陣にすっごく興味持っていたのですが、
ファンクラブ会員外でも参加できるとのこと、
行ってまいりました♪

場所は六本木の奥まった一角にある地下のジャズクラブ。
到着すると、中はファンの方達と劇団員の方達の熱気で
あふれてました。ファンの方達、老若男女、幅広い!
また、一人でいらっしゃってる方が多いっぽい。そう、こういう
イベントって最初参加するのって結構勇気いりますよね。
でも一人でも観劇気分で楽しめる、あっという間の2時間でした。

ミュージカルナンバーからはじまり、コントあり、
ファン参加型イベントあり、ライブコンサートあり、盛りだくさん!

今だにスウィングボーイズの片桐和美さんの余韻を引きずってる私は
今回の座席は、片桐さんの真正面という絶好のポジションでしたが、
目線やジェスチャーがこっちの方に飛んでくると、どうしたらいいか
わからなくなってしまいます。。。いや、ステージからは見えてない
と思うんですけどね。おけぴdeQの質問では、皆さん目線をずっと
あわせ続けるって答えてた人が多かったですが、私には無理。。

そんな片桐さんと、桑原麻希さんが今日は司会。
桑原さん、最初の登場で、私は前回の不思議なラヴ・ストーリーの
エリザベスが、そのテンションのまま登場してくれたような感じで
めちゃめちゃ嬉しかったです! もうとにかく一つ一つの動きが面白い!
脇で小ネタやってる時でも、動きが、ほんとにもう流れるようでいて
かつめりはりもあって綺麗!&面白い!!

そして今日はなんと鈴木智香子さんのお声&コントが見れたのです!!
これは、予想してなかっただけに、びっくり&面白すぎ!
鈴木智香子さんの声は、高音部がとってもとても素敵で、
なんというか、心地よさが耳から浸透して頭の中を綺麗に
掃除してくれるような透き通った天使のような声!!
(うまくいえないけどそんな感じ)
それでいてですよ、後半のコントでは、めちゃめちゃテンポ感ある講師役、
かなりツボにはまりました。もう一度観たい。。。
11月からのモーツァルトにご出演されるそうです、どの役だろう・・

あと、印象に残ったことを箇条書きに。。。
会川彩子さんのおばーちゃんが今回のマイベストインパクト!!!!
 セリフがとても心地よく聞けて、お口元もとても印象的、ほんとに何十年後は、
 あぁいう華やかなおばーちゃんにならはるのだろうなって思っちゃったくらい。
 また、会川さんのつっこみ方も気持ちいい!一方でライブシーンやその他の場面でも
 どこにいてもキラキラオーラが出てて、ますます注目の役者さんになりました!
川田真由美さん、間が絶妙ですね、面白すぎ!動きで顔に笑みがあふれてしまう
 ムードをお持ちです!
・そして私(私?)。足腰弱すぎ。そう、今回、ファン参加型イベントで、
 チーム対抗というのがありまして、そんな中でバランスを競うというのがあり、
 なんとなく流れで、私が出ることに。。。
 ようは、一本足でどれだけ長く耐えられるかというのを競うんですが、
 なんかですね、もう足がぷるぷるいっちゃって、足腰の弱さを痛感。
 ビリー連続41日のいい中間報告になるかと一瞬頭をよぎったのですが、
 まだまだだなという反省の中間報告とあいなりました(笑)

次はロイヤルホストクラブとのこと。片桐さんも出はるとのことで楽しみです!


07/07/23 ボリショイサーカス@東京体育館

2007年7月23日(月) 17:30
07国立ボリショイサーカス
アリーナ1列9番(東ブロック最前列)@東京体育館

かーなーりー久々のサーカス!
動物が中心なんだよって事前に友人がいってましたが、
動物半分、人間技半分で、楽しかった!

まずは最初の一輪車の男性、す、素晴らしい!
簡単に扱ってるようで、すごいテクニックしたはります。
二台の一輪車を乗り換えたり、乗りながらいろんなことしたり。
しかもどれもあぶなげなく、ほんとみていて気持ちいい♪テンポ感がいい!

そして次は動物!
犬や猫を使ったやつって、自分あまり興味ないかもって思ってたんですが、
いえいえどっこい、これが面白くてかわいい!まずは猫の動きかわいすぎです。
綱渡りやジャンプやら、こうして文章に書くと、ふ~んって感じになっちゃう
んですが、もうですね、動きがかわいーのです。ちなみに私が一番かわいいって
思ったのは、出てくる時の、元気いっぱいにちょこちょこって走ってくる様!
めーちゃーめーちゃーかわいいです。ペット欲しくなりました。
しかも音楽は、生演奏!(一部は録音っぽい)。なので動きやシーンに
あわせて演奏されるので、みていて同期がばっちし決まって気持ちいい!

前半最後の空中ブランコは、最後の超まっさかさま落下、あせりましたです。
会場からもどよめき。手前のロープが最後ぱっと外れたのはわざと?(ですよねきっと)

休憩時間、子供達がぴょんぴょんはねてたのが印象的で、
うん、こりゃー影響うけますよ。

後半は、まずリング遣いの女性、この女性が
めちゃめちゃスタイルよくて、またリングがシャボン玉にみえるんですよね。
最後の虹色リングは、めちゃめちゃ綺麗で美しかった。

途中、南ブロック最前列の男女が特設リングに連れて行かれた
のですが、結構いろんなことさせられてました。面白かったけど。
特に女性の方は、よくやった!って感じ。
あの踊りとか、スカートまくしあげてとか(下ズボンだったからとは思うけど)、
結構要求しよりますあのピエロ。
そして一部客席に結構水かけてました。かなり濡れたと思うんだけどねあのブロック。
協力してくれた人に風船をあげてたのは、後で何か景品あげるための目印か
と思っていたら、最後まで風船もってはったから、
あれって、ほんとにあの風船だけがお礼なのかも。

ちなみにこの後半、虎が出てくるのですが、えー、基本的に
虎たち、あまりやる気ないっぽいです。ぐったりしてました。
しゃーない、やったるかみたいなのが伝わってきました(虎から)。

でも、でも、ホワイトタイガー、めちゃめちゃ怖いです。
今回最前列だったってんもあるんですが、この距離でもし森で
遭遇したらどうしようみたいなことをやたら妄想して楽しんでました♪

最後の、綱渡りはびっくりした。
人間とクマが一緒に綱渡りしたり、クマが自分だけで
綱渡りしたりするんですよ!そして終わったら自分で
はしごを降りていって。。。くますげー。
ちなみにクマって二足歩行でしたっけ?違いますよね?
登場や退場が全部二足歩行だったので、人間が入ってる
んちゃうかと思うくらい違和感がありまして。。すごかった。

休憩いれての2時間、一つ一つの技はめっちゃすごかったです。
これは家族とかで観にいくと楽しいと思う!!
休憩時間とか動物と写真撮ることもできるし(1000円)、
客席が一体となってハラハラドキドキするのはやっぱりいいね!


07/08/23 ピーターマービー@東京厚生年金会館

2007年8月23日(木) 14:00
ピーター・マービー ジャパン・ツアー '07 F・E・E・L
S席1階10列33番@東京厚生年金会館

イリュージョンマジック、空飛ぶ貴公子の
ピーターマービーさんのステージを観てきました♪

中央のメインステージと左右に巨大スクリーン。
想像していたより、ゆっくりしたテンポでのステージでした。
前半で驚いたのは、体が上下に分裂して、下半身が分離して
だけで一輪車をこぎ始めたシーン。一輪車の部分は、おそらく
機械仕掛けなんだろうけど、上半身がどうして空中に浮いてるかの
理由がまったくわからない。。しかも舞台回転してみせられて。。
これはすごかった。

あと、後半のスーパーマンネタがかわいい!
マントの中に胴体入れてるにしても、あの首の角度は不思議。
すっごく体や関節がやわらかいのかなぁ。。

そして空中遊泳。
動き的には、上から吊るしている感じなんだけど、
そのワイヤーやロープがわからない。。。不思議。
このシーンをみていて、例えばライオンキングの
あの後半の空中ラブラブシーンとか、ワイヤーを見せない形で
やったらすごく神秘的だろうなぁとか思ったり。

トランプマジックは、すごい、横からトランプが飛んできてる
ようにみえますね。うーん、どこからとんできてるのか。
普通は手の後ろや袖だとは思うんだけど、そう思っててもまったく
わからない。でもみてて気持ちいい。これ、もっと間近でみたら
もっと気持ちいいんだろうなぁー。

チェーンでがんじがらめにされたダンサーが、お客さんの背広を
一瞬で羽織るシーンは、お客さんが仕込み?それとも似たような
背広を予め用意?どっちなんだろう。。

ネタに仕込みがかかるせいか、マジックとマジックの間の時間は
かなり長め。ダンサーの方がダンスしたり、客席に降りてきて
次のマジックを手伝ってくれる人を探すのに時間かけたり。
(この探し方はうまい。まず最前列のおっちゃんに風船膨らませて
 その風船が飛んでいって落ちた風船を拾った人がゲスト。うまいなぁ)

腹筋が割れまくったダンサーさん達が何人も出てきますが、
アクロバティックな技をたくさん披露してくれた、金髪の
背の高い方、この方の筋肉がほんとーに綺麗で。。みとれてました。
ビリーズブートキャンプのシェリーよりも、綺麗な腹筋でした♪


07/10/22 シネマ歌舞伎野田版研辰の討たれ

2007年10月22日(月) 16:30
シネマ歌舞伎「野田版研辰の討たれ」試写会

実は試写会場って初めてかも。
目黒にあるソニーPCLの試写会場「シネラピスタ」。
椅子快適ー。4列30席しかなくてちゃんと椅子が前後互い違いになってて、
椅子が非常に深く前の人の座高が高くても気にならない感じ。
座り心地もいい。デジタル映画専用の部屋らしいです。

さてこの野田版研辰の討たれ。2008年1月に全国でロードショーされるとのこと。
2005年5月に撮影されたものなので、中村獅童さんの結婚ネタや、
当時はやったお笑いギャグや、時事ネタが取り入れられたりしますが
歌舞伎を普段あまり観てない人にとっては入門編としてオススメ!
声に出して笑ってしまうシーンもたくさん!
2階席を逃げ回る辰次(勘三郎さん)もスクリーンなら堪能できます!
そしてとにかく出演陣豪華!

最初の中村勘三郎さんの登場シーン、まず目うばわれます。
かなりの台詞量ですね。一部アドリブでつないでいるようなシーンも
あったり(どう転んでも間が非常にうまいので全く気にならない感じ)、
でもそれが逆に生っぽくて新鮮。
三津五郎さんとのやりとり、福助さんへすがる様子、
早口でがんがんしゃべりたてるさま、堪能いたしました。すごいわー。

染五郎さんと勘太郎さんの身のこなしの軽さ!!
道場にて見本で手合わせするシーン、めっちゃかっこいいです。
後半もこの二人が随所に登場しますが、センスというか間というか
とにかく、輝いてる。

中村福助さん、「あっぱれじゃ!」。きまりまくり。
あれ、私にも言ってほしい(笑)。あっぱれじゃ人形とかほしい。

橋之助さんの住職、あれは絶対テロップでないとわからない!すごい変身ぶり。
そして片岡亀蔵さんのからくり人形!す、すごいインパクト!
楽しすぎる!ギャグも満載。最後扉しまる直前に一礼したのがとてもうけた。
中村芝のぶさん、やっぱり綺麗ー。
また、いろいろな人が二役やったりしてるので、そうした楽しみもありますね。

最後、染五郎さんと勘太郎さんがびしっとやっちゃうシーンは
映像効果的にとても美しかった。ストーリー的には物悲しいけどね。
やじ馬の動きやら、少し野田さんらしい風刺を感じたり、
最後の紅葉で、ふっと何かかんがえさせられる、そんな後味。
でも休憩なしの1時間半、見ごたえ、笑いどころたっぷりでした。

最後に、生の舞台をこうしたスクリーンで観ることの印象をいくつか。。

・特にお顔アップになった時に、口の動きと音のずれが気になる
 (最初の方はかなり気になりました。でもそのうちなれました)
・後ろの侍女の方が笑いをこらえてる感じがアップで観れて楽しかった♪
・一番感じたのは、演じてる人以外が観れないのが残念。
 これは仕方ないと思うけど、例えば後半のやじ馬が辰次を
 取り囲んでるシーンで福助さんが手に顎のせた姿勢と表情が
 一瞬スクリーンにうつってとても印象的だったのですが、
 その後は二度と映らず。。。多分生で観てたらオペラでずっと福助さん観てたと思う。
 また、最初の方で、カメラがアップになってる場面で、
 客席で笑いが起きてるのを耳にすると、あぁ今カメラに映ってない
 舞台袖の方で何か起きたんだなぁとか思わされて悔しくなります(笑

今上演中の演舞場の文七元結、そして連獅子も2008年秋公開で
シネマ歌舞伎化される予定みたいで、こちらも楽しみです!

守山辰次:中村勘三郎
粟津奥方萩の江・姉娘およし:中村福助
町田定助・僧良観:中村橋之助
平井九市郎:市川染五郎
小平権十郎・やじ馬の町人:中村獅童
平井才次郎:中村勘太郎
宮田新左衛門・やじ馬の町人:中村七之助
職人市助:中村源左衛門
からくり人形・番人番五郎:片岡亀蔵
八見伝内・宿屋番頭友七:坂東弥十郎
妹娘おみね:中村扇雀
平井市郎右衛門:坂東三津五郎


07/12/07 慶應夕学五十講 市川亀治郎さん@丸ビルホール

2007年12月7日(金) 18:30
慶應夕学五十講 市川亀治郎さん
@丸ビルホール

前にミュージカル指揮者の塩田明弘さんの講演を慶應夕学五十講
聞いて、すっごく面白かったのでその後夕学五十講の講師の方を
チェックしていたら、市川亀治郎さんの名前を発見。
これは聴いてみたい!と思いいってまいりました!

会場はもう超満員。さらに全国に衛星中継されているとのこと。
すごーい。

18時半スタートで講演自体は20時まで。
素晴らしい講演でした!!最後20時に幕が降りるまで、
もうぐんぐん引き込まれていくお話で、最後も見事な幕!
さらに20時から20時半までの質問タイム、
この間に出た質問の内容もよかったのですが、
そのお応えがこれまた素晴らしかった!

講演自体は、「これからの生き方」というテーマだったのですが、
ご自身の生き方・考え方を、歌舞伎界・先祖代々のお家のしきたり、
ご自身の新たな試み、大河ドラマへの出演など、いろいろなことを
通して語ってくださったのですが、とにかく話がうまい。

論理的でわかりやすい。こうだからこうというのがすっと入ってくる。
若い人も、学生も、サラリーマンも、主婦も、OLも、おじーちゃんおばーちゃんも、
きっと話を聞いていろいろ感じた人、多かったと思います。

私も、亀治郎さんがスーパー歌舞伎をやめて自主公演を立ち上げた時のお話は、
前の会社をやめて今の会社を立ち上げた時の話とかなりだぶって自分を
振り返りながら聞いてました。そして思いはまさに共感。

また、これは今回の講演に限らず、いろんな諸先輩達や多くの書籍にも
書かれてあることですが、「やりたいことを、自分はできる、そうなるっと
強くイメージする」ってことは大事だなと改めて再認識。

今日亀治郎さんがおっしゃってたのは、例えば大河ドラマ。
自分は出れる!とまず強く思うことが大事で、その時その出るための
プロセス等までは強く思い描かないことが大切だと。
そう、目標地点は明確にしても、それまでの道のりはいろんな方法が
ありますもんね。そして次にすべきは目の前のことを一生懸命こなすと。
確かに、やりたい!って強く思ってたことは、自然とそういう方向に
向いていったり、ひょんなきっかけや縁で実現できたりしたりという
ことってありますよね。

また、「感動」というキーワードがよくでてきました。
この感動の話も共感するところがほんとに多かったです。
人は、感動した時に素直な心になりますよねと。
亀治郎さんはどんなものに感動しますかという会場からの
質問には「自然、風景、花、空など、何ものにもなろうとしていない物や、
仲のいい人たちとの会話、また美術館に絵をみにいったり」
と答えてられたのも印象的でした。そう、感動って、ほんとに
身近なところに散りばめられているんですよねぇ。
それに気づくか気づかないか。。
そういう身近な感動に気づけるよう常に心にゆとりを
もっておきたいなと思いながら聞いてました。

私も観劇が好きなのは「感動」するからだなぁと。
楽しい舞台、泣ける舞台、いいっと思う舞台は心が動きます。
何かが舞台から伝わってくるんですよね。亀治郎さんは感動も”波”だと思う
とおっしゃってましたが、確かに”気”のようなものかもしれません。
舞台は、客席同士でこの感動が連鎖したりするのも(例えば拍手とか涙とか)
気持ちよかったりしますしね。

また、”迷ったら世の仲のためになることかならないことか”で決めると
おっしゃってたのもなるほどなぁと。
正しい生き方をしてると全てがうまくいくと。私もそう信じてます♪

そして最後、今後どのようなことをしたいと思ってますかとの質問には、
今演劇でホットな場所はラスベガスだと。つまり、お金をかけた豪華なセット。
これからはそうしたすごいセットと歌舞伎のような繊細なものの融合に
チャレンジしたいきたいといったようなことを言ったはりました。

ラスベガス、2004年に行った時から、きっとかなり変わってるんでしょうね。
よし、来年はラスベガス観劇三昧だ!
もう一度ミステアが観たい、そしてカーがみたい!

そんなことを思いながら帰った、とっても素敵な講演会でした♪


07/12/08 BLUE MAN GROUP@インボイス劇場

2007年12月8日(土) 17:30
BLUE MAN GROUP IN TOKYO
1列35番@インボイス劇場

NYに3回行っているにも関わらず結局まで一回も
観ていないBLUE MAN。まず日本で観てきました。
以下、ネタばれ含んでますので、ご注意あれ。

開演前に、客席パフォーマンスがあります。
これ、BLUE MAN 達は出てこずに、字幕だけで
客席を盛り上げるパフォーマンス。演出うまい。

例えば、今日ハッピーバースデーの浅野さん、
みんなでハッピーバースデーを歌いましょうーとか
今日はボクシングチャンピオンの○○さんがいらしてます、
みんなでおめでとうをいいましょうっとか(これはほんとに来てた?)、
どこまでほんとかわからないパフォーマンス、いや、でも面白いです。

そして一番うけたのが、ラスト、
「本日(確か)国家を独唱してくださるのは3列目のこの方です!」
といってスポットライトがぴかーんとある男性にあたって、おぉって
思ってたら字幕で「冗談です」と。。。この男性あせっただろうなぁ(笑

で、今回1列目の右端だった私ですが、
ポンチョシートと書いてありまして、
開演前にポンチョを着ておくようにいわれ、
全身を覆うことに。。。

結果からいいますと、水、こなかったです。
センターブロックの一部は、とあるものが飛んできたり
しますが、サイドブロックには一滴もこなかったです。
これもびびらせるための演出!?
それとも日によって実際に水とかが飛んでくる!?

さてさて、このBLUE MAN 休憩なしの1時間40分。
パフォーマンス自体は、体を使ったものが中心で、
あとは、演出がもう全てという感じ。
ストーリーは、ないです。
ただ、間が異様に長いものや、ん?これで終わり?的なものも
結構あり、途中少し時間の経過も感じましたが、
新しさ的には、そんなにすごい!めっちゃ新しい!ってことでは
ないんだけど、パフォーマンスとしては面白いと思かったです。

最後後ろからすごい紙の束が押し寄せてきて、
最前列の私の席はすごいことになっとりました。
(この紙の束、どうしていいかよくわからないんですよねー)

BLUE MAN のこの3人、これ、頭どういうものをかぶってるんでしょう。
耳のところだけみると、上からマスクみたいなのを被ってる
っぽいんだけど、目のところはちゃんと実際の目になってるし。

舞台上手から下手になげたボールを口で見事にキャッチして、
それを画板に吹き付けて回転させるのは綺麗でした。

でですね、今回、私一人でいったのですが
私の目の前で、ビー玉がどばどばあふれでてくるパイプに
おぉぉぉ近いーって思ってたら、BLUE MAN が私の目の前に。。
え?もしかしてPICKUP?いやだー、他の人選んでーという暇もなく、
全身ポンチョのまま立たされ、パイプの口をふさげといわれ。。。

いわれるままにふさいだら、そのまま、そのままという
アナウンスとともに BLUE MAN 3人は袖にはけ。。。。
舞台中央のスクリーンに、楽屋を出てタクシーにのる BLUE MAN。
えー、これって放置プレイ!? まーじーでー。。。。


で、会場から「押さえて!押さえて!」みたいなアナウンスが
流れてるんだけど、このアナウンスが、ビー玉のすさまじい音と
顔の部分もポンチョかぶってるので、全然音が聴こえないんですよね。。
そして「下げて、下げて」に聴こえたりもするんですよ。。
これもどうなんだ。。。

で、もういいのかなと思って手を離したら、ビー玉がまた
どばどば出てきて、押さえて押さえてみたいなアナウンス。。

この放置プレイはねぇ、誰かと一緒に来てたらまだいいんだけど、
一人だと楽しいけどつらかったっす。
しかも私のすぐ真横に小さなCCDカメラが設置されていて、
オロオロする様子がスクリーンに投影される。。。。


BLUE MAN、
シルクドソレイユの豪華さと、STOMPのパフォーマンスを
足して2で割ったみたいな感じでしょうか。

演劇好きとか関係なく、気軽にいけます。
ただ、上記のように舞台につれてかれる可能性もあります♪あはは。。。
多分これは男性と思いますが、PICKUPされて、
楽屋に連れて行かれる(多分別の人にすりかわってると思う)人や、
ステージ上にあげられて、BLUE MAN と一緒に食事をする人(多分女性)とか。。
いつも思うんですが、舞台に連れてかれて面白い人と面白くない人が
いると思うんですよね。そこらへんは、選ぶブルーマンのセンス次第と
思うんだけど、私は選んでほしくなかった。。正直苦手なので。。
でもねー、これ、指名されたらなかなか断れない雰囲気なんすよねー。

いい記念にはなったんですが、一人で行く皆さん、
会場から3人ほどPICKUPされるので覚悟しましょうねぇ。


(終わったら、ロビーや外に BLUE MAN がいて一緒に写真とれるよ♪)


08/01/14 東京會舘トークサロンスペシャル井上芳雄vs塩田明弘vs橋本さとし@東京會舘ローズルーム

2008年1月14日(月祝) 11:30
東京會舘トークサロンスペシャル 昼の部
井上芳雄vs塩田明弘vs橋本さとし
14-C@ローズルーム

昨年、島田歌穂さんの One Night Only で井上芳雄さんの
トーク聞いて、面白いッ!と好きになり、ぜひとも彼のトークを
聞いてみたくなり、
本日、なんと管理人人生初のお茶会(っていうんですかね)に参加してきました!
場所は帝国劇場横の東京會舘9階のローズルーム。

まずですね、東京會舘に着いて入り口入ってふと。。。
「男性ってもしかしていない??」
との不安がよぎりました。。
女性であふれかえっております。

で、最初の難関。エレベータ。
このエレベータが行列。
しかも全員100%女性オンリー。

まるで電車の女性専用車両に並ぶ女性の列に
”あえて”並ぼうとしてる男性のよう。。。
階段でいけるなら、たとえ9階でも階段でいきたかった。。
で、到着したら、今度はコートをクロークに預けるところで列。
しかも私が並んだ列はやーたーらー処理が遅かった。。ううむ。

で、会場に入ったら、うぉっ、10人のテーブルが50個以上!
ということは人数にして500人以上!
見渡す限り100%女性!

今回14番テーブルという素晴らしい前方席で、しかもセンター。
この同じテーブルに男性がいらっしゃってかなり救われました。
(退場するまでに結局発見した男性はその他2名のみ!)

ただ、席についてしまったら、そんなことはもうあまり
気にならなくなり、まずはコース料理を堪能。
量は少なめだけど、美味しかった。

で食べ終わったら、テーブルの皆さん、バタバタと外へ。
なるほど、お手洗いですね。
と思って私も一応ではお手洗いへ。。ロビーに出ると、
男性お手洗いは女性お手洗いになってました。
そしてエレベータで1階に降りて下さいと。
このエレベータがこれまたなかなかこないんですよね。
で、ようやく戻って(戻る時テーブルに立てられていた
番号札がなくなってたので一瞬迷ってしまった。
そのくらい会場大きいのです)
しばらくして、会場が暗くなり。。。

バタバタバタバタ!
おおおおっヘリコプターの音が!
そして会場後方にスポットライトが!
井上芳雄さんと橋本さとしさんが登場~。おおおおおお!

テーブル席のお客さんと握手しながら、ゆっくりと
ステージに向って歩いてらっしゃって。。。

まずは井上芳雄さんと橋本さとしさん二人でのトーク。
二人が出会ったシンデレラストーリーの話から。
橋本さとしさんの関西弁、ほんっとに関西人って感じ。
そして井上芳雄さんの、落ち着いた切れ味するどいトーク、
やっぱりめっちゃ面白い。

14番テーブルは、劇場に例えるなら前から6列目センター。
トークがはじまったら皆さん椅子の角度を直角に変更しはじめ。。
な、なるほど。確かに、そうすると正面向けますもんね。
でこの席、ほんとめっちゃ近い。井上芳雄さんもばっちりみえて嬉しい!
ほんっとにスラっとしてて足も細くて、なんというか綺麗。
スーツが似合いますねぇ。。
橋本さとしさんは燕尾服で、昔拝見した時より、かなり恰幅
というかガタイがいいなぁという印象でございました。

20分位の二人のトークの後、ミュージカル指揮者の塩田明弘さん登場!
最初、後ろ向いて、ミスサイゴンのエンジニアの赤い服着ての登場~。
おおおお、のりのりでお茶目~。

ここからは進行役が塩田さんで、橋本さとしさんの関西人的のりのトークと、
井上くんのきらーんと光るトークで、かなり笑わせていただきました。
まさに新年初笑い!って感じ。特に井上君のさりげない一言や
切れ味いいなぁと思うつっこみ、歌う前の一言(この一言がめっちゃいい)
堪能いたしましたです。
特に「全部にゃにゃにゃにゃにゃーになっちゃいますよ」
という、前半の流れを受けての絶妙なつっこみがさらっと
出てくるあたり、めっちゃうけた。。。。

また、塩田さんの企画で、井上芳雄さんと橋本さとこ!さんで
音楽なしの、歌詞だけのミスサイゴンのサンアンドムーン。
二人とも、さすが役者だなぁと。言い終わった後のアハハハハアハハハハ
手つないで走ってるさまにめっちゃうけました。
その後はピアノが入ってのサンアンドムーン♪
そしてブイドイは、なんと塩田明弘さんがメイン!
声楽科ご出身なんですよね。

塩田さんと井上くんとの話で、井上君が、声の調子が
いいなぁって時は塩田さんも長めに伸ばし、井上君が
声の調子がつらいなぁって時は塩田さんもそんな井上君の
調子を感じて短めに切る、そんなことを聞いて、
あぁ生オケってこういうところも素敵だなぁ、
まさにその日その日でベストな作り上げ方って
違うんだろうなぁとライブのよさを改めて感じたり。

そんなこんなであっという間にトークタイム終了。
今井上芳雄さんはウェディングシンガーのお稽古中(塩田さんも)、
橋本さとしさんはベガーズオペラのお稽古中とのこと。

ウェディングシンガーは最後曲流れてたけど、ハッピーエンドの
楽しいブロードウェイミュージカルっぽい感じらしく、
井上君が会場に向ってつっこむシーンとか、ぜひ観てみたくなりました。

ちなみに、ステージの下手にグランドピアノが置いてあって、
歌の時は伴奏を、トークの時は、トークしてる内容の曲を
(例えばレミゼのマリウスがって時はマリウスのナンバーを、
ミスサイゴンのあそこでって会話の時はその曲を弾かはる!)
さらっと弾かれるので、実にタイミングよくわかりやすい!いいっ!
ピアニストは国井雅美さんとのこと。

思い切り笑って、とっても満足な初トークサロン参加でした♪
でもできればケーキとお茶くらいでもう少し安く抑えてくれたら嬉しいなぁ。。
(今回はコース料理込で15000円。。。でも即完売だったようです)


08/02/02 安藤忠雄・蜷川幸雄トークイベント@調布市グリーンホール

2008年2月2日(土) 10:30
安藤忠雄・蜷川幸雄トークイベント
@調布市グリーンホール

調布の仙川にできる「せんがわ劇場」のオープンを記念して
この劇場を設計した建築家の安藤忠雄さん、劇場芸術監督の
ペーター・ゲスナーさん、そして演出家の蜷川幸雄さんの
トークイベントにいってきました♪

イベント前、ロビーの書籍コーナーに、
独特のオーラを出されているおじさま発見。
お、もしや、この方が安藤忠雄さん!
今までお名前はよく拝見してましたが、
実際に拝見するのははじめて。
どうやら本を買うとサインしてもらえるようで、
連戦連敗という本を買って、サインしていただきました♪
それがこちら

光?
と一瞬思ったのですが、も、もしやこれは光の教会
そう、この教会、私の実家、大阪府茨木市にあるんですよね。
そのことは学生時代、先輩から聞いて、知ってたんですが、
まだいったことがなく。。次回実家に帰った時、
ぜひいってこようと思いました。

さて、で、最初に安藤忠雄さんの講演が1時間!
長寿の話、演劇の話、街作りの話、失敗の話、環境の話、オフィスの話、
面白かった!トークがうまい!結構ツボでした。
イベント後の、安藤忠雄さんのサインコーナーは長い列。
最初にサインもらっててよかったー。しかも後でサイン
もらった人にみせてもらったら、光の教会の絵、
私がもらった絵よりかなり簡略化されてました(笑

その後は、ペーターゲスナーさん、安藤忠雄さん、蜷川幸雄さん
3人によるトーク!

が!ペーターゲスナーさん、ちょっと空回り気味。。
というか、事前にあまり進行を考えてなかったのではと思ってしまう位。。
それを察知しての安藤忠雄さんのフォローはなかなかいい感じ。
ただ、蜷川幸雄さんのトークがほとんどなかったのがとても残念でした。
一つ印象に残った蜷川幸雄さんの話は、香川県の直島の
ベネッセアートサイト直島にある安藤忠雄さん設計の
美術館の中にあるホテルの話。蜷川幸雄さんが、ここに宿泊して、
夜ふらっと館内を歩いていた時に感じたものが、カリギュラの舞台美術
などにいかされたそうです。ちょっと泊まりにいってみたくなりました。

トークイベントの最後に、ペーターゲスナーさんが
この新しい劇場、せんがわ劇場を、彼の祖国ドイツでよくあるような、
気軽に音楽に触れれる場にしたいとおっしゃったはりました。
調布市内にある桐朋学園と提携して、
そういう試みができるのではないかと。なるほど、なにかしたい!ってのは
とってもよく伝わってきました。”箱”という空間をどう生かすか、ってのを
こうして街ぐるみでいろいろ考えていくのはいいですね!

ただ!後でホームページ観て知ったのですが、このせんがわ劇場、
劇場の自主制作に力を入れていくとのことで、アンサンブルオーディションをして
そこで絞り込まれた俳優・スタッフのメンバーで「調布市せんがわ劇場アンサンブル
なるものが結成され、2月から3月にかけて作品を上演されるそうです。
そして、ロビーでもこれらの公演のチケットを売っていたけど、
こうした市民参加型の作品ができる課程を少しでもステージ上で
ビデオでもトークでも紹介したらチケットも売上げ上がっただろうに。。と思いました。

余談ですが、トークイベントは、なかなか手作りな感じで進行。
まず司会者の方が、シーンとした沈黙の間を作る。
普通司会者の方って間をもたせるのがお仕事と思うのですが、
客席の人たちが前のめりになってしまう位、
シーンとした間を堂々とお作りになる。これはこれで新鮮でしたが。

また、講演・トークの最中、ずっとフラッシュたきまくりで
ぱしゃぱしゃ写真撮るスタッフの方。これはどうなんですかねぇ。
ぴぴっカシャって音と共にばしゃばしゃっとフラッシュが光る。
会場暗いのでそれも目立つわけです。で、ちょっと目をやると、
プロのカメラマンではなくて、若いお姉さんスタッフさんが、
小さなデジカメを構えて撮影してはるではないですか。。
うーん、いかにもぶれてそうだ。。。記録用だとは思いますが、
このあたりは、もうちょっと客席のことも考えてほしかった。。
しかも出入り多くて会場ふるいので、ドアがギーギー・・・

そして講演とトークの間のピアノ演奏。これがまた微妙で。。。
聴衆を考えた演奏というよりは、弾きたい曲を弾きましたという感じで。
なぜこの方のピアノ演奏を今回のプログラムに入れたんだろう・・・・
この時間をぜひトークイベントにまわしてほしかったです~


08/02/03 DDTプロレスリング@後楽園ホール

2008年2月3日(日) 12:00
DDTプロレスリング
Into The Fight 2008
南側D列17番@後楽園ホール

生まれてはじめてのプロレス観戦、
行って参りました。

前の会社の同期がはまっていて、
誘われたので、一度観てみるかなぁと思い、
女4人に混じって行って参りました♪

会場、結構女性も多いんですね。
それも若い女性から40,50歳くらいの方や、
お一人できてらっしゃる方も結構いるようでした。

で、はじめて観戦しての感想ですが、
楽しかった!
写真OKみたいな雰囲気らしく、
客席ではみな堂々とぱしゃぱしゃ。

戦いというよりも、ショー的な要素が強く、
観客もそれをわかっているので、
なんというか、安心して楽しめる感じ。

プチ流血とか場外乱闘とかもあるんだけど、
本気にみせる演出、それってすごいなぁと感じました。

とにかく技が綺麗だったのに魅せられました!
趙雲子龍選手の、ロープをつかみながら外に体を一度
放り出してのキック、あれ、かっちょいー。

そして飯伏幸太選手とタノムサク鳥羽選手のキック合戦。
最初の取っ組み合いの仕方をみてると、この試合はある程度ガチンコ
なんですかね。途中の挑発とか、もちろんパフォーマンスはいろいろ
入ってるとは思いますが。

今回、ちょっと15分ほど用事で外にでなきゃいけなかったんですが、
その間にしていた試合、
HARASHIMA選手&澤宗紀選手 vs 佐々木義人選手&柿本大地選手
の試合。最後だけみれたんですが、空中戦というか、技のテンポ感が
すごくよくて、みてて気持ちよかったです。
特に HARASHIMA選手、かっちょいい!
3月9日の後楽園ホールのKO-D無差別級がみたくなってしまいました。。

そのKO-D無差別級挑戦者決定ロイヤルランブルというのが今日のメインイベント
だったんですが、この試合は、数分置きくらいに選手がリング上にどんどん
加わっていって、リング外に出たり、カウントとられると負けみたいなルール。
いろんなところで取っ組み合いやら戦いが繰り広げられているのですが、
中には微妙な間とかも垣間見えたりして、気分としては、舞台で端っこの
アンサンブルを観たら、演技じゃなくて素に戻ってる・・・
みたいなそんな感じも味わえたり。うまい選手は見せかたや間もうまいですね。

それにしても各選手、すごい身体能力。
あれだけ攻撃を受けたあとに繰り出す、あのジャンプや回転技、
ロープ技、すごいです。

各選手、自分の得意技みたいなのがあったりして、
それを披露しつつ、相手の技を受けたり、かえしたり、
この技が決まると、みてても気持ちいいし、観客席も
とても盛り上がるんですよね。また、結構声援も飛んでいて、
私が今回一緒に参加させてもらったグループの女性陣は
皆声をかけまくってました。あぁいう声援っていいもんですね。

また、”いいものチーム”と”悪いものチーム”みたいなグループみたいなのもあって、
その悪いやつらたちが、卑怯なことをしたりするんだけど、大逆転とか、
それはありえんだろーとか(レフリーが、カウントを2で放棄して、
相手選手側について試合に参加しはじめるってありえん!笑)
そういう予想外のことも飛び出したりしてあっという間の3時間。
それで5000円はなかなかお得。

最後はリングから節分の豆の袋が飛んできて、
ぽーんと弧を描いて私の手の中にぽとっと袋が落ちました。
全袋、サイン入りだったらしく、私の袋には「肉豆」って書いてました。
一緒に観戦した友人もこれは誰をさすかわからないらしく、
これ、だれなんでしょう??


08/03/04 赤坂ACTシアター内覧会@赤坂BLITZ

2008年3月4日(火) 13:30
赤坂ACTシアター内覧会
@赤坂BLITZ赤坂ACTシアター

赤坂ACTシアターのオープニングイベントに行ってきました。
場所は赤坂BLITZ。ライブハウスです。
スタンディングで1400名入るとのこと、
今日は2階最後列に座ったのですが、全然ステージ近いです。

オープニングパフォーマンスは林英哲さんの和太鼓。
7台の和太鼓演奏ですが、中央の林英哲さんの太鼓は
めっちゃめちゃでかい。そして林英哲さん、
後ろからみてても筋肉の動きがすごい。
56歳とはとても見えないでございます。

ドゥオーーーーンという感じで2階席まで
響き渡ってきました。すごい体力だなぁと。

ただ、実は私、和太鼓に合わせて踊るとか、和太鼓が音頭をとる祭りとか、
なんかそういうパフォーマンスを観るのは好きなんだけど、和太鼓単体で
鑑賞するというのは、これは学生時代から今までずーっと苦手なんです。
自分で叩くと気持ちいいってのはわかるんですが、それを「聴く」という
モードにはどうしても変換できなくて。。。

でも、面白いなと思ったのは、演奏中、私の隣の人が寝てはったんですね。
かなり熟睡モードくらいに。この爆音の中。と思ってたら、演奏後、
林英哲さんが、和太鼓って母体の体内の胎児の周波数だかなんかに似てて、
で、小学校低学年の子とかが和太鼓聴くと、たいてい寝ちゃうそうです。
で、大人でも、寝ちゃう人も多いんですよとおっしゃってて、なるほどなーと。

その後は赤坂BLITZ赤坂ACTシアター、などなど赤坂サカス の施設説明。
説明中、へぇーって思ったのは、この赤坂BLITZ赤坂ACTシアター
併設してて赤坂BLITZでライブをやってる時に赤坂ACTシアターで静かな演劇とかいう
ケースなども想定できるわけで、その際のライブの爆音をどう遮断しているかという話。
なんと、この赤坂BLITZ自体、ゴムの上に建っているとのことで、音は
そこで吸収されて外部には漏れ伝わらないようになってるんですって。へぇぇ。
また、この赤坂サカス、11種類の桜が植えられているようで、3月中旬から
4月中旬までずっと桜がみれるようになってるとのこと。
いろいろ考えはりますねぇ。

さて、でその後は、お待ちかね、赤坂ACTシアターの内覧会に行ってまいりました。
おおおおお、新しい劇場!

最初1階O列(HIJKLMNOPQのO。上の写真はO列上手端からのショット)
に座って観たけど、ステージまで結構近く感じます!
しかも1階席もそこそこの傾斜があるので観やすい。
次にI列に座ったのですが、かーなーりー近い。
そして最前列にも座ってみました。ステージ、ち、近すぎ。
すごい迫力だろうなーこの最前列は。
(下の写真は最前列から眺めたステージと、ガランとしたオケピの様子)


2階席は、さらに傾斜がすさまじいです。
ってか、2階最後列から舞台はほんと見下ろす感じ。高い。
前の人がかなり背高くても多分気にならないんだろうなぁと。
あ、2階G列は、手すりがちょっと邪魔な気がします(下の写真)。

こちらは2階最前列からの眺め↓ 細いバーがちょいと邪魔。

座ってみた感じ、なんとなく椅子の幅は狭いかなぁと感じました。
客席数はほぼ日生と同じとのことなので(日生劇場:1330席、ACTシアター:1324席)
多少ぎちっと作ってあるのかもですね。

2階席にいくエレベータもあって、コインロッカーも160個くらい
あるようです(300円のと500円の)。
ただ、男性トイレはちいちゃかったです。。

オープニングは熊川哲也さんのK-BALLET COMPANYのベートーヴェン第九。
その後はトゥーランドット
トゥーランドットは今のところ千秋楽のチケットはとってますが、
最初の方も観てみたくなりました♪


08/04/07 映画館上映特別版「メトロに乗って」試写会@シネラピスタ

2008年4月7日(月) 13:30
音楽座ミュージカル「メトロに乗って」特別完成披露試写会
@デジタルシネマスタジオ(シネラピスタ

昨年12月に観劇して感動した音楽座ミュージカル「地下鉄(メトロ)に乗って」
が映画化!(実際にお客さんの入った生のステージを撮影して映画化したもの)
その完成試写会にいってきました♪

よ、よかった!
この物語の世界に思い切り入り込んでみてました。
二幕、Amour シーン、入り込みすぎて目に涙が・・・

いやね、正直、試写会場に行くまでは、映画化ってどうなんだろうなぁと
思ったりもしておりましたですよ。カメラ数台でカットを変えた感じなのかなぁ・・・・
・・と、思っていたら、違いました!

単なる舞台の録画ではないです。舞台中継とも全然違います。
舞台とはまた違った魅力が満載の「映画になった舞台」でした!

まずオープニングからしてめちゃめちゃかっちょいい!

もうこの音楽が素晴らしいんでしょうね。いや、ほんと。
スクリーンに、黒バックに白抜きの文字がダンッダンッて表示される
それだけでなんか、すごく入り込んでしまいまして。。
音楽って素晴らしい~♪

そして1幕冒頭!
あのベッド!
この映像効果がすごい。これ、ステージ上のベッドなんだろうか。
別撮りなのでしょうか。と思ってしまうくらいとっても幻想的。

というわけで、オープニングで確実に心をつかまれてしまいまして、
あとは一気にメトロに乗っての世界に入り込んでいきました。

頻繁にズームインになるので、
例えば額や衣装の汗とかもくっきり見えるんだけど、
そこは、「あぁ生の舞台なんだ」ってのが伝わってきます。
そして、衣装の感じや、指輪、細かな表情やしぐさなどは、
オペラグラスで観る以上にリアルに伝わってきます。

私がいいなーと思ったのが、下手側のカメラさん。
この下手側カメラがクレーンであがっていくように撮影されてるシーンが
いくつかあるのですが、あぁ、あのクレーン台に座って
ぐいーんと持ち上げられる感じで生の舞台観れたら素敵だなぁとか
思ってしまいましたですよ。生の舞台で動く客席ってないですからねぇ。

また、アールヌーボーのあのダンスシーン。ここ、ステージ正面からの
カメラアングルが、素敵!!ここだけ切り取って壁紙に欲しい。

1幕終了時に、15分の休憩が入りました。

そして2幕。いやー、ほんと、いいっ。2幕いいっ。
特に後半 Amour のシーン。このシーン特に好き。

広田勇二さん&秋本みな子さん、そして吉田朋弘さん&井田安寿さん。
この四人の一言一言のセリフ。。。だんなさん、お代は・・
というあのアムール(吉田朋弘さん)が背中見せながら語る一言、かなりぐっときます。
デザイナーという言葉に反応するみち子(秋本みな子さん)
そして階段での二人、コートに肩まわす真次(広田勇二さん)・・・全部いい。。。。

また、アンサンブルさんにもちゃーんとスポットあたっていて、
アンサンブル好きとしても楽しめます!
例えば、生で観てた時には、そこまで気づけなかったのですが、
今日観てたら、あ、お兄ちゃん発見!ってのがたくさんあって嬉しくなります(笑
(お兄ちゃん役の関川慶一さんが、別の役でいろいろ出てるわけですね)
そして、藤田将範さん、演じてる役の幅が広い!主に小沼圭三(弟)役ですが、
それ以外にもいろんなところに全然別の姿でいらっしゃいます。
ぱっとみためでは多分同じ人ってわからない。。。そこに気づくと嬉しいです。あっいた!と。
キャスト表の「○○役 他」の「他」の部分にせまると楽しいです。
女性アンサンブルでは、大川麻里江さんが印象に残りました。
ちょっとした表情とか動きとか雰囲気とかダンスなどなど、
アンサンブルシーンに注目してても楽しめます。
一瞬の表情や輝き、いっぱい発見できます。

あ、そうそう、秋本みな子さんと目があいます(カメラ目線)。
これは、ほんと、劇場でオペラグラスしてて、あ、目があったって思うのと
近い感覚で、この目線、私は好き!

この作品は、DVDで家で観るというよりも、映画館で、
大きなスクリーンでもう一度観たいです。
映画の中には客席の拍手も入ってますが、一緒に拍手したいなー。
上映時間は171分(約3時間。途中1幕と2幕の間に休憩15分)
5月10日から109シネマズで先行ロードショーとのことです。

終わった後、出演者の四名の方から少しご挨拶があって、
その中で印象に残ったコメントをちょっとご紹介しておきます。
この映画版の魅力はこの四名の方のコメントに集約されてます!!

吉田朋弘さん
舞台では感じ取れないような細かい表情や呼吸までが感じられました。

広田勇二さん
大きいスクリーンで見ることができるというのは、
舞台とは違うダイナミズムを感じて、自分達が予想できなかった魅力を感じました。

秋本みな子さん
角度によって、普通だったら正面からみて歌っている人やしゃべっている人の表情しか
みえなかったりする部分が、それを斜めから撮ることで、
その後ろにいる人のその時の表情とかがクローズアップされて、
映像って素晴らしいと思いながら見ていました。

井田安寿さん
ダンスナンバーのシーンでいろんな角度から踊りをみれるのが
映画ならではだなと思って感動しました

★リンク
音楽座ミュージカル「メトロに乗って」映画版公式HP
音楽座ミュージカルのメトロに乗ってのページ(映画版の紹介映像が見れますよ)
音楽座ミュージカルのHP
109シネマズのメトロに乗ってのページ
ソニーのプレスリリース(映画館向デジタルコンテンツ配給事業の第1弾だそうです)
2007/12/14 メトロに乗って 稽古場レポ ( by おけぴスタッフ akki )
2007/12/20 メトロに乗って ゲネプロレポ ( by おけぴスタッフ akki )
2007/12/21 メトロに乗って 初日レポ


08/04/11 アンダーザシー@マーメイドラグーンシアター

2008年4月11日(金) 午後
アンダーザシー UNDER THE SEA
@ディズニーシー マーメイドラグーンシアター

はじめてディズニーシーに行ってきました~。
広いですねー。ほんと、一つの都市ですねぇここは。
舞浜駅降りた瞬間、まさにディズニーワールド♪
頭に耳つけたくなる気持ち、わかります。

そしてショー!楽しい~!

まずはショー「レジェンド・オブ・ミシカ」。

大きな海の部分を使ってのショー。素晴らしいショー。
音楽のノリがいい!これでもかというくらい、舟が出てきます。

そして全体で一つの大きな物語風になってるのがいいですね。
よりショーの世界にひたれます。途中、舟から地上に降りての
パフォーマンスもあるんだけど、これも楽しそうでした
(対岸からだったので、うらやましそうに眺めてました)
噴水とどかーんという火花もタイミングばっちしで気持ちいい♪

ウォーターモービルみたいな乗り物が気持ちよさそう。
水しぶきをあげる様子がかっちょいい!
キャストに手振られたら、振り返したくなりますね。
また、手拍子。いいですねーこの感じ。

舟の上のお姫様たちのあの独特の手の振り方が好きです(笑

約25分間。1日1回。
このショー、あの火山を背景にしてみたらまた格別だろうなー

そしてアンダーザシー!
ディズニーシーでリトルマーメイドのミュージカルがみれるんですね!

リトルマーメイドといえば、昨年ブロードウェイでプレビュー初日を観劇
してきましたが、うーむーという感想だったミュージカル。

このディズニーシー版は、それとは全然違って、こっちの方が
あのリトルマーメイドの世界感が出てました!まずはこの建物に入った途端
うっすらと青い透明なまさに海の底の世界。そう、ここから
もうリトルマーメイドの世界なわけです。素晴らしい~。

いざ劇場に。なんとこの劇場、700人入るそうです!
す、すごい。700人ってシアタークリエより大きいわけです。
そして入場の手際がいい!円形劇場になってるのですが、
その脇の扉から非常に効率よくまったく混乱なく座っていきます。
さきほどのショーをみてすぐこの劇場に来たので、ほぼ先頭で、
真正面の席に座れました。この真正面席、いいっ!

アリエル登場!おおおおお!美しい~。外人さんだー。
Part of your world を英語で歌わはります(録音ですが)。
あの I got twenty のところの発音好きなんですよね。
その後は、日本語のセリフで(録音にあわせた口の動きがスムーズ!)展開。

おっ魔女アースラ登場!おおおおおお、怖い!でかい!
後ろの子供泣いてます。うん、わかるよ、こわいもん。
ブロードウェイのリトルマーメイドもこのくらいの怖さがほしかった!
その後は楽しいナンバー、アンダ・ザ・シー。泣いてた子供も泣きやみました。
楽しいー。いろんな生き物が登場してきて、空中(水中)で優雅に
泳ぎまわります。ぷくーっとふくれるハリセンボンとか、うまいっ!
くるくる回転する風車つきの海老さんが好きです。
ディズニーランドのサイトでちょこっと動画みれます

アリエルの腰にバーが刺さってるのがすこーし痛々しかったりしますが、
このアリエルの尾ひれの動きがすごく気にいりました。欲しいくらいです。
尾ひれのストラップないかなー。あれいいなー。

ショーは15分くらいで、アンダーザシーまでの一部分だけで、
エリックとか出てこないですが、ぜひともフルバージョンやってほしい!

ちなみにこのレポ書いてるのは観てきた翌日ですが、
昨夜の夢にアリエルが出てきました。しかもそのアリエル、
昨日見たアリエル役の方ではなく、別の外人さんで、あぁまた
観に来てしまったよと思ってる私がいるのがなかなか新鮮な観劇夢でした)

ランチは、大きな地球儀のあるレストラン「マゼランズ」にて。
こちらで25周年スペシャルメニューというのをいただきました。
このレストラン、雰囲気が落ち着いててとっても素敵。
スタッフの方もとてもフレンドリーで、またお料理もとても美味しかったです♪

帰りは、ディズニーリゾートラインに乗ってディズニーランド内を一周。
今年オープン予定の、シルクドソレイユ専用劇場が!
おおおお、外観はもうほとんどできあがってるんですねぇ。楽しみです。

あ、25周年記念のニューデイパレード
「ジュビレーション」、15日からだそうです。
そっちも気になる!


08/04/11 千葉ロッテvs日本ハム@千葉マリンスタジアム

2008年4月11日(金) 18:15
プロ野球公式戦
千葉ロッテマリーンズ vs 北海道日本ハムファイターズ
ピクニックボックス席5番@千葉マリンスタジアム

今日は、ディズニーシーと千葉マリンスタジアムのマチソワ。
我ながら、すごいマチソワですねー。
ディズニーシーの舞浜から千葉マリンスタジアムの海浜幕張までは
快速だと17分。近いです。

さてそんな久々の野球観戦。
今日は職場の同僚たちと、ピクニックボックス席にて観戦。
このピクニックボックス席、いいです!おすすめですよ!

まずいいのは観やすい。
そして座りやすい。
アンド、机つき!
この机が素晴らしくいい。
物食べる時とか、飲み物置く時とかすごく使えます。
しかも横に並んで座る感じではなく、
テーブルを囲んで観戦する感じなので、
話しやすいし、盛り上がりやすい。これはいいっ!
(ちなみに料金は1BOX15000円。
 5人で行って5で割ると1人3000円です)

今日は北海道物産店を球場の外でやっていたのですが
かなり行列ができてました。
また、球場外のライブコーナーでは、お姉さん達による
ダンスパフォーマンスに、子供たちが一緒に踊ってたり、
吉本の芸人さん達のライブ(これは期間限定みたい)が行われてました。
試合開始まで時間があったのでグッズ売り場(球場外に
専用の建物がある)にいったのですが、すごい充実!
帽子の数だけでもすさまじい数あります。

あ、ちなみに私が食べたお弁当はこちら「対戦相手弁当」

さて、いざ試合開始。
始球式は物産店の方。めっちゃ緊張したはります。
プレイボール!

試合は、2-3で負けてしまいましたが、面白かった!
テレビとは全然違う観戦ポイントがたくさん!

例えば守ってる時の、外野の選手の動きや表情、
エラーした後の野手と投手の微妙な空気みたいなのも
伝わってきたりして面白いです。

選手知らなくても、打席がまわってくるたびに注目するので、
あ、この選手いいっていう人がきっと出てきます。
私は、この日芸能誌で話題になってた西岡剛選手、
ベニー・アグバヤニ選手、
投手ではブライアン・シコースキー投手(奪三振!)
ホセ・オーティズ選手の応援歌が楽しい♪
相手チームでは、押さえのMICHEAL投手の投げ方が面白かった!です

三振といえば、このマリンスタジアム、内野をぐるりと取り囲む
大きなアジア最長というリボンビジョン「marines wing vision」
これがすごい。三振をした後に、このビジョンを新幹線がびゅーんと
走り、KKKKKKKと表示されます(これがかっちょいい)。
スポンサーともうまく連携してますね(笑)
それ以外にも、このウイングビジョンには、いろんな文字や情報が
随時表示されるので、みていて気持ちいいです。
(このビジョンは外野席からみたら圧巻だろうなー)

そうそう、ある場面で、一球目外せー外せーって
我々の後ろで叫んでるおっちゃんがいて、
みてたら、一球目ストライク入ってスコーンと打たれてたのがすごかった。
いやー、おっちゃん、すげーと。

球場は大声のこうした声援も楽しいです。外野席は攻撃の時とか、
立ち上がってぴょんぴょんジャンプしてます。これを内野席から
みてるとかわいいです(特に内野自由席の比較的空いてるところで
ぴょんぴょんしてる人たちが実にほほえましくてかわいい→動画みてね

球場、一人で観に来てる方もたくさんいますね。
カップルもいますが、女性同士のペア、ファミリー、
お一人のお兄さん、会社帰りのサラリーマン集団
などいろーんな人たち。

そして売り子の子たちはほとんど女性。ってか女子高生?
わ、わかい!
お目当ての売り子から買ってそこで少し会話できるのを楽しんでる
おじちゃん達や若いにーちゃんも。

試合中にイベントもたくさん。
スポンサーによる靴のプレゼントや、バックスクリーンに映る
カメラに向って目立つ応援をした人に石垣島旅行プレゼントとか、
ホットドッグをバズーカ砲で客席に打ち込んだり(これ、一発
だけじゃなくてもっとやってほしい!)、いろいろ楽しいです。
7回には、風船が飛びまくり。しかもこの風船、あまり飛ばないように
なってるんですね。後ろのBOXの子供たちが飛ばした風船が
我々のBOXにたくさん落ちてきました(笑)

今日は、花火も!(これは金曜日だけみたい。こちらも動画ぜひどうぞ

楽しいのはファウルボール。かなり飛んできます。
しかも取ったらもらえるんですね。
グローブを持ってきてるお客さんもたくさんいて、
ファウルボールを見事キャッチすると、その辺
いったいの客席中拍手がわきあがってすごく盛り上がります。
このあたり、テレビ観戦では味わえない臨場感!

私たちのBOX方向にも3度ほど飛んできまして、
一回は、私の真後ろの子供がワンバウンドしたボールを見事グローブでキャッチ!
また別のボールはサラリーマン達で盛り上がっていた私達の左側のボックス席に
飛び込んでいってました。これ、ぼぉーっとしてるところに
直撃したらかなり痛いだろうなぁ。。。

そうそう、おすすめはこの MARINES MATCH CARD PROGRAM。

これ、スコアシート(自分でつける)、各選手の応援歌、選手一覧、
座席紹介、登録選手(写真付)などが載っているのに加えて、
なんと本日の対戦相手(北海道日本ハムファイターズ)の選手一覧や、
昨日までの試合結果が載っているのです!すげー昨日の試合結果が載っているとは。
これでなんとお値段100円。球場内で買えます。これは買うべき。

千葉マリンスタジアム、東京駅からだと京葉線快速で海浜幕張駅30分。
海浜幕張駅からだと100円のバスが出ててそれだと3分くらいですが
歩いても15分くらいで着けます。帰りは歩いて帰りましたが、
海浜幕張駅、特に混雑もしてなくて、すーっと帰れました。

そして新木場経由でJR京葉線で海浜幕張という行きかたも便利。
これだと、例えば有楽町に勤めてる人は、海浜幕張まで、新木場経由で約40分!
JR総武線だと新宿から各停で55分で幕張本郷駅、そこからバスで10分。

また、車でいきたい場合は、幕張メッセの駐車場は6000台入って
なんと普通車900円。車の人、これはいいかもです。

プロ野球、観劇と違って、プレイボールの時間に間に合わなくても
マリーンズ726チケットというものが!
このチケット、7:26以降、平日ナイター内野自由席に特別価格(1400円)で入場
できるというもの。詳しくは こちらでどうぞ

今日は我々、ピクニックボックス席に座りましたが、
その他、今年から新設のスタンドデッキがこちら↓(中央部)

ちょっと高いプレスシート(11000円,13000円)というのもすごい。
ホームベース真後ろの観戦スペース。
その他、カクテルを飲みながら観戦できるという
バーマジック(3000円)、ウッドデッキのリラックスした観戦が
できるスタンドデッキ(2300円)など、いろんなシートが!
やりますね、マリンスタジアム。詳細はこちら

みてて、楽しそうだなと思ったのは、グラウンドと
ほとんど同じ目線で非常にグラウンドに近い
フィールドウイングシート(4200円)↓緑色の部分

特にどちらかのチームのファンじゃなくても、
この球場の雰囲気、これは楽しい。そしてその後、
きっと、どちらかのチームがテレビや新聞で話題になると
ふっと気になるようになりますよ。

ふらっと会社帰りに野球観戦、おすすめです。

あ、球場、結構冷えます。なので、厚手の何か持って行っとくといいと思います。


最後に動画もUPしてみました!

試合前の様子(ピクニックボックス席はこんな感じ。ウイングビジョンかっこいー!)
   ↓
カツカレー(観戦しながら食べるって格別!)
   ↓
対戦相手弁当(美味しかった!お値段は1000円)
   ↓
球場の様子(フィールド上はなんと盗塁の瞬間。ピクニックボックス席、机の上の籠もいい)
   ↓
花火(近い!!金曜日ナイターだとみれるみたい!)
   ↓
応援の様子(立ち上がってぴょんぴょんしてます)
   ↓
三振の後のウイングビジョンに注目!新幹線が走ってます!

▽コメントをいただいたgreenさんからスタンドデッキのお写真を
いただいたのでご紹介しておきます♪

↓座席と、座席から見たグランドの写真です

▽フィールドウィングシートの写真です(ヘルメットは入口で貸してもらえます)

▽プレスシートの写真です


(※本来プレスシートでは試合進行中の写真撮影は禁止ですが、
今回許可を得て撮影させていただきました)


08/09/21 東京會舘トークサロンスペシャル@東京會舘

2008年9月21日(日) 夜の部
東京會舘トークサロンスペシャル
ミュージカル「ミス・サイゴン」を熱く語る
東京會舘9階ローズルーム

今週はこのトークサロン、そしてミスサイゴン観劇2回、
さらには塩田明弘さんお茶会と、週4回もサイゴン関連イベントが
入っていてまさに私にとってはサイゴンWEEK!

トークサロン、めっちゃ面白かった!
ミスサイゴン、そしてレミゼの裏話満載!

まず最初の、橋本さとしさんと塩田明弘さんお二人のメニュートーク、
メニュー語るだけでこれだけ楽しませてくれはるとは(笑)

そしていよいよゲスト岡幸二郎さん、
昨日出来上がってきたばかりというお着物姿(生地はデニムとのこと)でご登場ー!!
おおおお!今日のミスサイゴン、ジョン役でご出演直後でございます。
そして早速メニュートークに参戦。岡さんグルメだっ!

いやーそれにしても橋本さとしさんの関西弁トーク、めっちゃおもろい。
塩田明弘さんのつっこみ、ってか、記憶力がすごいっ!
ミスサイゴンのトラブルの話とか、ほんとに話し方もうまくて、
もうドキドキしながら聞き入ってました。
そして岡幸二郎さん、声素敵すぎます!

塩田明弘さんによるブイドイということで
ピアノ伴奏が入り、橋本さとしさんと岡幸二郎さんが
コーラスで歌い始めるのですが、岡幸二郎さんの声の厚みがす、すごい!!
最初の出だしのコーラスの声に聞き惚れてしまいました。
岡ジョンのブイドイ聴きにいきたいっ!
で、続いて塩田さんがブイドイを歌い始め。。。とならずに!
なんとピアノ伴奏がそのままレミゼラブルに突入、
塩田さんの「え?」というお顔、
でここから橋本バルジャンと岡ジャベールによる囚人の歌!!
しかも岡ジャベールはお着物!和風ジャベール!!!すごいー。
感動しながら聴いてました♪

ほんっと楽しいひとときはあっという間に過ぎていきました。
質問コーナーで出ていた「エレンとキムどっちが好きか」みたいな質問への
回答もとても面白かった。私はどっちだろうなー。

サイゴン以外の、レミの話もたくさん聞けて、あっという間のトーク。
昼間の部に何話されていたかも気になります。
あと、毒舌王子が1000回記念で何を話されたかもひじょーに気になりました(笑)


08/09/26 シオタクターBirthdayTeaParty@マリアージュフレール銀座本店

2008年9月26日(金) 17:30
シオタクター (塩田明弘さん) Birthday Tea Party
@マリアージュフレール銀座本店

今週の私的ミスサイゴンWEEKの締めくくりは
シオタクターこと塩田明弘さんの第1回お茶会!
それも塩田さんの誕生日に開催というBirthday Tea Party!

今日のサイゴン本番でもカーテンコールで、
橋本さとしさんの声かけでHAPPY BIRTHDAY合唱に
なったとのことで、あぁそれはぜひ聴きたかったー。

今回のお茶会場所のマリアージュフレールは紅茶の専門店。
(メニューの数にも驚きますが、アイスティーのボリュームにも驚きますよ)
WELCOME TEA がなんとパリサイゴン(ミスサイゴンにちなんで)。

そして本番を振り終わったばかりの塩田さん、時間きっかりにご登場~。
司会進行全て塩田さん♪
各テーブルをまわって、記念撮影に笑顔で答え、
おひとりおひとりの参加者と会話されてました。
いやーほんと参加者との距離がとっても近いお茶会だったと思います。

今回私は運営協力スタッフという形で、事前準備や受付などを
お手伝いしていたのですが、トラブルもなく、時間も予定通り、
とっても素敵な感じで第1回お茶会が終了できて私も嬉しいです。

お茶会の中で塩田さんが話していたコンサート、そしてNY観劇ツアー、
ぜひ行きたい!

ちなみに今回のお茶会は、シオタクターメールマガジンの購読者に
対して告知されました。もし興味がある方は こちらからぜひ登録
してみてくださいねっ(登録は無料ですよ)。


08/11/03 二宮さよ子ディナーショー@東京會舘

2008年11月3日(月祝) 18:30
二宮さよ子ディナーショー vol.3
東京會舘ローズルーム

お誘いいただきまして、
二宮さよ子さんのディナーショーにいってきました。

ショー最初は、二宮さよ子さんの踊り。
地唄「雪」。
なんというか、
「この舞いを観ながら飲むお酒はめちゃめちゃうまい」
という感じ(私はお酒弱いんですが・・)。

近くでお酒を本当に美味しそうに飲んでるおじさまが
いて、あぁこれはほんとに心地よさそうだなぁと思いながら
私もそういう気分に浸りながら観てました。

そしてこの踊りの背景の白いカーテンに映ってる雪のような照明が
さらさら落ちる雪のようで美しかった。。

その後は、なんとダンス(着替えタイムも兼ねてるのかなと)
ダンサーは滝沢由佳さんとおおうちれいこさん(?お名前よく聞き取れず)。

衣装替えテンコ盛りで、きりっとしたダンス素敵でした。
暗い中、二つのライトの明かりとシルエットだけのダンスは美しかった。。
ラストはコーラスラインのONE! ワンッ♪

その後休憩をはさんで二宮さよ子さんのひとり芝居「出雲の阿国」。
着物が似合う!
ラストの衣装・曲・舞いも心地よかったです。
声通りますねぇ。張りのあるいい声、そして活舌が心地いいです。
前の方に座っていたおばちゃんの掛け声なんかもいい雰囲気でした。
(もっと掛け声飛ぶかなと思っていたんですけどね)

ディナーショーだからと思ってオペラグラスは持っていかなかったんですけど、
持っていけばよかったなと。でも私の持ってるオペラグラスってちょっと
大きいんですよね。小さくてよーくみえるオペラグラスってないでしょうか。


08/12/30 ミスティックリズム&ブラヴィッシーモ!@ディズニーシー

2008年12月30日(火) 17:15
ミスティックリズム&ブラヴィッシーモ!@ディズニーシー

今年ラストの観劇(?)納めは、ディズニーシー
久々のディズニーシー、行って参りました。
めっちゃ混んでるのかなと思いきや、
さすがの年末の夕暮れ時、入り口には列もなく、
すすーっと入れました。

まったくノープランで行ったディズニーシーでございますが、
時間的に見れるものも限られてると思い、取り急ぎ、
ミスティックリズムインディジョーンズ→食事→ヴラヴィッシーモ
というコースをその場で計画。

まずは、ミスティックリズムハンガーステージ
ジャングルに住む精霊と動物たちによる幻想的なダンスと空中バレエ
という謳い文句にひかれて、はじまる30分前に到着したら、
そこそこ人が並んでたので、そのまま待ってみることに。
でも後から考えれば15分前くらいでもよかったのかなもなと。
入場口が左手と右手にわかれてるんですが、今回左手側から
入ったのですが、そうすると自然に下手側に座ることになるので、
この舞台の感じだと、右手側から入った方がよかったかも。
舞台は、水を使ったダンスというイメージで、猿のびよんびよん
とした動きや火の精霊の身体能力(木登りがすごい!)、
水しぶきが飛び散る空中ブランコと、なかなか楽しかったですが、
キャストさんのダンスのレベルに結構差がある印象だったのがちょっと残念。
カーテンコールのキャストさんの笑顔が素敵でした。
ワニ、ライオンなどの被り物系の動きは本物っぽかった!

その後はインディジョーンズ。
ファストパスという存在を知らず、
150分待という列に並ぶも、90分くらいで乗れました。
がったんごっとん。。。
前後に揺さぶられて。。。うおっと思ってる間に終了~。

そして20:05からショー。
ヴラヴィッシーモメディテレーニアンハーバー
これが素晴らしかった。
最初の噴水のショーから実に優雅。
音楽(この音楽がまた気持ちいい)と同期して、
ゆらゆらとやさしくゆれたり交差したり、
なんか水自身が意識を持っているよう。
で水の女王登場みたいなのがご登場。おおおお!
続いて火。
ハーバーのいたるところで火の玉が水中からしゅぽっと
打ち上げられるんですが、この火の玉の動きがまるで
アクロバットのよう!
水中から打ち上げられた後、塊になって、
その後くるくるって回転したり、ふわっと消えたり、
ファイアーアクロバット!これ大好き!
その後巨神兵のような赤い鉄のかたまりのような
物体が湖からゴゴゴと登場。
す、すごい。。。あの動きがすごい。
しかも目が光ってる!
今にも崩れ落ちそうな感じがどこか物悲しい。
そして火の精と水の精が近づき。。。
おおおおおおおおおおお。
水、照明、花火、光、火、噴火、音楽、煙・・・
それらが見事に同期して、ストーリーを作り
あげてるんですよね。素晴らしい。
素晴らしいショーでした。

で終わった直後に「docomo」のアナウンスと広告点灯。
すごい。。一瞬で現実に戻る。
私の近くにいた女子高生が
「私ドコモで良かったー」
といってた会話がいまいちよくわからず(笑)。

その後は花火。
どーーーーーーーーーーん。
ちょうど先週、友人宅から花火をみたけど、
この花火は、ショーに比べたら余韻という感じですね。

とにかくショー素晴らしかった!


09/02/08 日本古武道演武大会@日本武道館

2009年2月8日(日) 10:30
第32回 日本古武道演武大会
2階自由席@日本武道館

久々の日本武道館。
日本全国いろいろな流派の武術を披露
するような感じの大会でございます。

私は後半観戦したんですが、棒術、剣術、
組み合い、空手、なぎなた、二刀流草刈鎌術!などいろいろ
あって、一流派5分くらいなので、みてて飽きないです。

手裏剣術なんてもあるのでございます。
根岸流手裏剣術の方達は、回転させずに
棒状の手裏剣を立てた畳に向かって
しゅぱっと投げる術を披露されてたんですが、
一人2セットくらいづつ投げるんですが、
最初の1セットは、畳に刺さらないんですよね。手裏剣が。
でも、次の2セット目は、ズバズバ刺さるんです。
6本投げて6本とも畳にズバズバ刺さり会場拍手ーみたいな。
これって、1セット目、わざと刺さらないように投げている
とかなんでしょうかね。うん、おそらくそうなんだろうなと。

アクロバティックな殺陣や立ち廻りの技術を披露する大会
とかあればぜひ観に行きたいなぁと思いました。
ご存じの方いらっしゃったらぜひ教えて下さい。


09/02/23 ハローキティのくるみ割り人形@サンリオピューロランド

2009年2月23日(月) 15:30
サンリオピューロランド
ハローキティのくるみ割人形

多摩センターのサンリオピューロランドに数年ぶりにいってきました。
今回のお目当ては、4月で上演が終わってしまうという
ハローキティのくるみ割り人形。
このステージ、なんと演出は宝塚の小池修一郎先生。
ということは、そう、キティ&宝塚なのです。すごい、このコラボ。
お芝居(くるみ割り人形)があって、ショーもあって、ロケットもあって、
デュエットダンスもあって、大階段もあって、黒燕尾も観れて、
エトワールもいて(ママ!)、羽根もどんどん大きくなって、
KTと書かれたシャンシャンを皆が持って、
ラストキティちゃんが男役で登場~。

お芝居の中にもちゃんと悪者でてきて(サンダーラッツ。
あのバイクぼよんぼよんしてて気持ちよさそうー)、
戦いもあったりして、
上演時間35分の中に、宝塚がプチプチ詰まってます♪

声は録音なんですが、口の動きが見事に同期してるので
録音ってことに気づかないです。くるみ割り人形の声は
樹里咲穂さんなんですが、声、歌声が素敵~。
「キティ!どうしたんだ!」

そして、私的にはママの声がいい!めちゃめちゃいい!
島本須美さん!?私が初めて名前覚えた声優さんなのです。
そう、ナウシカの声です。なんて心地いい~♪

ちなみにこの舞台、フラッシュ使わなければ撮影OKというのにびっくり。
結構皆さんビデオカメラとかがんがん回してます。
私は知らずに観に行ったので撮影できなかったんですが、
次回はちょっと何シーンか撮ってきたいなと。

4月13日からは、新しい演目
「ハローキティとオズの魔法の国」がはじまるようです♪
これもまた小池修一郎先生の脚本・演出・作詞。これもぜひみたい。
逆に、くるみ割りをみておきたい方は、今のうちですね。

帰り道、別のステージをふらっとみていたら
最後の映像に笹本玲奈さん登場。おおおおお。
このステージに登場してたシュガーバニーズの
しろうさとくろうさがめちゃめちゃかわいかった。。

さらに、もう一本みていこうと思って Someday III
森の妖精達のステージを観たのですが、こちらは声、歌が生!
歌気持ちいい-。上から紙(羽?)吹雪が舞ってくるシーンがよかった♪

最後に気になったのが海のメルヘン
アクロバットとダンスが融合したファンタジーショー。
これは、かなり好き系かも。今日はくるみ割りがメインだったので
閉園時間となり観れなかったですが、ぜひ次回は海のメルヘン観たいと思います!

日比谷駅からサンリオピューロランドのある多摩センターまでは
なんと一本でいけるんですねー驚いた。
園内には、親子連れや幼稚園の団体さんの他、
カップル、外国人家族も結構いらっしゃいましたが、
案内版やトイレや無料のガイドに、
英語でなく中国語で解説が入ってるのにも驚きでした。
(中国人のファンの方も結構多いということなんでしょうね)

帰り道、ダイソーの巨大な100円ショップでいろいろ
買い込んでしまいました。これだけ大きな100円ショップは楽しい♪
傘も105円!


09/02/23 東京監督対談 古田敦也x野田秀樹@東京芸術劇場

2009年2月23日(月) 19:00
東京監督対談 古田敦也x野田秀樹
1階T列@東京芸術劇場中ホール

野田秀樹さんのトークを聴いてみたくていってきました。
ぼそぼそっという感じで話し始めるんですが、
おっしゃってることが実に刺激的で、
頭で考えて鋭く話されてる印象。

客席の集中具合は、舞台後半の”咳払い”で感じる
とおっしゃっていて、なるほど、それはあるかもと。
シーンとしたようなシーンで、おじさんが喉をゴホッゴホッと
やったりすると、そう感じたりするそうで、
そんなことをこの対談でおっしゃったりするもんだから、
今日の対談中も、途中、客席で咳が止まらなくなった方が、
あわててドアから外に出られたり・・・・といったシーンも見受けられました。

また、東京の人の休日の過ごし方について、
お金を使わないと休日を過ごした気にならない人が多いのでは
という意見も、いわれてみればそういう面もあるかもなーと、
聞いていていろいろ刺激受けるお話でした。

話は、途中、東京オリンピックをテーマで話も盛り上がってましたが、
東京オリンピック、実現したらぜひ野田さんに開演式やってほしいなー。

古田敦也さんはかなりお話好きなんですね。
ちょっと脱線しすぎな感じではありましたが、
古田さん、野田さんの、監督としての対談、東京をテーマにしたお話は
とても楽しく、あっという間の1時間半。

野田さんのトーク、もっともっと聴きたかったなぁ。。

p.s. 野田さんが東京でどの場所が好きかみたいな質問で、
不忍池もいいですよと答えられていて、その理由が、
雨が降ると寂しくていいと。その感覚が素敵です。


09/03/23 ハローキティのくるみ割り人形&海のメルヘン@サンリオピューロランド

2009年3月23日(月) 11:30
「ハローキティのくるみ割り人形」サヨナラスペシャルイベント&海のメルヘン
@サンリオピューロランド

キティちゃんのくるみ割り人形、二回目の観劇だったんですが、
一つ一つのシーンがどれもよくて、
音楽や細かな振り付けがほんと宝塚っぽいのです。
(演出はあの小池修一郎さんです)
特に音楽のフレーズが、あぁ宝塚だーって思いますよ♪

エトワールのママ!

そして今日は上演後に樹里咲穂さんのトークイベント。
司会がキング役の鈴木さんだったんですが、キングのイメージ変わりました!
大阪芸大の方で、しかも高槻ご出身とは(私はその隣の茨木です)。
しかも樹里咲穂さん、箕面なんですね!
私も、3歳くらいまで箕面におりました。お猿さん覚えてます。
こてこての関西弁樹里咲穂さんのトーク、楽しかったです♪
樹里さんのノリ突っ込み最高-!!

そしてイベント終了後、外にでたらちょうどパレードが!
女の子を足の上に乗せてのぐるぐる回転ジャンプ楽しい!
っと、ドレスを着たキティちゃんが目の前を通った瞬間、か、かわいいぞ!と。
いや、ほんと、キティちゃんめちゃめちゃかわいい。

その後、海のメルヘン観劇。
もともとアクロバット系の舞台って好きなんですが、
アクロバットをうまくストーリー上に盛り込んでいて、
演出がうまいのです!
左右の舞台袖のトランポリン使った戦いシーンとか、
すっごく好き!わくわくします。
鮫肌三兄弟のクールなアクロバットは見応えありますよ。
大潮祭、最高-、何度でも観たい大潮祭♪
妖精マリーもかわいいっ!声もいいっ!
35分大満喫です!
カーテン使ったパフォーマンスも、女性が口にくわえただけで
ぐるぐるまわるのはみててドッキドキしました。

あ、ラスト、下手から主人公の婿様がちょこっとだけ袖から出そうになって
でなかったのは、花嫁と出のタイミングがあわなかったからかな?
ダンサーさんたちもそれをみてか笑顔でダンスしていて
より楽しかったです♪

サンリオピューロランド入り口横のショップは、必見。
キティちゃんだらけです。
これでもかというくらいわんさかとキティちゃんグッズが。
ここで思わずトークイベントで樹里咲穂さんが
セクシーーーっといっていたペットボトルを購入。
これ、めちゃめちゃセクシー♪
ネタになりますよ。お土産に◎。

ハローキティのくるみ割り人形、海のメルヘンは4月12日までとのこと!
次のショー「ハローキティとオズの魔法の国」も楽しみです♪


09/04/17 コルテオ@原宿新ビッグトップ

2009年4月17日(金) 19:00
コルテオ
@原宿新ビッグトップ

久々のシルクドソレイユ♪
おーっきなテント。
そのテントの階段をあがる時に感じる独特のにおい。
そして客席につくと、
おおおお、前の席との幅が広い!
外国人仕様!?
(客席にはかなり外国人率も高かったです)
そして開演前パフォーマンス。
開演前のこのドキドキ感がたまらん!

客席座ると中央のステージをはさんで反対側にも
どーーんと客席があるその迫力に驚きます。
最初鏡かと思ってしまったくらい対称になってます。

そしていざ開幕!

下記、印象に残ったパフォーマンスを一言づつ!!

ベッドパフォーマンス、でた高速バク転!
リングを足でぽんぽん、あの「トンッ」と突き上げるのが好き♪
金魚みたいな動きのクラウンに笑!
車のホイール、ダイハツのホイール!?
逆さクラウンどうなってるの?
風船客席縦断、盛り上がります♪
シーソー、高い!かっこいい!
おおお髪が!客席どよめき!

などなど。
ちなみに私が一番気にいったのが、二部冒頭の
ネット上のひらひら衣装のアクロバットな舞い、めちゃめちゃ美しい。
これもう一度観に行きたい!!

客席もゆったりしてるし、
席で飲食ができてしまうのもいいですね(ただし持ち込みはできない)。
最後列だったのですが、オペラグラスなしでも全然OK。
また、シーンとして観劇するのでなく、盛り上がって観劇
する感じなので、歓声をあげたりして、リラックスして楽しめます♪

あ、ちなみに私がこのコルテオ観て覚えた英単語「funeral」。
お葬式という単語です。ストーリーが一応あって、英語、イタリア語、
日本語がいろいろ出てきますが、全然わからなくても楽しめます。
客席パフォーマンスの時は日本語でフォローしてくれますし。

天使が綺麗だったなぁ。。。

上演時間は約2時間半(途中休憩30分)


09/05/30 HELLO KITTY BLACK WONDER@サンリオピューロランド

2009年5月30日(土)
HELLO KITTY BLACK WONDER
@サンリオピューロランド

HELLO KITTY BLACK WONDER という香港で大人気という
RPG型アトラクションを体験してきました。
入り口でランタンを渡されるのですが、
そのランタンを最初指令マシンにかざすと、
自分だけの「シンボル」が付与されます。
このシンボルを元に、キティちゃんを助けるための
パスワードを探していくのですが、
このシンボルが何種類かあるので、
他のグループと探す内容が異なってくるわけですな。

このRPG、最後の間違い探しが楽しかったです。
こういうリアルな空間での間違い探しはいいですね。
お子さんと一緒にぜひオススメです。

そして、二度目の観劇を楽しみにしていた
ハローキティとオズの魔法の国
上演5分前にいったら満席で立見席も終了とのご案内。あちゃー。

そこで、サンリオキャラクターボートライドにのってみました。
結構列ができてたんですが、お一人さんお二人さんはこちらへということで
優先いただいて、さくっと乗れました。
したら、これが楽しい!
10分間、ボートにのってゆったり、たっぷりサンリオのキャラクター達に浸れます。
しかも結構ボートもアップダウンがあって、楽しいです。
最後の扉はわくわくしますよ!

締めは、シュガーバニーズのショーで、シロウサクロウサを満喫。
最後に映像で笹本玲奈さんも登場。いい声♪
やっぱりシロウサかわいー。
後ろ姿のむちむち具合もキュートです♪


09/06/16 大久保公園シアターパーク歌舞伎町フェスタオープニングセレモニーレポ

2009年6月16日(火) 17:30
大久保公園 シアターパーク 歌舞伎町フェスタ
オープニングセレモニーレポ

新宿コマ劇場の裏手ちょっといったところにある
新宿大久保公園
その公園内に巨大テントによる立派な劇場がどーん!

中の客席は、傾斜も結構あって、
パイプ椅子ですが、雨音も風流な空間です。

ここで6月から8月まで開催される
歌舞伎町フェスタ2009。
今日はその出場団体の紹介イベントにいってきました。

まずは東京ギンガ堂の「新宿パラダイス」。
終戦直後に新宿でマーケットを作った親分と力道山を中心とした音楽劇です。
6月19日から28日まで。

7月4日は和泉元彌さんらによる
「狂言&室町歌謡と現代歌謡コンサート」。
新宿にちなんだ演目を上演されるとのことです。

7月8日9日は門戸龍治ショー。

漫才協会の「特選東京漫才」は7月10日と11日。
60組120人くらいご出演されるそうです。

そして7月16日から27日は
ドラマ・ステーションJAPANの「瞼の母ラプソディ」。
大衆演劇のホープ、15歳と17歳の松川兄弟
まず挨拶がかわいくて、目がとても綺麗でした。

そしてラスト7月29日から8月31日までが
吉本興業「やりすぎフェスタ2009」。
NONSTYLEしずるはんにゃフルーツポンチオリエンタルラジオ
座長として出演されます。

っとまさに盛りだくさんのテント劇場。
この企画は、新宿区が推進する安心して楽しめるまちづくり
「歌舞伎町ルネッサンス」の一環とのことで、
新宿区の中山弘子区長さんのご挨拶もありました。

出演する団体のつながりが、いまひとつわからなかったのですが、
何かこう全体に一貫するテーマみたいなものがあれば
とてもいい企画だなーと思います。


09/07/29 千葉ロッテvs日本ハム@千葉ロッテマリンスタジアム

2009年7月29日(水) 18:15
千葉ロッテマリーンズ vs 北海道日本ハムファイターズ
3塁側1階16列25番@千葉ロッテマリンスタジアム

久々の野球観戦、行ってまいりました!
今回は初の内野指定S席。
打席に立つ選手のプリップリしたお尻の動きから
投手の細かな動作まで肉眼で楽しめます!
(ただ、ボビー監督を確認するにはオペラグラスが必要でした)

浴衣WEEKということで、浴衣の女性が結構いて、
さらにはマリーンズの赤い浴衣を着た方も結構いて、
夏の雰囲気満点で、天候もよく、寒くもなく、実に爽快な観戦でした。
(ちなみに浴衣の男性もちらほらみかけました)

そしてこの内野席、ドキドキするのがファウルボール。
結構飛んできます。特にフライは、三塁側に飛ぶと、
全部自分の方に飛んでくるのではというドキドキ感!
実際私のすぐ後方の席に一つ落下!
これ、ほんとにドキドキですよ。
(とるともらえるので、ワンバウンドした後は取り合いになってます)

ちなみに相手投手が交代する時に、一斉にお客さん達が旗降るのは
先発投手交代の時だけ? 一斉に客席から旗が出てきた時はびっくりしました。

球場内、ビールをあまり飲まない私はもっぱらコカコーラ。
コーラは220円。居酒屋のソフトドリンクと比べると全然リーズナブル。
球場の外でもいろいろ食べ物売ってますし、
球場内も綺麗で移動しやすくて、ゴミ箱もたくさんあって楽しい雰囲気です。
駅からはバスも100円で出ていて、そんなに並ばずに乗れますし、
たまには、居酒屋やレストランから雰囲気を変えて、
生の野球観戦しながら、飲んで話して観るってのもいいものです!

そしてこれ、五回裏に打ち上げられる、この花火、素晴らしい!
この日は、浴衣を来てる方や子ども限定で
グラウンドから見たい人は3回裏にどこどこに集合みたいな
案内があって、私のまわりにいた方も行かれてたんですが、
今日の試合、4回5回が非常に長く、その間この方達は
どこで待機してるのだろうと、変なところが気になった私でございました。

ちなみに試合の方は、すごくいい感じだったので、
混雑を避けるため、5-3で勝っていた8回裏に一足お先に失礼したところ、
9回表にファイターズに3点入れられて、5-6で負けてました。
やっぱり最後まで応援しないとってことですねー!!


09/07/30 トリノエジプト展内覧会レポ@東京都美術館

2009年7月30日(木)14:00
トリノ・エジプト展内覧会レポ
@東京都美術館

今回は、観劇レポならぬ鑑賞レポでございます。
上野の東京都美術館で8月1日から10月4日まで開催される
トリノ・エジプト展の内覧会にいってきました。

まずはこちら、少年王ツタンカーメン。
右と左、どちらがツタンカーメンでしょう??

正解は向って右側。左側は神様なんですね。
ちなみに、王が神より小さく表現されていることから、
ツタンカーメン王の神に対する従属関係を示しているそうです。ほぉぉ。

そして下記は、石でできた人型の棺の蓋。
王ではなく、お役人さんの棺の蓋なんだそうです。
ってか、かなり立派。すごい迫力です。

こちらはながーい死者の書、パピルスの巻物です。
天秤で釣りあわなかった死者を食べる怪物「アメミト」、
ぜひ見つけてみて下さい。
(頭はワニ、上半身が獅子、下半身がカバ!)

ヒエログリフのアルファベット表。
1字1音なので、この表もとに話せば当時の音が蘇る♪
と考えるとちょっと読んでみたくなりません?

最後に拝見したのがこちら。
これは何の舟でしょう?
そしてこの舟に乗っている人たちは??

全部みてまわるのに、そんなに時間はかからないです。
暑い夏、ひんやりした美術館で、ゆったりと
古代エジプトの世界に身をゆだねてみては!
アイーダの世界がそこに待ってますよー。


09/08/23 千手観音 My 夢 Dream@新宿文化センター大ホール

2009年8月23日(日) 14:00
千手観音 My 夢 Dream
@新宿文化センター大ホール

千手観音を観てきました♪

千手観音、男性と女性が混ざってたんですね。
耳が聞こえない聴覚障害を持つ総勢21名の男女によって
表現されているそうです。
先頭のタイリーファさんが、これまた美しい。
全員が手をぴゅってひっこめる部分が好きです。
私が観たのは左後方席からだったのですが、
真正面から観ると気持ちいいんだろうなー。

この千手観音を冒頭に、歌や舞踊や京劇、楽器演奏
などいろいろなパフォーマンスが、障害を持つ方達により
演じられていきます。

ちなみにその中で私が気にいったのが、指揮者。
ステージ左右の端で、手話で指揮をされるんですが、
その指使いと大きな仕草、これがみてて気持ちいいんです。
おそらく普通の方より舞台上の演者さんが、
耳が聴こえなかったりする分、より指揮等に
神経を集中させていて、指揮・音楽と動きが一体化して
タイミングがぴたーっとあい、気持ちいいんだろうなと。

最後、終わった後、出口のドアのところに
出演者の方がいらして、すごく顔が小さくて
綺麗でドキドキしました♪


09/09/30 古代カルタゴとローマ展除幕式レポ

2009年9月30日(水) 14:00
チュニジア世界遺産
古代カルタゴとローマ展
きらめく地中海文明の至宝

10月3日から25日まで、大丸ミュージアム・東京で開催される
古代ローマとカルタゴ展。
この開催会期中、六本木のテレビ朝日の1階に、
巨大モザイクが展示されるのですが、
今日はその巨大モザイクの除幕式にいってきました。

除幕!

おおおおおおおお!出たー!

5.3m×5.3mのこの巨大なモザイクには、
今から千数百年前の、3-4世紀の古代地中海の十二島々が描かれています。
しかも地名まで描かれているのはとても珍しいのだそうです。
さらにはこのモザイク、世界初公開(なんとチュニジア国内でも公開してないらしい)。

もともと、このモザイクは、カルタゴのお金持ちのお屋敷の床だったそうなのです。
解説されていたカルタゴ博物館館長のファトヒ・ベジャウィさんによると、
描かれている都市や島々は、ヴィーナスの信仰に由来のある土地とのことで、
このモザイクの持ち主は、おそらく、こうした土地を全て巡りたいという思い
があったのではないかとのこと。

見上げるほどでかい!

左下をズームしてみましょう。おっ魚!

さらにズーム。目と口はこんな感じのモザイクに!

ちなみにこのモザイク画が発見された邸宅は、海から300kmくらい
内陸部に位置するそうです。つまり、東京と名古屋くらい
海から距離があるわけです。ということは、
この持ち主の方は、もしかしたら海というものを見たことなかったのかもしれませんね。

お、これは何の魚でしょうか。

このモザイクが展示されている六本木テレビ朝日の会場には
期間中、カルタゴケーキセット(\1050)というケーキセットが!
サンプルをいただいてきました♪

おおおお、モザイク模様です。
ケーキは、チョコムースと、ヘーゼルナッツクリームが
お口の中でとろけます。
ハーブティでその美味しさが体中に浸透しそう。
座ってゆったり浸って食べてきてください♪

この巨大モザイクの展示は、六本木のテレビ朝日本社1階ですが、
この古代カルタゴとローマ展は、大丸ミュージアム・東京(大丸東京店10階)
で10月3日から25日まで無休で展示されます(10:00-19:30)。

謎の海洋大国カルタゴの内幕に迫る展示で、
なぜカルタゴがローマを脅かす存在だったのか、
なぜ歴史上から姿を消すことになったのか、
そして奇跡的再生とは。。といった歴史物語が紐解かれていきますよ。

質・量・サイズともに圧巻のモザイク・コレクション。
ぜひ堪能してきてくださいませ!


09/10/26 シルクドゥソレイユ ZED@シルクドゥソレイユシアター東京

2009年10月26日(月) 13:00
シルク・ドゥ・ソレイユ ZED
プレミアビュー@シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京

ZED楽しかった!
最初から最後までウキウキワクワク感がありました♪

冒頭のあの大きな布がふわりっと穴に吸い込まれるオープニングは
ワクワク感がめちゃめちゃ高まります!
そして最初のあのロープ、速い!揃ってる!気持ちいい!
プレミアビューシートからは、ほんと近くて
オペラグラス要りません。しかも後方からロープを掻い潜って
宙返りしてくるんですが、その動きがほんとに美しい。大好きこういうの。
回転にぶれがないんです。

命綱なしの綱渡りがまたすごかった。
あの動きはなんですか!
しかもその後さらに!!
私は口がポカンとあいて、ただただ笑うしかなかったです(笑
4本のポールのトランポリンも、動きがスローモーションのように
見えたりして、ずーーっと観続けていたい感じです。
さらにそのトランポリンの上方にいる妖精のような女性達がまた
いい雰囲気なのでございます。

30分の休憩挟んでの二幕は、
ショータイトル発表会の時にみたアクロバット。
何度みてもすごいです。この女の子がかわいらしい!腕細っ!

日本人の方のバトン演技は、製作発表の時みた印象から
スーパーパワーアップしてました。すごいっす。そして音楽がまた気持ちいい!
音楽はしかも生演奏♪

空中ブランコは、上手側手前の男性がやったらダイナミックな動きで
めちゃめちゃインパクトありました。あの動きはすごいっ!
ラストの終わり方も、もう盛りだくさんで気持ちいいです!
いや、これはほんと満足度高い舞台。オススメでございます。

ちなみに最後、あまりにもよかったのでアンケートに答えたら、
こんな記念グッズもらえました(ブックマークです)

セットもダイナミックな動きで、巨大な蜘蛛の巣に
とりこまれたような気分になりますよ。
(滑り台みたいなセットがあまり使われなかったのはちょっと残念でしたが)

上演時間約2時間15分(途中休憩30分)
食べながらの飲食OKで、客席にドリンクホルダーがあります。

ちなみに今日はかなりの雨と風だったんですが、
劇場の前までは雨に濡れずにいけるのに、
最後の最後、あの数十メートルだけが屋根でつながってないんですよね。
わずか30秒くらいの距離なんですが、ここはぜひ屋根つなげてほしかったです。
感動で劇場を出た瞬間、強風で、愛用の傘が壊れてしまいました・・・


09/12/02 大浦みずきさんお別れ会取材

2009年12月2日
大浦みずき(本名・阪田なつめ=享年53)お別れ会取材

今回の取材は、大浦みずきさんと親交のあった舞台プロデューサの方
からの寄稿という形でご紹介させていただきたいと思います。
管理人は、2年前に、イーストウィックの魔女たちで拝見したのが最後でしたが、
ものすごくかっこよかった大浦さん。
心からご冥福をお祈りいたします。

東京・千日谷会堂では、朝から大浦さんの同期生や下級生の皆さんが準備に追われていた。

午前11時半、マスコミの受付が始まる頃には、
一般ファンの人たちの行列もできており、
宝塚歌劇団OGや演劇関係者たちが続々と訪れた。

昼過ぎ、私たち取材陣は事前に祭壇の撮影を許された。
中に入ると、遺影の大浦さんが、
まるで宝塚退団の時の千秋楽と同じように赤いばらの花束を持って出迎えてくれているようで、
一時代を築いた元宝塚スターのお別れ会にふさわしい、見事な祭壇だった。

祭壇に見とれていると、前方の席に、すでに着席している人がいた。
喪服姿が美しいその人は、宝塚OGで大浦さんの二年先輩の高汐巴さん。
大浦さんが二番手時代の男役トップスターである。
愛嬌あふれた高汐さんとクールな大浦さんは、
互いの個性を引き立てあった、ステキなコンビだった。
高汐さんはどんな気持ちで二人だけの最後の時間を過ごしたのだろうか。

午後二時、お別れ会は始まった。
日本芸術院院長の三浦朱門さん、
宝塚歌劇団特別顧問の植田紳爾さん、
幼なじみの作家、阿川佐和子さん、
そして同期生の剣幸さんの弔辞があり、
アストロリコによるタンゴの生演奏へと続いた。

最初にいつもディナーショーで歌っていたという
「塩 ロウソク シャボン」(作詞/阪田寛夫いずみたく/作曲)。
川口京子さんが遺影に語りかけるように歌った。
アストル・ピアソラの名曲「バーモス・ニーナ」「オブリビオン(忘却)」は、
静かな中に力強さが感じられる演奏で、
今にも大浦さんの歌が聞こえて来そうだった。
最後は元花組の仲間たち約40人が歌う
「心の翼」(1985 詞/正塚晴彦、曲/高橋城)に見送られ、
大浦みずきさんは、天国へと旅立って行った。

「心の翼」の作詞を担当し、
男役・大浦さんの出世作「アンダーライン」の脚本・演出も担当している正塚晴彦さんは
「ただ、残念の一言です・・・」と思いを噛みしめ、
トップ時代の相手役だったひびき美都さんは
「本当に素敵な相手役さんでした。いつまでも胸の中に生き続けます」と胸中を語った。
午後五時すぎ、夕暮れ時になっても、献花の列は信号を超えて何百メートルも続いた。

大浦みずきさんは、1974年「虞美人」で初舞台を踏み、
1988年から1991年まで花組 のトップスターを務め、
宝塚のフレッド・アステアと呼ばれた。
何しろ、退団後の1992年に歌劇団の若手を率いて
「TAKARAZUKA・夢」でオフ・ブロードウェーのジョイス・シアターのステージに立ったという、
宝塚95年の歴史の中でも、飛び切りのショー・スターである。
振付家リンダ・ヘーバーマンと組んで生まれた数々の名シーンは、
決して色褪せることなく多くの人の脳裏に、
今でも焼きついている筈だし、生み出されたダンス場面は、
2007年に花月雪星宙の五組で上演されたバウ・ワークショップ
「ハロー・ダンシング」(構成・演出/草野旦)の中で再現され、
歌劇団の貴重な財産として、下級生たちに受け継がれている。

ところで、男役時代の大浦さんがとびきりにステキだったのは言うまでもないが、
女優に転向した後も、幸せな出会いがいくつもあった舞台人である。

一つ目は、勿論、アルゼンチンタンゴとの出会い。
タンゴ歌手兼ダンサーとして、友人のタンゴバンド「アストロリコ」とのつきあいを大切に、
10年以上、地道にライブ活動を重ねて来た。

二つ目は、2005年に上演された「ナイン」のリリアン役と
「NEVER GONNA DANCE」のメイベル・プリット役との出会いである。
この頃の大浦さんは舞台に立つ喜びに溢れて、
第30回菊田一夫演劇賞、第13回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。
ダンスだけでなく、歌、芝居と三拍子揃ったミュージカル女優として
大きく羽ばたこうとしていた。

「ナイン」を演出したデヴィッド・ルヴォーの弔電の一説をどうしてもご紹介したい。
「あなたは、自分がどれだけ皆から愛されていたか、
どれだけ自分が素晴らしいか、ひょっとしたらわかっていなかったのではないかな?
大好きなチタ・リベラがどれだけ素晴らしいかについて熱弁していたけれど、
チタの方こそ、どれだけ大浦みずきに憧れていたか。」

そして「ダンスシアター GIGEI-10」もきっと幸せな出会いだった。
振付家の前田清美さんと組み、2010年1月に上演される「なつめの夜の夢」で
三作目となるこのシリーズは、10年は続けたいという願いを込めて名づけられたプロジェクトだ。
(公演は1月19-24日まで、赤坂RED/THEATERにて)
大浦さんはこの舞台に立つことを励みに治療に耐えたという。
きっと、舞台に大浦みずきの肉体はなくても、大浦さんの魂はそこにあるに違いない。

取材:野住智恵子/舞台プロデューサー、カメラマン


10/03/21 That's Sanrio☆Entertainment!!@サンリオピューロランド

2010年3月21日(日)19:15
That's Sanrio☆Entertainment!!
@サンリオピューロランド メルヘンシアター

アクロバットが超気持ちいい!
宙返りがはやい!高いっ!
さらにその男の子達が若くてかわいらしいのです!!

サンリオ20周年記念のイベントで、
アクロバットをはじめ、輪、縄、ジャグリング、
ダンス、群舞と見所満載のショー!!を観てきました。
構成が秀逸で、思わず”楽しいー”っと声をあげてしまいそうでした。

飽きさせないテンポ感、構成がまたうまい。
このバランス感覚、すごい!頭の上につま先で立っておられます。

また、途中で、出演者のダンサーの方のトークコーナーがあり、
ここで進行役をされたのが北島玄さん。雰囲気を作るのがうまい方です!
ちなみにトークは、皆さん、かなり”素”で答えられていて、
それも面白く、後半、あ、あの人さっき歌った人だ・・とか
より一人一人を印象深く楽しむことができました♪

この北島玄さん、キティちゃんと並んでも絵になるんですよねー。

この青い妖精の方!めちゃめちゃキュート!まさに夢の国~♪

そしてこちら!
これも見せ方がうまい!
茎に見立てた台を手でつかみ。。
まるで開いた花が閉じるようにゆっくりと。。

おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!

ラストは、”ハローキティとオズの魔法の国”のラストのショーから、
ラインダンスや大階段が!

衣装を宝塚歌劇団の有村淳さんが担当されていたりするので、
音楽、衣装、演出は、宝塚的な楽しさがあり、
そこにメルヘンな世界が見事に融合してる感じ♪

お子さんももちろん楽しめますが、かなりハイレベルなので
大人も十分堪能できます。さらに撮影・録画OKなので、
客席を見渡すと、かなり本格的なカメラで撮影されてる方が多数!
(これはびっくり)

こうした特別ショーは時々開催されているようなので、
サンリオピューロランドのイベント情報
時々チェックしておきましょう♪)

ちなみに”ハローキティとオズの魔法の国
(お芝居とショーが素敵。作・演出は小池修一郎さん!)や、
湖のメルヘン”(こちらはアクロバット満載)は
ピューロランドで毎日上演されています。
今回のイベントは、20周年企画で、これらサンリオのショーに出ている
ダンサーの方達が集結した特別編といった感じ。
一度にがっつり味わえるので、2200円はかなりお得!
機会があればぜひ観てみて下さい!

ところで、ピューロランド、トイレが”森”です。
メルヘンシアターの隣のトイレ、入ってすぐのところに
”うーんうーん”という声が聞こえる個室があり、
そこを開けると巨大な熊がきばっておりました
(開けていいよという張り紙が貼ってます笑)。
女性トイレにも何かあったりする!?


10/05/07 うたかたのオペラ@日本青年館大ホール

2010年5月7日(金)18:30
うたかたのオペラ
@日本青年館大ホール

加藤和彦さんのアルバム「うたかたのオペラ」に収録された曲で
構成されるレビューショー「うたかたのオペラ」。

紫吹淳さん演じるメイファは、男装の麗人川島芳子と
李香蘭、この二人を頭に浮かべながら造られた架空の人物(公演プログラムより)。

このメイファを演じる紫吹淳さん、
かっこいいこと素敵なこと。
みとれまくりでございます。
合計何着お召しになられたのでしょうか。
軍服やチャイナドレス、燕尾服、そしてあの美脚!!美背中!
ラストのあの黒いドレス!と白のドレス!
歌声も素敵でした♪

公演プログラムに書いてある
ドクトルケスラーとアマカス(両方とも舘形比呂一さん)が
同一人物という設定が観てる時はいまいちよくわからなかったので
(帰りの電車で気づいた...)、
ストーリー的や内容的なところはほとんど追わず、
ただ紫吹淳さんの衣装、お姿、声と、
舘形比呂一さんのあの妖艶なかっこよさをひたすら追って堪能してました。

夢の中で漂うような”うたかた”なレビューショーでした。


10/05/18 東京シティ競馬トゥインクルレース@大井競馬場

2010年5月18日(火) 19:00
東京シティ競馬 トゥインクルレース
@大井競馬場

本日は、はい、競馬です。
これも、観戦ということで、
観劇レポにUPしてみました♪

私実は、大井競馬場へ行くのははじめて。
ずっと前からトゥインクルレースに
いきたいなーと思っていたんですね。

ろくに下調べもせずにいったところ、
まず入口で100円の入場券を購入。

ずんずん進むと、おおおお、パドック
(発走前の馬を見せてるところ)に馬が!
そこを通り過ぎたあたりで、やたり電飾が
派手な競馬場が見えてきました。

さて、どうしようというところで、
レストランで食べながら観戦してみたかったので、
4号スタンドにあるダイアモンドターンへ。
食べ放題で5000円。
空いてるかな?と思っていったら、
事前にチケットが必要と受付嬢。
今ここで買えないの?と聞いたら、
ゲート入口で買ってきてくださいとのこと。

えーっゲートまでまた戻るんですかーと
落胆しつつも、席はあいてそうだったので
ゲートまで歩いて戻ってチケットを無事購入。

5000円の食べ放題ですが、
野球観戦時の出店よりはちょっといい感じの
バイキングで、ほかに食べてる方のお皿を
みてると、カレーが人気のようでした。
たこ焼きがあったり、ケーキや野菜もそこそこありました。

さてこのダイヤモンドターン、会社の仲間のグループや
カップルをはじめ、一人でカウンターで楽しんでる人など
いろんな人がいますが、雰囲気は綺麗なので、ゆったりと楽しめます。

馬券売り場がレストラン内にあるので、
1口100円でいつでもすぐに買うことができます。

今回私は特に馬のことはわからなかったので、
倍率が高い3連単(1着、2着、3着の馬をあてる)で
自分の好きな番号でかけてみましたが、
いやー、玉砕。ことごとく、私がかけた馬は着順が後ろで。。

特に最終レースは、軸になった馬が、ダントツ大差のビリで
ゴールしていきました・・・・
でもこういうダントツビリのシーンって、テレビ中継では
トップのゴールは映しますが最後尾までは映らないので、
そういう意味でも生の臨場感はたっぷりと味わえます♪

大井競馬場のある駅は銀河劇場のある天王洲の隣。
たまには会社帰りに競馬ってのも楽しいですよ。
駅降りた時の匂いにちょっとびっくりしますが、
帰りは慣れてしまってる自分にも驚きました。

大井競馬場のダイアモンドターンの様子はこちら


10/07/08 江戸東京博物館レポ

2010年7月8日(木)昼
江戸東京博物館

大昆虫博を開催している江戸東京博物館にいってきました♪

江戸東京博物館に到着して、エスカレータをのぼると
(反射的にあの赤いエスカレータに乗ってしまった)、
到着した6階、そこは江戸の世界!
(大昆虫博は1階で開催中だった)

江戸東京博物館自体もはじめてだったので、
まずは江戸東京博物館の常設展に。

6階につくとまず目に入るのが、日本橋!!!
幕末期の日本橋北側半分の14間を当時と同じケヤキとヒノキを使って
実物大で復元しています。 
ヒノキのいい香りと、薄暗い照明も手伝って
この橋を渡ると江戸時代にタイムスリップした感覚に♪

江戸博は大きく分けて、
「江戸ゾーン」「東京ゾーン」「第2企画展示室」で構成され、
浮世絵や絵巻、着物、古地図など約2,500点、
大型模型など約50点あまりが展示されています。
人力車や、コマ回しなどの体験コーナーが多くあって、
フラッシュさえたかなければ
写真を撮ってもOKな場所が多いのは嬉しい計らいです。

江戸ゾーンにはこんなコーナーも!

助六の舞台が!

「芝居小屋・中村座」では
江戸時代の代表的な歌舞伎の芝居小屋である中村座の
正面部分を、原寸大で復元してあります。華やか!

こちらは「歌舞伎の仕掛け」
『東海道四谷怪談』のうち「蛇山庵室」の場
芝居の中にでてくるさまざまな仕掛け(4つ)を
人形をつかってわかりやすく再現してあります。
提灯からお岩さんがぬ~っと出てくる仕掛けも紹介されています。
背面に鏡が取り付けてあるので、舞台裏までみえるのが特徴で
「あ~!なるほどこうやって人が一瞬でいなくなったり
するのか~。」と見ている皆さんうなづきまくり。

「両国橋西詰」では両国橋西詰の広小路を1500体の人形を配して再現。

あと、おすすめなのがボランティアの方による解説。
助六コーナーでは、別のグループに説明されていた解説を
ついつい耳をたてて聞いておりました♪
英語、フランス語に対応できるボランティアさんもいるんだそうです。

ちなみにこの江戸東京博物館を管理運営しているのは
東京都歴史文化財団という公益財団法人さん。
どこかで聞いたことがあるなぁと思っていたら、
東京芸術劇場や東京文化会館をはじめ、
おけぴスタッフの”ごまクリーム1号”が一番好きな美術館といっていた
東京都庭園美術館もこの東京都歴史文化財団さんが管理運営されているんですね。

東京芸術劇場と東京文化会館はちょくちょく行っておりますが、
それ以外はあまりいったことがなかったので、同じ芸術つながりということで、
江戸東京博物館から大昆虫博、そして東京都庭園美術館と美術散策して参りました。
同じレポでまとめようかなとも思ったのですが、両方ともとてもよかったので、
それぞれ別ページにレポとしてUPいたしました-!

大昆虫博のレポはこちら
東京都庭園美術館「有元利夫展 天空の音楽」レポはこちら



おけぴ美術館取材班:nats & おけぴ管理人 写真:おけぴ管理人


10/07/08 大昆虫博@江戸東京博物館

2010年7月8日(木)16:00
江戸東京博物館 <特別展>大昆虫博(6/22-9/5)観賞レポ

※昆虫が苦手な方は注意してください※

お相撲さんの街、両国にある江戸東京博物館。
体験コーナーが多くある常設展も大人気ですが、
この夏注目の企画展が"大昆虫博"。

入り口前で出迎えてくれたのは、どでかいステンレスのバッタ。


(ステンレス虫・トノサマバッタ/作品:中嶋大道さん)

でかい!
背中に大人が乗ったってびくともしなさそうな大きさです!
真正面からバッタを見ると"仮面ライダー"シリーズを思い出さずにはいられない
造形ですね。もちろん、乗ってはいけません^^

入り口は背丈より大きな草のオブジェが両脇に、
いよいよ虫の世界に踏み入れた感覚です。

まず、目にとび込むのは
現存する日本最古の昆虫専門博物館『名和昆虫博物館』の
大型標本箱による”標本大ウォール”、虫の壁!圧巻です!
今にも動き出しそうな虫たちが本当にきれいな標本になっております。
昆虫の種類とメスオスの区別と国名が明記してあり、
珍しい形をした虫たちがどの国で生きていたかを見て行くのが楽しい♪

”世界の「カブトムシ・クワガタムシ」森の戦士達!!”コーナー
展示の仕方がかっこいい!見やすいです。
これは今カブトムシ50匹を家で飼っている甥っ子にぜひ見せたい!

図鑑の中でしか見た事がない虫たちがたーくさん!
羽をひろげたネプチューンオオツノカブト(国:コロンビア)。
まじまじと見れる機会なんて他にないっ。
強そうですねー!ついつい、この羽の音を想像してしまいます。
コロンビアの夜の森で樹液を求めて飛んでいる様子を想像すると、
どんどん虫の世界が頭の中に広がって子供に戻ったような錯覚に。
子供の頃、葉っぱを食べる虫の口の動きが面白くて面白くて
いつまでも眺めていたことを思い出します。


ご存知コノハムシ。まーさーに葉っぱ。
葉脈までしっかりあることにびっくりー。

スタジオジブリの「風の谷のナウシカ」に出てきそうな
マダラアシホソトビナナフシ。
まじまじ見れるのは標本ならではの楽しみ。

そんな珍しい世界の虫たちに興奮している合間に
ホッとする空間がこちら。
日本の蝶たち。きれいですよね~。
まるで、お着物を着ているようです。

虫をモチーフにした江戸東京博物館の貴重な収蔵品
(蝶模様の日用品やとんぼをあしらった甲と鎧)の展示も。
この蝶たちがずっとこの先も生きていける環境を
守らないといけないなぁと素直に思いました。


神秘的な美しさを持つテングアゲハ属

他にも「虫シアター」で"超高精細"映像により迫力満点な
昆虫の世界を楽しめたり、昆虫クイズラリー、
虫好きオヤジ3人(養老孟司先生、奥本大三郎先生、池田清彦先生)の部屋があったり、
やくみつるさんは東京の虫たちをパネルにしています。

こちらは奥本先生のお部屋で先生が本棚でしゃべって展示風景。
5分4秒のメッセージが聞けます。顔の部分だけ動画なのです。凝っています!
(養老先生、池田先生のメッセージも各お部屋で同じように聞けます)

ミュージアムショップも魅力的。
個人的にミュージアムショップに求める
「ちょっとマニアックで洗練されたもの、かつ遊び心があれば最高」
という視点から見ても、ナイスチョイスなグッズが集められております。
子供から大人まで楽しめるものがいっぱいでおすすめ!
私も、ホンモノそっくりのカブトムシマグネットと、
入浴剤玉(中からカブトムシが出て来る!)を甥っ子に購入♪

大人も楽しめる企画展です。
夏の思い出に是非お出かけしてみてください。

江戸東京博物館 企画展「大昆虫展」は2010年6月22日から9月5日まで!
公式ホームページはこちら


おけぴ美術館取材班:nats & おけぴ管理人  写真撮影:おけぴ管理人

10/07/09 東京都庭園美術館「有元利夫展 天空の音楽」観賞レポ

2010年7月9日(金) 夕刻
東京都庭園美術館
「没後25年 有元利夫展 天空の音楽」(7/3 - 9/5)観賞レポ

素晴らしかった!
建物もお庭も展示もとにかく素晴らしかったです。
平日にもかかわらず、老若男女来館者は絶えず
グッズ販売コーナーも淡々としかし盛況。
人気の高さにうなづきました!

まず、建物と作品との親和性が感動的です!!
そして、眺めていると音楽が聴こえてきそうな絵と
38歳という若さで亡くなった有元利夫さんが残した
数々の言葉がたいへんおもしろいんです。

有元利夫さんワールドにぐぐぐーーっと引き込まれる面白さを
体感。。。と言えばいいんでしょうか。1時間半、とっても集中して
一つ一つの作品、一つ一つのお部屋を楽しませてもらった後は
あたたか~い気持ちになったのでした。

イタリアの古いフレスコ画のような優しい色合いに、謎めいた女性が
画面に1人登場することが圧倒的に多い有元利夫さんの絵。
岩絵の具や箔などを用いて「風化」したよう独特な画面になっています。
安井賞特別賞を受賞し、「画壇のシンデレラボーイ」として一躍脚光を
浴びた『花降る日』では、何カ所か絵の具がはがれ落ちているのが
わかりますし、そういう様子を有元さんが愛したことも
解説からわかりました。

「フレスコ画は…略…いかにも時間そのものが食い込んでいる感じがして気持ちが安らぐ」
(「有元利夫 女神たち」美術出版より)


有元さんの作品と言葉が詰まった一冊。売店で買えます

また、謎めいた女性のまわりにいろんなものが浮いています。
紅白の玉や花、トランプや花びらなど。。。
「天にも昇る気持」という言いまわしが大好きだった有元さんは、
喜びでいっぱい、嬉しい、つまりエクスタシーの表現がその浮遊する
まわりの紅白の玉や花びらだと語ったそうです。

フレスコ画とバロック音楽を愛した有元さん。
バロック音楽を聞きながら作品作りをしたそうです。
バロック音楽の魅力を「…決して個性的になろうとはしていない。
びっくりさせようとか、どうだすごいだろう参ったか、というところがない。
なるべく自然に、リズムにしても心臓の鼓動にあわせて、人間にとって
何が心地よいかというところにすっと入ってきて、僕らを浮き上がらせてくれる。」
(「有元利夫 女神たち」美術出版より)
このように語っており、だから有元さんの作品はすっと目になじみ
あたたかで静かな雰囲気を持つのだと納得がいったのでした。

そんな有元さんは
『ヴィヴァルディ「四季」より「春」』などの
曲名をタイトルにした絵も多く描いています。

順路に従い、大理石の階段に敷かれた赤い絨毯を上ると絨毯の小広間が開けて
いよいよ、作品を見ていると音楽が聴こえて来そうになります。
いえ、本当に聴こえていたのでした。
3階につづく階段横に倉庫として使っていたお部屋…そこから、
きれいなハープの音色が流れて来ているのです。

なんと有元さんが自ら作曲した曲でした。
「RONDO」
天から響いて来るような音楽で教会にいるようです。
(売店で購入し、今聞きながら書いています)

CDの中に同じ「RONDO」が8回入っているんです。
全く同じ曲が。
「バロックの作曲家の中でも特に好きなのはヴィヴァルディ。
あの大マンネリはすごい。
おめず臆せずじっくりとマンネリをやっていくうちに、
だんだんに磨きがかかって
素晴らしいものになったというマンネリです、あれは。」

そうか(笑)

大分、ネタばれしてしまいましたが
有元さんが"手"について思うことを知れたり、
すべて大学買い上げになったという
卒業制作10点のうち5点を見ることができる今回の展示会は
またとない機会。

初めて有元利夫ワールドに触れる方にも、
もともとファンでいらっしゃる方にも、
バロック音楽がお好きな方にも、
どなたにもおすすめできる展覧会。

また、エントランスで迎えてくださる方からお部屋の隅で立っている
監視員まで皆さんが温かく、気になったことを質問するととても
多くの知識を丁寧に教えてくださいました。
1階の食堂だったお部屋の、照明や壁のモチーフはぶどうやパイナップル、
お魚や貝など食べ物づくしなんですよと教えて下さいました。
確かにそうでした(笑)
是非、お確かめあれ。

美術館自体がアール・デコ様式の素晴らしく芸術的な建築物です。
そちらもあわせてどうぞ、お楽しみください。
2010年7月3日(土)~9月5日(日)

[お詫び] あいにくの天気で(小雨)写真がきれいに撮れずごめんなさい

◆東京都庭園美術館のご紹介 →公式HP
従来の美術館とは異なり、建物自体が美術品といえます。
朝香宮[あさかのみや]邸として1933年(昭和8年) に建てられた建物を、
そのまま美術館として公開したものです。作品とその観賞空間との間に
交感が生まれるような、新しい美術鑑賞の在り方を提案しています。
また、美術館は広大な緑溢れる庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品が
あわせて楽しめる環境に恵まれ、そこに庭園美術館の名も由来しています。

チケットを持っていれば庭園にも入れます。


芝生広場

日本庭園

正門横にあるCafe茶酒、とうもろこしの天麩羅が美味しくてびっくりでした!

最後に、お得なパスのご紹介を。
その名も「東京・ミュージアムぐるっとパス2010」。
都内70の美術館・博物館、動物園・水族館・植物園などの
入場券または割引券が綴られたチケットブックなのです。これが2000円。
庭園美術館の有元さんの企画展ももちろん入れます。
(企画展の入館料は1000円なのでパス買えばかなりお得)
有効期間は二ヶ月。一日1館、いかがですか?




おけぴ美術館取材班:nats 写真撮影:nats 監修:おけぴ管理人


10/08/03 『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』『こどものにわ』@東京都現代美術館

2010年8月3日(火) 13:00
『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』『こどものにわ』
@東京都現代美術館

現在公開中のスタジオジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」。
先日私管理人も映画を観てきましたが、とても素敵な世界観!
(アリエッティがかわいいのなんの!)
そのアリエッティの世界観を、映画美術監督・種田陽平さんが”セット”に
再現したのが、この展覧会なのです。

「キル・ビルVol.1」「THE 有頂天ホテル」「スワロウテイル」など
数々の話題映画で美術監督をつとめた種田さん。
借りぐらしのアリエッティの映画製作と同時進行に、
この企画展に向けてセットを完成させたそうです。

今すぐにでも、この中で実写版「借りぐらしのアリエッティ」が撮れる!
と思うくらい、完成度が高い種田さんの世界観づくりの妙は
「すんばらしい…!!」の一言。
小人たちの目線で楽しめる”セット”が、
1200平方メートルを越える空間に!
ただの映画の展覧会ではございませんです。

まずは入場した際に、
"ミニ本2-吉田昇美術ボード集-" をもらってテンションup。
8月15日までに入場するともらえるプレゼントなんですって!

ちなみに”ミニ本1”は映画の前売りを購入した人、
”ミニ本3”は展覧会の図録を購入した人へのプレゼントだそうです。

展示は3階と1階に分かれていて、まずは3階から。
アリエッティのお家とお庭、想像を越えた楽しさです♪

入り口でまず「っうわ〜っ」と感嘆の声を漏らし、
しばらく入らずに眺めてしまった私。
映画に出てくる翔くんの手紙と、あの角砂糖がそこに!!!
私の膝丈くらいの高さのある角砂糖です。

そして入り口全体をみて二度びっくり。
アリエッティがお家に帰るときにくぐる格子が!
この格子をドンドコくぐって行くと。。。
中には、アリエッティ一家が暮らす空間が
狭い廊下でつながっていて迷子注意です!

以下、印象的に残ったところをご紹介♪♪

<アリエッティのお部屋>
カーテンを登っていくときに使った道具発見♪
(ピアスだったんですね!)

<キッチン>
暖炉は花鉢を逆さにして作ってあります!
お母さん(ホミリー)お気に入りの窓外の風景写真もありました。
キッチンのラグやアリエッティのかわいいベッドカバーは
きっとお母さん作ですね。器用でセンスがいいんだな〜♪と
映画では気づかなかった発見もたくさん。

<水を貯めてある場所>
音声ガイダンスから聴こえるピチョンピチョン
という音がとっても心地いい場所です。

<翔くんの部屋>
小人目線で翔くんの部屋も再現。イスや靴がでかい!

<お庭>
水滴がついたみずみずしい葉っぱがいっぱいです!
なんと葉っぱをすかしてみると葉脈もみえました!
草花がのびのび、大人の背丈よりずっと大きい
赤紫蘇やタンポポが生えていて、
ここが一番小人を実感できるかも?
何匹てんとう虫がいるか、数えてもおもしろそうです♪

<お父さんの小さな工房>
個人的にとても胸キュンしたお部屋です。
セロハンテープおっきーっ!!

天井にゴキブリがいたり(動いています!!)
CMでおなじみの糸ぐるまで登って行くあの装置まで再現してありますよ。

次に1階へ移動。
1階には種田陽平さんの手掛けて来た作品の紹介や
「スワロウテイル」に出てくる「円都〜イエンタウン〜」紹介も。
今回の展示セットをつくった過程や苦労、
思いなどがゆったりと楽しめる展示空間になっています。

情報量がとっても多い1階スペース。
美術に感心がある人は、音声ガイダンス(500円)を借りるのがいいと思います。
1つ1つの映画とそのセットをつくる過程の解説が詳しくたいへん興味深い内容です。

その音声ガイダンスですが、3階はずっと音楽と場所に合わせた効果音が流れます。
解説はないので、最初は少々物足りないと感じましたが、
セシル・コルベルさんの奏でるあの音楽を聞きながら世界に浸るのは、
とっても気持ちのいいものでした。
1階では情報という意味でその効果をいかんなく発揮してくれます。

最後のオフィシャルショップも大盛況。
アリエッティの髪留めは、入荷する度に売り切れて今はない様子。
あれ欲しいんですよねー。あの映画と同じものが(笑)
また入荷があるといいですね♪

というわけで髪留めはなかったのですが、
壁紙柄A5ノートとセシル・コルベルさんのイメージ歌集アルバム
「借りぐらし」(\2500)を購入(映画に出て来る歌が14曲収録)。
今そのCDを聴きながらレポ書いてます♪♪気持いいBGM〜♪

中は撮影禁止ですが、展覧会場外にこんなものがありますよ。
アリエッティになった気分でパシャっとする子供がいっぱい!大人もいっぱい!

映画をご覧になった方には、その熱気醒めないうちに
絶対行ってほしい、奥が深い展覧会です!
3階、1階ともに、ゆっくりみようと思えば、各1時間くらいでしょうか。
(なので合計で2時間くらいみておくといいと思います)
友達や家族といっても楽しいですが、一人で行っても充分楽しめる展覧会です。
時々耳をすまして、まわりの人達の会話を聞いているのも楽しいですよ。

映画と合わせてこの夏、経験すべきマスト展覧会、要チェックです!


そしてもひとつ、この東京都現代美術館の
地下1階にて、同時開催している『こどものにわ』もご紹介しておきましょう。
小さなこどもの認識世界や心象風景に着目して構成する展覧会で、
5組の若手アーティスト、建築家による体感型・参加型の作品が親子で楽しめます。
総勢12名でプレーする巨大サッカーボードゲームが一番の人気でした。
プレーヤー(人形)は地元の乳幼児とその保護者によるワークショップで
アーティストと一緒に手づくりしたそうです♪

床一面に敷かれた250平方メートルの白いフェルト。

フェルトに顔料で描かれた花模様が、観客が花畑の上を
歩くことで徐々に花や葉っぱの輪郭が崩れて行きます。
歩くっていうより、広い空間に興奮したこどもたちは
走り回っておりましたけどね(笑)
こんな感じで踏まれていない場所は模様がしっかり。

約8000枚の小さい鏡を床に埋め込んである
その上を子ども達が走り回ることによって、
反射する光の変化であそべる万華鏡のようなお部屋。

ここはフラッシュさえたかなければ、撮影OK。
30分くらいで回れるので、
(ゲームに夢中になったらもっとかかっちゃいますが…^^)
『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』の帰りに
親子で身体をつかって発散して行ってもいいかもしれません!

いずれも10月3日(日)まで東京都現代美術館にて。
(半蔵門線清澄白河駅から徒歩9分、東京駅からバスも)


おけぴ美術館取材班:nats 写真撮影:nats 監修:おけぴ管理人

10/08/08 オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ@東京都写真美術館

2010年8月8日(日) 16:00
オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ@東京都写真美術館

恵比寿ガーデンプレイス内にある”東京都写真美術館”。
開催中の写真展「オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ」
を鑑賞してきました。

独学で写真の技術を身につけたオノデラユキさん。
1991年第一回写真新世紀展優秀賞を受賞。
「謎めいていることは貴重である」と評価され、
その後パリに拠点を移して活動。2006年には、
フランスで最も権威ある写真賞「ニエプス賞」に輝きました。

コンパクトにまとまった今回の展示では、
大きく分けて、9種類の作品群を
かなり大きく贅沢に見せてくれます。

すべての写真がとても謎めいていて、かつキレイ…です。
独特なユーモアと都会的なセンス。

キラキラしているところ
ピンクなところ
”擬態”をテーマにしているところ
モチーフが服なところ
蚤の市で手に入れた革張りの箱形カメラが宝石箱に見えて、
箱の中にびー玉を入れてみたり…

”女の子”な視点を
感じるところも魅力的。

「オルフェウスの下方へ」では、
ホテルの一室を写した大きな作品と、
茂みが写ったポラロイド写真くらいの小さな作品が並べて展示され、
そのいづれにも地球上の位置を示す緯度と経度が記されています。

実際に起こったホテルの事件をヒントにこの作品をつくったオノデラさん。
ある人物がこのホテルで行方不明になったという事件でした。
事件後、オノデラさんはこのホテルの同じ部屋に泊まり、
行方不明になった人がどこへ消えてしまったのかを考え、
昔の伝説を思い出し、地球の裏側まで行ってしまったのではないか
と思ったそうです。そこで、オノデラさんはわざわざ地球の裏側まで行き、
実際に真裏にあたる緯度経度の場所で小さい写真を撮影したというわけなのです。

「Transvest(トランスヴェスト)」は、
雑誌に載った人を切り抜きその形を写真に写した作品です。
等身大くらいに大きいです。一つの作品に一人。
人物(のシルエット)たちはちょっと浮いています。
よく見ると、人間のシルエットの中には
夜の街や木、自然の風景が隠されていました。
虫が自分の姿を擬態させるように、ここに写っている
人達は何から身を隠そうとしているのでしょう。
パッと見ると、人物のシルエットに隠れている夜の街や木が
模様のようにキラキラ浮き上がって見えます。
まるで、電飾だらけの人間のよう。
でも、その様子が怖いわけでも悪趣味なわけでもない。。。
ただ、不思議です。
そして、キレイです!

是非、お出かけ下さい♪

会期:
2010年7月27日 ( 火 ) ~ 9月26日 ( 日 )
休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
料金:一般 700(560)円/学生 600(480)円/中高生・65歳以上 500(400)円

美術館帰りにガーデンプレイス内のオープンテラスで
友達と珈琲を飲んでいると、クラシック音楽が聞こえてきて
視界にはキレイな建物とオリーブの木。
とーってもいい気分♪
後味◎の東京都写真美術館でした。



おけぴ美術館取材班:nats  監修:おけぴ管理人


10/08/12 DRUM LINE LIVE@東京国際フォーラム

2010年8月12日(木) 19:00
DRUM LINE LIVE
@東京国際フォーラム

学生時代に映画を見て興奮し、
たまたま先日深夜にやっていたテレビで
再び観て、ドラムラインかっこいー!と再び興奮し、
CMしていたDRUM LINE LIVE も観に行こうと思って
かなり楽しみにいってきたのですが、
久々に撃沈。

おっちゃん達のビッグバンドのコンサートな感じ。
決して若くはない黒人女性ダンサーにもいまいちやる気が感じられず。
演奏するナンバーも懐かしさに浸る系で、同調できず。。
アメージンググレースも、気持ちよくなかったです。

ストーリーはこれっぽっちもなくて、
映画の面影は全然ありませんでした。


マイケルのモノマネはいらないです。
楽しみにしていたフォーメーションも
ただ動いているだけで、全然揃ってなくて。

事前にちゃんと調べずにいってしまった自分がだめなんですが、
私が観たかったのは、あの映画の興奮の再現だったので、
中途半端な演技や振付はいらないよー状態で。。

でも、第二部のドラム対決は楽しかった。
そう、こういうのを観たかったんです!
こういうののオンパレードと思ってたんですけどねー。

ドラム対決もそこそこで切り上げて、再びまたコンサートに。
最後は客席をスタンディングさせての演奏でしたが、
ノれなかったです。

ドラムラインのドラマーのスーパーテクニックを
期待しておりましたが、残念でした。

p.s. あれだけ映像解説するんだったら日本語字幕は必須と思うのですが...


10/09/01 YAMAHAピアノ工場見学レポ@YAMAHA掛川工場

2010年9月1日(水) 15:00
YAMAHAピアノ工場見学@YAMAHA 掛川工場

ヤマハピアノのふるさと「ヤマハ掛川工場」にて、
グランドピアノの製造工程を見学できる!との情報を聞きつけ、
「こだま」に乗って行って参りました!
というわけで、今回は100年を超える伝統技術でつくる
国産グランドピアノづくりをレポ♪
(ちなみに管理人の趣味は、観劇の次がピアノ演奏であります)

国際的なピアノコンクールにおいてもスタンウェイに次いで
多く使用されていると言われるYAMAHAのピアノ。
(私の実家にある縦型アップライトピアノもYAMAHAでした)

工場見学の前に、ヤマハの方からショールームに展示してある
ものについていろいろ説明していただいたのですが、これが面白かった!

まずはヤマハ株式会社の創立者「山葉寅楠さん」。
ヤマハって創立者の方のお名前だったんですね。

この山葉さんは和歌山の方で、
静岡県浜松市を訪れた際に、たまたまオルガンの修理を
頼まれたことがきっかけなのだとか!

その明治時代の初期のオルガンが展示してあって、
実際にどうぞ弾いてくださっていいですよとのこと、
ウキウキしながら弾いてみました。感動~。
ちゃんと音出ます、足で空気を送るのですが、
そのキコキコ具合が歴史を感じて気持ちいい!

ピアノの簡単な構造説明、
ヤマハ楽器の紹介VTRを拝見した後、
工場見学へと続く90分コースいざスタート!

グランドピアノをつくる行程のほとんどを見学させていただきました。
施設もとてもきれい!
グランドピアノは8:2の割合で木と金属から出来ているそうで
大部分が木でできていることから、必要な技術力と熟練度が
半端じゃない!ということがよ~くわかるツアーでした。

木は温度や湿度で反ったり、膨張したりするため
鍵盤がスムースに上がって下がるか、鍵盤同士が同じ高さになるか
といったことを、厚さ0.数ミリ、0.0数ミリの紙をつかって
調整されているのです!気の遠くなるような作業!
そのほか、鍵盤、アクション、ダンパー、ハンマーなどを
取り付ける度に、いろいろな調整がなされてました。

また、自動打弦機というのもありまして、
実際にピアノを弾いてみたとき、部品がづれてはたいへん!ということで、
試験的に短時間にひたすらランダムに鍵盤を弾き続ける機械なのだそうです。
「その音は人間が聞いていて心地いいものでは到底ありませんので、
防音室に入れてこの行程を行います。」という案内がおもしろかった!

そしてピアノに脚をつける前に、
取り付けた部品と部品が馴染むまで、
何台もピアノ棚に寝かされる部屋があり、
まるで大きな大きなチーズのように寝ているピアノ達。
ちなみに国内に出荷するピアノと、海外の乾燥した地域に
出荷するピアノでは寝かせる期間なども変えているとのこと。
日本で弾いていたピアノをそのまま海外に持って行くと
気候の変化で全然変わってしまったりしてしまうのだそうです!

見学コース最後は、同じ型番の3台のピアノの
弾き比べをさせていただきました♪
まったく同じ型番なんですが、弾き比べてみると、
音が硬かったり、やわらかかったり、優しかったり、
違ってくるんです。1台1台に、しっかりとした個性があるんですよね。
音は、木の木目に沿って音が走るそうで、
1台1台、木が違うからこそ、
1台1台に職人さん達によって細かな調整が入るからこそ
個性が出るんだなぁと実感しました。

時代によって求められている音も違うそうで、
木や弦の調整なども、時代のニーズに応じてかわってきてるそうです。


同じ型番のピアノ3台を弾き比べ♪

見学後は、ピアノの展示スペースでYAMAHAの
様々なピアノを自由に触らせていただきまして、
こんなにもピアノによって音が変わるのっ!?とびっくり。

このリヒテルのピアノの横にあった解説の言葉が印象的だったのでご紹介しておきますね。
「ほんとうに良いピアノというのは、心の感度を表現してくれるピアノである。
悲しい音を出したい時には、悲しく鳴ってくれなくてはならない。
簡単にいえば、表現力が広いピアノほど良いのである。
ヤマハは、繊細な心の感度を表現しやすく、かつブリリアントな響きを持っている。
だから私はヤマハを愛する」(リヒテル談)

このリヒテルが1994年最後の来日公演で実際に弾いたピアノが、自由に弾けるんです!!
すごいです!すごかった!
低音の和音の響きがまさにオーケストラのようでした!
気持ちよかったー。ずっと弾いていたい心地よさでした♪

今回、見学して思ったのは、職人さんたちが若いなーということ。
黙々と各工程でピアノと向き合う職人さん達は
ジーンズ姿だったり、意外にも思い思いの服装。
聞いてみると、ここ数年間のヤマハの最重要課題は
「世代交代」だったそう。無事に世代交代ができたんですね!

この職人さん達が、手づくりで丁寧に国産ピアノを
生み出している場所を国内で見学できる場所は貴重です!
のどかな田舎風景が広がる場所ではありますが、
全国から見学者が来るので満員の回も多いとのこと。
1か月以上前に予約するのがおすすめです(無料です)♪
詳細はYAMAHAの工場見学のページよりどうぞ。
(東海道新幹線「掛川駅からタクシーで1000円くらい」の場所です)

将来、自分でグランドピアノを持つ日が来るのを夢見てがんばるぞ!
(そしてピアノは白色がいいっ!)


帰りにいただいたお土産。打鍵のフェルトの部分のキーホルダー!カバンにつけてます♪

10/09/26 シオタクター Birthday Tea Partyレポ@東京會舘

2010年9月26日(日)17:30
Shiotactor(シオタクター) Birthday Tea Party@東京會舘

この日は、ミュージカル界の踊る指揮者、
塩田明弘さんのBirthdayお茶会が開かれ、
私管理人もスタッフとして参加。していたのですが、
今まで聞いたことのなかった塩田さんの楽しい話や
嬉しいゲストにワクワクした、あっという間のひとときでした。

ご存知の方も多いと思いますが、塩田明弘さんは
帝国劇場で上演中の「エリザベート」の指揮者も務められていて、
指揮者でありながらファンクラブまであり、
最近では舞台後トークショーの司会までやってしまうという、
異例のミュージカル指揮者さんでいらっしゃいます。

お誕生日のお茶会も3回目を数える今年、
なんと100人を超える人が東京会館に集合!

今回のお茶会は、冒頭まずはサプライズ企画からスタート。
普段から塩田さんの指揮でパーカッションをご担当されている
長谷川友紀さん麻紀さんの姉妹がリズミカルに太鼓を叩きながら、
塩田さんの背後からご登場!!
まさかの長谷川姉妹の登場と会場みんなの手拍子&おめでとうコール、
だめ押しのクラッカーで塩田さん、感無量になっておられました。
嬉しそうな塩田さん。


(塩田さんがつっぷしていらっしゃるのがわかります?)

実は塩田さんご入場の直前まで、長谷川姉妹とお客さまで
一生懸命リハーサルが繰り返されていたのです♪
リハで声が控えめだったみなさまも本番では
すごく盛り上がって!私もグッと来てしまいました。


長谷川麻紀さん(左)と友紀さん(右)

お二人のファッションがなんともかわいい。
友紀さんの頭にはアリエッティの髪クリップも。かわいーお似合いー!
そして、流石の腕前です。このギャップがたまりません。本物!

ここからは、塩田さんの魅力の一つ、その軽妙なトークが炸裂。

2010エリザベートトークに始まり、
(このお茶会に参加してよかった~と皆が心の中で思っているのが
伝わってくる空気が充満)指揮法ミニレクチャーと続きました。
指揮って右手と左手が別の動きをするから難しー。
でも、脳を活性化させるためにはとてもいいそうですよ。

そして、ミュージカル指揮者 20年史クイズと題して
クイズを出し、VTR付きで塩田さんが解説していくという参加型の素敵な企画。
こちらは、まったく時間が足らず「もっと話したかったよー!」と
終了後におっしゃっていましたので、今回参加を逃した方は次回に期待大ですね。


(ジキルとハイドへの思いを語る塩田さん)

塩田さんの音楽・ミュージカルへの愛が溢れたトークは本当に楽しい!


(昔の記事などもご紹介。髪が黒い!)

恒例となったジャンケン大会では、この日のエリザベートで
塩田さんが実際に振っていた指揮棒をプレゼント!

とーっても盛り上がりました♪

最後は全員でハッピーバースデーの大合唱♪
長谷川姉妹のハンドベルに続き、
私管理人も、ピアノで歌の伴奏を担当させていただきました♪
演奏前に、私の紹介までしてくださって、ありがとうございました!
(塩田さん、段の上からで失礼いたしました)

シオタクターメールマガジンは登録無料なので、
今回のようなお茶会企画や、
シオタクター観劇会(今回もエリザ+お茶会の観劇セット企画でした)
などの情報が欲しい方は、
登録無料のシオタクターメールマガジンをぜひご登録下さい。

あ!最後に名古屋まわりに住んでいる方に朗報が!
10月31日(日)から毎日曜日、塩田明弘さんが
中日文化センターで講義をされるそうです!

p.s. シオタクターのロゴが入った手提げバックがお土産でした。
ちゃんとパンフレットが入る大きさになっているところがニクいっ
(このロゴマーク、ト音記号の中心が Shiotactor の「S」になっていて
Shiotactor の下のバーは指揮棒になってるんですよ♪)


10/09/27 特別展「隅田川」@江戸東京博物館

2010年9月27日(水) 13:00
江戸東京博物館 特別展 隅田川~江戸が愛した風景~
@江戸東京博物館

バラエティに富んだ作品たち!花火の表現がとってもユニーク!

「隅田川」という共通点で集められた110点以上の
屏風絵、絵巻、錦絵、版本を鑑賞できるこの展覧会。
8割以上が館蔵品であり、これほどの規模で隅田川の絵が
集まるのは他にあまり例がないとのこと!
平日昼間にも関わらず、多くのお客さんで静かににぎわう会場
1点1点がとてもきれいで心落ち着きました。
まるで水辺を歩いた後のよう♪

落ち着く絵が続いたかと思うと、
遊び心いっぱいの絵があったり。

両国橋と日本橋をそれぞれ渡る力士たちが
表情豊かに、画面いっぱいはみだしそうな構図で描かれていて、
力士の表情が一人一人違っていて本当に面白い!
(凌雲斎豊麿「天明八戌申歳江戸大相撲生写之図屏風」)
ぜひ絵の近くでじっくりとみてみてください。

「向ふ島ほたるかりの図」では、
三組の親子が蛍狩りを楽しむ様子が描かれています。
昔の隅田川には蛍がいたのですね~!
昭和初期まで、隅田川は川底が見えるほどの清流だったそうです。

今はなくなってしまった習慣もありますが、
多くは残っている生活習慣。
中でも花火は点数が多くて、その花火の表現が非常にユニーク!
火の玉!?と思うものから太陽のようなもの、
うねうねしている花火や、

手持ちの大きな花火も発見。
打ち上げ花火の前は手持ち花火が主流だったようです。
手持ちとはいえ大きい!職人さんは大変だったことでしょう。

花火に舟遊びに、お花見、雪遊びなど、
江戸の文化や生活の中に根ざした隅田川を感じる絵がたくさん。

↓こちらは筆者不明の影からくり絵。
初めてみました!
絵の後ろから光を当てるとこれが

こうなります↓

提灯や花火の部分の紙をくりぬいて、
和紙をはってあるので光が透けるのです。
この絵の隣にあるもう一つの影からくり絵はしみじみ感動!!
是非、実物をご覧になってください。

↑こちらは昭和九年から描き始められた作品で、
はっきりとした遠近法など大胆な構図が魅力的な墨画の画巻。
(藤牧義夫「隅田川両岸画巻」No.2、No.3)

そして私が一番好きだったのがこちら↓(写真:図録から)


(歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」)

たいへん有名な絵ですから、教科書などでは何度も見ていましたが、
本物の前に立ったとき、夕立の音が聞こえてきそうになって驚きました。
ものすごい存在感です。
歌川広重の絵は他にも数点あり、眺めてはため息しておりました。
特に構図がたまりません!
ぜひぜひこの機会に本物をご覧になってみてください。

今の隅田川と言えば両岸まで迫るマンションと、
遊歩道(隅田川テラス)でランニングをする人々、
そこにはスカイツリーも合わせて思い浮かぶわけですが、
絵の中では隅田川をふくめた景色がとても広く、空も広いことに気付かされます。
この秋、かつての隅田川を眺めながら深呼吸してみては、いかがでしょうか?


2010年9月22日(水)~2010年11月14日(日)
江戸東京博物館 1階 展示室
JR総武線両国駅西口徒歩3分、都営大江戸線両国駅A4出口徒歩1分
詳細はこちらからどうぞ

40分から1時間くらいで観れる、ボリューム感です。
図録(2300円)も素敵!
※展示期間中に「前期」と「後期」で大きな展示替えがあります。
さらに2週間で展示替えとなる作品もありますのでご注意下さい。
◆ 前期:9月22日(水)~10月17日(日)
◆ 後期:10月19日(火)~11月14日(日)

※学芸員の我妻直美さんに見所を伺ってから鑑賞させて頂きました。
※このレポの写真は許可をいただいて撮影してますが、
通常特別展の中では撮影できませんのでご注意下さい。



おけぴ美術館取材班:nats 撮影:nats 監修:おけぴ管理人


10/11/28 トシ・カプチーノのNYエンタメセミナー@新宿花伝舎

2010年11月28日(日) 19:00

新宿でトシカプチーノさんのトークライブに。ブロードウェイの今や、裏側も垣間見ることができて楽しいひと時でした。また今回初めて話された過去のお話も、お人柄が知れて聞けてよかった。明日ブロードウェイ初日の巨額の制作費作スパイダーマンのレポ楽しみにしてます!
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11/04/26 プロ野球千葉ロッテvsオリックスバファローズ観戦レポ@QVCマリンフィールド

2011年4月26日(火) 13:00
プロ野球公式戦
千葉ロッテマリーンズ vs オリックスバファローズ観戦レポ
(3塁側フィールドウィングシート)
@QVCマリンフィールド(今年から球場名が変わりました)

東日本大震災の影響により、2011年のプロ野球は18日遅れで開幕となりました。
本日は、野球大好きなおけぴスタッフ米山がレポートさせていただきます。

今年の野球初観戦は千葉ロッテマリーンズ vs オリックスバファローズ。
4月中はナイター自粛ということで、平日ながらデーゲームでの開催です。

昨年日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ。
今年の注目は荻野貴司選手。

まあ一度、球場で彼の走る姿を見てください。
とにかくめちゃくちゃ足が速い!
ルーキーイヤーの昨年は開幕から抜群の脚力を生かして大活躍。
足の怪我で5月に戦線離脱してしまいましたが、
わずか46試合で25盗塁という驚異的な数字を残しました。
今年からショートにコンバート(守備位置を変更)。
どこからでも点の取れる強力マリンガン打線は今年も健在です。

張りつめたお尻と太ももに注目。この筋肉が俊足を生み出します!


こちらも俊足、トップバッター岡田幸文選手↓

このゆとりのある構え!元メジャーの貫録十分な井口資仁選手

美しすぎる打撃フォームにカメラも釘づけの福浦和也選手

どことなく愛嬌のある、存在感抜群のキムテギュン選手

9番を打たせるのはもったいない!今江敏晃選手


一方のバファローズ、注目はやはりT-岡田選手。 昨年は「ノーステップ打法」で大ブレイクし、見事本塁打王を獲得しました。

これがうわさの「ノーステップ打法」

グラウンドでもひと際目を引く、非常に華のある選手です

T-岡田選手に加え、坂口選手、後藤選手、イスンヨプ選手
といった左の強打者が打線を引っ張ります。

走攻守すべてがトップレベルの切り込み隊長、坂口智隆選手

小柄ながらパンチ力のある打撃が魅力の後藤光尊選手

今年こそ復活に期待。イスンヨプ選手(彼も打撃フォームがきれい!)

さて試合のほうですが、マリーンズの先発は昨年プレーオフで
大車輪の活躍を見せたエース成瀬善久投手。
対するバファローズは、昨年巨人から移籍して
9勝と見事復活した木佐貫洋投手が先発。開幕投手の投げ合いとなりました。

腕が体の前を通って上がってくる、成瀬投手独特のフォーム
今日はストレートの調子はいま一つだったそうですが、スライダーがびしばし決まります。

ベンチ前で投球練習する木佐貫投手

試合が動いたのは4回表、バファローズの攻撃。
ワンアウトからT-岡田選手がライトオーバーのヒットで出塁。
北川選手アウトの後、インスンヨプ選手の打球はフェンス直撃の大きな当たり!
T-岡田選手激走!ホームへ突っ込みます!!!

惜しくも本塁タッチアウトとなりましたが、
スタンドからは「よく走ったぞ!岡田!!!」
というあたたかい声援が飛んでおりました。

ピンチの裏にはチャンスあり。4回裏、マリーンズの強力打線が爆発します!
大松選手がセンター前ヒットで出塁。

そしてキムテギュン選手、先制のタイムリーツーベース!

フォアボールとエラーで満塁となったあと、岡田選手、俊足をとばして内野安打!
押し出しでさらに1点追加後、サブロー選手がとどめのタイムリーヒット!

この回一気に5得点。マリンガン打線、本領発揮です!

マリーンズは7回にも今江選手がタイムリーヒットを放ち、
バッファローズを突き放します。

結局9回を一人で投げ切った成瀬投手。
被安打6無失点、12奪三振の快投で、2戦連続の完封勝利。
対オリックス戦はなんと10連勝!
頼れるエースの見事なピッチングと強力打線の集中打で6対0、
マリーンズ完勝のゲームでした。

成瀬投手、今年も大車輪の活躍を期待しています!

<おまけ>

球場併設のマリーンズミュージアム。懐かしい写真・ポスターが展示してあります。

こちら懐かしのリー兄弟。
左がレロン・リー(兄)、右がレオン・リー(弟)。
弟レオンは対戦相手のオリックスの監督をしていたこともあります。

このほか、伊良部投手の衝撃写真も!興味ある方はぜひ球場へ足を運んでみてください。


おけぴ取材班&撮影:チーム米山  監修:おけぴ管理人

11/07/14 プロ野球千葉ロッテvs西武ライオンズ観戦レポ@QVCマリンフィールド

2011年7月14日(木) 18:00
プロ野球公式戦
千葉ロッテマリーンズ vs 埼玉西武ライオンズ観戦レポ
(内野SS席)
@QVCマリンフィールド

おけぴ野球観戦部隊の、スタッフ米山と吉田が球場に繰り出しました。
本日は、隊員を代表して吉田がレポートさせていただきます。

晴天の7月14日17:30頃、海浜幕張駅に到着。
100円送迎バスで球場までの道すがら、車窓から垣間見えるのは地震の爪痕でした。
歩道橋に数十センチの段差ができているのを発見し驚きましたが、
車内は野球観戦を楽しみに高揚したファンの熱気で充満しています。
プロ野球を見れることの喜びを改めて実感し、自然と笑顔が湧き上がってきました。

球場に足を踏み入れる瞬間は、いつも興奮してしまいます。

通路を抜けた先に忽然として目に飛び込んでくるのは、
大パノラマで広がる緑のグラウンド、
ぐるりと取り囲んだ傾斜のあるスタンド、そして大きな空です。
演劇の幕開けに似て、これから起こることを期待し気分は晴れ晴れとし、
その瞬間日々の煩わしいこと
(図書館に本を返さなきゃとか、新しい靴下買わなきゃとかまでも)
を一切忘却し、まるで少年期に感じた球場の興奮をそのままに、
急ぎ足で自分達の座席へ向かうのです。

今回はバックネット裏の内野SS席!
バッターボックスが近く、打球も目で追いやすい絶好の位置です。
試合中「贅沢な席だねえ」と、ことあるごとに隣の米山へ報告。
その都度「ねえ」と米山。


やや望遠してますが、銀仁朗がこれだけ近い!

テレビで観る野球と、球場で観る野球とでは、
全くの別物と言ってもいいくらい観戦態度が変わってきます。
球場に行けば、選手本人が今まさにそこにいて野球をやっています。
選手達の肉体は元々が大きい上に鍛え抜かれており、
云わば超人のような存在感です。
それが躍動し、しのぎを削る攻防を披露してくれるのを目の当たりにすれば、
誰しも魅了されるに違いありません。


ボールボーイは大事なお仕事。おかげで試合がスムーズに進行します。

子供たちに将来の夢を聞けば「プロ野球選手」と答えるのも、
選手たちが格好良いからに他なりません。
人間の本能が、彼らの格好良さを肯定してしまうのでしょう。
そして、スタンドには風が吹き、歓声が轟き、
僕はカツカレーを食べ、思わず絶叫して声をからし、
たまに可愛い売り子さんを目で追い、
トイレに立っていい場面を見逃し、
お菓子を買いに行っていい場面を見逃し、
ともかくも興奮と邪念を全身で感覚しながら楽しむことができるのです。

野球が苦手な人にその理由をじっくり問うてみると、
大抵の場合は幼少期に父親が野球中継で
テレビを占領していた過去が浮かび上がって来ます。
夜のスポーツニュースでは、
さっき見た試合結果を別のチャンネルでまた見ている様子に辟易しているのです。


カメラマンさん達は決定的瞬間を逃しません

野球結果のハシゴは僕自身もやってしまうことなので反省しなくてはなりませんが、
野球が苦手な人は必ずしも野球というスポーツそのものに対して
文句を言っているわけではないようなのです(そんな場合もありますが・・・)。
一度スタジアムで本物の野球を見れば、その快感を知ることができます。
まるで野球に縁の無い実家の母を思い浮かべ、
あるいはアンチですらある友人のことを、
一度でいいから球場に無理矢理連れて行くべきだと、
そんなことを思っているところで、ふと思い出しました。
これを忘れてはいけません。
ロッテの試合で僕は必ず「ロッテ コアラのマーチ」を購入します。

余計な話が長くなりました。
ロッテは小林敦投手、西武は帆足和幸投手の先発。


小林敦投手です


こちら帆足和幸投手です

序盤、ロッテのカスティーヨ選手のタイムリーで1点が入りますが、
以降は両チームとも0点が続きます。

さて、どことなくユーモラスな名前のホセ・カスティーヨ(ベネズエラ出身)は、
大リーグでも活躍していたなかなか優秀な選手で、
昨年は横浜ベイスターズに所属し今年から千葉ロッテでプレーしています。
日本にやって来る助っ人外国人選手には、大きく分けて二つの分類があります。
真面目に日本の野球に取り組み好成績を残す上に、
日本の社会、日本のファンに対して勉強熱心なタイプ。
もう一方は、口からでまかせホラでも何でも自分を大きく見せて、
いざ蓋を開けてみるとさっぱり活躍せずに、とっとと去って行ってしまうタイプと。
このツータイプのどちらが魅力的かと言えば、どちらも魅力的なのです。
いずれにしても裸一貫この島国にやって来て、
腕一本、バット一本で生計を立てようと言うのですから大したものです。
カスティーヨは横浜でチラホラ、エラーをやらかす選手でしたが、
一方で「守備ならどこでも守れる」と豪語しており、
実際投手と捕手以外ならできるそうなのですが、
若干の眉唾を感じないでもありません。
そこがこの選手のおもしろいところで、
打席に立つ背中を見ていると、つい応援したくなります。

試合は投手戦。ロッテ新人の小林投手が、西武の帆足投手に投げ勝ちました!
千葉ロッテ 2-1 西武ライオンズ

自分の年齢を省みると、プロ野球選手で言うところの、もうすっかりベテランの域。
そろそろ引退を考えなくてはならないところに来ています(考えなくていいのですが)。
だからでしょうか。このところ若い選手の活躍が嬉しくて仕方ありません。
これからのプロ野球が益々おもしろくなりますように!
今年もまだまだ球場へ足を運ばなくてはなりません。


おけぴ野球観戦部隊&撮影:吉田、米山 監修:おけぴ管理人

2012年の総決算!観劇感激プレイバック♪【観劇レポ総集編】

2012年も今日で最後!
ということで、2012年におけぴがレポした公演の中から
ピックアップして、“おけぴオリジナルバナー”と一緒にプレイバック企画♪
(画像をクリックすると、レポのページにジャンプします)

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